永続罠
手札の[[魔法カード]]1枚を捨てる事で、
相手ライフに500ポイントダメージを与える。
5スレ目 589 :名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2012/06/18(月) 22:09:42.32 ID:Xoz4Mbbx0
決闘者なら誰もが一度は思ったことがあるはずだ。「こんな時ファイヤー・ボールがあれば」と。
《ファイヤー・ボール》 とはバトルシティにおいて使用が禁止されていた程の強力カードである。
遊戯王5D'sでは幾度か登場し、視聴者に強烈な印象を与えている。
このように多大な原作・アニメアドを得ることができるカードなのだ。
相手のライフポイントが風前の灯火になった時、《昼夜の大火事》や《ご隠居の猛毒薬》ではなく《ファイヤー・ボール》を思い出す決闘者は多いだろう。
《ファイヤー・ボール》はそれほどインパクトのあるカードなのである。
この《零式魔導粉砕機》を使うことで、手札にある魔法カードを全て《ファイヤー・ボール》にすることができる。
相手のデッキやフィールドの状況によっては腐ることのある魔法カードを、現環境ではほぼ腐ることのない《ファイヤー・ボール》に変えるのだ。
率直に言うと、遊戯王OCGにおいては大した影響力の無い《ファイヤー・ボール》がデッキに投入されることはまず無い。
しかしこのカードによって手札の魔法カードを、本来の効果としても、《ファイヤー・ボール》としても使用できるようになる。
《ファイヤー・ボール》をデッキに入れることなくその効果を使うことができるのである。
たかが500ダメージと言えど、戦況を大きく変えたり、止めを刺すカードになる可能性は大いに存在する。
このカード以外は全て魔法カードを投入し、実質《ファイヤー・ボール》59枚という夢のようなデッキを構築することだって可能だ。
また、単に《ファイヤー・ボール》を発動する時と違い、罠カードの効果の発動なので《魔宮の賄賂》等で無効にされてしまうということもない。
更にこのカードには1ターンの回数制限がない。魔法カードを手札に加え続けられるコンボがあれば1ショットキルができる。
もちろん罠カードなので相手ターンにも効果を発動することが可能。相手がライフコストを払った直後などに発動できれば絶望を与えられることだろう。
次に、このカードのコストに《
火の粉》を使った場合のことを考えてみる。
《火の粉》は200ポイントのダメージを与えるカードだが、このカードの効果によってそのダメージは2.5倍に上昇する。
つまり、
1.5枚のアドバンテージが得られるのだ。
お手軽アドバンテージ稼ぎにバーン効果…これはコナミによる規制の対象にされているはずである。
BEGINNER'S EDITION 1(第7期)にも収録されていることから、コナミがその存在を忘れているとも考えにくい。
もっともBEGINNER'S EDITION 1を購入する人はそれほど多くないようなので、このカードの存在を忘れている、あるいは知らない決闘者は多いかもしれない。
だがもしコナミがこのカードの凶悪性に気づき、制限カードリストに名を連ねることになったら…
《零式魔導粉砕機》の知名度は急上昇し、激しい争奪戦が巻き起こるだろう。
詐欺や窃盗などの犯罪行為も生みかねない。
このカードは存在を忘れられることで、真の意味で禁止カードになっているのだ。
5スレ目 589 :名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2012/06/18(月) 22:09:42.32 ID:Xoz4Mbbx0
手札の魔法カードをダメージに変換するカード。
しかし、大抵普通にファイアーボールや御隠居の猛毒薬を採用した方が良く、そもそもダメージが低すぎてバーンには向かない、という弱点がある。
しかし、その弱点を克服し、このカードを採用する明確な理由が生まれるデッキがある。
【チキンロックバーン】である。
ちなみにブルーポーションも使う。
《チキンレース 》《
フィールドバリア》の2つのカードを使うことで、相手もこちらもライフが低い方しかダメージを受けなくなる。
効果を使い合う内に段々双方のライフが減っていくわけだ。
両者のライフが1000まで減った所で、《ブルー・ポーション》を使い、此方のライフを400ポイントだけ回復してみよう。
そこからチキンレース の効果で1000ポイントを払うことで、
此方のライフは残り400、相手は残り1000。
零式魔導粉砕機の射程に入れられる、というデッキである。
粉砕機を採用する利点として、
余った魔法カードをそのままダメージに変換できる点である。
何を今更、と思うかもしれないが、このデッキは2枚目3枚目のチキンレース、
フィールドバリアを引いてしまう。
しかも、ある程度敵の攻撃を捌く必要があるにもかかわらず2枚もファイアーボールを引くまで待つ、というのは余りにも悠長である。
御隠居の猛毒薬に至ってはダメージが中途半端であり、一度使えば此方のライフも残り200まで削らなければならなくなってしまう
その点粉砕機が一枚あれば、手札でダブつく魔法カードをゴリゴリ削ってダメージに変換できるのである!
手札リソースを無理なくダメージに変換できる最高の手段だろう。
猛毒薬の回復量は割と丁度良いので、魔法が余りがちならブルーポーションの代わりにするのも良いかもしれない。
このような動きは、零式魔導粉砕機にしか行えない、零式魔導粉砕機の為だけの動きなのである。
なにも粉砕機で無理やり8000削らなくても、削らなくてはならないライフを減らしたほうがクレバーだというわけだ。
普段見ないカードを無理なく使える面白いデッキ、【チキンロックバーン】をこの機会に組んでみては如何だろうか。
17スレ目 822名も無き決闘者 (ワッチョイWW e5ae-npJl)2019/12/06(金) 22:02:51.82ID:wrt4Xbef0
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最終更新:2021年11月21日 19:34