ゆっくりいじめ系1374 すっきり魔ありすの調査?

はじめに
  • レイパーというか、すっきり魔というか、発情しまくりのアリスのお話です。
  • お話というよりも、報告書に近いかもしれません。
  • 設定は現代、ゆっくり饅頭が普通に人間社会にいるという設定です。



レイパーありす。

ありす種の亜種(言いづらい)のような存在で、近年非常に問題視されている。
基本的にはありす種と同じく「とかいは」を自負し、高い知能を持っていて、ぱちゅりー種ほど脆弱でもない。
ありす種の特徴として発情しやすい点が挙げられるが、ペットとして買う場合はそこに気をつければ
非常に買いやすい、知能の高いゆっくりペットとして需要があるらしい。

しかし、レイパーありすの問題はその繁殖能力にある。
いわゆる万年発情期のようなもので、振動を与える等の動機付けを持たせなくても発情する。
ゆっくりを見かければ見境なく襲い、ゆっくりの交尾である「すっきり」を行う。
襲われたほうが無傷で済む可能性は殆ど皆無で、「すっきり」させられたゆっくりはほぼ等しくレイパーありすの
子種を宿してしまう。

レイパーありすの力は相当なもので、ゆっくりの中でも身体能力の高いまりさ種が成す術なく押さえ付けられ、
そのままレイパーありすにのしかかられ、あとは望まぬ「すっきり」をさせられてしまうほどである。
そして一通り「すっきり」すると、満足したレイパーありすは次の標的を探しにその場を立ち去ってしまう。
それは例え子持ちのゆっくりや、子ゆっくり、赤ちゃんゆっくりですら獲物とするほどであり、
元来膨大な体力を消費する「すっきり」を子ゆっくりが行うと、その体力の消費量の多さに耐え切れず、
大体は体が黒ずんで死んでしまう。赤ちゃんゆっくりは推して知るべし、である。
さらにゆっくりを捕食するれみりゃ、ふらん種ですら「すっきり」の対象とするという話を聞いたことがある。

普通のありす種は子育てに参加するが、レイパーありすは相手に子供を宿らせ、そのまま次のターゲットポイントへ
向かってしまうため、犯された個体が無理矢理作らされた子供を育てなければならない。
子育てはつがいで行うのが理想であり一般的で、それぞれ父親役、母親役のゆっくりが役割分担をしながら
子供を育てていくのだ。
しかしレイパーありすは子育てには一切関与しない。相手を犯した時点で去るため、子供の顔も知らないであろう。

このレイパーありすに飼っていたペットゆっくりを襲われ、殺されてしまうという被害が最近増えてきている。
かく言う私も、ペットとして買っていたれいむ種、まりさ種、そして二匹の子供:れいむ種3匹、まりさ種2匹 を
留守中に襲われ、満遍なく殺されてしまった。

家に帰ると、既に事切れたれいむ、まりさの横で、最も小さい赤ちゃんまりさを至極の表情で犯すレイパーありすの
顔が目に入った。しかもレイパーありすは3匹もいた。
子供を守ろうとした親まりさ、親れいむがまずやられ、子供達も順次すっきりさせられていったのだろう。
3匹のレイパーありすを捕まえた私は、それぞれの底部をガスバーナーで焼き、髪の毛を雑草を引き抜く感覚で
引きちぎり、片方の目を潰し、口を縫いつけた上でベランダに置いた。3匹とも1週間ほどでカラカラに干乾び、死んだ。
れいむ、まりさが身ごもったありすの赤ちゃん(すべて赤ちゃんありすだった)を育てる気にはなれず、
ペットゆっくりが欲しいという友人3人に何匹かずつ分けて、すべて手渡した。

ペットゆっくりという家族を失った私だったが、ある日帰り道で怪我をしていたぱちゅりー種の親子を見つけ、
家に連れ帰り、治療してやった。
親のほうは致命傷を負っており死んでしまったが、子供の方は無事だった。
今は、その子ぱちゅりーが私のペットゆっくりだ。
ぱちゅりーは私の横で絵本に夢中である。そんなぱちゅりーの頭を撫でながら、ふと疑問に思った。

あれだけレイパーありすがやりたい放題なら、ありす種はその性癖を問わずどんどん増えていくのではないか。

しかし、実際ありす種の個体数はれいむ種、まりさ種に比べて少ないと聞く。
それは何故なのだろう?

後日私はゆっくりの生態を研究している友人にそのことを尋ねてみた。
友人は私にひとつの報告書を差し出し、これを見てもらえれば……と言う。
早速家に帰り、その報告書に目を通す。
以下はそれを簡潔にまとめたものである。


<ケース1>
  • まりさ、れいむの夫婦。子供は3匹。
 レイパーありすに襲われ、元々まりさ種を好むありす種の特性からまりさが執拗に「すっきり」させられ、死亡。
 子れいむ、子まりさも順次死亡。
  • 残った親れいむが、親まりさの分とあわせて10匹の赤ちゃんありす、1匹の赤ちゃんれいむを身ごもる。
  • 茎が頭から出るタイプの出産パターン。
  • 母れいむ、赤ちゃんありすに目もくれず、赤ちゃんれいむのみを育てる。
  • 赤ちゃんありす、母親の愛情を受けられず、満足な食事も与えられないため、徐々に栄養失調に。
  • 1ヵ月後、体力の低かった赤ちゃんありす5匹が死亡。母れいむは気にも留めず。
 (死んだ赤ちゃんありすは生き残った赤ちゃんありすが空腹に耐え切れず食す。)
  • 半月後、子れいむの寵愛に嫉妬した子ありすが母れいむの狩り中に子れいむに体当たり。
 狩りから帰ってきた母れいむが子供の怪我に気づき、子ありすを制裁。4匹が死亡。
  • 巣の外に逃げた1匹の子ありすを追っていた母れいむ、群れの長であるまりさに取り押さえられる。
  • 同族殺し、それも自分の子供を殺した母れいむは群れから粛清される。
  • 結果、子れいむ、子ありす2匹だけが生き残る。この子れいむ、子ありすは群れで責任を持って育てられた模様。

<ケース2>
  • まりさ、ぱちゅりーの夫婦。子供はいない。
  • レイパーありすに襲われ、ぱちゅりー死亡。まりさ、6匹の赤ちゃんありすを身ごもる。
  • 茎が頭から出るタイプの出産パターン。
  • まりさ、頭部(額部分)を巣の壁に強く押し付けたり頭突きをするなどして、茎を根元からへし折る。
  • 母体からの栄養を受けられなくなった赤ちゃんありすはそのまま死亡。
  • まりさ、証拠隠滅のためか茎と赤ちゃんありすを全て食べてしまう。
  • まりさ、群れからの粛清を恐れ、逃亡。
  • 逃亡途中、ふらんに襲われ、まりさ死亡。
  • このケースでは結局誰も生き残れなかった。

<ケース3>
  • まりさ、ぱちゅりーの夫婦。子供は1匹。
  • レイパーありすに襲われるも異変に気づいた群れの仲間からの攻撃で「すっきり」もそこそこにレイパーありす、逃亡。
 ぱちゅりーも一命を取り留める。
  • 産道タイプの出産
  • まりさ、ぱちゅりーともに1匹ずつの赤ちゃんありすを出産。
  • レイパーありすは大嫌いだが、子供に罪は無いというぱちゅりーの意見を受け、赤ちゃんありすを育てる。
  • その後赤ちゃんありすは親の愛情をたっぷりと受けながら育ち、順調に成長する。
  • 半年後、赤ちゃんありすは親と変わらない大きさまで育ち、親離れをしてそれぞれ旅立つ。
  • このタイプでは、赤ちゃんありす、親ともに無事生き残った。

<ケース4>
  • れいむ、まりさの夫婦。子供は3匹(ケース1と同じ)
  • レイパーありすに襲われ、まりさ、れいむともに死亡。子供も「すっきり」させられ、死亡する。
  • 茎タイプの出産。
  • 8匹の赤ちゃんありすが生まれるが、育ててくれる親は既に死亡している。
  • 始めのうちは親から落ちた茎などを食べて過ごしたが、食料がなくなり、順次餓死する。
  • 結局誰も生き残れなかった。

<ケース5>
  • れいむ、まりさの夫婦。子供は2匹。(ケース1とほぼ同じ)
  • レイパーありすに襲われるが、れいむ、まりさ共に生き残る。子供は死亡。
  • 茎タイプの出産。
  • れいむ、まりさ合わせて12匹の赤ちゃんありす、2匹の赤ちゃんれいむ、1匹の赤ちゃんまりさを出産。
  • れいむ、まりさは群れの長のぱちゅりーに相談。ありすに愛情は注げないから群れで育てて欲しいと要望。
  • 結局赤ちゃんありすは群れで育てられ、無事に親離れ(?)して旅立っていった。
  • 親れいむ、親まりさは赤ちゃんありすの育児放棄をした責任を取って赤れいむ、赤まりさを連れて群れから離脱。
  • 比較的外敵の少ない場所を選び、そこで2匹の赤ちゃんれいむ、赤ちゃんまりさを育てる。
  • 赤ちゃんれいむ1匹は遊んでいる途中に川に流されてしまったが、残りの赤ちゃんは順調に育つ。
  • 赤ちゃんれいむ、赤ちゃんまりさは成長し、無事に親元を離れ、ひとり立ちする。
  • このケースでは事故で赤ちゃんれいむを失った以外は、無事に生き残ることが出来た。
 れいむ、まりさが群れの長に相談しに行った事が良かったのかもしれない。



…以下、ケース6、7……と続き、結局100近いケースの報告が並んでいる。

結局、レイパーありすによって子供を身ごもっても、身ごもった母体の意思一つで赤ちゃんありすの運命は左右されて
しまうということだ。
生まれた子供が憎ければ育児放棄、もしくは直接攻撃して殺してしまうし、子供に罪はないと思えば赤ちゃんありすは
無事に(捕食や事故が無い限り)育てられていく。
赤ちゃんありすの全てがレイパーありすになるわけではなく、何らかの要因が絡んでいると思われるが、友人も
「恐らくは育てられている環境によると思うが、全ての群れ、全ての個体の調査が出来るわけではないので、判断は難しい」
と言っている。

生まれてくるありすは、自分の親が母親を「すっきり」させて去ってしまったと聞いたら、どう思うだろう?
親から満足に愛情を受けられず、やがて死んでしまう赤ちゃんはどんな気持ちでこの世を去るのだろう。
一番の被害者は誰なのだろう?
そもそも、被害者という考え方がおかしいのか?


結論は出なさそうなので、私は報告書を丁寧に鞄に入れる。明日友人に返そう。
ふと横を見ると、いつの間にか一緒になって報告書を読んでいたぱちゅりーがスヤスヤと寝息を立てていた。
私はぱちゅりーに毛布をかけ、夕食の準備に取り掛かる。
そろそろ本格的に寒くなってきた。今夜は月見そばでも食べようか。




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終わりです。読んでくださった方々、ありがとうございます。
すっきりしまくりのありすのイラストや漫画を見て、ふと思いつきました。
ケース1なんかは、私が見たイラストそのままのような感じになってしまってます。反省しきりです。
直接ゆっくりに手を出している描写が上手く書けず、報告文のような感じになってしまいました。
次の機会がありましたら、また読んで頂ければ幸いです。


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最終更新:2008年11月08日 10:45
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