前略、私こと秋山澪は、授業中に退屈して校庭を眺めていました。
唯たちのクラスの今日の体育はソフトボールのようです。
唯たちのクラスの今日の体育はソフトボールのようです。
律「行くぜー唯!ていっ!」
唯「来いりっちゃ…へぶっ!」ガツン!
律の投じたボールは唯の腰を直撃、唯は倒れました。大丈夫かな、と思った矢先…
紬「唯ちゃん大丈夫!?ゆ…許すまじりっちゃん!でいやっ!!」
律「ちょ、ムギ!?う、目にゴミがっ…」ゴシュッ…
ムギがバットで打ったボールは律の額を直撃、律は保健室まで運ばれていった。果たして無事だろうか…
紬「唯ちゃん、大丈夫?」
唯「いてて…あぅ、足ねんざしちゃった…ムギちゃん、おんぶしてー」
紬「合点承知!唯ちゃん、保健室に行きましょう!」
今、どのようにすれば足をねんざするのか甚だ疑問ではあるけれど、ムギは唯をおぶって校舎へと入って行った。
唯「えへへ…ムギちゃんいい匂いがするねー♪」
紬「あら、唯ちゃんたら汗の匂いが好きだなんて意外とマニアックなのね?じゃあ保健室でもっと汗をかきましょう♪」
唯「やだ、ムギちゃんたらー♪」
あはは、うふふ…
――私は静かにノートを開いた。…ふふ、今日はいい歌詞が浮かびそうだ。