その他 うん、この味

注意
この話はfuku1394.txt「大会に行こう! そして、それから…」と関係があります
俺設定が大量にでてきます
虐待は、ほとんどありません
若干の性的表現が含まれます
多少下品な表現が含まれています
お兄さんが主人公です
食べ物を粗末にするシーンがありますが、あとでお兄さんがきちんと食べています

















それはふらんと暮らすようになって、一年と三ヶ月が経ったある日のことだった。

「あ~さひ~た~だ~さす~♪」
「うっめ!メッチャうっめ!」
「お~もいをこ~め~てあ~おぐとき~♪」
「む~しゃむ~しゃ」
「……」
「しあわせ~」
「ちょっと!だんな!」
ふらんが話しかけてきた。
「人が歌ってる時に変な声出しながら物を食べないでよ!」
「ああ、すまん」
「ところで、何食べてたの?」
「ああ、これか?」
ふらんに商品名を見せてやる。
「暴君○バネロ?○バネロって何?」
「ああ、唐辛子の一種だよ。食べる?」
「うん、それじゃあちょっともらうね」
そういうと、ふらんは袋から四つほど取り出して、一気に口に入れた。
「どうだ?うまいか?」
「……」
「どうした?」
「ふぉ……」
「ふぉ?」
「ふぉおおおおおおおおおおお!!!かれえええええええええ!!!」
ふらんが急に叫びだした。
「おわ!」
「だ、だんな辛いなら先に言ってよ!」
ふらんがこちらを睨んでいるぞ。よし、こんな時は、
「確かに言わなかったこちらに多少の責任があるかもしれない。だが、ちょっと待って欲しい。唐辛子とは辛いものではないだろうか?」
「う~」
うん、何とか煙に巻いたぞ。
「だんなは辛党かもしれないけど、私は甘党なのよ!」
うわ!逆ギレされたよ。…いや、それよりも……
「ふらん君、君は今辛党といったね?」
「言いましたよ」
「辛党とは酒(日本酒)の好きな人のことであって、辛いものの好きな人のことではないのだよ」
「え…そうなの」
うんうん、分かってくれればいいんだよ。
「でも…」
「ん?」
「そんな、ささいな言い間違いをどうこう言うよりも、このSSの作者の文しょう力をどうにかする方が先だと思うんだ」
「………」
「あ、それよりもだんな、何か甘いものちょうだい…例えば、そこにある飴とか」
「ああ、駄目だ」
「どうして?」
「どうしても。それだけは駄目だ」
「う~わかったよ。それじゃあ、他のものは?」
「ああ、それならいいものがあるぞ」
袋からカ○オ99%と書かれた箱を取り出してやる。
「カ○オ99%?これ何?」
「チョコレートの一種らしいけど、まだ食べてないから味は分からないよ」
「チョコレート…で、カ○オって何?」
「カ○オはイタコ・ダウジングをする髪を上げたら美人の褐色巨乳の女の子だよ。作者の褐色好きはカ○オに由来するとも言われ……」
「………」
「ハッ!いかんいかん。俺じゃない何かが勝手に……」
「もう、しっかりしてよ。今度はちゃんと説明してね」
「わかったよ。カカオはチョコレートなどの原料で、主な産地はコートジボワールだ」
「なるほど」
「コートジボワールはカカオの生産量の約35%を占め、輸入量ではオランダが……」
「……だんな」
「どうした?分からないことがあったか?」
せっかく興が乗ってきたところなんだが。
「話が進まないからそこまでにしてね」
「……」
「それじゃ、食べるね」
そう言うとふらんはカ○オ99%を一欠けら口に入れた。
「どんな味だ?」
「……」
??様子がおかしいぞ?
「おい!ふらん!どうした!」
「に…」
に?
「にげええええええええええ!!」
また叫んだ。
「だんな!何か甘い飲み物をくれ!」
甘い飲み物って言ってもなあ…
あ、そうだ。今日買ったジュースをあげよう。
「ふらん、こいつを飲め!」
○ンジャーエールと言う炭酸飲料を渡す。
「ありがとう…ゴキュゴキュ……ってぶあああああ」
うわ、噴き出したよ。
「あ…が…うぅ、ひどいよ、だんな」
うーん、さっき飲んだけど変な味はしなかったはずだが。口に合わなかったのかな?
「まあ、水でも飲んで落ち着け」
「うん」







………ん?
おかしい。夜中に目を覚ました俺は違和感を覚えた。
体が動かない!クソッ!どうなってるんだ!?まて、落ち着け。
う…うろたえるんじゃあないッ!虐待お兄さんはうろたえないッ!
状況を把握するのが先決だ。

……どうやら俺は自分のベッドの上で拘束されているようだ。
服は脱がされ、大の字になるように四肢は広げられ、それぞれがロープでベッドの支柱に繋がれている。
うわぁ、寝てる間にこんな事されて起きなかったのかよ。
こんなことをするのはいったい?…って決まってるよなあ…
そんなことを考えていると寝室の扉が開いた。
「あ、やっと起きた~」
「ふらんか?これはどう言う事だ?」
「これはね…おしおきだよ」
ふらんは妖艶な笑みを浮かべながら、細い指を俺の真魔剛竜剣に絡めてきた。
「お仕置き…だと……?」
「そう、おしおき」
ふらんは絶妙な指使いで俺の竿と袋を刺激する。
「う…しかし、理由が分からんな」
「本当に…わからないの?」
指の動きが激しくなる。
「ああ、さっぱりだ」
「私に、あんな物を食べさせたのに?」
~~~~~~っ!
ふらんの爪が俺の亀頭を刺激した。
「ふふ…だんなのこれ、今ビクンてしたよ。もうイきそうなの?」
「ああ、気持ち良いよふらん…このまま…」
「だ~め。言ったでしょ?おしおきだって」
ふらんは愛撫を中断し、俺の顔の傍まで来た。
「それより、見てだんな。私のここ、もうヌレヌレなの…ねぇ、なめてほしいな」
言いながらふらんは自らの秘所をくぱぁと広げ、俺の口に押し付けてきた。
こんな状況で逆らえるわけが無いので舐める。
「ん…あぁ…いいよ…だんな…」
「あ…そこ……」
「なあ、ふらんぷ…」
口を塞がれてしまった。
「だれが口をきいて良いって言ったの。だんなはしたを動かしてればいいの」
どうやら機嫌を損ねたようだな。仕方が無いから黙って続けるか。
「ん…ふぁ…あ…だめ…あーーーー」
ふらんがビクビクと痙攣する。どうやらイったようだ。
「ふう、気持ちよかったよ、だんな。今度は私がイかないていどにだんなを可愛がってあげるね」


そして夜は更けていった










ふふ…それにしても昨夜のだんなはかわいかったな。
たまにはああいうのもいいかも。
そんなことを考えながら地いきパトロールをしていたら、れみりゃを見つけた。
タグが付いてないってことは野生のれみりゃかな。
よし、今日のおかず(ふつうのいみだよ)はこいつにけってい。そうときまれば…
「う~♪う~♪」
「ちょっといいかしら?」
「ゔあ゙あああフランだあああ!!だずげでざぐやあああああ!!!」
人の顔を見るなりさけぶなよ、この豚。
なぐって気ぜつさせた方が早かったかな?
「まって、私は悪いフランじゃないよ。いっしょにプリンを食べようと思ったの」
「う~?ぷっでぃ~ん?」
「そう、プリンよ。食べたかったらついてきてね」
「う~!ついていくどぉ~」
こうしてれみりゃのお持ち帰りに成こうした。
が、こいつ歩くのがおそすぎる。やっぱり、気ぜつさせた方が早かったかな?





「ただいまー」
「おかえり」
「う~♪」
ふらんが帰ってきたようだ…う~?
「だんな~、これ箱にいれといて」
れみりゃを俺に渡して、ふらんは手洗いうがいをしに洗面所に向かった。
箱に入れておくってことは食べる前に少し遊ぶのかな。
ちなみにここで言う箱は例の透明な箱である。
一説にはこの箱の製造元は、箱の売り上げだけで豪邸が建ったほどだと言われている。
「う~?ぷっでぃ~んは?」
れみりゃはぷりんが貰えず、不思議そうな顔でこちらを見ている。
「ああ、お嬢様、プリンはもう少しかかりますので、この中でお待ち下さい」
「う~♪わかったどぉ~♪」
お嬢様と呼ばれて気を良くしたのか、箱の中に入れることには成功した。
ちなみに、今回使った箱は大きめの物で、中で動く余裕がある。
「だんな~、じゅんびできた~?」
「ああ、できてるぞ。どうだ、少し遊ぶのか?」
「う~ん、そのつもりだけど、いいあんがないのよ。だんなはなにかある?」
「それならいい手があるぞ」
取り出したるは○ンジャーエール、ふらんも良くご存知の筈だ。
「げえっ!その飲み物は!」
「これを、れみりゃに飲ませます」
○ンジャーエールを紙コップに入れ、れみりゃに渡すとれみりゃは勢い良く飲み干した。
「う~♪シュワシュワしておいしいどぉ~♪」
まさに『しあわせ~』という顔をしている。だが、ふらんの顔は対照的に不機嫌なものに変わっていた。
「だんな、どういうことかな?これは」
ふらんが俺を問い詰めようとしたその時だった…
    グエップ
れみりゃがげっぷをしたのだった。
「う~♪でちゃったどぉ~♪」
「……だんな、コレ、殺していい(小声)」
やばい、これは本当にヤル気だ。
「落ち着け、クールだ、クールになれふらん。いつものクールなお前はどうした?(小声)」
「それに、なんであのへんなのみ物をのんでよろこんでるのよ!(小声)」
「まあ待て、後で分かるさ。それに、落とす前に持ち上げた方がいいだろ?(小声)」
「う~、なにをヒソヒソしてるんだどぉ~?」
「プリンの前にお嬢様に何のお菓子を食べていただこうか相談していたんですよ」
「う~、なにがあるんだどぉ~?」
おいしいジュースを貰った上にさらにお菓子まで貰えると聞いて、れみりゃはさらに上機嫌になった。
「はい、スナック菓子とチョコレートがございますが、どちらからにしましょう?」
「う~?すなっくがし?きいたことがないからそっちにするどぉ~♪」
「では、こちらになります」
紙皿に暴君○バネロを乗せ、箱の中にいれてやる。
「う~♪いただきますだどぉ~♪」
れみりゃは暴君○バネロを掴めるだけ掴み、一気に口の中へ放り込んだ。
「う…ゔゔゔゔ……がらいいいいい!!!ざぐやああああああ!!!」
れみりゃが辛さのあまりのた打ち回る。
ふらんの方を見るとニヤニヤしている。
「ど、どうしました?お嬢様」
我ながら白々しい演技だが、この際そんな事はどうでもいい。
「ゔあ゙あ゙あごれがらいいいぃぃ!ぽいするどぉおおお!!ちょこー!ちょこをちょうだいいい!」
「分かりました、お嬢様。では、こちらになります」
今度はカ○オ99%を箱の中に入れる。
「ゔ~♪ちょこれーとたべるどぉ~♪」
れみりゃはその味を知らずにカ○オ99%を食らう。
食べた量がほんの少しならまだ良かったかもしれない。しかし、れみりゃは例によってカ○オ99%を口いっぱいに放り込んだ。
「ゔゔゔゔゔ」
おお、今にも吐きそうな顔をしている。だが、吐かれたら面白くないので忠告しておこう。
「お嬢様、もし吐き出したりして食べ物を粗末にしたらプリンはあげませんよ」
その言葉を聞いてれみりゃの顔は青ざめた。
吐き出したい。でも吐き出したらプリンが食べられない。そんな葛藤をしているようだ。
その光景を見てふらんは満面の笑みを浮かべている。
一分後、ついにれみりゃはカ○オ99%を食べきった。れみりゃにしては優秀だろうか。
「う…う…がんばってたべたどぉ……」
「お嬢様、よくがんばりました。ご褒美の○ンジャーエールです。よく味わってください」
再び○ンジャーエールを紙コップに入れて渡すと、れみりゃは急いで飲もうとする。
「う~♪しゅわしゅわだどぉ~♪おいしいどぉ~♪………う!」
突如として涙目になるれみりゃ。吐き出さなかったことは褒めてやろう。
「だ、だんな、これは一体どういうこと?さっきはふつうにのんでたのに、今回はようすがおかしいよ(小声)」
「ああ、あれは舌の感覚がおかしくなってるからだよ(小声)」
「かんかくが、おかしく?(小声)」
「そう、味の濃い物を食べた後は薄味の物の味が良く分からないだろ。それと同じさ。たしか中華一番って漫画でも似たようなことをやってたよ(小声)」
「ふーん、そうなんだ。…ハッ」
「気付いたようだね、ふらん」
「まさか、昨日のは」
「Exactly(その通りでございます)昨日は気付いていなかったとはいえ、ごめんなふらん」
「ううん、私のほうこそ。昨夜はひどいことしてごめんね、だんな」
「いや、怒ってないよ。ああいうのもいいと思うし」
「もう/////」
ふらんが頬を赤らめる、愛い奴め。
「う~!のみきったどぉ~!」
あー、すっかり忘れてたが、れみりゃがいたんだった。せっかくいい雰囲気だったのに。
えーと、ふらんの方は…うわ、雰囲気をぶち壊されてキれかかってるよ。
よし、ここは俺の出番だな。
「お嬢様、プリンの前に飴などはいかがでしょうか?」
「う~♪たべるどぉ~♪」
いい加減警戒してもいいんじゃないか?とは思うが、あいてはゆっくり、しかたがないか。
「では、この飴を舐めて少々お待ち下さい」
飴玉を包みから出し、れみりゃに渡すとれみりゃはすぐに舐めだしたので、それを確認して箱を密閉する。
「だんな、あの飴は?(小声)」
「ああ、昨日食べるなって言ったやつだよ(小声)」
「どうして食べたらいけなかったの?あの豚ふつうにたべてるよ(小声)
「味はいいんだけど、問題があるんだ(小声)」
「もんだい?(小声)」
「そ、まあ見てなって(小声)」
そんな会話を続けるうちに、れみりゃが飴を食べ終えた。
「あまくておいしかったどぉ~♪ごちそうさまだどぉ~♪」
ほう、このれみりゃはごちそうさまと言えるのか。ま、いいさ。
「お嬢様、見事食べきったようですね。……では、『ピー!ピー!』」
「う?」
「…だんな、なにしてるの?」
れみりゃはポカーンとしている。
ふらんはキ○ガイを見る様な目でこちらを見ている。
畜生、そんな目で見るなよ。恥ずかしいじゃないか。
「うぎゅ!」
れみりゃが悲鳴を上げた。
「どうしました、お嬢様」
「う~!でびでゃポンポンいだいの~」
よし、効いたようだな。
「だんな、いったいあのあめは?」
「あれはPPキャンディーと言ってな、あれを食べると『ピー!ピー!』という言葉に反応して下痢になるんだ」
「げり……昨日かってに食べなくてよかった」
「しかも効果は一ヶ月続く優れもの」
「ふーん、ねぇ、だんな。あの豚好きにしていい?」
「ああ、いいよ。俺はしばらく後ろで見てるよ」
俺はしばらく見物することにしよう。
「ねぇ、おじょうさま。まさか、ごうまがんのおじょうさまとあろう方が、おもらしなんてしませんよねえ?」
「う!う!」
れみりゃは歯(?)を食いしばって便意を堪えているようだ。
「ふふ、出して楽になっちゃいなよ『ピー!ピー!』」
「う!やめるんだどぉ!」
「ふふふ、その強がりがいつまで続くのかな?それ『ピー!ピー!』」
「あ゙ゔゔゔ」
そろそろかな?
「おじょうさま、パンツをはいたままだとパンツがよごれますよ『ピー!ピー!』」
「ゔもうやべで」
「やめるわけないじゃないですか『ピー!ピー!』」
「あ゙あ゙あ゙み゙る゙な゙だどぉぉぉ」
ブシャーーーーー
れみりゃは盛大に中の古くなった身をぶちまけたかと思うとその場で気絶してしまった。
「だんな、これ、気ぜつしちゃったよ」
「そうみたいだね、遊ぶのはまた後だね」
「うん、ところでだんな」
「ん、どうした?」
「あのれみりゃ、食べても大丈夫かなぁ?」
「……ごめん」



結局このれみりゃはふらんのおもちゃとなり、一ヵ月後に野生に帰した。













あとがき
例によって酒を飲みながら書きました。
以下ありそうな質問とその回答

Q ふらんの言ってたタグって何?
A 飼いゆっくりに付ける識別用のタグです。タグには番号が振ってあり、飼い主が誰か識別できるようになっています。

Q 暴君○バネロとかをあの順番に食べたけど、何とも無いんだけど?
A 実感には個人差があります。

Q PPキャンディーって結局のところ何?
A ドラゴンボールを読んでね。

Q 文章が単調or読みにくいんですが?
A ごめんなさい!

Q れみりゃがおもちゃになった後や野生に帰した後は書かないの?
A すまぬ!すまぬ! 書いてやっても良いぜという方がいたら書いてください。

Q まだ続くの?
A 書きたくなったら書くスタンスなので、未定です。




ゆっくりふらんは改造ゆっくりである。
ゆっくりふらんを改造したのは永遠亭に住む八意永琳である。
折角だから下の方にIFのおまけを書いてみたよ。











お兄さんが拘束されている所からの分岐です。





「それより、見てだんな。私のここ、もうヌレヌレなの…ねぇ、なめてほしいな」
言いながらふらんは自らの秘所をくぱぁと広げ、俺の口に押し付けてきた。
こんな状況で逆らえるわけが無いので舐める。
「ん…あぁ…いいよ…だんな…」
「あ…そこ……」
「ん…ところでだんな…」
「どうしたふらん?」
「さっき食べるなって言ったあめだけど、なんだったの?」
「あれはね、PPキャンディーと言ってな、あれを食べると『ピー!ピー!』という言葉に反応して下痢になるふぐ!?」
急に顔がふらんのふとももで挟まれる。
「う…ぷは…どうしたんだ、ふらん?」
グギュルルルル
この音はもしや…
「ふらん、お前まさか……」
「ごめん…だんな……」
ブ…ブブブ…ブシャアアアアアアアアア






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最終更新:2022年01月31日 02:34
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