美綴事件

  • 発端
美綴が炭治郎を尾行する(弓を装備していた可能性大)
彼女は暗殺なら炭治郎を容易に殺せると判断して、名声狙いの有象無象に首を取られるくらいなら自分が殺してやろうか、と漠然と考えていた
→炭治郎の速度、耐久、防護等で、実際に暗殺に踏み切った場合、返り討ちになる可能性が高かった

剣術大会優勝で名声の上がった炭治郎を狙う者が現れないか危惧していたオリヴィアも、炭治郎を尾行していた
オリヴィアは、友人のためにこの命を賭しても良いと腹を括っている
その結果、彼女は美綴に気付き、美綴が炭治郎暗殺を狙っていると判断した
美綴にも炭治郎が隙だらけであれば、あわよくばという気持ちもないではなかった

  • 戦闘
オリヴィアは命中の技量では華子に一歩劣る(35)が、火縄銃の名手で、剛剣を使う怪力の持ち主で、徒手空拳の心得もある
しかし密かに隠し持っていた短筒の射撃は外れ、脇差しによる剣戟では美綴に軍配が上がる
オリヴィアに止めを刺そうとした時、銃声に気付いて炭治郎が駆けつけ、気を取られた美綴をオリヴィアが格闘の一撃で気絶させる

  • 戦闘後
駆けつけた長男によって2人は秋山道場に運ばれ、美綴は命を拾い、オリヴィアは命の危機を彷徨う
美綴は真意を隠して、オリヴィアの推測を秋山小兵衛と藤村大河の前で肯定。藤村大河は彼女を破門にする
釈然としない藤村道場の門下生と、オリヴィアを傷つけられて心穏やかではない秋山道場
このスキャンダルは世間には隠されているが、2つの流派に火種がわだかまる

  • 美綴の真意
彼女は炭治郎と殺し合いたい気持ちが強かった
しかしそれが固まる前にオリヴィアとの対峙で、タイガー道場の皆に迷惑がかかると心に楔を打ち込まれる
殺し愛>その他全て、に傾きそうなバランスが、友情+α>殺し愛に転じる
※美綴自身と葛木を除くと、マチが美綴の生臭い視点から内心の修羅に気付いた。事件前は恋愛感情かと思っていたが、事件後に殺し愛だと理解する

  • 秋山の懸念
美綴の件で現在2つの流派にわだかまりがある
2つの流派の激突と衰退を狙う者にとって、美綴を秋山道場の者の仕業に見せかけて殺して火種を煽りたい
それを避けたいから美綴を護った方がいいと考えている

秋山道場のいきり立ち:9/100
タイガー道場:38/100(但しオリヴィアや長男に集中してるわけではなく、美綴にも向いている)

  • 葛木の分派
美綴を見舞って彼女の真意を見抜いた葛木は、タイガー道場を止めて博多の町で新流派を立ち上げた
葛木の元々の流派を教える事にしたらしい。タイガー道場を破門された美綴綾子が弟子になった
西国から月姫蒼香やら、有馬古都やら、名のしれた連中が合流してきてる
彼の思惑は頭に血が上ってる若者が血を流さぬように、感情の行き先を逸らすこと
憎まれはするだろうが、将来有望な若者達が殺し合うよりはマシ。美綴も承知の上のこと

  • 間桐慎二の動き
ワカメが炭治郎に事情を聞きに来た
美綴が炭治郎を襲ったとも、炭治郎が美綴を襲ったとも信じがたい。ワケが分からない
ただ藤村が落ち込んでいて、道場を抜けた葛木と美綴が藤村を裏切ったように見える。葛木の思惑通り

偶然居合わせたモテモテ流の磯部が、話し合いが激昂しないように第三者として立ち合った
炭治郎は見聞きした事を話した。あまり有用な情報を得られなかったワカメは失望して立ち去った
ワカメは悪いやつじゃないけど嫌な奴と感じた炭治郎だった
オリヴィアは常に複数名(技 打 耐 24~32)の門弟たちと行動している。そのためワカメも彼女を詰問するのは難しい

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最終更新:2019年08月23日 14:19