唯×紬 @ ウィキ

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yuimugi

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だれでも歓迎! 編集
midnight love

ムギちゃん。あなたにそう呼ばれると、私はとても嬉しくなる。
唯ちゃん。そう私が呼ぶと、あなたはとても嬉しそうな顔をする。
軽音部でちゃん付けで呼び合うのは、あなたと私の二人だけ。
それは普通なようで、特別なこと。普通の関係のようで、特別な関係。

とても、幸せな関係。

「ねぇムギちゃん」
「なあに?唯ちゃん」
「ムギちゃんは、どうしてこんなにあったかいの?」
「さぁ、どうしてかしら」
「きっと、優しいからだね。心があったかいから、体もあったかくなるんだよ」
「唯ちゃんにそう言われると、嬉しいな」
「うん…私も嬉しい」

私の体を抱きしめる唯ちゃんと、唯ちゃんの体を抱きしめる私。
二人の体温が合わさって、ぬくもりが二倍になる。幸せも、二倍になる。

そして今日も、私たちは語り合う。

「好きだよ。ムギちゃん」
「どういうところが?」
「全部…かな」
「じゃあ私も、唯ちゃんの全部が好き」
「そっか」

街中が、日本中が、世界中が眠っているような夜に、私たちは愛を語り合う。誰にも秘密の、私たち二人だけの愛を。

「そろそろ、寝よっか」
「うん…おやすみなさい、唯ちゃん」
「おやすみ、ムギちゃん」

「「大好き」」



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