サイバネティック・ゾーン




速攻魔法 
自分フィールド上に表側表示で存在する機械族の融合モンスター1体を選択し、 
発動ターンのエンドフェイズ時までゲームから除外する。ゲームから除外されたモンスターがフィールド上に戻った時、そのモンスターの攻撃力は倍になる。 
次の自分のターンのスタンバイフェイズ時に、このカードの対象となった機械族の融合モンスター1体を破壊する。 


遊戯王デュエルモンスターズGX第148話にて、あの攻撃力16000のサイバー・エンド・ドラゴンを呼び出した名シーンの立役者である。
この話は、GXでも人気の高い丸藤亮が最期の戦いを挑み散っていく。
彼を象徴するサイバー・ドラゴンは勿論、サイバー・バリア・ドラゴンサイバー・レーザー・ドラゴンサイバー・ツイン・ドラゴン、そしてサイバー・エンド・ドラゴンなど、彼と共に戦ったカードがその持てる力を存分に発揮して戦った。
その最期のシーンで、パワー・ボンドにより攻撃力の上昇していたサイバー・エンド・ドラゴンに更なる力を与え、最後を飾ったのがこのカードである。

もう、この時点で原作アドが半端ない。
更に、原作再現に定評のあるデュエルターミナルの隠しデッキ、「エターナル・エヴォリューション・バースト」にも収録されている。スタッフはホントにいい仕事をした。偉いっ!
しかしOCGの裁定では、攻撃力は元々の攻撃力を参照する最低な裁定が出ているため、このカード単体では原作再現は不可能である。また、破壊デメリットがあるため、所詮は攻撃表示の壁としか用いることができない・・・。

否。それでは、到底ヘルカイザー亮こと丸藤亮が、命を懸けて戦い抜いた最高の決闘には到達できないだろう。
機械族融合モンスターには、起爆獣ヴァルカノンというカードがある。強大な破壊+バーン効果は強力だが、場を開けっ放しにしやすい欠点もある。
そこで、このカードを使えば、効果ダメージは与えられないが、相手は自分の切り札を破壊され、且つ次のターンに攻撃力4600のヴァルカノンを相手にせねばならない。これはかなり相手の戦意を削ぐ、有効な戦術であろう。
また、ユニオンを装備しておけば永続的に攻撃力が2倍になったまま守ることも可能なので、「ゲットライド!」「マシンナーズ・ギアフレーム」などとの併用もオススメである。

ヘルカイザー亮。彼は時に挫折し苦悩しながらも、常に真っ直ぐに決闘に熱い情熱を注ぎ、最後まで戦い抜いた。
その戦いにかけた生き様は、苦悩していた遊城十代を激励し前へと進む勇気を与えた。最終的に勝利した敵ですらも、攻撃力16000のサイバー・エンド・ドラゴンには驚愕し、ヘルカイザーとの戦いでかなりの痛手を負った。
ヘルカイザーの熱い生き様を綴りし「サイバネティック・ゾーン」。まさしくこのカードにこそ、ヘルカイザー亮の、いや決闘者の熱い魂が込められえているのではないだろうか。
6スレ目 578 :名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2013/03/20(水) 17:21:53.68 ID:9XN56+9c0
  • 原作再現アドの中でもとびきり強い奴だよな
  • 出た当初にクズカードと判断してから見向きもしてなかったが閃光竜あれば守れるしロマン溢れるカードだな



最終更新:2018年08月21日 22:43