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13話後にまた夏凜ちゃんと友奈とのお泊まり会があればもっと親密になれるだろうなー、と

消灯後ーー
「…ねぇ。夏凜ちゃん」
「なに?眠れないの?」
「うん。なんだか真っ暗闇の中で夏凜ちゃんと二人きりだと、あの時の事思い出しちゃって…」
「あぁ。私が大活躍した時ね!」
「あの後、夏凜ちゃん地面に落ちて…。目も、耳も…」
「やめてよ、恥ずかしい」
「私も入院して少しわかった。真っ暗ですごく、寂しかった…」
「………」
「だけど、あの時夏凜ちゃんそれでも私の事応援してくれた。自分の事よりも私の事なんか心配してくれた」
「……」
「ありがとう、夏凜ちゃん。お礼遅くなっちゃったけど」
「いいわよ。そんな、お礼なんて…」
「夏凜ちゃん。私、夏凜ちゃんの事大好きだよ!」
「!! わ、私だって友奈の事、すッ好き、だから!」
「ほんとっ!嬉しいよ、夏凜ちゃん!」
「も、問題ないわっ!」
「えへへ~。ねぇ夏凜ちゃん。あの時みたいにギュッとしていい?」
「しょ、しょうがないわね!好きにしなさいっ!」
「えへへ~。やったー!」
ぎゅー

(…私だって、あの時あんたに抱き締めてもらってどれだけ安心したと思ってんのよ!)

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最終更新:2015年02月08日 20:52