【R18】18歳未満の方が閲覧するには不適切な表現が含まれています【R18】
18歳未満の方、性的な描写に嫌悪感を覚える方、現実と虚構の区別が付かない方等は速やかにブラウザのBACKボタンでお戻りください
以下本文となります
「ごめんね。急に呼び出したりして」
「珍しいね、梓が呼び出すなんて」
いつものお店で、今日は純と待ち合わせ。
「で、話したいことって何?」
「実はね……、唯先輩とのことなの」
「……帰っていい?」
「そ、それはだめ! お願い! 奢るからさぁ……」
嫌そうな顔をする純をなんとか手首を捕まえて、席へ座らせる。
「はぁ……仕方ないなぁ」
「ありがとう……」
「で、唯先輩がどうしたの?」
ちゅーっとジュースを吸いながら純が聞く。
「あのね、最近唯先輩の様子が変なの」
「変?」
「うん。その、私といて楽しくなさそうって言うか……、戸惑ったような顔をするんだよ」
「あの唯先輩が?」
「……うん」
にわかに信じられないと言う顔で、純が唸る。
「私、一体何したのかわからなくて……」
しばらく黙っていた純が、おもむろに顔を上げて私を見つめる。
「あのさ、唯先輩を付き合い始めてどれくらい?」
「……卒業式の日に告白されて、半年ぐらいかな」
「半年……ね。唯先輩とどこまで進んだ?」
「す、進んだって! えっと……言わなきゃだめ?」
「……じゃあキスより先に行ったか行っていないか言いなさい」
「……キスより先は、行ってないです……」
そう答えると、純がぽかーんという顔をしている。
「……まじで?」
「だ、だって、唯先輩に抱きしめられたらもう何もできないっていうか、照れちゃって……」
付き合っているのに未だに心臓がドキドキしちゃって、まともに見つめ合うことすらできない。
「それだ」
「へ?」
「それだよ、梓」
純が手を組んで某マダオのように凛々しい顔で私に告げる。
「つまり、梓から何かして欲しいわけよ」
「私が唯先輩に……?」
「そう。いくら付き合っていたって、自分の愛が届いているかどうかわからなくなったら戸惑いもするよ」
「そっか……」
「たまには梓の方からスキンシップしてみたら?」
「で、でも、スキンシップって一体どんなことを……」
そう呟くと、純がにやりと笑う。
「ふふん。それは決まっているでしょ?」
「な、何? 教えて!」
純に迫ると、呆れた表情でため息をつく。そして、そのまま耳元まで近づいてくるとこそこそと耳打ちしてきた。
「キスの先までするのよ……」
「なっ!」
キ、キスの先までですとぉ!?
「そ、そそそ、そういうことは大人にな、な……」
「落ち着きなよ梓……」
差し出されたストローを吸い、ジュースを飲みこんでいく。
「……んはぁ。そういうのはまだ早いよぉ……!」
「これだったら唯先輩のことを愛しているって直球で伝わると思うんだけど」
「でも……!」
「梓はしたくないの? 唯先輩と?」
「そりゃ……! その……」
ちょっ想像するだけで頭がオーバーヒートしそうになる。
「まぁ、無理にとは言わないけど。でも唯先輩、待っていると思うよ?」
確かにいつも唯先輩に何かしてもらってばかりだ。告白だって唯先輩からだったし……。
これじゃあ唯先輩が不安になったりしてもしょうがないよね。
「……わかった。私、頑張ってみるよ」
「うん! その意気だよ。応援しているからさ!」
「純、ありがとう。あ、このことは……」
「大丈夫。憂にも唯先輩にも言わないから」
わかってるってと言いたげな顔でぽんぽんと肩を叩く。本当によく気が回る子だ。
やっぱり純に相談して良かった。
「で、何するの?」
ものすごくキラキラした顔で純が身を乗り出す。
「い、いやぁ、何しようかな……」
そういう知識はあるけど、それは男の人とのことだし。女の人同士でどうやるかなんて想像もつかない。
「梓は勝負下着とかあるの?」
「……一応」
「何さ。用意はしているんじゃない」
「恥ずかしい……」
こうも自分のプライバシーを公開しなくてはいけないとは……。でも、こうやって相談に乗ってもらっているんだから仕方ないんだけどね。
「あとは、やり方ね」
「やり方……」
「梓は知らなそうだしね。事前に調べておいた方がいいと思うよ」
「うん、わかった」
恥ずかしいけど、知っている方がいいに決まっている。今日調べてみよう。
「あと何かある?」
「そうだねぇ……」
純は少し考えると口を開いた。
「道具とかあればいいけど、まだいらないと思うし」
「ど、道具!?」
「知らないの?」
「いや、知っているけど……」
可愛らしいものからあんまり口にしたくないような形のものがちょっと頭によぎった。
「あとは、雰囲気かな」
「雰囲気?」
「これさえできたらほぼ成功したも同然よ!」
ポテトを口にくわえながら純が力説する。
「でも、私に雰囲気とかつくれるのかな……」
「大丈夫だよ。梓はかわいいから寝るちょっと前に”ねぇ、しようよ……?”なんて囁けば十分よ!」
「そんなものかなぁ」
私なんかが言って、そういう雰囲気になるのかな。純は確信があるみたいだけど……。
「もしかしたら唯先輩の方が我慢できなくなっちゃったりしてね」
「どうかなぁ……」
「独り暮らしなんでしょ、唯先輩。家に泊まりに行っちゃいなよ」
「でも、受験勉強とかあるし……」
「赤本とか使って、勉強できるじゃない。週末に泊まっちゃいなよ」
勉強については失礼だけど唯先輩はあんまり当てにならなんだよねぇ……。
「あんまり相手にしないと、浮気しちゃうかもよ?」
「そ、それは絶対だめ!」
勢いよく立ちあがって純に詰め寄る。
「わ、わかったから、ちょっと落ち着きなよ……」
「ご、ごめん……」
つい興奮して叫んじゃったよ……。
「今週末、泊まりに行ってみるよ」
「がんばりなよ!」
「うん」
そして、週末。
「メールも送っておいたし、そろそろ行こうかな」
荷物を持って、唯先輩の家に向かう。しかし、唯先輩の家に行くのは久しぶりだな。
確か初めて行ったのは5月ぐらいだったかな。見に行った時は馴れない独り暮らしに奮闘していた跡がたくさんあったなぁ。
助けを求めたらいいのに、変なところで意地っ張りなんだから……。
「よーし、ついた」
そんなこんなで遂に来ましたよ、唯先輩の家。
「……やってやるです!」フンス!
気合も入れて、呼び鈴を鳴らす。
「はーい」
「梓です」
「わぁ! ちょっと待っててね!」
どたどたと慌ただしい足音がしたと思ったら、勢いよく玄関が開く。
「あっずにゃあああぁん!」
「にゃあ! わああぁ!」
そして、体全部を使って私のことを確かめようとエプロン姿の唯先輩が抱きついてくる。
「待ってたよぉー、あずにゃああぁん!」
「ちょ、ちょっと、苦しいです……」
「あっ、ごめんごめん」
申し訳なさそうに離れる唯先輩。しかし、本当にうれしいのがよくわかる。
「さぁ、あがって?」
「お邪魔します」
唯先輩の家に泊まるのは初めてじゃないけど、とても緊張してきた……。
「
あずにゃんと久しぶりにお泊まりだよぉ。うふふ」
「そうですね。この前は一か月前ぐらいですかね」
「もうそんなに経つんだねぇ。あ、ご飯もうすぐできるから待っててね」
そう言い残すとキッチンへ戻っていく。何だか新婚さんみたいだなぁ……。
いつか、こういう生活が送れたらいいのに……。
ふとそんなことを考える。唯先輩と結婚とまでは行かなくても同棲ぐらいはできるよね。
唯先輩もそんなこと考えてくれているのかな……。
「はい、できたよー」
少し考え込んでいると、唯先輩がおかずを手に帰ってきた。
「手伝います」
「お願い。まだあるからね」
台所にある料理を運んでいく。本当に、こういう生活がいつかできたらいいなぁ……。
「はぁ、ごちそうさまでした」
「お粗末さまでした」
「いえいえ。とってもおいしかったですよ」
「そこまで言われると照れるなぁ」
えへへと言いながら頭を掻く唯先輩。
「また、おいしいのつくるね」
「私も、何かつくってあげますよ」
「じゃあ、今度つくってね」
「はい」
晩ご飯も食べ終わって、後はお風呂に入って寝るだけになってしまった。
そう、ついにその時が来たのだ。
唯先輩がお客さんは先に風呂に入るものだよというので、先にお風呂を頂くことになった。
「はぁ……」
浴槽に入り、用意した下着の事や、こんな自分で唯先輩とその……えっちができるのだろうかとか色々考えてしまう。
その時、純が言っていたことを思い出した。
「私、ちょっと不安だな……」
「大丈夫だよ。梓は唯先輩のことが好きなんでしょ?」
「うん」
「唯先輩も梓のことが好きだって信じられない?」
「それは……」
それはある意味自惚れに近いもので、はっきりと言えなかった。
「自信がないのはわかるけど、素直に梓の気持ちを伝えれば唯先輩はちゃんと答えてくれるよ」
純が優しく言ってくれた。
「……そうだよね」
「ちゃんと答えてくれる……か」
信じていない訳じゃないけど、自分に自信がないのもあって不安になる。
ちゃんとできるだろうか。初めてだからやっぱり痛いのかな……。
「……だめだめ。今日は私から踏み出そうって決めたんだから!」
弱気な心を振り払い、私はお風呂から出た。
「お先です」
「あっ……」
唯先輩にお風呂から出たことを告げようとしたら、何かあたふたしている。
「どうしたんですか?」
「い、いや、何でもないよ」
明らかに何か隠している雰囲気。気になるけど今はそれどころじゃない。
「はぁ、お風呂出ましたから入ってください」
「わかった」
そそくさと着替えを持って、唯先輩はお風呂に行く。
「はぁ……」
1人分しかないベッドに枕が2つ。それに腰掛けて
これからのことを考える。
それなりに情報は仕入れてきたけど、役に立つのだろうか。というか、私にできるのだろうか……。
耳にはどっきんどっきんと鼓動が聞こえていて、その音を聞くたびに緊張してさらに鼓動が……。
なんという悪循環……。
呼吸を整えて何とか落ち着かせる。軽く息を吐いて、きゅっと手を握りしめる。
今日こそは私から踏み出すんだ! がんばれ、私!
「おまたせ……」
そんなことを考えてると、唯先輩がお風呂から出てきた。
火照っている体が何とも言えない色気を出していて、せっかく落ち着いたのにまたドキドキしてきた。
唯先輩に見惚れていると、そのまま私の隣に座ってきた。
「……」
「……」
ギシッと軋むベッドの音を最後に、沈黙する私達。お互いに俯いて自分の手を見つめながらもじもじしているだけ。
こんなんじゃだめだ。私が切り出さないと……!
「あ、あのさ……」
「は、はい」
しかし、先に切り出したのは唯先輩だった。うぅ、出鼻をくじかれた気分だよ……。
「今日は何で泊まりに来たいって言ったの?」
「それは……」
しかし思わぬチャンス到来です! このまま言ってしまえば進めるかも……。
「それは……、唯先輩と過ごしたかったからです」
とりあえずそれとなく伝えてみる。
「本当に?」
「はい。最近は会えなくて寂しくなって……それで」
私が話し終えると、唯先輩は軽く息を吸って話し始めた。
「私ね、ずっと我慢していたんだ」
「我慢、ですか?」
「うん」
唯先輩はやっぱり私が何もしないから不満というか不安に思っていて……。
「あずにゃんともっと一緒にいたいと思うけど、やっぱりあずにゃんは受験生でしょ?」
「え……?」
「せっかくあずにゃんが頑張っているのに邪魔しちゃ悪いと思ってさ」
そう言って笑う唯先輩の顔はとても寂しそうに見えた。
「今日、こうやって来てくれてとてもうれしいけど、私の為に自分を犠牲にしないで?」
「……違いますよ」
私は唯先輩の肩を掴んで、正面に見据える。
「あ、あずにゃん……」
「私、唯先輩と過ごすことが勉強の邪魔だなんて思っていないです。むしろ勉強する力になっています」
「本当?」
「はい。”唯先輩と同じ大学に行くんだ”ってモチベーションを高められるんです」
それを聞いて、唯先輩はほっと息をついて笑った。
「よかった……」
「だから、我慢しなくていいんです」
「あ、あず……」
突然の行動に戸惑う唯先輩を、ちょっと強引に引きよせてキスをする。
「んっ……」
髪から独特な湿気とシャンプーの香りが広がるのを感じつつ、腕を首に回す。
「ちゅ……、はぁ……」
久しぶりの唯先輩とのキス。もうそれだけで体中が蕩けそうで熱い。でも、まだこの先がある。
「はぁ……唯先輩」
ゆっくりと唇を離すと、うっとりとした顔の唯先輩が目に入る。もう緊張も何もなかった。ただ、自分の欲望に従って続ける。
「……しても、いいですか?」
唯先輩は顔を一気に赤らめて、目を逸らした。
そして、しばらくの間をおいて、小さく頷いた。
「じゃあ……」
小動物のように小さく収まっている唯先輩にキスをしつつ、押し倒す。
「んあっ……、あずにゃん……」
いつもの唯先輩とは違って、とろんとした目で私のことを見つめてくる。
「唯先輩……!」
「や、優しく、してね?」
そ、そういうことを言われると、優しくできないんですよぉ!
暴走気味の私は、そのまま唯先輩の首に吸いついていた。
「ちゅううううぅ……!」
「はああぁ……! うぅん……!」
赤いキスマークをいくつも付け、首筋を舐め、耳をしゃぶる。
「あ、あずにゃん……、ひゃう! て、手慣れてない?」
「そんなことないです。もう、いっぱいいっぱいで……!」
するすると唯先輩の体に指を滑らせ、シャツをたくしあげていく。
「わっ、で、電気消そうよぉ……」
さっと胸を隠す唯先輩。寝るときにはブラジャーをしない唯先輩だからシャツの下は何もない。
「そしたら、唯先輩がよく見えないじゃないですか」
「で、でも、恥ずかしいよぉ」
ちょっと抵抗を始める唯先輩だけど、私は止まらなかった。いや、止まれなかった。
「ね? おねが……ちゅ……!」
「れろ……、んんっ……!」
講義をしようとする口をキスで塞ぎ、腕の隙間から手を忍びこませて唯先輩の胸を揉む。
「んんっ!? あ、あず、んあぁ……!」
まだお風呂上がりの湿気を保っている肌が指に吸いついて来て、何とも言えない感触だ。
ゆっくりと揉みしだいていくと唯先輩が喘ぎ始めた。
「お。おっぱい、やあぁ……、あっ! いうぅ……!」
「乳首、勃ってきてますね」
「だ、だってあずにゃんがおっぱい揉むから……」
ぷるんと揺れる胸の頂点に、淡いピンクの乳首がおいしそうに待っている。
「食べていいですか?」
「た、食べるって……」
唯先輩の答えを聞かず、私は乳首を口に含んだ。
「っ!? な、なにこれぇ……!」
「ちゅぱちゅぱ……」
ほのかに甘い味がする乳首を優しく吸い、舌で舐め転がしていく。もう片方は指でくりくりと摘まんだり撫でつけたりと愛撫を忘れない。
「そんなにしたら、お、おっぱいおかしくなっひゃう……!」
「ちゅぷ……、おかしくなっていいですよ……?」
舐めていないもう片方を口に含み、吸う。
「ひゃあぁ……! あ、あついよぉ! びりびりくるぅ……!」
口の中でさらに乳首が固くなっていく。それを丹念に舌でしごき、甘噛みする。
「そ、それだめ! だめぇ!」
ふるふると頭を振り乱し、快楽の波に翻弄される唯先輩。いつもと立場が逆転しているからどこか面白いと感じる自分がいる。
「気持ちいいですか?」
「き、気持ちいい……?」
「ほら、こうやると……」
舌で乳輪から乳首へくるくるとまわしながら舐める。
「し、舌でぺろぺろしちゃ……! あふっ!」
抵抗も無くなって、ただ与えられる快楽に身をまかせ始めた。
「気持ちいいんですか?」
ちゅぱちゅぱといやらしく吸い続けると、唯先輩が甘い吐息を吐く。
「き、きもちいいよぉ……! 乳首、熱くて……! 舌でぺろぺろされてぇ……!」
乳首から口を離し、ぴんと自己主張を強めているところに指で強く挟む。
「はあっ!? ああぁ! り、両方いっぺんにしないでぇ!」
ぴくぴくと体が跳ねて、唯先輩がきゅっと目を瞑る。
「……イッたんですか?」
「はぁっ……、はぁっ……。頭、真っ白になっちゃったぁ……」
だらしなく開いた口からは、私を誘うように甘い声が漏れる。
「まだ、大事なところが残っていますよ……?」
快楽で力が抜けきっているところに、すっと唯先輩の恥丘に指を滑らせる。
「そこ、だめだよぉ……!」
軽く指で擦るとパンツから愛液が滲みでて指に絡みつく。
「すごいですね……」
「い、いじっちゃやらぁ……!」
愛撫もほどほどにして、もはや意味を成していないパンツを脱がしていく。
足を滑る時につーっと透明の糸が引いていく。
「うぅ……、私ばっかりずるい! あずにゃんも脱いでよ……」
唯先輩が大事な所を隠しながら訴える。
「わ、わかりました……」
人前で服を脱ぐのってかなり恥ずかしい。しかも、見ているのは唯先輩で……。
「お、終わりましたよ」
唯先輩と同じく一糸纏わぬ姿になり向き合う。何故かお互いに正座で。
「う、うん……」
私の姿を見てさらにもじもじしていく唯先輩。何だかそんな反応をされるとこっちも恥ずかしくなってきちゃいますよ……。
「で、どうするの……?」
不安と期待が入り混じったような声で唯先輩が聞く。
「……じゃあ、2人で気持ちよくなりましょうか」
私は貝合わせをやってみることにした。
「じゃあ、行きますよ?」
「うん……」
唯先輩を寝かせて、自分のをこすりつける。
くちゅ……。
「んっ……!」
「う、はぁ……!」
な、何これ……! 触れ合ったところからじんじんしてきて、熱い……!
快楽を求めてゆっくりと腰を動かし始めると、卑猥な水音が部屋にねっとりと響き始める。
ぬっちゅ……、ぐっちゅ……、くっちゅ……。
「あ、あんっ……! んぅあぁっ! あ、あずにゃあぁん……!」
「ゆいせんぱいっ……! うはぁっ……!」
お互いに快楽を相手に求め、もっと、もっとと腰をくねらせていく。
「あずにゃん……! ちゅー、しれ……?」
唯先輩が舌を突き出しておねだりする。それに惹かれて、舌を絡ませ唇を吸う。
「んんっ! ちゅう……! あずにゃん……!」
「くちゅ……!
ゆいせんぱい……! はぁっ……! んむっ……!」
こんなに唯先輩のことを愛しく思ったのは初めてかもしれない。
それほどに私は唯先輩への愛が溢れていて、それをぶつける様に唯先輩を攻め立てた。
「ひゃあぁっ! そ、そんなにこすっちゃ! か、かんじすぎひゃうよぉ!」
ぬっちゅ! ぬっちゅ! ぬっちゅ……!
「ゆ、ゆいせんぱい……! わたし、もう……!」
激しく絡み合う度に、下半身にふつふつと快楽の波が押し寄せて来ていた。
「わたしも、またおおきいのきひゃうよぉ……!」
お互いに固く抱きしめ合い、キスをして、獣のように腰を振る。
「あずにゃん、いっしょに、いっしょに……!」
「はい……!」
もはやどちらのかわからない唾液を飲み込み、愛液でお互いのものを汚し、その狭間でちらちらと光る快楽の波に体を打ちひしがれながら、あられもない声をあげる。
「あんっ! あんっ! あぁっ! い、いっちゃう……! いっちゃう!」
「わたしも、きちゃいます……! もう、だめええぇ!」
下半身の波は頭を痺れさせ、全身を震わせる、そして───
「「ああああああああぁ! い、いっちゃうううううぅ!」」
2人で快楽の海へと投げ出され、溺れたのだった。
「はぁ……、はぁ……」
それから私達は何度も交わって、絡んで、お互いを求めあい、気づけば外が明るくなり始めていた。
快楽の海から岸までかなりかかってしまったようだ。
ぐったりと唯先輩の体に身を預けて横たわる。唯先輩も荒い息遣いで私のことを抱きしめる。
お互いに色んなモノに塗れていた。
汗に、唾液に、愛液に……。
でも、それでも、私は幸せだった。こうやって唯先輩と愛し合えるんだもの。幸せでないわけがない。
「あずにゃん……」
終わりを告げるキス。今までの快楽を名残惜しく思いながら、私は唯先輩の香りに包まれていた。
「その……、気持ちよかった……よ?」
恥ずかしそうに枕に顔をうずめて、唯先輩が呟く。
「でも、あずにゃんがこんなにえっちだったなんて知らなかったよ」
「唯先輩じゃ無かったらこんな風になったりしませんよ」
「私も、あずにゃんじゃ無かったらこんなに……なったりしないよ」
狭いベッドで一ミリも隙間が無いように身を寄せ合って、お互いの体温が混ざり合う空間でまどろむ。
「唯先輩、そろそろ寝ましょうか……」
「そうだね。ちょっと疲れたしね……」
また軽くキスをする。
「大好きだよ、あずにゃん……」
「私も、大好きです。唯先輩……」
それを最後に私の意識は暖かい眠気に落ちた。
END
- 攻めにゃん良いね〜 GJ!!! -- (名無しさん) 2011-02-25 07:17:56
- 夜勤明けて寝ようって時に何て物見せるんだよチクショウw 作者GJ!! -- (名無しさん) 2011-02-25 09:08:42
- 久しぶりの刺激をありがとう! -- (名無しさん) 2011-02-26 10:23:45
- 攻めにゃんGJ!!ご馳走様でした/// -- (名無しの唯梓スキー) 2012-03-04 09:57:19
- あずにゃん攻めもいい -- (名無しさん) 2012-09-21 22:38:29
最終更新:2011年02月25日 05:12