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「友奈ちゃんお誕生日おめでとう」
朝起こしに来てくれた東郷に祝福される友奈。

「プレゼントはわ・た・しよ。今日は1日友奈ちゃんのそばにいます!」

「といってもそれじゃいつもと変わらないから今日は何でも言うこと聞くわ」

「何でも?」

「うん。何でも」

「じゃあ起こして」
お姫様だっこで起こされる友奈

「東郷さんの朝ご飯が食べたいな」
「うちに行きましょう。準備してあるわ」
高級旅館並みの朝食

「ごちそうさま。食後にぼた餅が食べたいな」
「はい。昨日いっぱい作ったのよ」
重箱いっぱいのぼた餅
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東郷さんは何でも言うことを聞いてくれる。
じゃあこれはどうだろうか?

「東郷さんお…」

「お?」

「何でもない。気にしないで」

前から東郷さんのアレを触りたい、柔らかさを堪能したいとは思っていた。今がそのチャンスである。しかしいざ言葉にしようとすると、恥ずかしくて言えない。

「東郷さんおっ、おっ…」

「?」

「な、何でもないよ」

(頑張って友奈ちゃん)フフッ

この後ちゃんと伝えることはできた。

ブラウスのボタンを外し、胸をはだけ、ブラも外す東郷。
服の上から触ることを想定していた友奈は、大胆な行動に出た東郷にどぎまぎしてしてしまい、押し倒されてしまう。
でもそれは東郷の”愛”という2つ目のプレゼントでもあった。
(ふふっ友奈ちゃんかわいい…)
最終更新:2015年03月22日 09:12