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ゆっくり図書館1962棚目

最終更新:2012年10月11日 18:09

匿名ユーザー

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だれでも歓迎! 編集
ゆっくり魔法図書館 > 図書館-ゲーム区画 > ザッピングシステムサウンドノベル

■ザッピングシステムサウンドノベル     (←2nd)―(4th→)

          Σヽ、r-、 ,.-‐ァ
         ,.-‐''''"⌒''ヽイΞ〈  
       _/____       `ヽ、  
     r'7-─、_____--- 、    ',
     Y´ i  __ i  ̄`ヽ、ニ__ .i
   )、 _ハ  ハ rト、ハ ハ‐-ハ ヽヽ、ト,   _,.ィァ
   Y`ヽレヘ!(ヒ_]    ヒ_ン )レヘi ハ/ / イ_
   Σ   i. !"  ,___,  "! i /‐=ァ//  _>
     ヽr レ !ヘ、. ヽ _ン  ,.イ/イi´iひ  ニΣ
       `y' `Ti=r-='i´V`ヽ_ハ|   __ハ
         !、,.イ}>o<{/   Y´ハ__r、ン
          ヘ ハ´、  ゝ-、,.イ/´
           i 〉ハ/  /ヽ、
          ,くr、」 r/、__〈ヘ}><{\
        rく イ 'J し  i/i   ハ
        Y  `ー'  `yイ     i r〉
        `,rーy、__,.__、__  ___,.rイ」
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        ミスティア・ローレライ ~16:00


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場内はおだやかな空気に包まれていた。


「いよいよ…いよいよなんだなぁ…。」

ミスティア・ローレライは自分のブースの準備をしながら
同じように準備をしている人達を眺めていた。

♪冷吟閑酔

サークルデビュー。

これまで、自分はずっとお客さんだった。
好きなサークルの新作を買って、楽しむだけの参加者。
もちろんそれだけでも十分満足していたのだが
他の人達の作品を買う度に、ミスティアの心は揺れていた。


           自分も、作りたい…。


お客さんとしてイベント参加を重ねる度に、そんな気持ちが大きくなり
ついにミスティアは自分一人でアレンジボーカルCDを作り
領布側で参加する事になった。

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「私の最初の作品、聞いてもらえるかな?」

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ミスティアの手元に並べられたCD。
初めてのCD。

ここに来るまで、たくさんの苦労があった。
途中で何度もやめようと思った。

それでも、あの心が揺れていた時を思い出して制作を続けた。
そして、ダメもとで応募した例大祭参加の抽選に見事当選して
ミスティアはここにいるのだった。

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ここに来た事でミスティアの心は半分以上満たされていた。
前日はほとんど眠れなかった。

だけど、これで満足してはいけない。
作ったからには、完売して欲しい。

おまけ用に作ったバッジも含めて、自分が造った物をできるだけ
みんなに見てもらいたかった。


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「よーし!がんばちゃお!」

もうすぐ開場だ。
ミスティアが待ちに待っていた、お祭りが始まる。

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場内は熱気に包まれていた。
自分がこれまで参加していたイベント同様、すごい人だかりがミスティアの目の前に広がっている。

しかし、彼女のCDは全然売れていなかった。

周りのブースには、たくさんの人が訪れている。
CDを手に取って、売り子さんと何か楽しそうに話している人。
大きな紙袋いっぱいに色んな物を詰め込んで、それでも何か物色している人。

けれども、ミスティアのブースにだけは誰も人が寄って来ない。
CDを手に取ってくれる人はおろか、見向きもされない。

「………。」

自分から声をかけなきゃダメなのだろう。
ミスティアは勇気を出して、道行く人に声をかけた。

「あ、あの…是非、手に取って見て下さい。」

無視された。

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結構な時間が経った。
人の波は相変わらず続いているが、CDは一枚も売れない。

何がいけなかったんだろうか…。
やっぱり、みんなはSNSを使っていっぱい宣伝とかしてるんだろうか?
でも、あれって中学生が40万円くらい請求されちゃう、怖いやつなんだよね…

人の波は止まらない。

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♪プレイヤーズスコア


…こんな所に来るんじゃなかった。
CDなんか作るんじゃなかった。
全部私がいけなかったんだ。
分不相応に自分も作りたいなんて考えた私が愚かだったんだ。

朝の元気はどこかに飛んで行ってしまった。
自分も一緒にどこかに飛んで行ってしまいたかった。

重そうな荷物を持っている人に
「あ、ここ空いてますよ。お客さんだーれも来ないから、どうぞ勝手にくつろいでください。」
と、ヤケになってそんな事も言ってみたが、それも無視された。


まるで、自分のブースだけどこか違う異次元にいるみたいだった。


人の波は絶え間なく続くが、誰も気づいてくれない。
…そういえば、ゲームでこんなキャラがいたなぁ…
ミスティアはぼんやりと、そんな事を考えていた。

「あれ?」


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♪死霊の夜桜

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    .,'´::::::::_,.-‐'' " ̄`‐-:、>'´ !
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 ヽ、::;i´ r  /       ハ 人ヽ, ヘ;::ノ  
   ノ〈   i ,ィヽ八,,、ノ'レ- ルi 〉 ハ
   〈 /   ,ヘ レ' t-tテァ  r'tテァ| 人〈     
   ノ'レ ',/ .i  ` ̄    ̄ .iイr! ン
    (  / ヽノ⊃     '   ⊂j ヽノ   
    〈 ´Y 人    ‐=‐  ,イハノ      
     ノヽ l^   >.、.,____,,,..イイシi 、   
    ノ ) , i,゙.、,! ̄-ー/:::::::l::゛'' ―- 、 ,_
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ふと気がつくと、ミスティアのブースの前に誰か立っていた。
…いつから立っていたのだろう。全然気づかなかった。

この会場の中で、なんだか暑苦しい黒のスーツに身を包み
それでも涼しい顔で、とても男前の顔つきをしている。

どうして、こんな場違いな目立つ人に気づかなかったんだろう?

不思議な雰囲気をしたその人は、じっとこちらを見ているが
何か考え事をしているようだった。

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 `iヽ、__ハ.ヽ'"   ,___, "' ,' ヽ. 
  ! ! `, ヽ、   'ー⌒ー' u ,.イ ! ',. 
  ', ',  i  !>,.、 _____, ,.イ l ハ リ

「どうしよう…」
明らかに異質な男前の人。
とても話しかけて良さそうな雰囲気じゃない。
でも、まだ一枚も売れてないし…
せっかく自分のブースの前に立ってくれてるし…。

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「…あ、あの…CDいかがですか?」


          Σヽ、r-、 ,.-‐ァ
         ,.-‐''''"⌒''ヽイΞ〈  
       _/____       `ヽ、  
     r'7-─、_____--- 、    ',
     Y´ i  __ i  ̄`ヽ、ニ__ .i
   )、 _ハ  ハ rト、ハ ハ‐-ハ ヽヽ、ト,   _,.ィァ
   Y`ヽレヘ!(ヒ_]    ヒ_ン )レヘi ハ/ / イ_
   Σ   i. !"//,___,///"! i /‐=ァ//  _>
     ヽr レ !ヘ、. ヽ _ン  ,.イ/イi´iひ  ニΣ
       `y' `Ti=r-='i´V`ヽ_ハ|   __ハ    
         !、,.イ}>o<{/   Y´ハ__r、ン
          ヘ ハ´、  ゝ-、,.イ/´
           i 〉ハ/  /ヽ、
          ,くr、」 r/、__〈ヘ}><{\
        rく イ 'J し  i/i   ハ
        Y  `ー'  `yイ     i r〉
        `,rーy、__,.__、__  ___,.rイ」
       /ー/  i_ ̄_/ ̄´
      .r/_,.イ    .| ̄/
     〈_/´    「ー7
            〈__/

ミスティアは勇気を振り絞って男前の人に話しかけた。

ワンテンポ遅れて、男前の人はミスティアに気がついた。
どうやら、本当に考え事をしていて自分に気づいていなかったようだ。

「CD?これには、君の歌が入っているのかい?」
「はい!一生懸命…歌いました。」


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    .,'´::::::::_,.-‐'' " ̄`‐-:、>'´ !
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 ヽ、::;i´ r  /       ハ 人ヽ, ヘ;::ノ  
   ノ〈   i ,ィヽ八,,、ノ'レ- ルi 〉 ハ
   〈 /   ,ヘ レ' t-tテァ  r'tテァ| 人〈     _______
   ノ'レ ',/ .i  ` ̄    ̄ .iイr! ン    |        ||
    (  / ヽノ⊃     '   ⊂j ヽノ     |        ||
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男前の人はさも珍しそうにミスティアのCDを手に取って眺めている。

やった!ミスティアは心の中でガッツポーズをした。
初めて自分のCDを手に取ってもらえた。

「すごいな…とてもじゃないが、私にはこういう事はできないよ…。」
「そ、そんな事ないですよ!」

言ってからしまったと思った。何がそんな事ないんだろうか。
初めて褒められて、心が揺れている。

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 _!_レi.-‐!'7 -‐‐    ー-- ',!/',フ  
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  ! ! `, ヽ、   ヽ _ン  ,.イ ! ',
  ', ',  i  !>,.、 _____, ,.イ l ハ リ

「私、歌が好きですから…」
これも言ってから後悔した。
ああ、私は何を言っているんだろう…。
ミスティアの緊張は限界だった。

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        ヽ、::;i´r /       ハ 人 ヽ, ヘ;;::::;;;ノ
          ノ〈  i ,ィヽ八, ノ'レ- ルi ハ〉 ハ:|      
         〈 / ,ヘレ'tr'tテァ  r'tテャ | h 人〈
           ノ'レ',い  ̄     ̄´ イr/ヽ、
             (/ヽノ⊃   '   ⊂j ノ ヽ ノ!ヽ. _
           ,.-/.::\  -=-   彳、. ノ ハ.:.:.:.::.`Tヽ
         ,. -‐´.:/.:.:.:.:.:ヽ.,_  __,.イコイシ ノノ).:.:.:.:..l.:.: :
      /{.:.:.:.:.:.:./_.:.:.:.:.:.:.:',. /::::::ヘ. /`ヽ─‐.:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:
     ./.:.:.:i.:.:.:.:.:.:.: ̄`>.:.:.∨ヽ__/∨.:.:.:.:.\:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.:
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  /ヽ.:.:.:.:.:.::\.:.:.:.:.:.:.:.:\.:.:.:.::Y::::::::::/.:./.:.:.:_,.-、/〉.:.:.:.:.:.:.:
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.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::_,. -‐、.:.:.:.:.:.:.:.:::.\::://.:.:.:{  Y/   ヽ.:.:.:.:.

「…わかった。一枚、いただこうか。カードでいいかい?」
男前の人は優しい口調で、ミスティアのCDを買うと言ってくれた。

しかし…カードはないだろう…。

「あ…その…カードは…」
「カードが使えないのかい?では、ドルではダメかい?」
「………。」

記念すべき、最初のお客さんだったが…
絵に書いたようなイベントマナーがなってない人だった。
いや、それ以上だった。ドルって…。

ミスティアがどう返答していいか困っていると
男前の人も同じように困った仕草を見せた。

「参ったな…せっかく姉の誕生日に、一枚欲しかったんだが…。」
…なんですと?ミスティアは顔を上げた。


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 `iヽ、__ハ.ヽ'"        "' ,' ヽ. 
  ! ! `, ヽ、     O   ,.イ ! ',. 
  ', ',  i  !>,.、 _____, ,.イ l ハ リ


「お姉さんのお誕生日プレゼントに…私のCDを?」
「うん?ああ、君が一生懸命歌ったと言っていたからね。」

うれしかった。最高にうれしかった。
今まで一枚も手に取ってもらえなかったのに、自分のCDを
大切な人への贈り物にしてもらえるなんて。

「うれしいです…そんな事言われるなんて…
 あの、そのCD差し上げます!私から、お姉さんにプレゼントします!」
「…?」
男前の人は再び困った様な顔をした。
自分でも変な事を言っている自覚はあった。


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でも、うれしかった。
どうせ売れないし。
変な人だけどせっかく最初のお客さんだし、これぐらいのサービスがあってもいいよね。

CDを袋に入れようとすると、ちょうどおまけ用のバッジも目に入った。

「それから…これも、どうぞ。お姉さんとあなたに、一つずつ差し上げます。」

どうせ売れないし。
男前の人はなんだかびっくりしたような顔をしている。
当然だろうね…。

「これも私が造ったんですけど…。二個セットだからちょうどいいかなって。」

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"-..,,_r-'ァ'"´/  /! ハ  ハ  !  iヾノ |  | i イ iゝ、イ人レ/_ルヽイ i |
  `!イ´ ,' | /__,.!/ V 、!__ハ  ,' ,ゝ |  | レリイi (ヒ_]     ヒ_ン ).| .|、i .||
   `!  !/レi' (ヒ_]     ヒ_ン レ'i ノ'  |  | !Y!""  ,___,   "" 「 !ノ i |
   ,'  ノ   !'"    ,___,  "' i .レ'   |  | .L.',.   ヽ _ン    L」 ノ| .|
  ノノ (  ,ハ.    ヽ _ン   人!    |  | | ||ヽ、       ,イ| ||イ| /
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二個セットなのは偶然だけど、お姉さんとセットとは、我ながら良い口実だったと思う。

しかし、男前の人は相当悩んだ後

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   ノ〈   i ,ィヽ八,,、ノ'レ- ルi 〉 ハ
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   ノ'レ ',/ .i  ` ̄    ̄ .iイr! ン
    (  / ヽノ⊃     '   ⊂j ヽノ   
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「やはり、お金を払わないのに商品は受け取れない。」 
と言って、ミスティアの机にCDとバッジを置いた。

「…え?い、いいんですよ…」
「………。」

こうなったら、何としてもこの人に私の歌を聴いてもらいたい。
ミスティアが引き止めようとしても、男前の人は何も言わず
その場を立ち去ろうとした。

「あら?もらっておけばいいじゃない。」

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        ___ / /      ミ;、
     「 ̄´:::::::::::::::::`丶{      Vノハ
     ヽ:::::::::::;. - 、:::/⌒`丶ー-――┴――-‐ァ
      {::::::::/   ´′    ヽ`ヽ::::::::::::::::::::::::/
      \./    / ハ ヽ \  '::::::::::::::::::/
        / / /{ ハ! lヽ }ハ .イ  ';::::::::::/
       / / /lハ! {  ヽ/,____ V   ´ヽ
       ′ {  {'tテァ、  r'tテャ)/  , '   ノ
      `ヽ\ゝ" ̄ ノ    ̄ "" )  / /
       `ヽ\ゝ  ヽ-      / / /
         } iヾ'  -=-   / //
        /{ ハイ >r-vー <_{イ/          
       ,..<´`>   `丶 | /  !ヽ ==、
    ,.<゙  >'゙´         i´O     ̄`\
   / ̄`ヾ´         \        i |
   |    \i          `:、      \
   |      ヘ             `、       \
   |        ∨           `、        ヽ
   |       i::..            , O      }
   |       |:::::...          ,'        /

男前の人の隣に、こんどはすごいセクシーな女の人がやってきた。

「君は…」
「ほら、お金なら私が払ってあげるわ。」

セクシーな人はそう言って、ミスティアにCDの代金を渡してくれた。

「…余計な事をするな。支払いぐらい、自分でやる。」
「何よ…いいじゃない。」
男前の人が不服そうな声を出すが、セクシーな人はニヤニヤしていた。

「…仕方が無い。君。」
男前の人がミスティアに向き直った。

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「は、はい!」
男前の人はミスティアに一枚の名刺を渡してくれた。

名刺にはユナイテッド…なんとか
Koishi Komeiji…?

「…これは?」


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        ヽ、::;i´r /       ハ 人 ヽ, ヘ;;::::;;;ノ
          ノ〈  i ,ィヽ八, ノ'レ- ルi ハ〉 ハ:|      
         〈 / ,ヘレ'tr'tテァ  r'tテャ | h 人〈
           ノ'レ',い  ̄     ̄´ イr/ヽ、
             (/ヽノ⊃   '   ⊂j ノ ヽ ノ!ヽ. _
           ,.-/.::\  -=-   彳、. ノ ハ.:.:.:.::.`Tヽ
         ,. -‐´.:/.:.:.:.:.:ヽ.,_  __,.イコイシ ノノ).:.:.:.:..l.:.: :
      /{.:.:.:.:.:.:./_.:.:.:.:.:.:.:',. /::::::ヘ. /`ヽ─‐.:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:
     ./.:.:.:i.:.:.:.:.:.:.: ̄`>.:.:.∨ヽ__/∨.:.:.:.:.\:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.:
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  /ヽ.:.:.:.:.:.::\.:.:.:.:.:.:.:.:\.:.:.:.::Y::::::::::/.:./.:.:.:_,.-、/〉.:.:.:.:.:.:.:
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「悪いが、訳あって本職は言えなくてね…。
 ここに書いてある「警備会社勤務」というのは嘘なんだが、一応私の名刺だ。」

ああ、このユナイテッドなんとか、っていうのは警備会社なんだ。

「CD代はドクターに肩代わりしてもらうがバッジのお金は払う。後で連絡してくれ。」

「え?あ…あの…!」

-バッジはおまけだからいいですよ-
ミスティアはハッと前を向き直った。しかし、その場所には
男前の人もセクシーな人も誰もいなかった。

名刺に目を落とした、瞬きする間でミスティアの意識から抜け出てしまったようだ…。

よく見ると、名刺の裏に携帯電話の番号が書かれていた。

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♪No BGM

「…ハァ…。」

溜め息が出る。
思わず、プレゼントしてしまったけど…どうしよう。
このままじゃ本当に全然売れないかもしれない。

お客さんはいっぱいいるし
周囲のブースにもいっぱい人が来ている。
だけど、ミスティアのCDは手に取られるどころか見向きもされない。

どうしよう…もう帰ってしまおうか…。

その時だった。


「CD…シィィィィィィィヂィィィィィィィィイイイイイイイイイイ!!!」


ミスティアが弱気になっていると
遠くからとても強気そうな女性の声が聞こえて来た。

「CD…CDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDD!!!シンサクゥゥゥゥゥゥウ!!!」

♪神さびた古戦場 ~ Suwa Foughten Field


        /´〉,、     | ̄|rヘ
  l、 ̄ ̄了〈_ノ<_/(^ーヵ L__」L/   ∧      /~7 /)
   二コ ,|     r三'_」    r--、 (/   /二~|/_/∠/
  /__」           _,,,ニコ〈  〈〉 / ̄ 」    /^ヽ、 /〉
  '´               (__,,,-ー''    ~~ ̄  ャー-、フ /´く//>
                                `ー-、__,|    <_/

                        _| |..,,,__  ||
        ,.... .,   ,. - ‐ 、∧"´:ト:| |∧‐ァフ| |ゝ
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   _,... -''" .;;,  ;;   .:::;,   ;; `,''"´l |    .| |  `ヽ!,="::::::::::::::::::::::::::`ー
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   li:::::ー=ニ~l..,,,,____ll____,l_  ____   ______l_/___二=-__
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 -、--"ーー'"::::ソ::::::::::f゙::::r''""'i:::.   .|メ'|`ニニ´.i| |ノ´ンノ
 :::::`(::::::::::::::::::; -- ;;;; -',::::}   !,.-x''、~|`'|~ハ'' "| | ./:f
 --、::`=,--ー",--‐''"´´'、_l,.ィ'',:::::::: ヾ,;|、,|/::::::ヽ |/.!/ '、  _人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人_
   `ヾ;:``ー'"::::::::::::/:::::::,./::::::'、:::::::::: '| |:::::0::::`| !::::::j >   CDはねぇがああああああああああああッ!!! <
     `- ..,`,三ー'":::r''゙:::::::::::::::::::::::::: | |::::::::::::::ト┼'::/   ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
         ヾ,:::`'''"\::::::::::::::::::::::: : | .|::::0:::: : | .| :/
          `,:::::::::::::::\::::::::::::::::: : | |::::::::::::::::| |:イ
          `-,.::::::::::::::::::::::::::::::::::::| l::::0:::::::: l l''ヽ,

周囲の人間を蹴散らしながら赤い女性が走って来た。
さっきの男前の人に輪をかけて、ひどくマナーの悪い人だ…

だが、ミスティアの耳には確かにCD、と女性が叫んでいるのが聞こえた。
「CD…探してるのかな…」
この人なら、買ってくれるかもしれない。
でも…なんか怖い…。

[A] こんな乱暴な人とは関わらない方が良さそう。売り物を全部隠そう。
[B] 背に腹は代えられない。話しかけてみよう。

[A]

こんな人と関わったらロクな事にならないに違いない。
ミスティアはとっさに売り物を全て隠した。
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| |    /
| |  /

「…見たわよ。」
            __,,,...,,,__
       ___,∧"´:ト-、∧‐ァ::7`>ゝ
       >,ゝ/ヽ、ノ::V:::_」∠::::7ァ_>ァ、
     .,:'ィiヽ':::_>''"´      ̄  `ヽ!,
    / キア'"          ',   、`フ
   ,イ  /  /  ,ハ!   /  !  _!_ i ! Y
   '、!,イ   ,'  /´___!_ i  ハ _ノ_`ハ/ ノ  ニコニコ
    ノ ',  レ、 !ァ´ノ_」_ノレ' レ' ソ`Y i、(
   ( ソ'´  Vi  r=ミ    r=ミ ハヘノ'    ニコニコ
   y'´   !  ! xxx       xxxノハ
   ,'  !   , ヽ、_,ゝ'"   'ー=-'   ,ハ  !
   '、 ゝ、ノ   )ハゝ、,       ,..イノ ソ
    `ヽ(ゝ/)ヽ,ノイi,` ''=ー=':i´ノ´ンノ

「え?」

赤い女性はミスティアのブースの前で止まった。
とても穏やかな、女神の様な優しい顔をしていた。

       r-、  ,、    _   r'^>/^ゝ      r-、  ,、
       / /  / ヽ   |  `l / // /      / / く ヽ
  「`L_  'ー-' く_/   '!  Lニ_`''  「`L_  'ー-'   `ー''
   i  ``゙''ー、      .'!  ,、_7    i  ``゙''ー、
   |  l` ̄`''        1  |       |  l` ̄`''
   'L_」           i_」       'L_」 

            __,,,...,,,__
       ___,∧"´:ト-、∧‐ァ::7`>ゝ
       >,ゝ/ヽ、ノ::V:::_」∠::::7ァ_>ァ、
     .,:'ィiヽ':::_>''"´      ̄  `ヽ!,
    / キア'"          ',   、`フ
   ,イ  /  /  ,ハ!   /  !  _!_ i ! Y
   '、!,イ   ,'  /´___!_ i  ハ _ノ_`ハ/ ノ
    ノ ',  レ、 !ァ´ノ_」_ノレ' レ' ソ`Y i、(  ニコニコ
   ( ソ'´  Vi  r=ミ    r=ミ ハヘノ'
   y'´   !  ! xxx       xxxノハ
   ,'  !   , ヽ., ─/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\!
   '、 ゝ、ノ   い`|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: |   スッ
    `ヽ(ゝ/)`=`ー────┤:::::::::::|

            __,,,...,,,__
       ___,∧"´:ト-、∧‐ァ::7`>ゝ
       >,ゝ/ヽ、ノ::V:::_」∠::::7ァ_>ァ、
     .,:'ィiヽ':::_>''"´      ̄  `ヽ!,
    / キア'"      , -, =, ≡ /7'ニヽ
   ,イ  /  /  ,ハ////,.-{ 勹´ |
   '、!,イ   ,'   ///////,.冫─‐'、
    ノ ',  レ、/∥∥∥∥∥ ///!::::::::::: |  バッ
    ( ソ'´   ∥∥∥∥∥∥∥|:::::::::::::|
   y'´   !  |l i|l |l | |ll il| l| ||:::::::::::::|
   ,'  !   , ヽ |l i|l ||l  |ll il| | |l|:::::::::::::|
   '、 ゝ、ノ   い`|::::::::::::::::::::::::  |:::::::::::::|
    `ヽ(ゝ/)`=`ー───‐ .|:::::::::::::|

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       ___,∧"´:ト-、∧‐ァ::7`>ゝ
       >,ゝ/ヽ、ノ::V:::_」∠::::7ァ_>ァ、
     .,:'ィiヽ':::_>''"´     ̄  `ヽ!,
    / キア'"          ', /7'ニヽ
   ,イ  /  /  ,ハ!   /  !   ! { 勹´ |
   '、!,イ   ,'  /\!   i  ハ  ノ 冫─‐'、
    ノ ',  レ、 !ァ´ノ\ノレ' レ'/`!::::::::::: |  クワッ!
   ( ソ'´  Vi (○);::::::::::::;(○) |:::::::::::::|
   y'´   !  !'  ̄:::::::::::::::  ̄ . |:::::::::::::|
   ,'  !   , ヽ、_,ゝ ノ( ,-=ョ   .:|:::::::::::::|
   '、 ゝ、ノ   )ハゝ、⌒::::::::::: ,...イ|:::::::::::::|
   `ヽ(ゝ/)ヽ,ノイi,` ''=ー=':i´ノ,'|:::::::::::::|

              .. /⌒i   
            _,,..、 .|  / ,..-、 
             l   l | /´ l,、_ノ 〉 _,,..、       ,..、
            |  i' '´_,,、     ヽ `ー、    / ア
             .|  し''´ 」       ヽ、  'l  / /
            .|  ,,.-''´         `ー',/  /
             | .|             /  /´
            ..l、_ノ             「  /
                          `''"

             ,,,,,..|l...,,,,,_       //           /
    ,、 ,.,., -'i ̄  .|i、    ̄スー-//         /
____/∧'    |`ー-、. |∧ ̄`ア゛:::: ̄/>'"ゝ、    /    _
ヽ丶::::::/:、  l:::、::::/::!:::::l:::::/::::::::::::/:、    ヽ  /      ./ 〉
//:::::/:::::`ヽノ::;;;∨::||ー┴┴ ─-/ =ー- 、./、      / /
ヽヽ/::::::::::,>""¨  ̄|      ./     /`ヽ|    ./ / ,//
l::_\;;::-‐'"       |     /     ./     ヽ、_ /  ''" /
、ノ¨"\         l      /   ./ ',     ,=-‐  '" -‐ァ /  /〉 /〉 /'
/     .\   ./   !  / ./   |    |   /, -=7 /  / /   // // / /
    ./  \ /  |   |     |    |   |  !./ /  / /   // // / /
    /     /    !    |     ハ   /   .ハ// /  / /   / /'  / /
   .|  ,  /i ,-‐\   |    ,' .|  / /   //  / ノ        /
   ,レ'、  | ア   ノ´\ノ\/  !/ |_ノ`Y  |  {         /
y'´    ヽ |  TT○ユ;:::::::::::::::::::;Y工Ζア /ヽヘノ
        Vi     ̄ ̄        ̄ ̄  !  ,'〈.      |    |
   |    ! /   ,イエエエエヾ     |  / ∧     |人人|人人
三≧x::::几/     |       |     .ノ / ,\', 人人ノ
 三`ヽ./⌒ヽー-_  |r‐───-、|   \`'┬' 、_) 
  ≧/::..  ::.ハ≧.'/`:-r-r-r-r-r'|    \ \ }  
 ,/i{:::.:. .:.:::;:;}:i /√三ニ=-:`≧´= 、   /\ )'   あんた、今CD隠したでしょう!?
x'三弍::.:. .:.:;:;:リ 仁三二ニ==‐- : .><   ,')    
三三ニヽ::.:.:.;:;彡'/~``丶、: : : : : : : : : : : : : :ー<_     新作のCDッ!!!体験版!!!
三二ニニ≧''"//二ニ=- 丶、: : : : : : :\: : : : : : >


「ひっ…!きゃあああああああああ!!!」

怖い。
思わず悲鳴が出た。

「ま、待って下さい…!私、その…体験版なんか隠してません。」


           _ヘ,_<'ト-∧t、
          `ヒ_!、>ヘゝ‐-ゝ
         <ノノ´       `ヽ
         ,'((  /        〉 〉    す  な
         l⌒h ,ン ノレ' レ' ソ、ソ (   っ .ん
         |  /´レ〈 tテュ,  ,ェァ〈ハ   て  で
       r‐ハ__ヽ人ゝ.  fェェti  イソ   ?
    r ' ̄::::::::::::厶 ゝ > ヾェt' イン
     \::::::__ノ::::::::::`ゝ_ハiTi/iノ::ヽ
      ` < __:::::::::::::::::::::i:::::::;:::::}

           __∧":ト-、∧‐ァ::7ゝ
           >>ハノ::V::_」∠:::7ァ_ゝ、
          .,:'ィiヽ'::_ゝ''     ̄ `ヽ!,
          /キア'"        ',  `フ
         ,イ / ,' ___!_ i .ハ _ノ_ ハ Y  す  な
         'f⌒h、!ァ´ノ.」_ノレ' レ' ソ Y i、(  .っ  ん
           (| l /ムi´ ttテュ,   ,rェzァ ハヘノ   て  で
           y'| 人 !  ̄     ̄ ノノハ   ?
       厂:::::`{ ,ヽ_ゝ   トェェェイ  ,ハ   !
      /::::::::::::j、ノ )ハ>,、トェェイ ,.イ ノ ソ
     く:::::::::::::/:::::::::::::::::ゝ_,ヘ不ノヽノ:::::::\

                      __,,,...,,,__
                 ___,∧"´:ト-、∧‐ァ::7`>ゝ
   ,.__y⌒'ー---┐     >,ゝ/ヽ、ノ::V:::_」∠::::7ァ_>ァ、    _へ、_、__,.ヘ、___
  /         \   .,:'ィiヽ':::_>''"´      ̄  `ヽ!,    r´ -┼‐ ナ丶
  }  (  聞 ど  l  / キア'"              ',   、`フ ┌´ (才    tナ
 f´   )  こ う  ヽ,イ  /  /  ,ハ!   /  !  _!_ i ! Y.ヽ   '´   /
 l   (  え も    }、n⌒l .,'  /´___!_ i  ハ _ノ_`ハ/ ノ  }   つ  /へノ
 {   )  ん      ノ.l |l |n 、 !ァ´ノ_」_ノレ' レ' ソ`Y i、(   {  -‐ァ  -‐ァ、、
 }   (  な     { ( | {  j」  Vi ttテュ,::::::::::,rェzァ ハヘノ'  〈   (,__  (,__
. )   !     ,f  y'´j  / !  !'  ̄      ̄ 'ノノハ  }   r‐、
└-、        ,/ ̄ ̄ヽ_ゝ ヽ、_,ゝ  トェェェェイ   ',ハ  !  )    f´
   ゝ 、_,,,,,,,...-ゝ:::::::::::::::::::::/ノ.  )ハゝ、,  トェェェイ ,..イノ ソ  ).    ゚
       〈:::::::____ノゝ/)ヽノイi,` ''=ー=':i´ノ´ンノ   └----、-、 __,,.、
        \::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ゝ_ノ丶ハ/ヽノ::::::::::::ヽ

女性の顔がどんどん怖くなる。

           _人人人人人人人人人人人人人_\丶\\丶丶\\\
           > ダッシャーーーーーーッ!!!< 、\\\\\\\\
            ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄丶\\\\\\\\
       丶丶   ヽ\\\ 丶丶  _,,,...,,,__ヽ\\\\\\\丶\\\\\
  \丶    丶\\  \\\ヽ<<`「::ァ‐∧、-イ`゙∧,___\\\\\\\\\\
   \\\  \\\  \., ァ<_r「::::_ゝL:::V:::ヾ/ヽく、く\\\\\\\\\\
     \\\  \\\ __,!, ´   ̄     `゛''<_:::'ノi 〉`、\\\\ /Z_  _
      \\\\  \\ヽ´,   ノ           ゛`弋メ _、.\、 l二 _ 7///
        \\\,<\∩Y ! i  i  ! ヽ  !ハ、  ヽ r∨  ヽ\\ / / //  ̄
      \\ く  ,´ }ヽ ヽ.ハ\  ハ   i  !/ヽ   ∧ `  /.\、 /_/.∠/ \\
         \\ヽ__,.イ ), i Y´ノ\ノレ' i/ ソ`'〈! J/:`ーr'ヽ\\\、 __\\
  \    \ \ |:::::::::| 'レヘハ ttテュ;:::::::::::;rェzァ  iV /:::::::::/)\\ /二7/ / ヽ\
    \  丶\  |:::::::::|ハヽゝ'" ̄ ,rェェェ、 ̄"''  ! /:::::::::/'y.\、 /二7/ / .\\
    丶\  \\|::::::::::! i ハ、  |    |  ゛'゛'<´/:::::::::/! ヽヽ ┌─' / _ .\\
  .丶  \\  \\:::::'ヽノ ヽ,>.._ |,.--、|   ,∠/:::::::::/ノ、 ノ \  ̄ ̄┌'└┐\
 \\\  \\\\\:::::ゝンヽ `i:'`ニニ´_´,i人/::::::::::ムj)ノ´、\\\\ ¨i_F┘\
\\/`ヽo、  \\\\\:::::::::::`<_ノ',ハ/ヽ_>'::::::::::/、\\\\ / 7 \\\\
........,,,! lll |,,_______  \:::::::::::::::::::|o::::::::::::::::::::::/ヽ\\\ヽ / / 、\\\\
    | (()と⊃   o 。 ・ ̄ ̄ ̄7i::::::::|o::::::===::::i´、\\\\. /_/ \\\\\
   ヽ_ノ         ヘn 。   //:::::::::|o::::::::::::::::::|\\\\\ _ 、\\\\\
          `ヾ∨ノノo.  /,ヘ::::::::::|:::::::::::::::::::::',\\ /二7 / / 、\\\\\
  γ ⌒ヽo      .j/\   /,ヘ ヘ:_,ヘ_____ゝ 、\\ヽ / / \\\\\\
   i ((( o・i      \  >./,ヘ ヘ ヘ:::::::::::::::::::::::::::\ ヽ ┌─' ./、 \\\\\\
   ゝ ___,ノ.       `´//:::::', ヘ ヘ::::::::::::::::::::::::::::::ヽ \  ̄ ̄ ヽ\ .\\\\\

「どこに隠してないって言うのよ!ココのどこに!!!」

とうとう女性はミスティアのブースをひっくり返した。
隠していたミスティアのCDが辺りに飛び散った。

「きゃああああああああああああああああああ!!!」

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♪プレイヤーズスコア

嵐は去り…辺りが再び喧噪を取り戻した。


赤い女性は一枚一枚、私のCDが新作の体験版じゃないとチェックすると
開封してダメにしたCD代全額をキチンと払って帰って行った。

「………。」

こうしてミスティアのサークルデビューは完売という結果を残して終了した。

そして、ミスティアは二度とイベントにサークル参加しようとは思わなかった。



                BAD END



             No,06 完売。そして引退。

          [終わり。]      [続ける。]







「CD…CDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDD!!!シンサクゥゥゥゥゥゥウ!!!」

♪神さびた古戦場 ~ Suwa Foughten Field


        /´〉,、     | ̄|rヘ
  l、 ̄ ̄了〈_ノ<_/(^ーヵ L__」L/   ∧      /~7 /)
   二コ ,|     r三'_」    r--、 (/   /二~|/_/∠/
  /__」           _,,,ニコ〈  〈〉 / ̄ 」    /^ヽ、 /〉
  '´               (__,,,-ー''    ~~ ̄  ャー-、フ /´く//>
                                `ー-、__,|    <_/

                        _| |..,,,__  ||
        ,.... .,   ,. - ‐ 、∧"´:ト:| |∧‐ァフ| |ゝ
       ,.´   `'''''"    ;iヽjヽ、,':| |::_」∠::| |>ァ、   ,.-,__,. 、___
   _,... -''" .;;,  ;;   .:::;,   ;; `,''"´l |    .| |  `ヽ!,="::::::::::::::::::::::::::`ー
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 "..:;,  ;;  .:.     :ii::.::::    | ,ノ| |  / | | !  i ! Y::::::::::::::::::::::::::::::
  .:: :;.    ::i:::::.    ::ll:::::::     !/ヽ| |  .i  l| |ノ / / ノ::::::::::::::::::::::::::::::
  :::::....:::.   ll:_____ll______,i_ァ_| |_」__j.| |∠_i、_(___/_:::::::::::::::::
   li:::::ー=ニ~l..,,,,____ll____,l_  ____   ______l_/___二=-__
   :li:::::::    :|:::::::.   :l::::::::   .::}゙、| |rェェェ、 | | 'ノノハ:::::/:,.----=´_ノ
   :li:::::    |;:::::::.... ..::ll:::::::::::::_;;ノ:::..|'-l|   .| | |  ',ハ  !|//
 :::: ::li:::::.........:ノ;;、;;;;;;;;;..=ー'''''''"":     | ||r--、| | |,..イノ ソ-'
 -、--"ーー'"::::ソ::::::::::f゙::::r''""'i:::.   .|メ'|`ニニ´.i| |ノ´ンノ
 :::::`(::::::::::::::::::; -- ;;;; -',::::}   !,.-x''、~|`'|~ハ'' "| | ./:f
 --、::`=,--ー",--‐''"´´'、_l,.ィ'',:::::::: ヾ,;|、,|/::::::ヽ |/.!/ '、  _人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人_
   `ヾ;:``ー'"::::::::::::/:::::::,./::::::'、:::::::::: '| |:::::0::::`| !::::::j >   CDはねぇがああああああああああああッ!!! <
     `- ..,`,三ー'":::r''゙:::::::::::::::::::::::::: | |::::::::::::::ト┼'::/   ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
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          `,:::::::::::::::\::::::::::::::::: : | |::::::::::::::::| |:イ
          `-,.::::::::::::::::::::::::::::::::::::| l::::0:::::::: l l''ヽ,

周囲の人間を蹴散らしながら赤い女性が走って来た。
さっきの男前の人に輪をかけて、ひどくマナーの悪い人だ…

だが、ミスティアの耳には確かにCD、と女性が叫んでいるのが聞こえた。
「CD…探してるのかな…」
この人なら、買ってくれるかもしれない。
でも…なんか怖い…。

[A] こんな乱暴な人とは関わらない方が良さそう。売り物を全部隠そう。
[B] 背に腹は代えられない。話しかけてみよう。

[B]

♪神さびた古戦場 ~ Suwa Foughten Field

「い、いらっしゃいませぇ~♪」
背に腹は代えられない。
とりあえずスマイル…ミスティアはぎこちない微笑みを赤い女性に向けた

     ,.へ. ,.--、ノL
    Σ____,.>'-‐'ー-'─- 、.,_
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 Y´ /  ,'  /-‐i‐ /| ,イ__ハ  ! ',
  |. ,' ,.ィ|  ,' __,. !、/ レ'、__ ハ`Y ハ|
 _!_レi.-‐!'7 -‐‐    ー-- ',!/',フ  
 `iヽ、__ハ.ヽ///  ,___,. /// ,' ヽ.
  ! ! `, ヽ、U  ヽ _ン  ,.イ ! ',
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   ,レ'、  | ア   ノ´\ノ\/  !/ |_ノ`Y  |  {         /
y'´    ヽ |  TT○ユ;:::::::::::::::::::;Y工Ζア /ヽヘノ
        Vi     ̄ ̄        ̄ ̄  !  ,'〈.      |    |
   |    ! /   ,イエエエエヾ     |  / ∧     |人人|人人
三≧x::::几/     |       |     .ノ / ,\', 人人ノ
 三`ヽ./⌒ヽー-_  |r‐───-、|   \`'┬' 、_) 
  ≧/::..  ::.ハ≧.'/`:-r-r-r-r-r'|    \ \ }  
 ,/i{:::.:. .:.:::;:;}:i /√三ニ=-:`≧´= 、   /\ )'   CDッ!?新作ッ?!
x'三弍::.:. .:.:;:;:リ 仁三二ニ==‐- : .><   ,')    
三三ニヽ::.:.:.;:;彡'/~``丶、: : : : : : : : : : : : : :ー<_    
三二ニニ≧''"//二ニ=- 丶、: : : : : : :\: : : : : : >

とんでもない威圧感だった…とても人間とは思えない…

でも、怯んではいけない。

     ,.へ. ,.--、ノL. 
    Σ____,.>'-‐'ー-'─- 、.,_ 
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 r>,ゝ'"   ,    ;U !   ヾ7 
 Y´ /  ,'  /-‐i‐ /| ,イ__ハ  ! ',. 
  |. ,' ,.ィ|  ,' __,. !、/ レ'、__ ハ`Y ハ| 
 _!_レi.-‐!'7 (ヒ_]//////ヒ_ン ',!/',フ 
 `iヽ、__ハ.ヽ'"U  ,___, "' ,' ヽ. 
  ! ! `, ヽ、   'ー⌒'ー' u ,.イ ! ',. 
  ', ',  i  !>,.、 _____, ,.イ l ハ リ


「は、はい…これ、ウチの新作…というか、デビュー…CD、まだたくさんあるんですけど…」
「たくさん?!良かった…まだあったのね!!!」

ミスティアの話の途中で既に女性はCDに食らいついていた。

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そう言ってCDの山を鷲掴みにする。

「あ…お金…」

持ち逃げされたら大変だ…すぐに警備に連絡を…
そう心配したが、女性はあっさりとお金を払ってくれた。

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♪仰空

            __,,,...,,,__
       ___,∧"´:ト-、∧‐ァ::7`>ゝ
       >,ゝ/ヽ、ノ::V:::_」∠::::7ァ_>ァ、
     .,:'ィiヽ':::_>''"´      ̄  `ヽ!,
    / キア'"          ',   、`フ
   ,イ  /  /  ,ハ!   /  !  _!_ i ! Y  
   '、!,イ   ,'  /´___!_ i  ハ _ノ_`ハ/ ノ
    ノ ',  レ、 !ァ仟ヒト    fヒ心`Y i、(         r──-
   ( ソ'´  Vi 弋cソ    弋cソ)ハヘノ'         |::::::::  |
   y'´   !  !. '"    ,___,  "'ノノハ           |::::::::;  |
   ,'  !   , ヽ、_,ゝ'"'"  ヽ _ン   '"',ハ  !         |:::::::;   |
   '、 ゝ、ノ   )ハゝ、,       ,..イノ ソ         | ::::   |
    `ヽ(ゝ/),レ─── 、i´ノ´ンノ           /|    /ヽ
         _j_ ̄ ̄\\ \ /           / 〉、_ / /、
        l   ̄ -- 、_ー 、 >          l  l/| |- ' /
        /       \ ヽ、 \         j  ヽ.|/ / ヽ_
       /  ---- 、    \ \ ゝ、       /    j ' / ノ
      レ' ̄ ──-、\   \ ヽ \      l     7Tヽ'/
       /'´ ̄     \ \  \ ヽ ヽ      }∠二二二ゝ
      l          \ ヽ  \ヽ \    _/ l / _ノ
.     |           \ l    \  ヽ  / 、 ヽ_ノ ノ

「ありがとう。私、とっても幸せよ。」
「………。」

さっきまで大暴れしていた人とは思えない優雅さで
女性はミスティアの手を握った。
目にはうっすら涙すら浮かべていた。

「う…ううん!こちらこそありがとう!あの…貴方は…」


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    Σ____,.>'-‐'ー-'─- 、.,_
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 Y´ /  ,'  /-‐i‐ /| ,イ__ハ  ! ',
  |. ,' ,.ィ|  ,' __,. !、/ レ'、__ ハ`Y ハ|
 _!_レi.-‐!'7 (ヒ_]      < ) ',!/',フ ミ★
 `iヽ、__ハ.ヽ///  ,___,. /// ,' ヽ.
  ! ! `, ヽ、   ヽ _ン  ,.イ ! ',
  ', ',  i  !>,.、 _____, ,.イ l ハ リ

ミスティアが女性の手を握り返そうとしたが
女性は既にミスティアのブースを後にしていた。


     |、   /|
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Y ̄ ̄`"\;;;;;;;:::::>ノ:::::::::|
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           ヽ;;;;;:::::\
 ヽ     ヽ     iヽ、| ̄
  |      i      |  ヽ
  |      丿     |  i
  /ヽ    /ヽ、    |  |
 / _ヽ___/_ \  /ヽ /|                      Σヽ、r-、 ,.-‐ァ
ノ    レ'   ` i ソ   ヽ|                      ,.-‐''''"⌒''ヽイΞ〈  
::::::::::;i´工Ζア   l     i                     _/____       `ヽ、  
      ̄ ̄    l    ノ\                  r'7-─、_____--- 、    ',
           l     i  丶                 Y´ i  __ i  ̄`ヽ、ニ__ .i
   _,ノ^        l     |   ヽ              )、 _ハ  ハ rト、ハ ハ‐-ハ ヽヽ、ト,   _,.ィァ
三Ξ/         ハ    |    )              Y`ヽレヘ!(ヒ_]    ヒ_ン )レヘi ハ/ / イ_
           ノ ヽ  /   ノ               Σ   i. !"  ,___,  "! i /‐=ァ//  _>
            ,イ    iノ   / ̄`ー───-- 、       ヽr レ !ヘ、. ヽ _ン U ,.イ/イi´iひ  ニΣ
          , ' ヽ  ノ\ /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`ヽ       `y' `Ti=r-='i´V`ヽ_ハ|   __ハ

___________________
へへへへへへへへへへへへへへヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘ   |
| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄'| | ̄ ̄ ̄ ̄| | ̄ ̄ ̄| | ̄ ̄|| ̄|   |
| | .:.)__,,.-‐‐‐-、 ,| |r'⌒ヽ、_r'..| |⌒Y´  | |   ||/   \
| |:::::::::.:.:.:........:.:.:.:.:.| |:.:.:.:............, | |r'´   .| |  /       \
| |_,..、-''"~""''',‐- | |        | |      | |/           \
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| |         | |.:                      .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
| |  ''"""'    /.ー.:                 .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:  .:.:.:.:.:.:.:.:.:.::
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| |    /
| |  /

♪No BGM

女性がいなくなると辺りはまたうるさくなった。
CDは残っているけど、相変わらず全然売れない。

「…ま、しょうがないか…。」

ちょっとだけでも、まとめて売れるには売れた。


           _______
          |        ||
          |        ||
          |        ||
          |_____.||

ミスティアの胸にはわずかな達成感があった。


        /´〉,、     | ̄|rヘ
  l、 ̄ ̄了〈_ノ<_/(^ーヵ L__」L/   ∧      /~7 /)
   二コ ,|     r三'_」    r--、 (/   /二~|/_/∠/
  /__」           _,,,ニコ〈  〈〉 / ̄ 」    /^ヽ、 /〉
  '´               (__,,,-ー''    ~~ ̄  ャー-、フ /´く//>
                                `ー-、__,|    <_/




「…なんじゃこりゃああああああああああああああああああ!!!」



♪霊知の太陽信仰 ~ Nuclear Fusion




ほっと安堵したその時だった。
ついさっき感じた物凄い威圧感が帰って来た。


              .. /⌒i   
            _,,..、 .|  / ,..-、 
             l   l | /´ l,、_ノ 〉 _,,..、       ,..、
            |  i' '´_,,、     ヽ `ー、    / ア
             .|  し''´ 」       ヽ、  'l  / /
            .|  ,,.-''´         `ー',/  /
             | .|             /  /´
            ..l、_ノ             「  /
                          `''"


_人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人_
>   コレ、新作じゃないじゃないのよッッ!!!!! <
 ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄

    __∧":ト-、∧‐ァ::7ゝ       
    >>ハノ::V::_」∠:::7ァ_ゝ、     
   .,:'ィiヽ'::_ゝ''  ノ(  ̄ `ヽ!,     
   /キア'"    ⌒   ',  `フ    
  ,イ / ,' ___!_ i .ハ _ノ_ ハ Y    
  '、 ', 、!ァ´ノ\ノレ' レ'/ Y i、(    
   ( ソ´ i´ (○),::::::::::,(○) ハヘノ   
  y'  ! !."  ̄ ,rェェェ,  ̄ "ノノハ   
  .( ! ,ヽ_ゝ   |    |   ,ハ   !   
  ゝ、ノ )ハ>,、|r--、| ,.イ ノ ノ
          `ー‐'  ̄
とんでもない形相だ。とても人間とは思えない。

「そ、そんな…これは、私のサークルの新作で…」

           _人人人人人人人人人人人人人_\丶\\丶丶\\\
           > ダッシャーーーーーーッ!!!< 、\\\\\\\\
            ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄丶\\\\\\\\
       丶丶   ヽ\\\ 丶丶  _,,,...,,,__ヽ\\\\\\\丶\\\\\
  \丶    丶\\  \\\ヽ<<`「::ァ‐∧、-イ`゙∧,___\\\\\\\\\\
   \\\  \\\  \., ァ<_r「::::_ゝL:::V:::ヾ/ヽく、く\\\\\\\\\\
     \\\  \\\ __,!, ´   ̄     `゛''<_:::'ノi 〉`、\\\\ /Z_  _
      \\\\  \\ヽ´,   ノ           ゛`弋メ _、.\、 l二 _ 7///
        \\\,<\∩Y ! i  i  ! ヽ  !ハ、  ヽ r∨  ヽ\\ / / //  ̄
      \\ く  ,´ }ヽ ヽ.ハ\  ハ   i  !/ヽ   ∧ `  /.\、 /_/.∠/ \\
         \\ヽ__,.イ ), i Y´ノ\ノレ' i/ ソ`'〈! J/:`ーr'ヽ\\\、 __\\
  \    \ \ |:::::::::| 'レヘハ ttテュ;:::::::::::;rェzァ  iV /:::::::::/)\\ /二7/ / ヽ\
    \  丶\  |:::::::::|ハヽゝ'" ̄ ,rェェェ、 ̄"''  ! /:::::::::/'y.\、 /二7/ / .\\
    丶\  \\|::::::::::! i ハ、  |    |  ゛'゛'<´/:::::::::/! ヽヽ ┌─' / _ .\\
  .丶  \\  \\:::::'ヽノ ヽ,>.._ |,.--、|   ,∠/:::::::::/ノ、 ノ \  ̄ ̄┌'└┐\
 \\\  \\\\\:::::ゝンヽ `i:'`ニニ´_´,i人/::::::::::ムj)ノ´、\\\\ ¨i_F┘\
\\/`ヽo、  \\\\\:::::::::::`<_ノ',ハ/ヽ_>'::::::::::/、\\\\ / 7 \\\\
........,,,! lll |,,_______  \:::::::::::::::::::|o::::::::::::::::::::::/ヽ\\\ヽ / / 、\\\\
    | (()と⊃   o 。 ・ ̄ ̄ ̄7i::::::::|o::::::===::::i´、\\\\. /_/ \\\\\
   ヽ_ノ         ヘn 。   //:::::::::|o::::::::::::::::::|\\\\\ _ 、\\\\\
          `ヾ∨ノノo.  /,ヘ::::::::::|:::::::::::::::::::::',\\ /二7 / / 、\\\\\
  γ ⌒ヽo      .j/\   /,ヘ ヘ:_,ヘ_____ゝ 、\\ヽ / / \\\\\\
   i ((( o・i      \  >./,ヘ ヘ ヘ:::::::::::::::::::::::::::\ ヽ ┌─' ./、 \\\\\\
   ゝ ___,ノ.       `´//:::::', ヘ ヘ::::::::::::::::::::::::::::::ヽ \  ̄ ̄ ヽ\ .\\\\\

女性はCDを私に叩き付けると、ブースの机を思いっきりひっくり返した。

「な、何をするんですかッ!!!」

「うるさい黙れ問答無用よッ!!!」

もう止まらなかった。
怒り狂った女性は目に見える物全てを相手に暴れ始めた。


[A]そうだ、さっきの男前の人に助けてもらおう!電話をかける。
[B]会場のスタッフの人に助けてもらおう!呼びに行かなきゃ。

[A]

「ひっ…そうだ!」

ミスティアは咄嗟にさっきの男前の人が渡してくれた名刺を手に取った。
あの人に連絡を…



                     プルルルルルル…


「さとり、私だ。」

電話はすぐに繋がった。
しかし、なんだかさっきの男前の人と雰囲気が違う…。
なんだか緊張しているようだ。



「あ…あの…こ、こいしさん?ですか…?」

ミスティアは電話の主よりもっと緊張した声で
とりあえず電話の相手が名刺に書かれた名前の主か確認をした。

     ,.へ. ,.--、ノL. 
    Σ____,.>'-‐'ー-'─- 、.,_ 
   ,..::''"´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`':, 
  ,:'´::::::::::::::::::__,.:::::-r::::ー-::::、__:::::::〉 
  ';:::::_,.::-:_,ゝ -‐''"´ ̄ ̄`"'' <イ┐.
 r>,ゝ'"   ,    ;  !   ヾ7 
 Y´ /  ,'  /-‐i‐ /| ,イ__ハ  ! ',. 
  |. ,' ,.ィ|  ,' __,. !、/ レ'、__ ハ`Y ハ| 
 _!_レi.-‐!'7 (ヒ_]     ヒ_ン ',!/',フ 
 `iヽ、__ハ.ヽ'"        "' ,' ヽ. 
  ! ! `, ヽ、 U   O   ,.イ ! ',. 
  ', ',  i  !>,.、 _____, ,.イ l ハ リ

「…君は誰だ?」

電話の声のトーンが変わった。
凄みの効いた、怖い声だった。

「あの…私、先程名刺を渡してもらった…あの…」

そういえば、自分は名乗っていなかった事を思い出して
自分の事を説明しようとしたが…

「ああ、さっきの君か…。」

電話の主はミスティアの事に気づいてくれたようだ。
トーンが少し軽くなった。良かった…ミスティアは胸を撫で下ろした。


    _ヘ,_<'ト-、_ __
   `ヒ_!、>ヘゝ‐-ゝ
  <ノノ´       `ヽ
  ,'((  /        〉 〉  ./ ̄\
  'ノ ,ン ノレ' レ' ソ、ソ (   |  ι |
  ( |´ レ〈 tテュ;:::::::;ェァ〈ハ <   ?  |
  ヽ 人ゝ"  -=- "イソ   .|     |
   )( ゝ > 、 _ , イン    .\_/
    __∧":ト-、∧‐ァ::7ゝ
    >>ハノ::V::_」∠:::7ァ_ゝ、
   .,:'ィiヽ'::_ゝ''     ̄ `ヽ!,
   /キア'"        ',  `フ
  ,イ / ,' ___!_ i .ハ _ノ_ ハ Y    __
  '、 ', 、!ァ´ノ.」_ノレ' レ' ソ Y i、(   ./   \
   ( ソ´ i´ ttテュ,:::::::::,rェzァ ハヘノ   |  ず  |
  y'  ! !."  ̄::::::::::::: ̄ "ノノハ  <   ぅ   .|
  .( ! ,ヽ_ゝ.   -=-   ,ハ   !  .|  ?  |
  ゝ、ノ )ハ>,、 _____, ,.イ ノ ソ   \__/
          __,,,...,,,__
      ___,∧"´:ト-、∧‐ァ::7`>ゝ
      >,ゝ/ヽ、ノ::V:::_」∠::::7ァ_>ァ、      )、_ノi、__ノi_,ィ
    .,:'ィiヽ':::_>''"´      ̄  `ヽ!,     、-'        しi
   / キア'"          ',   、`フ    ) ‐|‐  | ‐|‐   フ
  ,イ  /  /  ,ハ!   /  !   !  i ! Y 、-' ムナj  し○‐  (
  '、!,イ   ,'  /\!   i  ハ  ノ / / ノ  ヽ   十,  __l__  >
   ノ ',  レ、 !ァ´ノ\ノレ' レ'/`Y i、(    ノ  (ニ|7)  _|_/  (
  ( ソ'´  Vi ttテュ;:::::::::::;rェzァ ハヘノ'  ''‐、 ニ|ニ   (_,レ' )  >
  y'´   !  !'  ̄ ,rェェェ、  ̄ 'ノノハ   ノ (_レ' ) r‐、     (
  ,'  !   , ヽ、_,ゝ   |    |    ',ハ  !   /‐,   |  r'   r‐`
  '、 ゝ、ノ   )ハゝ、  |r--、|   ,..イノ ソ   ./‐,  ・ ・  r'ヽ
   `ヽ(ゝ/)ヽ,ノイi,``ニニ´:i´ノ´ンノ      /⌒Y⌒Y⌒ヽ

「あの…こいしさん!た、助けて下さい!い、今、私のブースの前に変な人が!!」

女性は相変わらず暴れ続けている。
早くなんとかしてもらわないと、本当にめちゃくちゃになってしまう。
電話の主はしばし無言になる。

「…申し訳ないが、今そちらに向かう事はできない。こちらも立て込んでいるのでな。
 現在の君の問題は君自身と、会場のスタッフが何とかしてくれたまえ。」

「そ、そうですか…すみません…。」

「なぜ君が謝罪をする?謝罪が必要なのはこちらだ。すまない。
 電話はとてもうれしかった。感謝するよ。」

「はい…」

電話を切られてしまった。
忙しいなら仕方が無い…。勝手にプレゼントしたのは自分なのだから
助けてもらえなくても文句は言えない…。


     ,.へ. ,.--、ノL. 
    Σ____,.>'-‐'ー-'─- 、.,_ 
   ,..::''"´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`':, 
  ,:'´::::::::::::::::::__,.:::::-r::::ー-::::、__:::::::〉 
  ';:::::_,.::-:_,ゝ -‐''"´ ̄ ̄`"'' <イ┐.
 r>,ゝ'"   ,    ;  !   ヾ7 
 Y´ /  ,'  /-‐i‐ /| ,イ__ハ  ! ',. 
  |. ,' ,.ィ|  ,' __,. !、/ レ'、__ ハ`Y ハ| 
 _!_レi.-‐!'7 (ヒ_]//////ヒ_ン ',!/',フ 
 `iヽ、__ハ.ヽ'"U       "' ,' ヽ. 
  ! ! `, ヽ、    へ   ,.イ ! ',. 
  ', ',  i  !>,.、 _____, ,.イ l ハ リ

「でも…なんだか男前の人、声が怖かったな…。何かあったのかな?」

___________________
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| |  ''"""'/
| |    /
| |  /


「な、何よアンタ達ッ?!」

女性が急に暴れるのを止めた。
彼女の腕は、背後から現れた二人にガッシリと掴まれていた。

         __,,.. -─- 、.,_
      ,::'´       `ヽ
    ,::'´           `ヽ
    ,'               ヽ
   /      /、  ィハ   、_; ! i ゝ
   i  /  ハ `;、,レ レ 、_;、人丿
  丿   レヘ i' 'tテァ、  r'tテャハ  ヽ
  |      l |         lヽ  |
  |      l |         lヽ  |
  |      l |     J    lヽ  |
  /     l |         lヽ  |
  i      ハ ヽ、  -=-   ノ i ノ
  ヽ     `V> =-rパルスィノ
   `ヽ人人,.ヘ. ヽ、ニノ<7}.>ヽ
     ., -イ´\×\ // ハ  \
     /   ヽ \×y/ ハ.   ヽ

「そこまでにしてもらおうか。」

                    /|
                   ,':::|
               ,  '"´"'!::::|'"´ ̄`' 、
             /      |☆|       \
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          /    /   /|:::::::::!  iヽ.      '、
         ∠、   /  メ !ゝ‐イ /  ト、   \__>
          /  //;;;;;;;;\/ 、/;;;;;;;Yト、>   \
        /  _, イ八('tテァ、  'r'tテャ) ハ\ ,「| ̄
        ´ ̄ ̄ | |'" ̄ ノ     ̄"'| V  |
             | |iii, .,;'-=-'、,, ,;iii|  V |
             /∠ハiiiiiiii -=- iiiiiiiiiiiiノ>   |
            /  ∠ >';iiiiiiiiiiiii;'-イ/_>  |
          _,,-イ'::::::::::l  \ ',   ,'  / .l::ヽ、
      ._,,.-‐'':::::/:::::::::::::l.   \   /   l:::::::`'y-、
   ,._,,.-‐''::::::::::::::/::::::::::::::::lヽ    ゝ-く   ィl:::::::::::',:::::''ー.、
  /::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::l \ /: : : ヽ / .l:::::::::::::',:::::::::::''ー
. /::::::::::::::::::::::::::::>:::::::::::::::::l  `'' ヽ__ノ ´   .l::::::::::::::::',:::::::::::::::
 /::::::::::::::::::::::::::::〈:::::::::::::::::::::l    .ノ: :',    l::::::::<:::::::::::::::
 :::::::::::::::::::::::::::::::::`゙''ー、::::::::::l     l: : : :l     l::::::::::::〉::::::::::::

強面の二人組は、女性を押さえつけると会場の外の方へ連れて行った。

♪No BGM

「………。」

なんだったんだろう…。あの人…。
赤い女性が去った後は、まさに嵐が過ぎた後のように荒れていた。

メチャクチャにされたミスティアのブースを
周囲のサークルの人達が一緒に片付けてくれた。

ミスティアは彼等にお礼を言って自分のCDを一枚ずつ渡した。

___________________
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| |   ''"""'   | | /     .:            .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
| |         | |.:                      .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
| |  ''"""'    /.ー.:                 .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:  .:.:.:.:.:.:.:.:.:.::
| |        /.:                          .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
| |  ''"""'/
| |    /
| |  /

♪暮色蒼然

「色んな人がいるんだなぁ…」

片付けが終わるとミスティアは一息ついた。
もう今日はお店を開く事はできないけど
初めて会う人にも優しくされて、悪い気はしなかった。

来て良かった。
ミスティアは満足していた。

時計は既に16時。
他のサークルを巡りながら、後のイベントまで時間をつぶす事にした。

________________________________
               TO BE CONTINUE
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

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