あれから9年かシリーズ





突き指



俺「へあっ!」

バチーン!!

ビッボ「!いてぇっ…!突き指しちゃっ…へぅ、いてぇっ…指いちぅぇ…」
俺「ださwはいビッボ外野~、外野いけよ」
ビッボ「わがったよ…いてぇへっ…ひぐっ指いてえっ…」

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ビッボ「パス!オセロッツ!んぐ!いてぇっ!いて…いてぇ突き指…いちぇぃぐっ…」
オセロッツ「ごめん!大丈夫!?ごめん!ごめんね大丈夫だよな?いける?よし大丈夫だ!」
俺「ビッボ~保健室いくか?」
ビッボ「うんっんぶ…ちょっちょっとと…行く…いてぇ(泣」
オセロッツ「大丈夫だって!え、俺のせい?俺じゃないよね?ビッボ先生にちくる?」
ビッボ「一応っひぐっ、相談ひぐっ、するっ」
俺「やっちゃったなオセロッツ」
オセロッツ「は~?ていうかビッボがとろいんじゃん」

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ビッグス「あれから9年か…」


牛乳



俺「ビッボ~、牛乳飲む~?」
ビッボ「おん!飲む!」
俺「おっけー、砂糖入れる~」
ビッボ「おん!入れるっ!」
俺「先にマリカーやってていいよ~ん」
ビッボ「サンきゅっ!キノピオつおい?」
俺「ピノキオなwえ?キノピオだっけ?まぁバランスはいいと思うよ~」


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ビグボ「あれから9年か…」


ァヅァじゃ!



俺「ァヅァじゃ!」
ビボス「ウェイ!」

俺・ビッス「んねぅっはっはっはっ!!!!!!!」


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ビッボス「あれから9年か…」


賭け



俺「おい~、賭けなしだっただろ~」
ビッボス「いやいや先言ってたから、レッドアイズ賭けるとか言ってたじゃん」
俺「っつーか公式ルールでは落とし穴の使い方違うし。なしでしょ今のゲーム」
ビッボス「いやいや…公式じゃねぇからこれ」
俺「ていうか最初に昼夜の大火事3枚で直接ダメージあり?」
ビッボス「ありでしょ、レッドアイズもらうんで」
俺「は~?うぜ~んだよ」
ビッボス「何と言おうがもらうんで」


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ビッボス「あれから9年か…」



マリカーやるから



俺「今日お昼食べたらビッボんち集合な~、マリカーやるから」
ヴォウルギン「わかった~」
ビッボ「でもうち今日お父さんいるから~、静かにするならいいよ」
俺「あ~、でも2組のライディンとか佐々木とか誘ってあるから」
ビッボ「う

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ビッボス「あれから9年か…」



算数のテスト



俺「ビボリ~ン、算数のテストどうだった?」
ビッボ「あ~まぁボチボチだった80?うん、まぁ80点はいってたかな!」
俺「かな?って今返却だったじゃん、俺85点!見せて~、ここの問題合ってた?」
ビッボ「あ~、いや~今テスト無くしちゃって。」
俺「いや、今さっき返してもらったじゃん、見して~」
ビッボ「いやきつい」
俺「はぁ~?俺見せたんだから見せろよ」
オセロッツ「ビッボ42点っしょ?」
俺「え?w」
ビッボ「いやいやそれはないw」
俺「それきつくね?80点いったって言ってたけど」
ビッボ「てゆーか、次家庭科教室だし。急ぐし!」
俺「ビッボあとでテスト晒すから~」


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ビーレ「あれから9年か…」


ループザループ



ビッボ「ループザループ!」
俺「え、それ出来てなくない?」
ビッボ「いやこれループザループだよ」
俺「なんでそんなヨーヨーがブヨブヨ揺れてんの?出来てなくね?」
ビッボ「あ~まぁ、これファイヤーボールだから。ハイパーブレインならもうちょい上手く出来るよ」
俺「誰かハイパーブレイン持ってる?」
オセロッツ「俺持ってる。」
ビッボ「持ってんだ。これやりやすいよ」
俺「へぇ~ビッボちょっとやってみて」
ビッボ「っつ~…あ~でも今ヒモで指痛めたw」
オセロッツ「これだろループザループ」シュンシュンシュン!!
俺「うまっ!どうやってんの」
オセロッツ「なんかハイパーヨーヨーの技の本をお母さんが買ってくれて、見て練習してみたら出来た」
ビッボ「上手いね~、ハイパーブレイン買おうかな」
俺「ビッボそれこの前のお祭りの景品の偽ハイパーヨーヨーじゃん」
ビッボ「いや違うし」
オセロッツ「あ、それ偽もん」

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ビッボ「あれから9年か…」


好きな人いんの?



俺「ビッボ好きな人いんの?」
ビッボ「いやいねーよw」
俺「俺いるよw」
ビッボ「うそ、まぁ俺もいないわけじゃないけど、誰?」
俺「エヴァンちゃんwまぁビッボはああいう気強いの嫌いだろ」
ビッボ「ぁおっん、いやっまぁあれはきつい、えっ好きなん?なんで?俺、一応家近所なんだよな」
俺「え、いいじゃん好きなんだから。ていうか家近所関係なくねw」
オセロッツ「おい~俺もエヴァンちゃん好きなんだけど。」
俺「まじかwじゃあオセロッツとライバルかよ」
ビッボ「まぁクラスの中じゃかなり可愛い方だよな」
オセロッツ「ビッボ前エヴァンちゃん好きって言ってなかったっけ」
ビッボ「っいっ言ってねーwていうか女興味ないw」
俺「あ、エヴァンちゃんきた」
エヴァン「おはよー!オセロッツ!背伸びた!?かっこいい!」
オセロッツ「んー、夏休み寝まくったw」
俺「エヴァンちゃん髪少し染めた?」
エヴァン「あ、バレてるw似合わないの知ってるしw」
俺「いやいや似合うよ!なんでも似合っちゃうんだよな」
エヴァン「ありがとぅ!」
ビッボ「あ~、そういえばエヴァンちゃん夏休みに…

ガラッ…!!!


先生「はい席つけー!!授業始めるぞ~」


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ビッボ「あれから9年か…」


弁当



俺「なんかお弁当臭くない?」
ビッボ「なんかくせぇw誰だよくっせー」
俺「誰か1時間目から弁当食ってる!?」
オセロッツ「あ、ビッボ、リュックびちょびちょになってる。床も濡れてるし」
ビッボ「えっやべっはうっわ…、いやいやこれ雨だろ。」
俺「ビッボやばくない?うわ、教科書びちょびちょじゃん!」
オセロッツ「弁当と水筒のフタ開いてんじゃん。中身も出ちゃってるし。」
ビッボ「うっわ、あのババア…フタ閉めとけよ!」
佐々木「くせ~。スパゲティとアクエリアスくせ~」
俺「ビッボ登校してる時、リュック投げてなかった?あれだろ」
ビッボ「なんだよこれぇ~…誰だよ!!」

先生「おはよう!?ぇ?どうしたの!?」

俺「あ、ビッボ君がお弁当こぼしちゃったみたいで」
ビッボ「あああ※&*%Ⅲ=※;&*%!!!!」



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ビッボ「あれから9年か…」


ある日


オセロッツ「でさ~昨日もそこで犬に追いかけられてさw」
エヴァン「ぶっはっはっw…あ、ビッボ」
オセロッツ「おうビッボ、なにやってんの?裸足じゃん、上履き履けよ汚ったねーな」

ビッボ「おはよ~…う…いや…上履きがなくて…えへへ」
エヴァン「無いって(失笑)忘れたの?」
ビッボ「いや…持ち帰ってないし…多分…」
オセロッツ「え…、隠された…ってこと…?」
ビッボ「多分…やられたくさい(笑)」
エヴァン「私先行ってるね!遅刻しちゃうから!オセロッツも早く~」
オセロッツ「あぁ~…、先に行ってて。少しビッボに付き合うわ」
エヴァン「も~遅刻するよまじで。後でね!」
オセロッツ「ぁいよ~」

ビッボ「い、いいっていいって!先に行ってよ!」
オセロッツ「いいから探すぞ、あと見てないのどこよ?」
ビッボ「ありがとう…とりあえず下駄箱付近はほとんど見た」
オセロッツ「すぐそこのトイレとかは?」
ビッボ「あ、まだ見てない…」
オセロッツ「なんかありそうじゃね?」
ビッボ「確かに(笑)行ってみる」
オセロッツ「笑ってんじゃねぇよ…」
ビッボ「ごめ、ごめん!」

オセロッツ「ねぇなぁ…。あれ…女子トイレになんか転がってるぞ、あれだろ多分」
ビッボ「あっ、あれだ!あった…良かった」

クスクス…クスクス!!

ヴォルギ「んくっ…!!っぐっくっぐっっんひー!!んひー!!(引き笑い」

オセロッツ「あぁ?なんだあいつ…」
ビッボ「ヴォルギ君グループ…(笑)」
オセロッツ「あいつらか、しょうもねぇ事やってんのは…」
ビッボ「オセロッツありがとう、遅刻しちゃうから行ってよ」
オセロッツ「んぁ?あぁ、じゃあ行くわ…気を付けろよな」


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ビッボ「あれから9年か…」


口の周り


俺「ビッボってなんでいつも口の端にネリネリ付いてんの?」
ビッボ「っ…!」

(急に後ろを向いて服の袖で口の周りを拭くビッボ)

俺「きたね(笑)」
ビッボ「っていうか誰でも付いてるだろっ」
俺「いや付いてねーよ…」
オセロッツ「ビッボは昔から口に唾液みたいのついてんだよな、まぁ俺はあんま気にしないけど」
俺「昔からなんだw確かに幼なじみのオセロッツにしかわからねぇw」
ビッボ「もう拭いたしいいだろっ」
俺「服の袖にネリネリ付いてるしW」
ビッボ「うぇ~い」(服の袖を付けてくるビッボ)
俺「ぅっ!…っっ汚っね!!!てめォラ!!」(本気の蹴り)
オセロッツ「おいおい…暴力はやめとけって、ビッボも悪いぞ」
ビッボ「っつ…痛っ…ごめん…ごめんって…痛っつ~…」


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ビッボ「あれから9年か…」


自転車


シャアアアアアアアア
(自転車を軽快に走らせるビッボ)

ビッボ「ゼィ トーヒム ドンチュー エッバ カマラン シヒィァ♪ドンワナシッ…んよべっさりさっぴぃ♪」
俺「あれ…ビッボじゃん、おう!ビッボ!」
ビッボ「ザファぁあ… ごほっ!ごほっ!ぁあ~あ!お~!何してんの!?」
俺「いや別に、ちょっと買い物。お前今かなりでかい声で歌ってなかった?w」
ビッボ「いや歌ってないって。」
俺「いや聞こえてたからw」
ビッボ「いやいや…」
俺「しかも英歌詞わからないのかふにゃふにゃ言ってたしwまぁいいや…じゃあな」
ビッボ「いやいや…洋楽くらい歌えるからwじゃあね~…」


ビッボ「ビーレー ビーレー ノーワンワンツビー…」

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ビッボ「あれから9年か…」


ミニ四駆


ビッボ「いっっけぇえ俺のトライガーゼット!」
俺「トライダガーZだろwビッボほんとにミニ四駆知ってる?w」
ビッボ「一応レッツエンドゴーは見てるよ」
オセロッツ「ていうかビッボのトライダガー、スピード遅すぎない?」
ビッボ「いや、モーターがトルクチューンなんで」
俺「トルクチューンでそんな遅いか?まぁそんな良いモーターじゃないけど」
オセロッツ「ちょっと見してみ」
ビッボ「ていうか人のモノにあんま触んないで(汗」
オセロッツ「はぁ…?あれっ?これレブチューンモーターじゃん」
俺「え、トルクチューンじゃないの?あ、ほんとだ、紫のモーターじゃん。それじゃあ遅いわw」
オセロッツ「トルクチューンってオレンジのモーターだろ。」
ビッボ「ていうかあんまモーターとか気にしないんだよね俺」
俺「いやいや、ボディに穴空けるならモーターこだわれよ…しかも穴の空け方下手すぎw」
オセロッツ「まぁ別に楽しきゃいいんだけどさ…じゃあレースしようぜ」


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ビッボ「あれから9年か…」


リレー


俺「やべ~…次リレーじゃん!緊張するw」
ビッボ「確かに(笑)」

(水筒のアクエリアスを飲むビッボ)

ビッボ「っあぁ、ゴクッ…ゴキュ!ゴキュ!…っア゙ぁ」
ヴォルギ「ビッボ飲み物飲んだ後に「っあぁ」っていうのやめろ、きめぇから」
オセロッツ「ていうかそろそろ入場口行って待機しないとやばくね…?」
俺「やべ!俺らの学年もう並んでるわ!早くしろよビッボ!」
ビッボ「ゴキュ!…ァあっ、今行く!」

……

オセロッツ「え、なんでビッボ裸足なの?」
ビッボ「実際リアルに裸足の方がタイム早い(笑)」
俺「えっ?裸足で走るの禁止じゃなかったっけ…」
ビッボ「えっ…?」
オセロッツ「あぁ~…なんかルールであったかも…確か違反者いるクラスはその場で失格じゃなかったっけ」
俺「エヴァンちゃーん!靴って履かないといけないんだっけ!?」
エヴァン「えー!?ごめん!うるさくて聞こえない!!っていうかもう入場!」
ビッボ「やべぇ…靴…教室にあるんだけどやべぇ…」
俺「うっわ…知らねぇよもう」

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ビッボ「あれから9年か…」


ビッボまじゴメン


俺「おいビッボなんで昨日来なかったんだよ!!ォラ!!(マジ蹴り」
ビッボ「痛ッッ…!いや…ごめん…今お母さんが体調悪くてさ、寝込んでんだ…」
俺「…ぁッ…まじか…ご…ごめんビッボ…」
ビッボ「いやいいけど…」
俺「…あ~…まぁ~なんていうか…怒ってる…?」
ビッボ「いや別に…」
俺「怒ってんじゃん…」
オセロッツ「まぁまぁ…もういいだろうに」
ビッボ「今日パラメちゃん家の薬屋寄るから一緒に帰れない」
俺「いやいいって、先帰ってるから!」
ビッボ「ごめんよ、じゃ」
俺「あ…ビッボまじゴメンな!」

(振り向かず何も言わないビッボ)


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ビッボ「あれから9年か…」


スマブラ


ビッボ「大乱闘ぅ~スマッ~シュブラズァ~ズ!」
俺「は?w急になに」
ビッボ「スマブラのスタート画面w」
俺「そんなの言うっけ。てかビッボってスマブラ持ってなくない?」
オセロッツ「なんか最近買ってもらったらしいよ」
俺「へ~、キャラ何使い?」
ビッボ「ゼルダ使いw」
俺「ゼルダ?wゼルダってキャラの名前じゃないし。リンクだろ」
ビッボ「いやあんま詳しくないんで」
俺「オセロッツ、ビッボって強い?」
オセロッツ「ん~…まぁビッボ割りと上手いかも、でも実際カービィでストーン落としばっかじゃんお前」
俺「マジで?上手いの?じゃあビッボん家でやろうぜ!」
ビッボ「あぁでもウチ64がないんだよね」
俺「は?w64ないのにどうやってやってんの?」
ビッボ「オセロッツん家で借りてやってる(笑)」
俺「うわ、迷惑すぎるだろ、オセロッツ迷惑じゃね?w」
オセロッツ「ん~…まぁいいんだけど、本体も買ってもらえよ…とは思った」
ビッボ「俺の実力についてこれるかなw」
俺「きめぇビッボw」

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ビッボ「あれから9年か…」


風邪


ビッボ「げふっ!げふっん゛~げっほぉ!うぅ~っえっほぉッッ!!う゛ぅ…あ゛ぁ」
俺「うるせぇなぁ…マスクくらいしろよ汚ったねーな」
オセロッツ「お前風邪ひいてんじゃないの?」
ビッボ「いや、ひいてないよ」
オセロッツ「でも昨日熱があるとか言ってたじゃん」
ヴォルギ「ビッボ粘液飛ばさないで、風邪移るから」
俺「ていうかマスクぐらいしてくれマジで、考えろよ少し」
ビッボ「マスク嫌いなんだよね俺、わかったよ持ってるから、するよ」
俺「最初からしろよカス。え、その黄ばんでる小さいマスク何…?え?使い捨てのやつじゃないの?」
ビッボ「大丈夫だよ洗濯してるからふあっへあっ!ふぃっっぐしゅッッ!!!あ゛~…」
オセロッツ「…ビッボ帰れよもう」
俺「不潔だよなビッボって…ていうか帰れよマジで」
ビッボ「いやいやいや、そっちから遊び誘ってきたくせに帰れよとかンッビックシッ!!!ああ゛…ンッ、しかも風邪ひいてるからマスクしろマスクが汚いとか不潔とか、酷いお?」
俺「移されんのが嫌なんだよ理解しろカス」


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ビッボ「あれから9年か…」


そんなにお待たせしない


小島「そんなにお待たせしない。大体9年みてもらえれば大丈夫」

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ビッボ「あれから9年か…」


コンビニ


ビッボ「いらっしゃいませ~、おい来んなよ~(笑)」
俺「ビッボwwマジでコンビニでバイト始めたんだw」
オセロッツ「よ~ビッボ」
ビッボ「オ、オセロッツきたーw」
俺「なに照れ臭そうにしてんだよwこれ会計してくれ」
ビッボ「は~いありがとうございます、っつーかなんで来たの(笑)」
俺「いやだってオセロッツが…」

客「…おいっ!!お前っ、おい!なに仕事中お喋りしてんだ!」
ビッボ「!!は、っ、すぃ、すいません!」
客「店長呼べ」
ビッボ「てて店長ですか…?あ、すいま…すすいません…」
客「すいませんじゃなくて店長呼べ、いないのか?店長は、はやく呼べ!馬鹿野郎が!言い付けてやる!」
ビッボ「あっはぃい…て、店長ぉぅ…あのすすいません…あのあおお客様がっゴク…っ」


オセロッツ「やべぇな…」
俺「やべwビッボに悪いことしちゃったな…」

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ビッボ「あれから9年か…」


ファッション


―ビッボさんが今回チョイスしたアイテムについてお聞かせください

ビッボ「今回はやっぱりミリタリー色の強いアイテムを選びました。
トップスにはヘザーグレーのヘンリーネックT。胸元のボタンが無骨な感じで好きなんです。
さらにインナーにヘインズの白Tを噛まして重ね着してます。
これだけでもかなりかっこいいんですけど
まだ肌寒いんでアウターにしっかりめのM-65のジャケットを着てます。
薄汚れてアタリも出てきてるんで、かなりいい味出てきてます(笑)
ボトムスはシンプルに太めのチノパンですね。
アフガンってやっぱり渇いた土地柄なんで、色はサンドベージュで少しカモフラ効果上げてます(笑)見つかるとやばいんで。
足元はやっぱりレッドウィングのアイリッシュセッターに限ります。色は絶対赤茶!(笑)
これは1980年代の復刻モデルでヴィンテージ感満載って感じですね。かなり気に入ってます。

―ビッボさん、今日はありがとうございました。

ビッボ「ありがとうございました」


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ビッボ「あれから9年か…」


首絞め


俺「おいビッボ~wwなにやってんだよww(首絞め)」
ビッボ「ぐっ!…ッ………………ッ………………コフッ……!」
オセロッツ「やばいって、やばいやばいやめとけ」
俺「やべっごめんビッボ!」
ビッボ「コッはアっ!!ふぅ!!!ふぅ!!!ふぅ!!!ふぅ!!!ふぅ!!!…ハァ…ハァ…」
俺「ビッボ…大丈夫か?大丈夫そうだなw良かっ…」
ビッボ「へっあああああぁああ!!!ふんっん!!!(怒」(本気殴り)
俺「痛ってぇ!!!てんめっ!!オラっ!!オラッ!てめえ!!オラッ!!」(ボコ殴り)

先生「おいお前らなにやってんだ!!!!やめなさい!!!!」


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ビッボ「あれから9年か…」


面会


オセロッツ「…んぐっ…ひぐっ…ビッ…ボォ…!」
俺「…。」
オセロッツ「…んぐっ…んぐっ!」
俺「…はいっ、それではご登場していただきましょう~」
オセロッツ「えっ…?」
俺「ビッボさんの登場です!どうぞ!」



ビッボ「実っは生っきて~るよ~ん♪
実っは生っきて~るよ~ん♪
実っは生っきて~るの~よ~♪」

オセロッツ「ビッボ…!!」
俺「へへっw」
ビッボ「…っへへw」

ナース「ふっ…w面会時間、そろそろ終わりですからねっ」


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ビッボ「あれから9年か…」


口臭


ビッボ「おはよ~。」
俺「ビッボおはよう~」
ビッボ「ふあ!ふぁ~あ!!っあ゛~!ふしゅうっ…あ~眠い(笑)」
俺「うっ臭っっっさ!!ビッボ口臭すぎ…!昨日歯磨いたの?」
ビッボ「いや磨いてるっちゅうに、磨いてるっちゅうに」
オセロッツ「俺も前から思ってたけど、ビッボ臭いぞ結構…」
ビッボ「はぁあ!はっああ!」
俺「うっ臭っっっっさ!!!」

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ビッボ「あれから9年か…」


土曜日


俺「ビッボ~、土曜授業終わったら昼から遊ぼうぜ」
ビッボ「おん!いいよ!でもご飯食べてからね」
俺「いやわかってるって、オセロッツも来る?」
オセロッツ「うん行く、3組の佐々木も誘っとく」
ビッボ「でたー佐々木(笑)」
俺「ビッボ佐々木とあんま仲良くないだろw」
ビッボ「まぁ話したことないけど(笑)」
オセロッツ「そうだ、ヴォルギも誘っとくか、あいつヨッシーアイランド全ワールド100点クリアしたらしいよ」
俺「えっ!?スペシャルコースも含めて?」
オセロッツ「うん、昨日見せてもらったけどマジだった」
俺「すごっ…ちょっと手伝って欲しい」
ビッボ「まぁヨッシーアイランドはムズいよね」
オセロッツ「ビッボってヨッシーアイランド持ってないだろ」ビッボ「持ってないけど見てれば大体わかるよ」
俺「とりあえず昼食ったら俺ん家集合な」
オセロッツ「うぃ~」


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ビッボ「あれから9年か…」


再開


ビッボ「こんにちわ!」
ルフィ「ん?あ、はい誰ですか?」
ビッボ「ビッボです(笑)」
ルフィ「…あっ…!!あ~…!!!ビッボ君!!うわっ久しぶり!!」
オセロッツ「…どもw」
ルフィ「…えっ、もしかしてオセロッツ君!?久しぶっえっ!?でかくない!?185cmくらいある!?」
オセロッツ「あ~そんなない…っす…一応183cm(笑)昔は小さかったんスけどw」
ルフィ「一緒やそんなもん(笑)いや~うらやましいわ~…え~…すごいわ~…久しぶりだよね~」
オセロッツ「めちゃめちゃ久しぶりですね~」
ビッボ「ほんとほんと(笑)」
ルフィ「ね~ほんとに、ね~うん…」
オセロッツ「ですね~…」
ビッボ「ん~…ね~…」
ルフィ「いや~久しぶり。うん、それじゃあ~うん!また!うん!」
ビッボ「急にごめんなさい!(笑)」
ルフィ「うん!はいはい!
オセロッツ「はい、また!」
ルフィ「うん!はいはい!それじゃ!うん!また~(笑)」



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ビッボ「あれから9年か…」


銃撃


俺「おい!止まれ!!!…ちいっ!」

ダン!!ダン!パキューン…ッ!!!

???「ヒャはハっ!!ツかマえてみヤがれ!」

ダン!!ダン!ダン!!パキューンッッ!!!

俺「ぐっ…!ちっ…」
ビッボ「くそ!オセロッツ!!リーダーが腹を撃たれた!」
オセロッツ「大丈夫か!」
俺「ハァ…ハァ…急所は外してる!なんとか…ちいっ…先に行ってくれ!ハァ…ハァ…」
ビッボ「くっそ…オセロッツ!回り込め!あいつを必ず監獄にぶち込むぞ!」
オセロッツ「っつったって!奴はどこだ!!」

???「あっヒゃッはっハ!!ヴっハっハヒッはっ!!」

ビッボ「オセロッツ!上だ!!」
オセロッツ「!」

ダン!ダンダン!!

オセロッツ「ぐっ…ぉぇ!!」
ビッボ「オセロッツ!くっそがぁあ!!」

ダン!ダン!ダン!…カチ!カチカチ!

ビッボ「弾が…っ!はっ!!」
???「ぅケけヶ」

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ビッボ「あれから9年か…」


読み上げ


先生「はい、ここの1文、立って読んでもらおうかな~。はいビッボ!」
ビッボ「あっはいぃ」
女子「クスクス…クスクス…ww笑っちゃダメだって…クスクス…ww」



ガタ…ッ




ビッボ「ウィスパァ~ズ イン ジィ エア~
テル ザ テールズ…オブ ザ ブラザァーズ ゴーン…
デェソレイション!
デェーブステイション!
ワットァ ミス ゥィ メェイド…
ウェィトォ~ル ウェル ゥロング」

女子「グッフッフッ!!ww…クッフッフッフッ…!!wwハ~ッ!wハ~ッ!w」」

先生「はいビッボありがとう、おい女子うるさいぞ」

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ビッボ「あれから9年か…」


ビッボの家


俺「お邪魔しま~す」
オセロッツ「お邪魔します」
ビッボ母「あら~お友達?部屋散らかっててごめんね~」
ビッボ「いいんだようるせぇな~、いいから上がって!」
ビッボ母「うるさいって何よ!」
俺「おいおいビッボ…(笑)」
ビッボ母「お友達呼ぶなら呼ぶって先に言いなさいよあんたは!」
ビッボ「わぁったよ!わぁったから!」
ビッボ母「ごめ~んね~上がって~、お茶菓子か何か出すからね~」
俺「全然全然(笑)ありがとうございま~す」
オセロッツ「ありがとうございます」
ビッボ妹「こんにちわ~…」
俺「あ、こんにちわ」
オセロッツ「こんちわ」
ビッボ「出てくんなよテメェ~」
ビッボ妹「はぁ…?出かけるんだけど」
ビッボ「あっそうなの…い~から早く行けよ」
俺「ビッボうっさいわw」
ビッボ「すまん(笑)」


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ビッボ「あれから9年か…」


うっごう


ビッボ「うっごう!(笑)うっごう!(笑)」
俺「うっごうってなんだっけ…なんか聞いたことある」
ビッボ「香田さん(笑)」
オセロッツ「最低だなお前…」
俺「うわぁ…ひくわ。」
ビッボ「いやいや冗談だよ」
俺「いや…冗談でやるところが最低なんだろ…」
オセロッツ「あ~…ごめん俺無理だわ今日、帰るわ、気分悪い」
ビッボ「オセロッツごめん!嘘だって!」
オセロッツ「だから嘘ってなんなんだよ!」
俺「ビッボお前さ~…マジで最近調子乗りすぎ」
ビッボ「…っ…ごめんって」
オセロッツ「…わかったよ、もうやめろよな」
ビッボ「わかったうっごう」
オセロッツ「てめえマジで…あぁもう帰るわ。だるいこいつ」
ビッボ「(笑)」
俺「俺も帰るわ…」
ビッボ「はいはい(笑)」


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ビッボ「あれから9年か…」


ビーダマン


俺「ビッボなにその銀色のビーダマン!かっけぇ」
ビッボ「マスター攻略王のビーダマンだよ」
オセロッツ「すげ~、玉5つくらい入るじゃん」
俺「バレルも付いてるし。ちょっと貸して」
ビッボ「あ~でもあんま触んないで」
俺「うわっすげぇ!シメ撃ちしやすくなってるし!」
ビッボ「ちょっとあんまギュッてやんないでよ!普通に撃って!」
オセロッツ「え、シメ撃ち知らないの?」
ビッボ「シメ撃ちって?パーツいっぱい付いてるから十分強いよ?」
俺「いやいや、シメ撃ちしやすいように改良されたパーツになってんのに何で普通に撃ってんだよ」
ビッボ「普通のビーダマンしか持ってないくせに。返してよ!」
俺「いやまだ撃ってねぇから、…たっぷりシメて…いてて!指が痛ぇ!w…おらっ!!」
オセロッツ「おっ!ん?なんかそんなでもないんだな」
俺「でも命中率は高いかも」
ビッボ「返してよ!あっ…お腹のとこパーツ曲がってる…!はっ、はっ、直らないはっ、はっ…!」
俺「お、おいビッボ泣くなよ…ごめん」

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ビッボ「あれから9年か…」


ゲーセン


俺「ビッボこの後ゲーセン行かない?」
ビッボ「あぁ…でも塾あるから」
オセロッツ「夕方からだろ?まだ時間あるじゃん」
ビッボ「あぁ~、でもお金ないし…」
俺「ビッボは1000円だけでいいって、な?なんなら500円だけ!な?」
ビッボ「いや~…」
俺「なんなんだよ、はやく行くぞ」
ビッボ「う、うん…」

ビッボ母「あら?ビッボ~、何してんの?どこいくの?今日塾でしょ?」
ビッボ「!お母さん!?…あぁ…いや」
俺「あ、あぁ~こんにちわ!いや、ビッボ君はもう帰るみたいです、じゃ、じゃあなビッボ!また明日な!」
オセロッツ「ま、またな!」
ビッボ母「あら、お友達いいの?」
ビッボ「あぁ~、いや…うん。」

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ビッボ「あれから9年か…」


何だよその曲


ビッボ「でででて てんてんてで で!てて で~ぇでぇ~れれ♪w」
俺「うるせぇなビッボ、なんだよその曲」
ビッボ「でででて てんてんてで で!てて で~ぇでぇ~れれ♪w」
俺「なんか聞いたことあんだよな…」
オセロッツ「あれだろ、ヴァン・ヘイレンのAin't Talkin' 'Bout Love?」
俺「あ~あれか!」
ビッボ「でででて てんてんてで で!てて で~ぇでぇ~れれ♪w」
オセロッツ「しかもビッボの奴、よくテレビで流れるテンポ速くしたバージョンだし(笑)」
俺「ビッボ原曲は知らないんだろうなw」
ビッボ「でででて てんてんてで で!てて で~ぇでぇ~れれ♪w」
俺「うぜ~w」


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ビッボ「あれから9年か…」


腹痛


ガタッ...

ビッボ「先生ぇ…保健室行ってきていいですか」
先生「授業中だぞ、どうしたんだ」
ビッボ「あぁいや…ちょっとお腹が痛くて…」
先生「はぁ…まぁ勝手にしろ」
俺「ビッボまた保健室かよ…」
佐々木「(笑)」

~~~~~~~~~~~~~~
ガラッ...

ビッボ「先生ぇ~」
メーリン「あら、ビッボ君。また来たの(笑)も~授業中でしょ」
ビッボ「てぇへへ(笑)へへ(笑)」
メーリン「またお腹痛い?」
ビッボ「うんうん、今日は痛くないっ、へへ(笑)」
メーリン「じゃあどーしたのよ?」
ビッボ「いや~、別に~(笑)」
メーリン「じゃあ授業戻れや。こっちは忙しいんだから」
ビッボ「えっ…は…はいぃ。あぁでもお腹が今痛くなっ…」
メーリン「ほんならウチに帰れや!しょーもないやっちゃなほんま」
ビッボ「はい…」


~~~~~~~~~~~~~~

ビッボ「あれから9年か…」


ガンダム


俺「俺意外にガンダムだと08小隊好きなんだけどオセロッツどう思う?」
オセロッツ「あ~、俺も結構好き。渇いた雰囲気がいいんだよな。」
俺「後は0080かな~」
オセロッツ「あれは泣ける。ていうか泣かなかった奴いるかアレ」
俺「ビッボはなんか好きな作品ある?」
ビッボ「ん~…悩むけど、やっぱりガンダムかな」
俺「え?なんだよガンダムって。ガンダム全般じゃなくて好きな作品を具体的に言えよ。」
ビッボ「いやでもかなり悩ましいんだよね」
オセロッツ「あれ…ビッボってガンダム見たことあるっけ?」
ビッボ「あるよ」
俺「じゃあ08小隊の主人公の名前は?」
ビッボ「あ~かなり昔に見たから08はあんま記憶にないんよね~」
オセロッツ「…じゃあ何が好きなの?」
ビッボ「ん~…やっぱ初期のやつかなぁ」
俺「初期ってなんだよwファーストってこと?」
ビッボ「そうそうファーストだねぇやっぱ」
俺「あぁ…そうなの…」
オセロッツ「なんかなぁ…」
ビッボ「なに?」
オセロッツ「いや…なんでも」

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ビッボ「あれから9年か…」


不良集団


俺「おい!ビッボを離せよ!!おい!」
ビッボ「ぐっぅう……!!痛ぃ!!痛ぃ!!やむぇろ!はなしぇ!んぐっ!!」
オセロッツ「ビッボ…!」
ビッボ「みんな…!僕の事は…うっいいから…っ!逃げて!ぐぅう!」
俺「…(ゴクッ)」
オセロッツ「おい、お前まさか…ビッボ置いて逃げる気かよ!?」
俺「…すまん…でもあんな不良軍団には立ち向かえねぇよ…」
ビッボ「ぐぅう!ふしゅうう!痛い!痛い!んんん!!!んっぎぁゆあああ゛あ゛!!あ゛あ゛ああああ!!」
オセロッツ「ビッボ!!!くそったれ!!マジでヤバいぞ!!」
俺「あああ!もう!!知らねぇからな!!行くぞオセロッツ!」
オセロッツ「おう!3人一緒に死ぬなら怖くねぇって!(笑)」
俺・オセロッツ「うぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!」


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ビッボ「あれから9年か…」


異臭


オセロッツ「なぁ、なんか臭くね…?」
俺「いや俺も思ってた…」
オセロッツ「なんか…酸っぱい匂いというか…なんだろ、足の臭いか?これ」
先生「おいそこ!!うるさいぞ」
俺「すいません…」
オセロッツ「すいません…」
俺「ビッボじゃね…?」
オセロッツ「ビッボだけ裸足にサンダルなんだよな…」
ビッボ「…」(授業に集中するビッボ)
俺「ビッボの席は前の方だけどあいつが足を動かす度に香ってくる…」
オセロッツ「わかる…酸っぺ~w」



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ビッボ「あれから9年か…」


nanaco


ピッ…ピッ…

店員「746円でーす」
スネーク「nanacoで」
店員「どうぞー」

プー…!

店員「あ、残高309円で足りてないみたいですけど」
スネーク「あ、じゃあ2000円チャージで」
店員「2000円お預かりしまーす、はい、どうぞー」

ピュリン♪

店員「あっ…」

プー…!

店員「まだチャージしただけなんでお支払いできてないです。カードもう一度お願いします」
スネーク「あぁすいません」

ピュリン♪

店員「ありがとうございゃした~」

店員「あっすいません!」
スネーク「はい?」
店員「700円以上お買いあげのお客様こちらクジやってますので、どうぞー」
スネーク「あっはい」

ガサゴソ…

スネーク「これで」
店員「おめでとうございます、こちら当たりで、リゲインになります。交換しますか?」
スネーク「あっじゃあお願いします」
店員「少々お待ちください」

スネーク「当たったわ…ツイてんな今日」

店員「お待たせしました、袋一緒でよろしいですか?」
スネーク「あっはい」
店員「はい…ありがとうございゃしたー」



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ビッボ「あれから9年か…」


レシート


店員「あっすいません!」
スネーク「はい?」
店員「レシートいりますか?」
スネーク「いや…ぇえ…?いるよ。当たり前でしょうよ」
店員「すいません…」
スネーク「レシートはいるかいらないかは、もらってから俺が決めんだよ」
店員「はい…すいません」
スネーク「常にレシートは渡しとけよ、どんな時も。どんな時も、僕が僕らしくあるために」
店員「はい…」
スネーク「スルーかよ!ノリ悪いね~、ノリユキよ?知らないか、今の子はね」

客「店員さーん!ちょっと早くしてよ!レジ!」
店員「すす…!すいません!今行きます!」
スネーク「はやーく!はやくいけ!はやく!ぶははは」



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ビッボ「あれから9年か…」


ノーカントリー


俺「ノーカントリー見た?」
ビッボ「あ~見た見た」
俺「いや~あのなんていうか、映像表現が上手いよね、映像に語らせるというかさ」
ビッボ「あ~わかるわかる」
俺「ビッボなんかだとどの辺にそういうの感じた?」
ビッボ「いや、やっぱあそこだね、主人公があの~、あの~…あれよ…結構前に見たから忘れちゃったんだよな」
俺「俺はやっぱり人を殺したっていう事が間接的な表現で示されるとこね、あの靴の裏の血を気にする場面ね」
ビッボ「あぁ!そこそこ!結局殺されたんだ~っていうね」
俺「いや…ん~まぁそうだな、殺されたんだなっていうね。…ビッボほんとに見た?」
ビッボ「いやっ、いやなにちょっと失礼じゃない?なんなら劇場で見たからね?」
俺「あっそうなの?そりゃ凄いわ、あれいつの作品だっけ」
ビッボ「えっとねぇ、2000…えっ~とね…」
俺「…ビッボほんとに見た?」
ビッボ「いや見たって、ひつこい」
俺「しつこい、な」


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ビッボ「あれから9年か…」


寝不足


ビッボ「いや~ねみぃ!だあーっ、ねみぃわ、これは重度の寝不足だ」
俺「寝不足か、何時に寝たの?」
ビッボ「寝てないよ」
俺「えっ、いや…少しは寝ただろ?」
ビッボ「いや一睡もしてない」
俺「一睡も!?だって一昨日22時に塾終わって一緒に帰って…、あれから?」
ビッボ「ぉん」
俺「でも昨日ビッボん家電話したんだよ、日曜だから遊ぼうと思ってオセロッツも誘ってさ」
ビッボ「…ぉん…」
俺「お前の母さんが爆睡してるって言ってたぞ?疲れてるみたいだから寝かせてあげてって言われたから諦めたけど、優しいよな母さん」
ビッボ「あのバッバア、ていうか寝てねぇーよ。うわー、ていうか、うっわ…ひくわ」
俺「いや寝てたんだろ?」
ビッボ「いやっ…はっ(苦笑)あのさ、なんでそんな詰めてくんの?」
俺「いやだって明らかウソついてんだもん」
ビッボ「ウっソ~wウソでしたwひっかかってやんの!」
俺「でたー…」



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ビッボ「あれから9年か…」


カラオケ


俺「カラオケいこうぜ~」
オセロッツ「いいね~エヴァンちゃんは?」
エヴァン「いくいく~」
俺「エヴァンちゃんが来るとなると…あ、ビッボは?」
ビッボ「俺歌わないよ?飯食いたい(笑)」
俺「ん~…まぁなんでもいいけど、じゃあファン・ペイ・ダジュールでいいよね、あそこ安いし」
オセロッツ「いいよ~」
俺「決まり、じゃあいくか~」

─ファン・ペイ・ダジュール902号室

オセロッツ「なに歌おうかな~!!」
俺「じゃあ俺からB'zの恋心!イェイイェイイェェアア!!」
エヴァン「あ~!好きぃー!!」
ビッボ「好きだよなお前」
俺「忘れないっ!♪恋心っ!♪フゥッ!いつまでも!♪恋心っ!♪アァアァッウ!!」
オセロッツ「シャウトすげー!」
ビッボ「往年の感じね、確かに上手いわ。90年代のkj…」
俺「彼女んはいっつもミルクティーイェエエ♪家のそばの喫茶店で♪」
ビッボ「“駅のそば”な、歌詞違うよ」
俺「新しいっ♪シャンプーとリンスそぅしぃて♪旅行の計画ぅは早い♪」
ビッボ「“旅行の計画が話題”な…歌詞知らないのか」


……………


俺「ずっと忘れない♪いつまでもあの恋!♪なくさない!♪胸を叩く痛みを♪」
ビッボ「 汗かき!♪息はずませはしぃる♪日々はまだ!♪今も!♪…つ・づく!♪いや~いいね!キモチーわ」



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ビッボ「あれから9年か…」


ギプス


俺「おはよ~…」
オセロッツ「うぃーす久しぶり。夏休み終わったな…。宿題やった?」
俺「まぁなんとかな~」
オセロッツ「まじか。あれ、ビッボは?遅くね?もう授業始まるのに」

ガラガラッ

先生「はいおはよー!ごめんねー通してー、ビッボ君の席ちょっと広くしてあげてー」

俺「ぶっ‼ビッボ‼なんで車イス乗ってんだよ!」
オセロッツ「うわっ、どうしたのビッボ…」
ビッボ「車にひかれた(笑)骨折(笑)」
俺「ウッ臭っっせ!!!」
オセロッツ「ギプスくっっせー!」
先生「こらっ!!なにを言ってんだ!」
俺「あぁ…いや…すいません…」
ビッボ「いや、風呂はいれないから。腕と足だし。蒸れてるから臭いの仕方ないじゃん」
俺「いや…ごめん…ウッフォッ‼」
オセロッツ「ンッフォッ‼ンッフォッ‼」

先生「ンッフッ…‼はい、席つけー!ビッボ君なんかあったらすぐ言いなね?ンッフォッ!!」
ビッボ「ありがとうございますっ、ふい~、あ、おはよーw」
俺「はぁ~…くっ…せぇな」



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ビッボ「あれから9年か…」


腰パン


俺「ビッボなんで腰パンしないの?」
ビッボ「なに腰パンって」
俺「いや制服のズボン腰ではけよ」
ビッボ「いや腰ではくって何?」
俺「いやだから、少し下げてはけよ」
ビッボ「なんで?」
俺「上げすぎでだせーんだよ、俺らと一緒にいる時は腰パンしろ」
オセロッツ「ヘソの上でベルト止まってんじゃん…もう少し下げたら?」
ビッボ「ズボンのはきかたなんて自由じゃん」
俺「だーかーらっ!あぁ、うぜぇなビッボ。女子に見られてんだからそのはきかたやめろ‼下げろ‼」グイイッ!
ビッボ「やめてよ!んんぐう!うおおんっ!」
俺「痛って…!!なにすんだよカス!おらっおらっおらっ!!」ドゴ!ドゴ!ボゴ!
ビッボ「んぐっ…!んをぇ!んふっご!うう…!」
オセロッツ「おいやめとけって!腹はやめとけ!」
俺「ハァ…ハァ…下げろよズボン!下げろ!」
ビッボ「ううぐ…うっぐ!んんぐ! はい…」カチャカチャ…

俺「…上げろ…」
ビッボ「ハァ…ハァ…なんで…んぐ」
俺「なんでポケモンのブリーフなんだよ!!上げろ!だせーから!」



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ビッボ「あれから9年か…」


残り一本の牛乳


先生「牛乳残ってるぞー!あと1本!」
俺「はいはい!俺飲む!」
ビッボ「はい!ンプッ…飲みたい!フッ」
オセロッツ「俺もw」
先生「じゃんけんだな!」

俺「なんかビッボ苦しそうじゃない?」
ビッボ「いや、あと3本はいけ…グ…る」
オセロッツ「じゃあ勝ったやつは一気飲みな」
俺「いいね、負けた人も清々しく感じるし」
ビッボ「オッケー、フゥ」
俺「いくぜ!ぎゅーにゅーじゃんけんじゃんけんポン!」
オセロッツ「うわっ負けた…」
俺「悪いね~w」
ビッボ「…ッン…(笑)」
俺「いくぜ?じゃんけんポン!ごわっー負けた!」
ビッボ「ッン…しゃっ…ゲプ」
俺「も~、ビッボ悔しいから一気に飲んで」
オセロッツ「一気!一気!」
ビッボ「ハァ…ハァ…じゃあ…ゴク…ゴク…ンプッ…ゴク…ゴクぷひゃあ…フゥ」
俺「はい終了~、昼休みサッカーしようぜ」
オセロッツ「オッケー、ビッボは?」
ビッボ「フゥ…フゥ…ハァ…いく…フッ…フゥ…ンプッっううっ!おおお゛お゛お゛えぇえっっ!!!」

きゃああああっ!!

~~~~~~~~~~~~~~

ビッボ「あれから9年か…」


相談


ビッボ「コーチ…相談が…」
コーチ「おっ、ビッボ。珍しいな、どうした?」
ビッボ「次の試合…僕を外してください…」
コーチ「なーに言ってんだ!イエロー1枚もらったくらいで、お前がいなきゃ勝てなかったんだ!決勝まで来られたんだぞ」
ビッボ「そうじゃないんです…」
コーチ「…あいつか?」
ビッボ「はい…」

~~~~~~~~~~~~~~~

俺「おいビッボ!なんでそこ…お~い…パスだろ!なんでわかんねーんだよ!」
ビッボ「ご、ごめん!」
俺「邪魔!どけ!お前次の試合出んな!ヘイ!オセロッツ!ヘイ!」

~~~~~~~~~~~~~~~

コーチ「あいつは熱くなるとああなんだよ。初めて決勝の切符が手に入るかもしれない試合に興奮してたんだろう、お前は悪くない」
ビッボ「でも…実際僕のミスで3失点も…」
コーチ「でもお前のアシストで4得点できた。これも事実だ。なぁ、ビッボ、自信持てよ!決勝だぜ?元気出していこうぜ!な?」
ビッボ「はい…(泣)」

~~~~~~~~~~~~~~~~~

ビッボ「あれから9年か…」


喉の中


ビッボ「ンッ…………………………ンッ…」
俺「あぁあああうっせぇな!ビッボさっきからンッンッうるせぇよ!」
ビッボ「ごめん…なんかノドに鼻水みたいのが絡まってて取れない…ンッ…」
俺「きったねぇ…もうやめてくれ勉強集中できないから」
ビッボ「ごめん…じゃあちょっとラスト…ンッ…少し強めにノド鳴らしていい?そしたら取れるかも…」
俺「えぇえ…まぁいいよ、ノドに絡まってる鼻水のボスを出せよ…」
ビッボ「ありがとうンッ…じゃあ」
俺「…」

ビッボ「コォオオオアアア゛ア゛アッ…!!!!!!!!」

俺「きたねぇよ!!なんか飛んだじゃねぇか!!」
ビッボ「コォオオオアアア゛ア゛アッ!!カアアア゛アッ……!」
俺「うるせぇ!もうやめろ!!」
ビッボ「…ごめん…」
俺「なんなんだよマジで…で、取れたの?」
ビッボ「……………………………ンッ」
俺「取れてねぇのかよ!」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ビッボ「あれから9年か…」


チャンス


オセロッツ「やっぱ別れよう…もういろいろめんどくさくなった」
エヴァン「なんで!?なんでよ、なんで!?私はまだちゃんと好きだよオセロッツのこと!」
オセロッツ「でも…もういいわ…他にも良い男いるって…」

ビッボ「…あ、オセロッツー!なにやってんのー!あ、エヴァンちゃんも…」
オセロッツ「いや…ビッボごめん…今日は先帰ってて」
ビッボ「…なんか暗くない…?ん?ん?どうしたぁ?あれ…そゆこと?…(笑)」
エヴァン「イライラ…」
オセロッツ「ビッボ…先に帰ってくれ、一度言ったよな?」
ビッボ「うぉほっほっ…wうーほほwすいましぇんねwそれでは…w」

俺「ビッボなにやってたんだよ…あれ、オセロッツは?」
ビッボ「ごめんごめん…ぶひゃひ…wオセロッツとエヴァンちゃん、別れるぞ…キタキタキターw」
俺「まじで?付き合って半年くらいだろ?」
ビッボ「なんか真剣に別れ話みたいのしてたから…wやべーチャンスだぁwエヴァンちゃんが空くwチャンスキタキタキター!」
俺「お前…バカだな…いやでも応援するわ、告れよ?」
ビッボ「映画誘おうw映画誘おうwオセロッツざまぁっはっはっwぶひw」

オセロッツ「はぁ…なんなんだよあいつ…うぜぇな」
エヴァン「ビッボってうざいよね、ほんと無理」
オセロッツ「ほんとだよな…。あの憎たらしい顔…」
エヴァン「ぷふっ…(笑)」
オセロッツ「はっはっはっ(笑)」
エヴァン「あはは!(笑)」
オセロッツ「はぁ…。あ~…なんていうか…なんかごめん…やっぱエヴァンちゃんの笑った顔が好きだわ…」
エヴァン「オセロッツの前ならいつも笑顔でいるよ」
オセロッツ「えっ…//う、うん…」


ビッボ「あはぁ~w映画何がいいかな~…ちょっと付き合ってよチケット買いにいくからぁw」
俺「いいぜwやっぱあれじゃない?今だと、『アフガン、砂漠の戦士』」
ビッボ「キタキタキタ、それにしようwうほほ!w」
俺「だろ!ていうか明日誘えよ?口だけじゃねぇよなまさか」
ビッボ「俺は行動は早いからねぇw逃さんよw」
俺「お~wさすがビッボw」

~~~~~~~~~~~~~~~~~

ビッボ「あれから9年か…」


ポカリ


俺「だぁあああいしぃっ!!!ぐわっああ…ハァ……ハァ~フゥ!」
オセロッツ「どぅうううわっ !!!ハァ…ハァ…ハァ…あ~!!きつかった!」
俺「こんな日にグラウンド20周とか…ハァ…ハァ…アホかよ…ハァ…たかが体育で…ハァ」
ビッボ「おつかれぃ!ポカリ飲む?」
俺「あれ…ハァ…ハァ…ビッボなにやってんの…なんで見学してんの?」
ビッボ「いや届け出出したから、ポカリ飲む?いいから飲みな飲みな!ほら!」
俺「…はぁ?サボりかよ…まぁいいやポカリちょうだい!ふぃ~あちぃ!」
ビッボ「(カチョ…チュポポポポ…キャラ~ン)氷ガンガン入ってるから冷えてるよ」
俺「これビッボの水筒?」
ビッボ「そうだよ、朝イチでポカリ入れてきたw」
俺「飲んだ?口つけた?口つけたのどこ?」
ビッボ「飲んだよ。口つけたとこはわかんない」
俺「ちょっと待って確認するから、……あ~ここっぽいな湿ってるし。じゃあ頂くわ」
ビッボ「冷えてるでしょ~」
俺「っぐっ…っぐっ…ぷっほお!ふぅ!!悔しいけど美味いわ、サンキュウ」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ビッボ「あれから9年か…」

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最終更新:2015年07月22日 14:17