唯×紬 @ ウィキ

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yuimugi

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オープンな関係


ある日二人きりの部室でムギちゃんに膝枕をされながら、私は以前から抱いていた不満を打ち明けた。

唯「ムギちゃんって、皆の前だとあまり私とイチャイチャしてくれないよね」
紬「そう?気にしたことなかったなぁ」
唯「二人きりの時はあんなにくっついてきてくれるのに、どうして冷たいの?
 ムギちゃんとイチャイチャしてるとこ、もっと皆に自慢したいよ!」
紬「そう?私はそうは思わないけど」
唯「うぅ、どうして?」
紬「だってそっちの方が萌えるじゃない!皆の前では淡白だけど二人きりの時はべったりだなんて素晴らしいと思うわ!」
唯「そ、そうなの?」
紬「あ、皆が来たわ。離れましょう唯ちゃん」
唯「うん…」

いそいそとお茶の支度をするムギちゃん。
確かにムギちゃんの言い分はわからないことはないよ。でも私はやっぱり…

律「なームギー?」ギュッ
唯「!」
紬「きゃ、りっちゃん?」
律「私の分のケーキ、多めにしてくんない?今日お腹空いててさー」
紬「もう、りっちゃんたら♪わかったわ、増やしてあげる」
律「さすがムギ!話が分かる!」ギューッ
澪「…おい律、あまりムギの邪魔したら…」

唯「だめーっ!!!」


私はムギちゃんに抱きつくりっちゃんを引き剥がした。
ごめんムギちゃん、私もう我慢できないよ!

律「な、なんだよ唯?」
唯「ムギちゃんにくっついちゃだめ!」」
律「なんでだー?お前にそんなこと言う権利あんのかー?」
唯「あるもん!だって私はムギちゃんの…」ギュッ

私はさっきのりっちゃんよりも強く、頬擦りをする勢いでムギちゃんを抱きしめる。
誰に何を言われようと、私はムギちゃんの…

唯「彼女なんだから!」
律「か…」
澪「かのじょ?」
唯「文句あっかー!わかったら私のムギちゃんにさわんなー!」
律澪梓「は、はい!」

紬「…唯ちゃん、一言いいかしら」
唯「はぁはぁ…あ!ご、ごめん私…」
紬「唯ちゃん、ワイルドで素敵…♪こうして見せつけるっていうのも悪くないものね!」
唯「ムギちゃん!じゃあ…」
紬「こほん!皆、私たちお付き合いしてるの!これからはおもいっきりいちゃつくからよろしくね♪」
律澪梓「(゚д゚)」
唯「やったー♪じゃあムギちゃん、さっそく…んー…」
紬「あらあら、唯ちゃんたら大胆♪でもそういうところも素敵よ♪チュッ♪」

やっぱり恋人たるもの、いちゃつくことを隠してはいけない。そう思う私なのでした。

END



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