最終更新:2015年09月12日 (土) 03時42分56秒
アドバンテージとリソースについて
advantage:有利、利益、強み
resource:資源、資産、方策、内に秘めた力量
アドバンテージ(アド)はフィールドや手札のカードのやり取りによって発生する利益を意味する。
また、リソースはデッキやエクストラデッキ、墓地から得られるカード資源を意味する。
このカードゲームはアドバンテージとリソースの二つの要素によって成り立っている。
アドを得ることは簡単だが、得たアドを失わないことと相手にアドを損させることが重要である。
アドを失う原因としては、モンスターを戦闘破壊されることや、相手の大量破壊カードやモンスターのメリット効果でカードを失うことが挙げられる。
つまり、モンスターを戦闘破壊されないように立ち回ることや、《ハーピィの羽根帚》等の被害を抑えるよう伏せカードの置き方を工夫することはアドを守るために重要と言える。
リソースはサーチや特殊召喚を通してフィールド・手札に現れ、アドバンテージに変換できる。
しかし、リソースを無駄に使うといざという時に盤面解決に必要なカードが使用できなくなり、相手に主導権を握られてしまう。
例えば【影霊衣】において、墓地が増えるからといって迂闊に《センジュ・ゴッド》から《ブリューナクの影霊衣》をサーチすると、その後の《影霊衣の術士 シュリット》のサーチ選択肢がクラウソラスとトリシューラのみになり、他の影霊衣にアクセス不能になる。
また、儀式魔法をブラフに使い過ぎるとデッキ内から儀式魔法が枯渇し、儀式を行えないという最悪の事態に繋がる恐れがある。
これらの問題はアド的には全く損が無いが、デッキ内リソースの管理が杜撰なために、いざという時に必要なリソースを取り出せなくなる典型的な例である。
エクストラデッキについても同じことが言え、序盤で出すエクシーズを間違えたことで中盤で必要なエクシーズが使えなくなるといった事態が起こりうる。
また、墓地のカードを除外する場合やペンデュラムモンスターをエクシーズ素材にする場合も自分からリソースを削ることとなるので、残さなくてはならないカードを見極める必要がある。
エクシーズ素材として使うなら、《EMペンデュラム・マジシャン》と《EMドクロバット・ジョーカー》のどちらを優先すべきかは明白だろう(ライフ等の状況によってはこの限りではない)。
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