6・59

今日は東郷さん家にお泊まりです。
前は一緒にお風呂に入っていたのだけど、今の東郷さんは一人で入れるのでなんか寂しいです。
東郷「友奈ちゃん一緒にお風呂に入るー?」

友奈 ♪~


友奈ちゃんが浴室に入ってきました。しかし…

東郷「ゆ、友奈ちゃん//タオルを巻いて!」かあぁ//

友奈「あっごめん」

これまで友奈ちゃんは私の車椅子を押して入っていたので、タオルを巻いていなくても友奈ちゃんの裸が気にはならなかったのです。
裸が見れるのは嬉しいのにどうしてこう言ってしまったのでしょう?orz

寝る時ももちろん一緒です。
東郷「友奈ちゃん寒くない?」
友奈「東郷さんがいるから寒くないよ」
「「おやすみなさい」」


「………っ」
隣で寝ている友奈ちゃんがうなされて寝言を言っているようです。
「東郷さん…東郷さん行っちゃったらヤダ…」
そんな友奈ちゃんをかわいく感じた私は友奈ちゃんをぎゅーっと抱きしめるのでした。
「友奈ちゃん私はここにいるよ。大丈夫…ずっと一緒だよ」


何か柔らかいものを感じ、目が覚めました。
すると目の前には東郷さんのメガロポリスが。東郷さんは寝るときは浴衣なので胸元がはだけてしまっています。あと少しで肝心なところが見えてしまいそう…
ああなんて白くて大きくて柔らかいんだろう。触りたいなぁ。
でもダメダメ。東郷さんとはそんな関係じゃないんだから…

そんなこんなでドキドキしつつ再び眠りにつくのでした。


チュンチュン
東郷「友奈ちゃん朝ご飯できたよ」

友奈「もうちょっと。もうちょっとだけ…」

東郷「しょうがないなあ」

ふと目を開けると、東郷さんの顔がものすごく近くに。
友奈「と、東郷さん」
東郷「ふふっ。友奈ちゃんがなかなか起きないから暖めてあげたの」
そういえばふんわり暖かく包まれる感じがしました。東郷さんが私を抱きしめてくれていたのです。

友奈「わあ。とてもおいしいよ!」
まるで旅館の朝食のようです。
友奈「東郷さんのお菓子だけじゃなくてご飯も毎日食べたいな」
東郷「今の本気?本気で言ったの!」ガタッ
友奈「もちろんそうだよ」
東郷さんがとても嬉しそうです。
なぜかはわからないけど…
でもこんな穏やかな日々が続けばいいなと私は願うのでした。
最終更新:2015年02月09日 16:58