ヤンデレムギ
紬「唯ちゃん、今日いっしょに帰らない?」
唯「うん、い…」
梓「唯先輩!なにやってるんですか?今日は楽器屋に行くって約束したじゃないですか!」
唯「あー…そっか!ごめんねムギちゃん、そういうわけだから先に帰っていいよー」
紬「そ、そう…わかったわ。じゃあまた…」
唯「うん、い…」
梓「唯先輩!なにやってるんですか?今日は楽器屋に行くって約束したじゃないですか!」
唯「あー…そっか!ごめんねムギちゃん、そういうわけだから先に帰っていいよー」
紬「そ、そう…わかったわ。じゃあまた…」
最近、唯ちゃんとなかなか二人になれない。一緒に帰ろうって誘ってもいつも用事があるって言ってOKしてくれない。
…だめだめ、唯ちゃんだって忙しいんだものね。わがまま言って唯ちゃんを独り占めしようなんて思っちゃいけないわよね…
…だめだめ、唯ちゃんだって忙しいんだものね。わがまま言って唯ちゃんを独り占めしようなんて思っちゃいけないわよね…
次の日
紬「唯ちゃん、今日…」
律「ゆーいっ!早くゲーセンいこーぜ!」
唯「うんっ!じゃあねムギちゃん!」
紬「うん…」
律「ゆーいっ!早くゲーセンいこーぜ!」
唯「うんっ!じゃあねムギちゃん!」
紬「うん…」
頭では分かっていても、こんな気持ちになっちゃだめだって分かっていても、胸の奥から湧き上がる感情はどうにもできない。
唯ちゃんには私だけに笑顔を向けていてほしい。他の誰にも、渡したくない…ねぇ唯ちゃん、もっと私のこと見てよ、私のそばにいてよ…恋人って、もっと一緒にいるものなんじゃないの…?
唯ちゃんには私だけに笑顔を向けていてほしい。他の誰にも、渡したくない…ねぇ唯ちゃん、もっと私のこと見てよ、私のそばにいてよ…恋人って、もっと一緒にいるものなんじゃないの…?
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唯「ふぃー、すっかり遅くなっちゃったな…あれ、ムギちゃん!?どしたのこんなとこで…」
紬「…唯ちゃんは、私のことなんて好きじゃないのよね…」
唯「え…?な、なに?いきなり…」
紬「いつもいつも唯ちゃんは他の子とばかり一緒にいて、私のことなんてちっとも見てくれない…恋人なのに、ちっとも…」
唯「そ、そんなことないよ…?私、ムギちゃんのこと大好きだよ…?」
紬「…うそつき」
唯「う、嘘なんかじゃ…!!」
紬「嘘だよ。唯ちゃんはそうやって適当なことばかり言って私のこと傷つけて…ひどいよ」
唯「だ、だからちがうよ…私、ムギちゃんのこと大好きだよ…?」
紬「嘘、嘘…唯ちゃんは私のことなんて…」
唯「ムギちゃんっ!」
紬「…唯ちゃんは、私のことなんて好きじゃないのよね…」
唯「え…?な、なに?いきなり…」
紬「いつもいつも唯ちゃんは他の子とばかり一緒にいて、私のことなんてちっとも見てくれない…恋人なのに、ちっとも…」
唯「そ、そんなことないよ…?私、ムギちゃんのこと大好きだよ…?」
紬「…うそつき」
唯「う、嘘なんかじゃ…!!」
紬「嘘だよ。唯ちゃんはそうやって適当なことばかり言って私のこと傷つけて…ひどいよ」
唯「だ、だからちがうよ…私、ムギちゃんのこと大好きだよ…?」
紬「嘘、嘘…唯ちゃんは私のことなんて…」
唯「ムギちゃんっ!」
唯ちゃんは私に抱きついた。
唯「これからは、ずっとムギちゃんのことだけ見るようにするから…だから…」
紬「…唯ちゃん…」
紬「…唯ちゃん…」
そして私たちは、静かに抱き合った。
翌日
唯「あ!澪ちゃん、おは…」
ギュッ
唯「え…ムギちゃん?」
紬「行こう、唯ちゃん♪」
唯「ちょ、ちょっと待って?皆が…」
紬「なに言ってるの?もう唯ちゃんは私以外の誰ともしゃべっちゃだめなのよ?」
唯「え…?な、なに言って…」
紬「行こう、唯ちゃん♪」
唯「ちょ、ちょっと待って?皆が…」
紬「なに言ってるの?もう唯ちゃんは私以外の誰ともしゃべっちゃだめなのよ?」
唯「え…?な、なに言って…」
紬「これからはずっと、私のことだけ見てくれるんでしょ?」
唯「……!え…あ…う…うん…見る…よ…?ムギちゃんのことだけ、見る…」
唯「……!え…あ…う…うん…見る…よ…?ムギちゃんのことだけ、見る…」
私たちは、両想い。お互いが、お互いのものなんだ。
おわり