脇山珠美と出会い、竹刀を打ち合って遊ぶ
圧勝した筈の珠美が何故か泣いて逃げ出し、訳を聞こうと追いかけたら逃げ出される
珠美が試合に負け、竹刀持った赤い髪の少年に追いかけ回されて泣いて逃げ出した、という噂が流れる
珠美が家に引きこもっているらしく、脇山の家人が赤い髪の毛の少年を探している
殺気立っているらしい。子供の喧嘩で親どころか、家来まで駆り出すのは相当に非常識
幸い平戸の人間とも知られていないため、特定される可能性は低い
炭治郎の相談を受けて秋山小兵衛が事態の究明に乗り出す
豪族脇山家の一子にして跡取り娘が負かされて泣きながら逃げた、と面子の問題になっているらしい
平戸近郊で手がかりがなかったのか、脇山家の郎党の姿はかなり減った
億泰から脇山家の事情について詳しく教えてもらう
跡取り娘の従兄弟(スネ夫)が馬の骨に負ける女ごときが跡取りにはふさわしくないとかいい出した
その小僧を見つけたら、もう一度勝負させるとか。跡取り娘の取り巻きは、その前に始末するとか言い出してるらしい
億泰と話した数日後に、脇山家分家の骨川スネ夫が田舎道で浪人の一団に喧嘩を売られ、お供ごと叩き切られる事件が発生する。
下手人は傾奇者らしいが、詳細は不明
骨川スネ夫は元々、徒党を組んで乱暴を働いていた悪ガキで、あちこちで怨みを買っていた
小兵衛から、兄貴分の億泰に宜しく言っていたと伝えるように言われる
挙動不審の億泰には惚けられる。炭治郎も深く追求せず。億泰の兄の
虹村形兆(傭兵団の頭目)と面識を持つ
スネ夫が斬られてからしばらくして脇山珠美に再会する
取り巻きたちの対立と、家督を狙う従兄弟との確執。そして暗殺。家人の失望と母親からの軽侮
ここ数ヶ月の記憶は天真爛漫だった彼女の心を荒ませるに十分な出来事だった
無邪気に笑っていた女の子はもういない。何者に変化したとしても、脇山珠美は精神的に脱皮したのだ
そうして彼女は再会した炭治郎に斬りつけ、炭治郎がかわすと嬉しそうに笑って、刀を贈った
珠美が贈った刀は脇山家伝来の刀の一つで、『飛烏』
珠美の刀『風鷹』とは同じ鍛冶が作った雌雄一体の剣。
分かれても持ち主たちは、必ず巡り会い、二つの剣は、一つのところに戻る、との言い伝えが伝わっている
いずれ珠美が納得するまで腕を磨いた時、命を掛けた決闘をして1つの所に戻るのだろう
脇山家の郎党が以後、炭治郎の動向を見守りながら、時たま珠美にそれを報告する
珠美は偽炭治郎や、炭治郎を狙うと公言する相手を、完全武装の鎌倉武士状態で狙ったりする
平戸争乱の時の発端となる事件で炭治郎に再会
彼の強さと人格に敬意を持つが、ガイアの同人誌や嫁バリヤー(首輪)のせいで、半ば警戒もしている
共闘して共に平戸のために戦った事で、偏執的なわだかまりはなくなった模様
かつて珠美は炭治郎の一撃で腕が痺れるほどの打ち込みに面食らった
皆して脇山の当主となる彼女を育てるために、あえて手加減しているのではないかと不安になった
同年代の武者の子や、樵の子に木刀を打ち込ませ、何年も掛けて漸く炭治郎が凄かったのだと納得できた
自分が小兵であることも、これ以上(肉体的に)さしたる成長が望めぬことも受け入れ、
弱い肉体で如何に戦うかの工夫に活路を見出すようになった
最終更新:2019年12月19日 00:52