あずにゃん―――――これは、唯先輩から私への呼び方だ。
出会って数日の間だけは『梓ちゃん』と呼ばれていたけれど・・・ネコミミが似合う、なんて言われてからはずっと呼ばれ方は『あずにゃん』だ。
他の先輩方や同級生からは、呼び捨てだったり、ちゃん付けだったり・・・とりわけ、特別な呼び名で呼ばれる事は無い。
そう言えば、唯先輩は親しい人に対してでも、呼び捨てで呼ぶ事はない。
澪先輩は澪ちゃん、律先輩はりっちゃん、ムギ先輩はムギちゃん・・・一番付き合いの長い和先輩だって、和ちゃんと呼んでいる。
唯先輩が呼び捨てで呼ぶのは憂くらいだけど、姉妹なんだから至極当然、不思議ではない。
基本的に、唯先輩の呼び方は『~ちゃん』・・・だけど、私に対してだけは『あずにゃん』・・・しかもこう呼んでくれるのは唯先輩だけ。
たかが呼び方一つで・・・って思うけど、唯先輩にとって私は特別な存在なのかなぁ・・・と思ってしまう。
だとすると、もしも唯先輩が私の事を梓って呼んでくれるようになったら・・・。
それはそれで、唯先輩の中で私の存在がさらに特別になったという事になるのかな。
た、例えば、私達が恋人同士になった時とか・・・。皆の前では『あずにゃん』だけど、二人きりの時は『梓』と呼んでくれるとか・・・。
- 悪くないかもしれない。親からも、先輩方からも、友達からも呼ばれている名前だけど、唯先輩から呼ばれると凄く新鮮な気がする。
- 呼ばれたいなぁ、唯先輩から・・・梓って。
『あずにゃん、大好きだよぉ♪』
いつも言われているけれど・・・
『好きだよ、梓・・・』
なんて言われたら、私・・・。意味は同じなのに、何でだろう・・・考えただけで、凄くドキドキしちゃう。
こんな事言われたら、きっと顔が真っ赤で唯先輩を直視できなくなっちゃうかもしれない。
唯先輩、私も大好きです・・・。だから、私の事を梓って・・・呼んでみてください・・・。
――――――――――
―――――
―――
―
「なんて妄想してるんだろうねぇ、梓は」
「お姉ちゃんのメール見て、固まってもんね~」
「昨日の夜もさぁ、唯先輩から送られてきたメールを私に転送してきて・・・内容が『あずにゃん大好きだよ~』とかひたすら梓を愛でる物だったけどさ~」
「私の所にも来たよ、そのメール」
「そしたら、最後に一言・・・『唯先輩から「好きだよ、梓(ハート)×5」って言われたい(ハート)』って書いてあるんだもん」
「私には『憂は唯先輩に呼び捨てで呼ばれて羨ましいなぁ』って書いてあったよ」
「姉妹なんだから、当たり前なのにね。梓は梓で、唯先輩からしか呼ばれない、特別な呼び名があるんだから、それで十分じゃないって思うんだけどねぇ」
「梓ちゃん、お姉ちゃんの事が大好きだから、もっと親密な関係になりたいって思ってるんだろうね♪」
「まったく、いつまでニヤけながら固まってるんだ、この子は!!梓、昼休み終わっちゃうぞ!!」
「・・・」ボー
「・・・日本人形」ボソッ
「断じて日本人形はあだ名ではないんだからね!私の事をあだ名で呼んでくれるのは唯先輩だけなんだから!そんな唯先輩から呼び捨てで呼ばれたら、
唯先輩の中で私が特別な存在になれたんじゃないかなって思ったんだよ。唯先輩って、憂以外には呼び捨てで呼んだりしないんだから。それにほら、
やっぱり特別な存在って良いじゃん。唯先輩も私の事を意識してくれてるんじゃないかって・・・考えるだけでドキドキしちゃうの。純にはわかる?この気持ちが。
『好きだよ、梓』なんて言われてカッコ唯状態の先輩に迫られたりしたら、私はもうイチコロだよ/// 私の身も心も、全て貴女に捧げます、唯先輩・・・ってね!
そうだ今日ね、律先輩、澪先輩、ムギ先輩が部活に来れないみたいだから、唯先輩と帰宅デートに行く約束してるの!場所は未定なんだけど、ケーキ屋さんとアイス屋さん、
どっちが唯先輩喜んでくれるかなぁ。純だったら、どっちが良いと思う?あ、純はドーナツ屋さん一択だから聞くだけダメかぁ」
「そろそろ黙れ」
授業終了後のチャイムが鳴ると同時に、私は3年2組の教室へ向かった。それは勿論、愛しの唯先輩のお迎えに行く為だ。
結局、ケーキ屋さんとアイス屋さんのどちらをデートコースにするか、私一人では決める事はできなかった。
唯先輩の教室に着くと、中では唯先輩は和先輩と楽しそうに喋りながら帰宅の準備をしている所だった。
まだかなまだかなと唯先輩に視線を送り続けていると、その熱い視線に気付いたムギ先輩が唯先輩にキラーパスを送った。
「唯ちゃ~ん、恋人を待たせてちゃダメよ~♪」
「ちょっ、ムギ先輩!///」
すると教室中がざわめき出し、多くの視線が私に向けられた。
軽音部の4人が3年2組の中心的メンバーになっているので、軽音部に属している私の存在も、実はこのクラスには浸透している。
その為、私に向かって笑顔を向けてくれる人もいれば、手を振ってくれる人、何故か飴をくれる人もいた。
よくこのクラスに顔を見せるせいか、私もこのクラスの一員になれているような気がして、ちょっぴり嬉しい気もする。
「ねぇねぇ、唯ちゃんとはどこまで進んだの~?」
「いつも2人きりだと、何て呼び合ってるの?」
「デートはどこに行ってるの?」
私達、まだそういう関係では無いのですが―――――
- と否定する事をしなかった為、私は次々と質問攻めに遭ってしまった。
「えぇっと・・・その・・・」
「あぁもう皆、あずにゃんを解放してあげてよ~」
ここでようやく、ギー太を背負った唯先輩が、クラスメイトをかき分けながらやってきた。
「
これからデート?羨ましいなぁ~」
「こうやって2人で居ると、やっぱりお似合いだね!」
「唯ちゃんは梓ちゃんのどこが一番好きなの?」
「じゃあ、私は梓ちゃんに聞きたいなっ!唯ちゃんの一番好きな所は~?」
こうやってクラス中の皆さんから、私と唯先輩の事を色々と話してくれるのは嬉しい・・・けれど、やっぱり恥ずかしいものだ。
最初は嬉しそうに話していた唯先輩も、私が恥ずかしさから小さくなっているのに気付き、プチお祭り状態に幕引きをしようとしてくれた。
「ゴメンね、皆・・・私達、先に帰るね!」
「お、お疲れ様です・・・失礼します・・・」
クラス中からは軽いブーイングが起きたものの、すぐに私達を見送ってくれた。
「またね、唯ちゃん、梓ちゃん♪」
「あずにゃん、唯ちゃんとお幸せに♪」
「あーずにゃん、可愛い~♪」
「唯梓・・・目の保養だわぁ~♪」
「ムギは自重しなさい」
皆から祝福されている・・・それはとても気持ちの良いもので、幸せを感じる事ができる。
だけど、引っ掛かる事もあった。嫌・・・ではないのだけれど、唯先輩以外の人が、私の事を『あずにゃん』と呼んでいたのだ。
きっと、唯先輩が私の事を話す時に、いつもそういう呼び方をしていたから、自然とクラス中に広がってしまったんだと思う。
いずれはそうなるのではないかと、私自身も考えてた事だったから、特に驚く事もなかった。
だけど、いざ他の人から呼ばれてみると・・・寂しさを感じてしまった。
唯先輩から呼ばれるからぬくもりを感じられるのに・・・唯先輩から呼ばれるから愛情を感じられるのに・・・他の人からだと、何も感じる事ができなかった。
「あずにゃん、どしたのー?」
「・・・ちょっと、さっきの事を考えてたんです」
「さっきの事・・・?」
「はい・・・唯先輩のクラスメートの方から『あずにゃん』と呼ばれたんです・・・。私は唯先輩からしか呼ばれてませんけど、今日の様子からすると・・・普段は
クラスの皆さんも私の事を『あずにゃん』って呼んでるんですよね・・・」
唯先輩が私の事を色々な人に話している光景が目に浮かんでくる。
別に、そうであって欲しいというわけではないのだけれど、きっと唯先輩なら軽音部の話題から、自然に私の事も話しているのではないだろうかと思ったのだ。
う~んと軽く唸りながら上を向く唯先輩。そして少し苦笑いをしながら、私にこう答えてくれた。
「普段は皆『梓ちゃん』って呼んでるよー?・・・と言うか、私が『あずにゃん』って呼ばないでって言ったからかもしれないけど・・・」
「そ、そうなんですか!?」
「う、うん・・・。話は3年生のクラス替えの日に遡るんだけどね・・・」
―
―――
―――――
――――――――――
さわ「じゃあ次は平沢さん、自己紹介をお願いします」
唯 「皆、こんにちはぁ♪2年2組だった平沢唯です!部活は軽音部に所属しています。1年生からギターを始めたんですけど、まだまだ教えてもらう事も多くて、
後輩のあずにゃんに教わっています♪」
生徒「あずにゃんって~?」
生徒「去年の学際でギター弾いてた、ツインテールの子でしょ?・・・あの子、可愛いよね!」
唯 「えへへ~♪可愛いし、ギターも上手いし、抱きつくと気持ち良いし・・・私、あずにゃんの事大好きなんだぁ♪」
生徒「あずにゃんってとっても可愛いし、妹にしちゃいたいなぁ~」
生徒「それに礼儀正しそうな、良い子だよね」
生徒「容姿もそうだけど『あずにゃん』ってあだ名も可愛いよね♪私も『あずにゃん』って呼んでお友達になろうかな♪」
唯 「えっ・・・」
生徒「ねぇ唯ちゃん、今度、私にもあずにゃん紹介してよぉ♪一緒にお茶飲みたいな~」
唯 「ダ、ダメだよぉ、皆!!そんなに『あずにゃん』って呼ばないで・・・」
生徒「何で~?」
唯 「あずにゃんは私にとって大切な人なの・・・だから『あずにゃん』っていう呼び名も私だけの大切な呼び方にしたいの・・・」
生徒「唯ちゃんにとって、大切な人・・・?」
唯 「あずにゃんは・・・あずにゃんは、私の恋人なんだから!!」
紬 「!!」
澪 「な!?」
律 「にぃ!?」
和 「大変、ムギが鼻血を出して気を失ってるわ!」
さわ(次の衣装は・・・
ウェディングドレスで決定かしら!?)
――――――――――
―――――
―――
―
「・・・と、こんな事があったんだぁ。だから普段は皆『あずにゃん』とは呼んでないんだぁ」
「・・・な・・・」
「今日はあずにゃん本人が教室に来たから、普段口にしない分『あずにゃん』って呼んでる子も居たみたいだけどね♪」
「何て事をクラス中に言っちゃってるんですかー!!」
何事も無いかのように淡々と話す唯先輩に対し、私は大声を発してしまった。
それは怒鳴るというよりも、恥ずかしさを隠す為のものだった。
「わ、私が唯先輩のこ、ここ・・・恋人・・・だなんて・・・///」
「ほぇ?嫌だった・・・?」
「そ、そういうわけではないんですけど・・・むしろ嬉しいですが・・・私に打ち明ける前にクラス中にカミングアウトだなんて・・・心の準備が・・・」ゴニョゴニョ
「えぇ~?何、あずにゃん~、聞こえないよぉ~」
私は高鳴りすぎている気持ちを抑制しようと、一旦深呼吸をする。
まったく、この人は何を考えているのだろう・・・等と頭の中で文句を言いつつも、少しずつ冷静さを取り戻していこうとする。
そして落ち着いていくにつれ、私は最近抱いていた野望を思い出した。
唯先輩から、梓と呼ばれる事―――――
傍から見れば野望という割には小さい願いかもしれないけれど、唯先輩が私の事を特別な存在だと言ってくれた今、その願いを叶えるチャンスが来ているのだ。
「唯先輩・・・わ、私の事を恋人だと・・・特別な人だと思ってくれるのなら・・・ちゃんと証明してくれませんか?」
「証明・・・わかったよ、あずにゃん!!」
「・・・」
「あずにゃん、好きだよ!!愛してるよ!!」ムチュチュー
「そんなんじゃダメですー!!」
私のリアクションを見た唯先輩は、頭の周りに『?』を浮かべるようにキョトンとしている。
この様子だと、私が怒った理由をまるで理解していないようだ。・・・まぁ、さすがにそれは仕方ないか。
「よ、呼び方です・・・恋人らしく私の事を『梓』って呼んでください・・・」
「えぇ!?・・・あ、あずにゃん・・・じゃダメ・・・なの?」
「『あずにゃん』は唯先輩だけが呼んでくれる特別なあだ名ですけれど・・・唯先輩の口から『梓』って呼んでもらえた時こそ、2人が特別な関係になれたって思うんです」
「で、でも・・・そんな急に、あずにゃんの事を名前で呼んでって言われても///」
「呼んでくださいよ・・・私の事を『梓』って・・・」
「えぇ・・・」
「・・・」
「あ、あず・・・」
「・・・」
「あず・・・」
「・・・」
緊張からなのか、唯先輩から笑顔は消えている。頬を赤く染め、何とか最後の一文字を口にしようとしているが、なかなかそれができずにいる。
口は小さく動き、発せられる唯先輩の声は少し震えているように聞こえる。
これだけで唯先輩の高鳴る鼓動が伝わってくる。
「・・・好きだよ、あず・・・さ・・・///」
唯先輩は照れを隠すように、両手で口を押さえながら私の事を見ている。
正直な所『さ』は蚊の鳴くような声でほとんど聞こえなかったけれど、顔が真っ赤になっている唯先輩を見ると、唯先輩なりに凄く頑張ったんだなと感じ、胸がキュンとなった。
「私も・・・大好きです、唯先輩・・・」
ただ単に私の名前を呼ばれただけなのに、凄く大きな達成感に包まれている。
まさか唯先輩も、私の事を恋人・・・そういう対象として見てくれているとは思っていなかったから、二重に幸せを感じている。
これで本当に2人の距離が縮められた・・・私が満足な表情をしていると、逆に唯先輩は少し不満気に呟いた。
「・・・あずにゃん、酷い」
「えっ?」
「わ、私頑張って、あずにゃんの事を・・・あ、あず・・・さって呼んだんだから・・・あずにゃんも私の事『唯』って呼んでよ///」
「えぇ!?」
それはまさかの逆襲だった。唯先輩はまだ熱が帯びているのだろう・・・真っ赤な表情で私に迫ってくる。
目を潤ませながら訴えかける唯先輩が可愛くて・・・思わず目を反らしてしまった。
「そ、そんな・・・失礼ですよ、『先輩』を抜かすなんて・・・」
「恋人に先輩も後輩も関係ないもん!」
「うぅ、それは・・・///」
唯先輩にも私から呼び捨てで呼ばれたいという願望があったかどうかは定かではない。
だけど、恋人なら対等の関係で有りたいと唯先輩が思っているのなら、先輩を抜かして名前だけで呼んでほしいというのもわかる。
わかるんだけど・・・でも、いざ呼べと言われると・・・。
「えーっと・・・」
「・・・」
「ゆ・・・」
「・・・」
「ゆ、ゆ・・・」
「・・・あずにゃん、顔真っ赤」
「なっ!?///」
2~3分前の唯先輩の気持ちがよくわかる。
私は安易に名前を呼び捨てで呼んでと言ったけれど、実際に呼ぶ側になってみると言葉が出てこない。
唯先輩が頑張って超えた山・・・それが今、私の目の前にそびえ立っているようだ。
「む、無理ですよぉ/// こ、今度の機会じゃ・・・」
「ダメ~。あずにゃんだって、私に言わせたんだから、あずにゃんにも言ってもらわなきゃ」
「うぅ・・・」
「好きな人の名前を急に呼び捨てで呼ぶ事が、どれだけ大変で恥ずかしい事か・・・あずにゃんにも体験してもらわないとね~」
「酷いですよぉ、唯先輩///」
「先輩を言わないだけで良いんだよ~?『ゆい』って平仮名、たった2文字を言えば良いんだよ~?」
完全に立場が逆転してしまった。
唯先輩は私が恥ずかしがる様子を楽しむかのように、私の顔を覗き込んでくる。
「ゆ・・・ゆ・・・ゆ・・・ぃ・・・」
「ん~?聞こえないなぁ♪」
「ゆ・・・ゆ・・い・・・」
「クスッ♪もう一声~!」
「・・・唯・・・」
「・・・♪な~に、梓♪」
「!?・・・す・・・好きだよ・・・」
「ふふっ、よく・・・できました♪」チュッ
「な、な、なっ!?・・・何するんですか!!///」
「何って・・・あずにゃんが私にとって特別な人だという証明を行動で表しただけだよ?」
「で、でもでも・・・いきなりそんな・・・///」
「証明してくださいって言ったよねぇ?あ・ず・さ♪」
確かに言ったけれど・・・不意打ちのキスはさすがに想定外。
私のファーストキスでもあったのに・・・もっと良いムードでしたかったのに・・・まったく、この人ときたら・・・。
なんて思ったのは束の間。目の前の貴女の笑顔を見たら、不満なんてすぐに吹き飛び、私も笑顔になっていた。
あれだけ躊躇していた事なのに、1回大きな山を越えてしまうと、その後は自然とお互いを名前を呼べるようになっていた。
お互いに名前で呼び合う事は勿論、恋人同士になるという願いは昨日までは望むだけで、すぐには叶わないと思っていた事なのに・・・何か不思議だな。
「梓ぁ~」
「唯ぃ~」
「梓ぁ~、好きだよぉ~!」
「唯ぃ~、私も好きです!」
演芸大会に向けて、2人で練習した川原にて・・・私達は愛を叫び合っている。
何をするわけでもなく、何かを話すわけでもなく・・・ただお互いの名前と気持ちを叫び合っているだけ。
しかし、それだけでも私は十分に幸せだった。叫んだ後にクスクスっと笑う唯先輩も、多分同じ事を考えてくれているんじゃないかな。
「そろそろ帰ろうか、あずにゃん」
「日も暮れてきましたし・・・そうしましょうか、唯先輩」
ケーキよりもアイスよりも甘くなっていた2人の関係は、とりあえず元の
先輩後輩の関係に戻った。
先輩後輩の関係に戻ったと言っても、繋がれた2人の手と手が、お互いが特別な関係だという事をちゃんと証明してくれている。
今日は唯先輩を教室に迎えに行った時から、色々な事を駆け足で体験してきた。だから今は、ちょっと一休みといった感じかな。
私達の特別な関係は始まったばかり・・・だから、ゆっくりと2人で歩を進めて行けば良いですよね、唯先輩。
唯先輩と決めようとしていた事があったような気がするけど・・・。
でも・・・今凄く幸せだから・・・良いか♪
純「ドーナツ美味ひぃ♪」モグモグ
終わり
- いいね。カミングアウト -- (あずにゃんラブ) 2013-01-15 18:01:45
- ムギ自重しなさいw -- (名無しさん) 2013-08-01 23:45:47
最終更新:2011年09月29日 20:59