効果モンスター
星1/光属性/機械族/攻 ?/守 ?
ゲームから除外されている相手のモンスター1体を選択して発動する。
このカードはエンドフェイズ時まで選択した
モンスターと同名カードとして扱い、
選択したモンスターと同じ属性・レベル・攻撃力・守備力になる。
この効果は1ターンに1度しか使用できない。
この効果が適用されたこのカードはフィールド上から離れた場合、
ゲームから除外される。
「
ヤランゾ」や「
マタンゴ」と同様、「スキヤナー」という名前がメリットのモンスター。
だが上記2枚のカードに比べると下位カードとして扱われるレベルの不遇なカードである。
というのもヤランゾのような
【グールズ】メタのような特定のデッキに強いわけではないし、
「好きやな~」では
「またンゴww」のような笑いは生み出しにくいからだ。
さらに言えばマタンゴはデュエリストにとって命そのものであるLPを減らせるのだ。これではどちらを採用するか問われればイゾルデでサーチもできる分、マタンゴの方が優先されるのは明白である。
このまま何も変わらず、「スキヤナー」は「好きやなー」という語呂の為だけに存在する埋もれたカードのままなのだろうか………?
その答えは否、である。
「スキヤナー」は確実に『とあるカード群』にメタをはれる恐るべき破壊力を持っているのだ…!
確かに「スキヤナー」ときたら、効果は相手に左右されるし【グールズ】メタ並みに特定のデッキに強いわけではない。
だがそんな理由でスキヤナーが下位・クズとして埋もれ続けたスキヤナーは、嫉妬を抱えている事だろう。
つまり「好きやなー」とは嫉妬・妬みから出た言葉だと推測できるのだ。
身内やエンジョイ勢でのデュエル中、そんな「好きやなー」と言われてしまうほどに、特定のカードに思い入れがあったり、そのカードが活躍できるデッキを使うデュエリストがいる。
そんな場面を使わないカードをしまう箱の中から見ていたスキヤナーの心理、察する所、大体こんなだろう。
「(何故自分はそんなに愛を受けられるカードになれなかったのか)」
「(自分もデュエリストに愛用されたい)」
アニメ遊戯王GXで言うなれば「破滅の光」によって悪の心を持ってしまったユベルくらいか。
スキヤナーもユベル同様、本来なら愛の大きさを褒める言葉となる「好きやなー」が嫉妬により狂ってしまい、歪んだ考えを持ってしまった…と考えるのが妥当である。
だがここで大きな問題が発生した。
それはスキヤナーがその邪悪なココロを育てる嫉妬と妬みにさらされ続けた事で、
ついに「自分が愛される」とある方法を思いついてしまった事だった……!
ここまで聞いて、その方法を諸君は理解できるだろうか?
分からなかったなら確認して欲しい。
もう一度、スキヤナーのテキストの効果を確認するのだ。
………聡明な君たちならば理解出来ただろうか?
そう。
スキヤナーが可能とする特定のメタカード群とは、即ち「アイドルカード」。
諸君らの愛を受けるはずだったアイドルカードに「なりすます」事で諸君の愛を知らず知らずのうちに奪い取る、恐るべきカードなのである!
―――なんということか。
モンスターと『同名カードとして扱い』、
―――あれも
『選択したモンスターと同じ属性・レベル・攻撃力・守備力になる』
―――これも
『この効果が適用されたこのカードはフィールド上から離れた場合』
―――それも
『ゲームから除外される』
全てがスキヤナーの「なりすまし」の為の、策略だったのだ。
そして全てのアイドル達は除外として消え、代わりに目の前にいるのは偽りのアイドル「スキヤナー」。
諸君が愛していたはずのカード達は、そこには居ない……
最後に、今一度お手もとのアイドルカードをよく確認して欲しい。
もう一度、テキストの効果を確認するのだ。
―――貴方の手にあるアイドルは、実は『スキヤナー』ではないですか?―――
16スレ目 676名も無き決闘者 (ワッチョイ 1792-P3cX)2019/07/12(金) 00:52:46.87ID:bcdtYESa0
- 夏の怪談アド
- このアド スキヤナー
- これからの時期にぴったり
アニメとかでありそうなシチュエーションだ
最終更新:2020年07月18日 14:09