入り口のバリケードらしき枯葉やら落ち葉やらを脇にどけてゆっくり共の巣に侵入。
熟睡してるゆっくり共のうち一匹に包丁を突き立てて任務完了。
帰り際に脇にどけたバリケードを乱雑に元に戻す。
翌朝に事件が発覚し、ゆっくり共はパニックに。探偵として登場。
事件当夜、現場はバリケードで完全に密室だったこと、包丁に犯人の指紋がしっかり残ってること、
目撃情報があること、検死結果による死亡時刻にアリバイが無いこと等々。
ゆっくり共には難解な用語を使ってそれらしいでっちあげをつくり、ゆっくり一家の一匹を犯人に仕立て上げる。
馬鹿なゆっくり共はスカスカの密室や使えるはずのない凶器、付くはずのない指紋に気づくはずもなく。
無実の家族を私刑に処したゆっくり共は「これでゆっくりできるね!」と満面の笑顔。
しかし止むことのない密室犯罪。翌朝、また一匹の家族に包丁が突き立てられる。
パニック状態のゆっくりほどに御しやすいものはない。
一字一句全く同じ文言を用いて適当なゆっくりに濡れ衣を着せ、ゆっくり共に私刑をさせる。
流石に同じことが起きれば疑問に思うゆっくりも稀に居るが、庇う者が出れば共犯に仕立てあげ家族の腹の中に収めるだけだ。
「もうこれで安心だね!」「真犯人はゆっくりしね!」
翌朝も同様に一匹に包丁が突き立てられているが、もはや探偵役を演じるまでもない。
ゆっくり共にとっては完全な密室で起きた事件。真犯人は身内にしか居るはずがないのだ。
疑心暗鬼と恐怖に駆られたゆっくり一家のたどる末路は決定された。
巣の中で起きる阿鼻叫喚の惨状を外から眺めながら、
一家全員を手にかけた凶悪ゆっくり犯を、どのようにここら一帯に吹聴しようかを考えていた。
最終更新:2008年09月14日 09:40