ゆ「東郷さん歯を磨くね。」
と「あ~ん」
シャカシャカシャカ
と「んっ、んん~、けほっけほっ」
ゆ「あっ、ご、ごめん東郷さん、奥まで入れすぎちゃった、大丈夫?」
と「うん、大丈夫、平気、けほっ」
か「歯磨きくらいなら東郷1人で出来るはずなんだけど・・・」
い「でも2人とも気づいてない・・・」
ふ「教えちゃダメよ。あの2人のやりとりは目の保養になるんだから」
と「“特別に仲良くなる方法”ですか?」
か「そ、そうよ。あなたと結城友奈は周りより一段深い絆で繋がってるようだから…」
と「ははあ、風先輩は樹ちゃんにべったりですもんね」
か「な、なな、なんで犬吠埼風の名前が出るのよ!///」
と「(可愛いなあ)」
と「そうですね、参考にならないと思いますが…教室まで押してもらえますか?」
か「車椅子を?何で?」
と「いいからいいから」
か「はあ…(カラカラ…)」
ゆ「あー!東郷さん!夏凛ちゃん!」
か「結城友奈!?(え?なに、なんかタイミングが…)」
ゆ「東郷さん、教室に戻るの?ありがと夏凛ちゃん!後は私がやるね!」
か「え?いや、私が頼まれたし…」
ゆ「いいからいいから!ね?東郷さんもいいよね?」
と「うん、私もやっぱり友奈ちゃんが一番馴れてるから。夏凛さん、ありがとうございました」
ゆ「えへへ~」
か「…な、なんだったワケ?(ピロロン!)なに?通信じゃ無くてメール…?」
『―――特別になるのなんて、簡単ですよ』
『“貴女が1番”―――その言葉で縛るんです』
最終更新:2015年02月08日 22:29