【寝室】
「ゆ、あしおとがきこえてきたわ!」
「しずかにして!」
「まりさ、ありすこわいわ…」
「だいじょうぶだよ、ありすはまりさがまもるよ!」
「ありがとう、まりさ」
「…ありす、このいえからぶじにでられたら…その…わたしとずっとゆっくりしないか?」
「まりさ…ありすうれしいよ!」
「ありがとうありす!もっとおおきくなったらこどももつくろうね!!」
「うん、いっぱいつくろうね!」
ここは寝室だ。
といってもいつも使ってるわけじゃない。
リビングや書斎のソファーで寝ることが多いのでベット、つまり寝室で寝ることがあまりない。
大抵パソコンの作業中に寝落ち、書斎で本読んでて寝落ちのどちらかだ。
あまり物がないのでゆっくりのかくれる場所も少ないだろう。
だが物と物の小さな隙間にいるゆっくりをいちいち倒すのは手間がかかる。
そこでキッチンで手に入れた物の出番というわけだ。
俺は袋からある物体をいくつも取り出すと部屋の中心に置いた。
「あーあ、この部屋にはゆっくりはいないみたいだなー。よーし次の部屋に行くぞー」
台詞を棒読みし部屋の外に出る。
そして息を殺し中の様子を聞き耳を立てて窺う。
「ゆっゆっゆー!おじさんがばかでたすかったね!!」
「まりしゃたちかんぺきにかくれてたもんねー!!」
「ゆゆ!みてみて!!おかしがあるよ!!」
「おじさんおとしていったんだね!!ほんとうにばかだね!!!」
「れいみゅたちがみちゅけたからこれはれいみゅたちのものだね!!」
「まっしろのまんじゅうがあるよ!!!ふにふにしてておいしそう♪」
「ぜりーがあるよ!!きらきらしてておほしさまみたい♪」
「ゆっくちたべるよ!!」
「むーしゃ、むーしゃ、う~ん、ち・あ・わ・せ~♪」
「ハム、ハフッ、これうめえぇ!!」
聞こえてきたのは赤ゆっくりの声。
馬鹿め!落ちてるものを食べてはいけないって習わなかったのか!
習わないよな~だってゆっくりだもん。
作戦が上手くいったことに安堵する。
まあ成功するとは思ってたけどね。
だが中には少し頭の回るゆっくりがいたようだ。
「ちょっとまつんだぜ!そのおかしはたべちゃだめなんだぜ!!」
「ゆゆゆ!これはれいみゅたちがみつけたものだからあげないよ!!」
「やっぱりまりさはごみくずだね!おかしをひとりいじめしようとしてるよ!!!」
「おかーしゃん、あのごみくじゅをおいはらってよぉ、ゆっくちできないよう!!!」
頭のいいまりさが苦戦してますな。
おっと、これはつがいの登場か?
「まりさのいってることはほんとうよ!とかいはのありすがいうんだからまちがいないわ!!」
「ありすだー!!!れいぱーのありすだー!!!!」
「みんなにげてー!ありすにれいーぷされちゃうよー!!!」
「おおとかいはとかいは(笑)」
「ごみくずとれいぱーのつがいってごみどおしでふさわしいね!!!」
「わかるよー!ごみくずとれいぱーだねー!!」
「ちーんぽ!ちーんぽ!」
ほうほう、まりさとありすのつがいかぁ。
いいねアリマリ。お兄さんもジャスティスだと思うよ。
でもゆっくりだとゴミクズとレイパーなんだね。
きっと元ネタの本人たちは事実を知ったら黙ってないと思うよ。
「ほら、これをみて!!ごきぶりさんがこれとおなじまんじゅうをたべてしんでるわ!!」
「こっちにはぜりーがくちについてしんでるごきぶりがいたぜ!!」
「「「ゆゆゆ゛ゆ゛!!!!」」」
あちゃー。
部屋に仕掛けていたのが見つかったか。
つかそんなにゴキブリの死骸あったのかよ!今度から掃除はちゃんとしよう…
しかしこのアリマリがフルボッコにされるのを見ようかと思ったけど俺の想像以上に頭がいいんだな。
さてどういう展開になるか…?
「でもゆっくりにはきかないかもよ!!」
「たべてもだいじょうぶだねーわかるよー!!」
「れいみゅたちはつよいからきかないよ!!」
「ねー!!!」
「わたしたちをだまそうとしたごみくずとれいぱーにはおかしはあげないよ!!」
「そこでゆっくりおかしをたべるかわいいれいみゅたちのすがたをみていてね!!」
馬鹿だー!!こいつらもっと馬鹿だったー!!!
思わず吹き出しそうになる。
だいたい自分には毒が効かないとかどこからくる自信なんだよ。
せっかくのジャスティスの忠告を無視し食べだす他のゆっくり。
さてそろそろ毒が回り始めるころかな…
「ゆゆ!あかちゃんどうしたの?まだまだいっぱいあるよ?」
「ゆ゛ゆ゛ゆゆ…な゛んがぎもぢわるい…」
「ぢ…ぢんぼおおおおお…」
「…う゛っぼえええええええええ!!!!」
「…ぶっ!ぶぅううげろげろげろ!!!!」
「れ゛、れ゛いむ゛のあがぢゃんがああああああああああ!!!!…ああぅ…うぐっげええええええぇぇぇぇぇ!!!!」
「あんこをはいたらしんじゃうよ!!ゆっくりがまんしてね!!!ゆっぐり…がまん…じで……うえっげろげろげろおおおおお!!!!」
一匹の赤ちゃんの嘔吐をきっかけに他のゆっくりも吐き出す。
貰いゲロ状態だ。よく小学校の遠足バスでこんなことあったなあ、懐かしい。
毒の回りも確認したしそろそろ入るか。
「うわ!きたねえ!」
扉を開けるとそこは一面餡子の海だった。
和菓子工場でも勤めない限りこんな光景を見ることはないだろう。
それにしてもここを掃除するのが俺だと思うとこの作戦はある意味失敗なんじゃないかという気がしてきた。
「お、おに゛いざんれ゛いむ゛のあがぢゃんをだずげで……」
「ぐ、ぐるじぃよぉ…うぇ、げええええぇぇぇぇ!」
「わがらないいい!わ・が・ら・ないうぶぅ!ぼえええええええぇぇぇ!!」
「はいはい君たちはゆっくり死んでねー」
擦り寄ってくる親ゆっくりを蹴飛ばし足元にいる赤ちゃんゆっくりを踏みつけ目的のアリマリジャスティスを探す。
…見当たらないということはどこかに隠れている。
あの声からして結構な大きさだから隠れる事ができるのは…ここか!
俺は箪笥の裏側から殺虫剤を撒く。ジェット式のやつだ。
数秒たって目的のゆっくりは反対側から2匹寄り添うように現れた。
「げほっ!げほっ!…」
「ありすしっかりして!」
ジャスティス登場。
殺虫剤があまり届かなかったようで咳をしているが命に別状はないようだ。
さて虐めちゃおうかねえ。
ゆっくりに踏み出したその時…
「ゆゆっ!ありすにはゆびいっぽんふれさせないぜ!!」
へぇ、ゴミクズにしてはいい根性だ。
お兄さん感動して涙が出てくるよ。
でもね、力の差というものは理解して立ち向かったほうがいいと思うんだ。
俺は持っていたもう一つの氷結タイプの殺虫剤をまりさに吹きかけた。
「ゆゆううううちべたいいいいい!!!……ゆゆっ!!うごけないよ!!どうして!!???」
まりさの足を凍らせて動きを封じる。
最近の科学の力はすばらしいな。
とりあえずそこでゆっくり見ていてくれたまえ、まりさ。
俺は無防備なありすを手に取る。
「きたないいなかもののてでさわらないで!ゆっくりはなしてね!」
「ありすをはなせー!!ころすならまりさをころせー!!!」
うるさいのでまりさの顔面にもう一回スプレーをかける。
口が凍りついたようで静かになった。
「さて、邪魔者が静かになったし、お兄さんと『すっきりー♪』しようか?」
「いやよ!!ありすははじめてはまりさってきめてゆゆっ!…」
言い終わる前にアリスをシェイクし始める。
こうすると発情しだすってスレに書いてあったな。
「どうだありす、お兄さんのぶるぶるは?気持ちいいか?」
「ふ、ふん!だれがおじさんですっきりするもんですかっ!!」
「ふふふ、そう粋がってられるのも今のうちだぜ…それっマグニチュード8!」
「ゆゆゆゆゆゆっ!!」
『マグニチュード8』とは?
充実した自家発電のために10年かけて鍛え上げた必殺技である。
1秒間に20振動しその快感は機器に勝るとも劣らないと評価されている(自己評価)
なお、右手でも左手でも使用可能である。
「どうだっ!お兄さんの必殺技は?気持ちいいだろう?」
「ゆゆうううううううっ!そんなにいきなりはげしくしたらありすこわれちゃうよおぉぉぉ!!」
「どうなの?ありすちゃん、イキそうなの?まりさのまえですっきりしちゃうの?」
「ん゛っぅぅぅう゛う゛ううむ゛む゛むほほおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉ!!!!!」
「んーがんばるねえ…でももう無理そうだね。まりさ、よくみててね。ありすちゃんがお兄さんの手ですっきりしちゃうところゆっくりみててね!!」
「ん゛-!ん゛ー!!!」
まりさはまだ口の氷は溶けないようで何言ってるかわからない。
「ほーら、『すっきりー♪』しようねー」
「ん゛ほおおおおおおおおおごめんねええごめんねええま゛り゛ざああああありすおじさんですっきりーじぢゃう゛う゛うううじだぐないのにしじゃううううううう!!!!!」
「イクところまりさによく見せようねー」
「らめ゛え゛ええええええ!ま゛り゛ざみちゃらめええええ!!!!ん゛ほおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおすっぎりいいいいいぃぃぃぃ!!!!!!!」
「…!!!!」
まりさの目の前でありすは甘ったるい餡子汁を激しく垂れ流しながらイった。
ありすは焦点のあってない目でまりさを見つめている。
「1分ももたないとは淫乱だなあ、ありすは。もしかして他のゆっくりともヤりまくりだったんじゃないの?」
「!!!」
まりさの目が反応する。
ゆっくりの中でもレイパーとして名高いアリス種である。
まりさに出会う前に他のゆっくりと既に『すっきりー♪』している可能性はないとは言えない。
そんなまりさの考えを読み取ったのかありすが必死の否定をする。
「ち、ちがうわよおおお!ほかのゆっくりとすっきりしたことないよおおおしんじでよおおおぉおぉま゛りざああああぁぁ!!!!」
間髪要れずに俺が繋げる。
「じゃあ30秒だ!30秒もったらありすの言う事を信じよう。でも30秒もたなかったらありすは他のゆっくりとヤりまくった淫乱、それでいいね!」
「ゆゆゆっ!ありすはそんなのんんあああんっ!!!!」
ありすの反論をお構いなしに振動を始める。
「ん゛ん゛んんうううううぅぅぅぅうっ!!!!!!」
「どうした?10秒たってないのにもうびちゃびちゃになってきたぞ?」
「ん゛ん゛んほう゛ぅぅぅうぅん゛ん゛んんん!!!!!!」
「うりうり♪ここがいいのかなぁ~?」
一色ヒカルを真似てみる…無理があった。
ぐっと歯を食いしばり快楽に抵抗するありす。
だが俺はそれをあざ笑うかのように産道付近を指で刺激する。
「んんん゛!んんん゛ほぉぉおおん゛ん゛んほおおおぉぉぉ!!!!!!」
「ほ~ら、イっちゃえっ♪」
イっちゃだめなのに、まりさがみてるのに、おじさんのてなのに、くやしいのに、かんじちゃうよぉおおおおおおおお
「んほおおおおおおぉぉぉ!!!ありすイっぢゃうううううううう!!いんらんじゃないのにイっぢゃううううう!!!んほおおおすっきりいいいいいいいいいすっきりいいいいいいいいい!!!!!!」
「あ、あ゛りずううううううぅぅぅぅ!!!!」
「20秒か…やっぱありす種は淫乱だな」
ありすは体をビクビク痙攣させながら早くも本日2回目のすっきりタイムを迎えていた。
そのアヘ顔で淫乱じゃないとか言われても説得力がない。
夏場の気温のせいでまりさの口の氷ももう解けたようだ。
「さて、ここからは2人の時間だよ。2人でゆっくり『すっきり』していってね♪」
ありすをまりさの目の前においてやる。
「ま、まりざぁ…」
「や、やめてね!いまのありすはゆっくりこっちにこないでね!!」
ありすは正気を失い、ありす種としての本能の赴くままに生殖行為するだけの機械になった。
このまりさのほうがありすよりも強いがそれはありすが普通の状態である場合だ。
リミッターのはずれたありすは普通のゆっくりでは止められなくなる。
しかもまりさは未だ足を凍らされている。
戦って勝つこともできなければ逃げる事もできないのだ。
ありすはゆっくりとまりさに近づく。
「ま・り・さ~…あいしてるわ~…」
「まりさもありすのことあいしてるよ!でもいまはこっちにこないでね!!!」
「どうして~…?あいしあってたらすることがあるでしょう~…?」
「しっかりしてね!!ゆっくりもとのやさしいとかいはのありすにもどってね!!!」
そんなまりさの願いも今のありすには届かない
「ま゛りざあああああああすっぎりじようううねええええええええ!!!!!!!」
「いやああああああああああ!!!だずげでえええええええええええええ!!!!」
「ま゛りざ!ま゛りざ!このすべすべのはだもさらさらのかみもだいずぎよおおおおおおおおおいっしょにいっばいずっぎりしようねええええ!!!!」
「いやだあああああああ!!!!まだこどもう゛め゛ないよおおおおお!!!う゛ん゛だらしんじゃうよおおおおおおぉぉ!!!」
そう、彼女たちはまだ成熟体ではない。
成熟体ではないゆっくりどうしの交尾は命を落とす事になる。
冷静な状態のありすなら自重できるだろうが…今のありすは俺の手によって極限まで興奮した獣だ。
「だいじょうぶ!!あ゛りすがま゛り゛ざのこどものめんどうみるからね!!め゛んどうみてすっきりするからね!!!!」
「ああああああああ!!!どぼじでえぇぇぇどぼじでごんなごどにいいいいいぃぃ!!!!!!」
「イぐよぉぉぉ!!!!あ゛りすイぐよおおおぉぉ!!!!ありずのあがぢゃんいっばいはらんでねえぇぇぇぇぇ!!!!」
「いやああだああああぁぁ!!すっぎりじだぐないぃぃぃ!!!!すっぎりいやだああああああああああああぁぁ!!!!」
「ん゛ほお゛お゛おおおおおおおおおぉぉぉすっきりー♪」
「ゆ゛ゆ゛うううううううううぅぅぅすっきりー…」
美しきかなアリマリ。
こいつら…といってもまりさは死んだみたいだしありすか。
このありすは利用価値がありそうなので今はもう使っていない水槽に元まりさだったものと一緒に抛り込んだ。
このまま持ち歩くと他のゆっくりがすぐ逃げ出してしまうから上から半纏をかけ隠した。
これだけの作業をしたのに死んだまりさを犯すのに夢中なありすの反応は全くなかった。
【書斎】
「むっ!きゅっ!きゅー!むっ!きゅっ!きゅー!」
「ゆっくりがんばってね!ぱちゅりー!!…んんん!?」
「むっきゅ?どうしたのまりさ?」
「まりさもきた……」
ここは書斎だ。書斎といってもある本は漫画かラノベか同人誌だ。
小難しい本は一冊も置いてない。
ここは整頓されているから隠れるところもないだろう。ざっと見るだけで終わろう。
―ガチャ―
「うわ!でけえ!」
テーブルの上には今までの中で一番大きいまりさとぱちゅりーが仲良く鎮座していた。
しかもお腹のあたりが蠢いている。これはもしかすると…
「ここはまりさたちのおうちだよ!!まりさたちはこれからこどもうむんだからでていってね!!」
産みながら喋られるとすげえ腹が立つ。キモイどころかグロイ。
まりさとぱちゅりー以外にゆっくりが見当たらないところを見ると大方このように威嚇して追い出したんだろう。
だが、こんな面白いもの放っておく訳にはいかないな。
「お兄さんゆっくりここで見ていくね!」
「ゆゆゆ!まりさのいうことがわからないの!?おじさんばかなの!?」
「むきゅ、まりさおちついて…ゆっくりしたこがうめなくなるよ!!」
「ゆゆっ!それはこまるぜ!しかたがないからこのままゆっくりうむよ!!」
「ゆっ!ゆっ!ゆー!」
「むっ!きゅっ!きゅー!」
ゆっくりもラマーズ法使うんだ。俺驚いたよ。大発見だ。
でもこのお腹から出てくるのってどっかでみたよな。
そうだ、あれだよ。これこれ。懐かしいな。この部屋に飾りっぱなしだったか。
ゆっくりたちは出産に精一杯で俺が手元に何を持ってるのか気付いていない。悪戯心が俺に芽生える。
「ゆっぎぎぎぎぎう、うまれるよぱちゅりいいいいいぃぃぃま゛りさのあがぢゃんよくみててねぇぇゆっ!!!」
「むぎゅううん、わかったわぁぁぁ!!!!」
スポーン…コロコロ
「ゆ、ゆっくりちて『これがワイのワイルドワイバーンや!!』ぷぎゅ!!」
お決まりの台詞を言う前に俺がお決まりの台詞とともワイルドワイバーンで狙撃する。
光る球が一瞬にして赤ちゃんまりさの命を奪った。
帽子だけが悲しくその場に残った。
「ああああああまりざのあがぢゃんがああああああ!!!!」
「むぎゅううううううううんん!!!!!」
「あーごめん、手が滑っちゃった!ゆっくり続きを産んでね!!」
「あがぢゃんででごないでええええ!!もっとおなかのなかでゆっぐりじでいっでええええ!!」
「むぎゅううん!!いまうまれたらしんじゃうわああああ!!!」
にんっしんしてるゆっくりは危機感が強いのか分からないが赤ちゃんが俺に殺されると予想した。
その通りだから否定もしないけどね。でもどうせこいつら動けないみたいだし。
ゆっくりたちは必死に出産を遅らそうと堪えている。
一度始まった出産は意識だけでどうにかなるようなものではない。
ましてや根性のないゆっくりだ。すぐに限界が来ていた。
「次の赤ちゃんマダー?チンチン!」
「ゆっぎいぃぃぐぐぐぐぐぐぐうううう!!!まりざのあがぢゃんまだでちゃだめええええぇぇぇ!!」
「ま、まりさあああもうだめええええうまれるううう!!!ぱぢゅりーのあがぢゃんう゛まれぢゃうううううっぅ!!!!ゆっ!!」
貧弱なぱちゅりーが先に我慢の限界に来た。
スポーン…コロコロ
「ゆっくちちていってね!」
ぱちゅりーが1匹
スポーン…コロコロ
「ゆ、ゆっくちちていっちぇね!」
まりさが1匹
スポーン…コロコロ
「…みゅきゅ~ん、ゆっくちちていくわ!」
ぱちゅりーが2匹
どんどん出てくるな。
俺は赤ちゃんたちにお母さんの出産が良く見えるように、生まれた子がよくわかるように横一列に並べる。
生まれた子達の可愛さにさっきの俺の所業をもう忘れたのかまりさたちはつかの間の幸せに浸っていた。
「ぱちゅりーすごいよ!みんなゆっくりとしたいいこだよ!!!」
まりさも怒りを忘れて喜んでいる。
「ゆー!はじめましちぇ!」
「ゆゆ、よろちくねぇ!」
「ゆっくりちていくね!!」
「おにゃかしゅいたよ~!」
「つぎでさいごだよおおおおおおおぉぉぉぉむきゅん!!!!!」
スポーン…コロコロ
「ゆっくりちていってね!」
最後はまりさ種だ
「まりさのいもうとがうまれちゃよ~!」
「かわいいねぇ~!」
「むきゅん!おねえさんよ!よろちくにぇ!」
「みんなしょろっておかあしゃんたちにあいしゃちゅしゅるよ!」
そして赤ゆっくりたち、まりさ種3匹ぱちゅりー種4匹の計7匹は隊列を整え両親に向かう。
これから共に生きていく両親に挨拶の意味を込めて。
もちろんいう言葉はひとつだ。
「「「しぇ~の、ゆっくりちてい『ビイイイイイイイイファイヤアアアアアアアアアア!!!!!!!』」」」
空気の読めない俺の声が赤ゆっくりの声を遮る。
その瞬間、高速の物体が通り過ぎ横一列に並んだ赤ちゃんゆっくりが一瞬にして消えた。
その場に残ったのは飛び散った餡子とそれぞれの帽子だけだ。
「おー!バトルフェニックスの威力は今も現役だねえ!!赤ちゃんゆっくり7匹が一撃だったよ!!!」
「むっぎゅううううううぅぅぅぅ!!!!!」
「よぐもおおおおおぉぉぉ!!!!よぐもばぢゅりーのあがぢゃんをごろじだなああああああああ!!!」
「うるさいなあ…冥土の土産に一つだけ君たちにいいことを教えてあげるよ!!」
「「ゆゆ゛!?」」
「さっきから言ってるけど俺、アリマリ派なんだよね」
その刹那ぱちゅりーの体を2つの球体が貫いた。
正体はケーニッヒケルベロス、バトルフェニックス同等の名機だ。
ゆっくりはドスなどの体が大きいもの以外は貫通に強い(体が大きくなると餡子の量が多くなり少量の傷でも勢いよく餡子が流れてしまう)はずだがこれはぱちゅりー種。
出産での体力低下もありあっけなく一撃で死んでしまった。
「ばぢゅりいいいいいいぃぃめをあげでよぉぉぉぉばぢゅりいいいいいいいいぃぃ!!!」
「さあて残ったまりさにはプレゼントをあげないとね」
「ゆゆっ!…ゆぎいいいいいぃぞんなのいらないよ!!ぱぢゅりーをがえじでね!!!」
…ゴミクズのくせに抵抗しやがる。
「あま~いものが入ってるよ?お兄さんかわいいまりさだけにあげたくてね、ぱちゅりーにはあげたくないから殺したんだよ?わかってくれる?」
「ゆゆゆ!…うううううううぎぎぎぎぃ!!それまりさもらうからお兄さんはあっちいってね!!もうまりさの『すぽーん』のじゃましないでね!!」
『すぽーん』?
マントの男がどうかしたかと思ったら出産の事か。
…それにしてもやっぱりゴミクズだ。
貰える物は貰うらしい。意地汚い。
「はい、じゃああげるから『すっきりー♪』していってね!」
「ゆゆっ!!??」
そう言って俺は持ってきた水槽をテーブルの上にひっくり返す。
中から出てきたのはもちろんさっきのありすだ。黒ずんだ元まりさと生まれてすぐありすの強姦により死んだであろう元赤ちゃんまりさもいた。
「おじさん!ゆっくりだましたね!!!」
「嘘じゃないよな。中身はカスタードみたいだし」
「そこにいるは…まりさ!まりさなのおおおおお!!」
「ゆっぐりごないでねええええ!!!ま゛りざはにんっじんじでるのおおおおぉぉ!!!い゛ま゛すぽーんじでるのおおおおぉぉ!!!」
「ううぅぅぅ!ぼでばらのまりざもずぎよおおおお!!みんなあいじであげるがらゆっぐりうんでねえええぇぇ!!!」
「いやああああぁ!!!あがぢゃんでないでえぇえ!!!でだらおがざれるうううぅぅぅ!!!!!」
まりさがなかなか強情なので強制手段に入ることにした。
俺はビーダマンの要領でまりさの体を後ろから押す。
するとその刺激に抗えなくなったのかみるみる出産が始まる。
「らめえええぇええ!!でないでぇぇぇ!!もっとおなかのながでゆっぐりじでえぇぇぇ!!!」
スポーン…コロコロ
生まれた子がありすの前にはじき出される。
まりさ種だ。
「ゆゆ!ゆっくちできる?」
無邪気な瞳がありすに問いかける。
「ええ!いっしょに『すっきりー♪』しましょうね♪」
ありすの答えは明らかに意味が違っていた。
それから1匹1匹生まれるたびにまりさの目の前でありすに強姦され死んだ。
親まりさはもう目に光がなく、反応が虚ろになっていた。
「ゆううううう…これでさいごだよ…もう…まりさをゆっくりさせてね…」
「しんぱいしないで!!ありすがぜんぶあいしてあげるわ、まりさああああぁぁぁ!!」
スポーン
赤ちゃんは地面に着くより早くありすに捕まる。
「ハァハァ、すっぎりじようねぇえええええええ!!!!」
「だれこのひとぉぉぉ!!??ゆっぐぢでぎないよおおおおおおおおお!!!!おがあざんだずげでよおおおおぉぉ!!!」
もう何回も見た光景が目の前に繰り広げられている。
周りには黒ずんだ子供たちの残骸が散らばっている。
「イグよ!イぐよぉぉ!!ん゛ほお゛おおおおおぉぉぉぉすっきりー♪」
「いやだいやだ!!!まだゆ゛っくぢぢだごどないのにいいぃぃぃ…すっきりー♪」
やっと最後の子も死んだ。これでやっとゆっくりできる…。
だがまりさの考えが甘かった。
まりさは自分の子供が犯され続けたせいでありすの目標が『まりさの子供を犯す』というものだと思っていた。
今のありすがまりさを見つけてただで帰す訳がない。
まりさは標的は自分であることに気が付いてない。
「ハァハァ…まりさぁ、あがぢゃんも゛う゛おじまい?」
「そうだよ…ぜんぶしんだよ…わかったらさっさとどっかいってね…まりさもうつかれたよ…」
「あのごだぢじゃヤりだりないわ!ごんどはありすのあがぢゃんうんでねええええええぇぇ!!!」
「ゆゆっ!やめでぇぇぇぇ!!!いまはゆっぐりざぜでええええええええぇぇぇぇ!!!!!」
「ま゛りざあああぁあぁ!!まりざにはじょうぶなたまごをうんでも゛ら゛うのおおおおおおぉぉぉ!!!!」
「ゆ゛っぐりもに゛んげんもたまごどがう゛ま゛ないぃぃぃぃ!!!だずげでええぇぇぱぢゅりいいいいいぃぃ!!!!!」
あまりの恐怖に元妻の名前を叫ぶ。
だがもう彼女はこの世には存在しない。
「とがいはのでぐにっぐでめ゛ろめ゛ろにじでぱぢゅりいなんがのごどわずれざぜであげるうううううぅぅぅ!!!!」
「まりざはぎもぢよぐないいいいいいぃぃ!!!ありずなんがぎらいだああああぁぁぁぁ!!!!!」
「まりざああぁぁ!づんでれ゛もほどほどにじないどみんな゛にぎらわ゛れる゛わよおおぉぉ!!!でもぞんなまりざもだいずぎいいいぃぃ!!!」
「あ゛あ゛あ゛あああ!!!ありずのばがああああああぁぁ!!じねぇえええ!!くるじんでじねぇえぇ!!!」
「ん゛うううううぅ!!イクよ!!!ありずイグよおおおぉぉ!!!かわいいあがぢゃんいっばいうもうねええええぇえぇ!!!」
「いやだあああぁぁぁたずげでえええぇぇ!!!!おにいざんみでないでまりざをだずげでええええぇぇぇ!!!!」
憎き仇にすら助けを請うゴミクズまりさ。
こういう行動がゴミクズがゴミクズである所以なのだろうか。
だがジャスティスの邪魔をする事は何人たりとも許されない。
頑張って孕めよ、まりさ。
「んほほほほほおおおおぉぉぉぉ!!!!すっき!すっき!すっきりいいいいいぃぃぃぃ!!!!!!!」
「んあ゛あ゛ああああああああ…すっきりー…」
頭から芽は出るがこのまりさは成熟体なのでそう簡単に死なない。
それがわかったありすはすぐに第2ラウンドを開始していた。
「いまずっぎりじだでしょおおおおぉぉ!!!ゆっぐりざぜでよおおおおぉぉ!!!」
「ま゛りさあああぁぁぁ!!!もっどもっどあいしてあげるわああああああぁぁぁ!!!」
1本、2本、3本とどんどんまりさから芽が出る。
まだ成熟してないありすでこれとはね。恐れ入ったよ。
俺はまりさが犯される様子をただずっと見ていた。
「すっき!すっき!す!すっきりいい!すっきりいいい!すき!すき!すき!すっきりいいいいいいぃぃぃ!!!」
「…すっき…り……」
もう何回行為が終わっただろうか。
慣れてきたのかありすは1回の行為につき10回近くすっきりしてる。
まりさはもう蔦で埋もれてしまいありすはまるで植物と生殖行為しているようにさえ見える。
もういいな。
俺はポケットからナイフを取りだす。
これがキッチンから持ってきた最後のものだ。
そしておもむろに眼鏡をとる…見えないだけだな
だがこういうのは雰囲気が大事って偉い人が言ってたっけ。
まあ位置は掴めているし殺り方も解っている。
ならやるだけだ。
「弔毘八仙―――無情に服す……!」
ナイフの軌跡にはカスタードと植物だったであろうものしか残らなかった。
最終更新:2021年04月30日 10:33