ゆっくりいじめ系1385 ゆっくりボールのあそびかた

ゆっくりボールのあそびかた


なんとなく暇だったので外をぶらぶら歩いていたら一匹のゆっくりが居た。
ちょっと小ぶりだな……まだまだ遊び盛りの子れいむかな?

「ゆっくりしていってね!!」
「はいはい、ゆっくりね~」

適当に返事を返したその時、俺の脳裏に電流走る……ッ!!

「おーい、ゆっくりー」
「ゆゆ?れいむはゆっくりじゃなくてれいむだよ?」

「お前で遊ぶわ」

そう言いながら片手でれいむのおさげを掴んで吊るし、家まで連れて帰ることにした。

「かみのけをひっぱるとゆっくりできないよ!!ゆっくりやめてね!!」だの
「ゆっくりはこんでね!!いそいではこばれるとゆっくりできないよ!!」だのと

微妙なニヤケ顔で文句を言っていたが、家に帰って居間に置くと

「ゆわ~、とてもゆっくりしたおうちだね!!おじさんはゆっくりできるひとなんだね!!」
「ゆっゆ~♪ゆっくりいっしょにあそぼうね!!ゆっくりんぼであそぶ!?それともゆっくりぽん!?」

などと、とても嬉しそうにはしゃいでいた。
俺は押入れから工具箱を取り出し、その中の目的の物を探しながら

「おー、ゆっくり待っててくれよー。今遊んでやるからな~」
「ゆっくりまってるよ!!ゆっくりじゅんびしてね!!」

などと他愛の無い会話をしつつ、道具の準備をした。

「じゃあゆっくり、ちょっと目を閉じてじっとしててな~」
「おめめをぎゅー、だね!!ゆっくりりかいしたよ!!」

思いっきり目を閉じたれいむの目の上から、ガムテープの端をペタリと貼る。

「ゆゅん!!ひんやり~♪」
「おお、そーかそーか。んじゃじっとしててくれよ~」

いきなり拒絶される事は無かったようだ。
そのままガムテープでグルグルをれいむの全身を巻いていく。
髪はなるべくデコボコにならないように、もみあげやおさげも軽くバラして…っと。
リボンと口は最後の仕上げにまだ巻かないで……

「ゆっふっふ~、おにいさんくすぐったいよ!!」
「ゆっくりひんやりしてるよ!!とってもゆっくりできるね!!」

何やらご満悦な様子なのでそーっと床に置く。
今のれいむの姿はガムテープでぐるぐる巻きにされた茶色い球体そのものだ。
口の所が大きく開き、頭のリボンがわずかな隙間からぴょこんと飛び出している。
底の部分もガムテープで巻かれて補強されている為、まだ俺が持ち上げていると思っているのか

「うわぁ~、おそらをとんでるみたい!!」
「れいむ、ゆっくりふわふわするよ~ゆらゆら~」

などと楽しそうだ。

じゃあ、そろそろ本番に入るか。れいむを部屋の端から端まで転がしてみるとしよう。

「そーれ、こっちからごろごろー」
「ゆっ!?ゆっ!?ゆっ!?お、おにいさん!!なんだかぐるぐるするよ!!」
「ほーら、あっちからごーろごろー」
「ぐるぐるするよ!!せかいがまわるよ!!れいむ、おほしさまになったみみみみたたたたいいいい!!」

おー、段々加速する度に反応が微妙に変わっていくな~
よし、じゃあ今度は急停止、と。

「ゆぎゅえ!!いまぐわんってした!!ぎゅるんって!!ゆえっぷ」
「ゆえぇ……しゅっごいぎゅるぎゅるしゅるよ……ゆっぎゅりゆえぇ……」

いきなり回転を止められた事で中身の餡子がズルッと滑ったらしい。
呂律の回らない口調で苦痛を訴えるものの、伴った吐き気のせいでままならないようだ。

とりあえずれいむが落ち着くのを待ってから庭に運び、今度は上に投げてそーっと受け止めてみる。

「そーら、たかいたかーい」
「ゆゆっ!!からだがまんぷくだよ!!ずっしりー!!」
「ほーら、ひくいひくーい」
「ゆぅ~ん、ゆっくりふ~わふわ~!!」

ご満悦のようだ。それじゃ、徐々に高く、更に高く。天まで届けー!!

「うおおおおお!!貫けええええええええええ!!!」
「ゆっっびゅうううう!!からださんがゆっくりしすぎだよおおおおおお!!!!」

ヒュウウウウウウウウウウウウ……
あ、落ちてきた。

「ふわああ~、ヘブンじょうたい~。とってもゆっくりしたきもちだよー」
「あー、無重力だしね。よっと……」

ベチィッ!!

「ぴぎゅるっ!!」

あ、しくじった。

「ゆっぱあああ!!ぱぴぷぺぽおおおおお!!」

ブピュッ!ブババババ!!ベチャベチャベチャッ!!エレエレエレ……

落下時の圧量で餡子が口から垂直に吹き上げられた。
まるでスイーツの間欠泉やー!!
おっと、現実逃避してる場合じゃないな。
急いで巻き散らかされた餡子を綺麗なとこだけ回収して口の上に盛り、
緊急用の餡子パックの分も上乗せして、思いっきり腕を突っ込んで餡子を全部押し込んでから急いでガムテープで封をした。
餡子こそ戻したものの、ビクビクと痙攣する様は痛々しい。

「ゆぶっ!!ゆびゅっ!!ごくん、ゆびゅる!!ゆびゅっ!!」
「ゆばぁ!!ゆべぇ!!ごくり、ゆぶぇっ!!ゆぎゅっ!!」

あー、口塞いだから吐いてるけど吐ききれずに圧力で飲み込んでるのか。
餡子が流出こそしないから死にはしないだろうけど……こりゃ地獄の苦しみだろうなぁ。
口の上辺りのガムテープの隙間から砂糖水ダラダラ流れてるし。ビクンビクン痙攣してまるでマッサージ機みたいだ。
なんとなく誘惑に負けた俺の取った行動は……

「よっこらしょっと」
「ゆびゅぶきゅるびゅっくん!!ごぶぁっ!!ゆぎゅるぐぱぁっ!!」
ブブブブブブブブブブブブ……

おー、凄まじい振動が腰に~。ダイエットに最適だなー。
振動が徐々にゆっくりに……って大丈夫か?これ?

「ゆばっ……がばっ……ごびゅんっ……ごくっ……」
「…………………………………………………げぷっ」

うん、振動止まっちゃったな。口元のガムテープを剥がしてっと。
いくらかの餡子がまだ残っていたものの、噴出現象は止まってるな。よかったよかった。

ぺちんぺちん。ぺちんぺちん。
「おーい、ゆっくりー。いきてるか~?」
「ゆっ……ゆっくり……ゆっくりさせてね……」
「返事が出来るって事は大分落ち着いたな、これなら助かるかもしれないぞ」
「お、おにいさんたすけてくれてありがとね……もうすこしでゆっくりしすぎるところだったよ……」
「そーかそーか、それじゃ落ち着いたら仲間の所に返してやろうな~」

とりあえずは大丈夫なようだ。様子が落ち着くまでゆっくり待つとしよう。

「ゆぅ……?ゆっ?ゆゆっ!?おにいさん!!たいへんだよ!!まえがみえないよ!!はやくあかりをつけてね!!」
「それにうごけないよ!!あしさん、ゆっくりしてないではたらいてね!!うごいてよぉおお!!」

ああ、今頃になって拘束されてる事に気付いたのか。気付くの遅すぎだろ……さすがゆっくり。

「よーし元気になったなー、それじゃ帰ろうか~」
「お、おにいさん!!おめめもあんよもおかしいよ!!ゆっくりたすけ
「はーい、ちゃんとキレイキレイしましょうねー」
「んー!!んーんー!!んんんー!!!」

口と飾りも完全にガムテープで塞いでっと。んじゃお帰りになってもらいますかね。
お、いいところにゆっくりが二匹居るな。大き目のれいむとまりさ……夫婦かな?

「やあ、ゆっくりしていってね!!」
「「ゆっくりしていってね!!」って」
「おにいさん、ゆっくりしてるばあいじゃないんだぜ!!まりさとれいむのこどもがいなくなっちゃったんだぜ!!」
「もうおやつのじかんなのにかえってこないよ……おにいさん、このへんでゆっくりしたこどものれいむをみなかった?」
「いーや、見てないよ。そっかー、君達には子供が居るのか~」
「とてもゆっくりしたじまんのこどもなんだぜ!!きっとおにいさんもきにいるとおもうんだぜ!!」
「れいむとまりさのこどもだもん、ゆっくりしてるのはとうぜんだよぉ~!!」
「そーかそーか、お兄さんは子供探しには協力して上げられないけど変わりにいいものをあげよう」
「ゆっ?なんなんだぜ?」
「ほーら、ボールだよ。子供が居るなら玩具にするといい。よくはずむよー」
「ゆゆっ!!とてもゆっくりできるおもちゃなんだぜ!!こどもたちもよろこぶんだぜ!!」
「ほら、帽子の中に入れておいてあげるよ。これなら落とさないだろう?」
「ありがとうなんだぜ!!それじゃおにいさん、ゆっくりしていってね!!」
「いろいろとありがとうね!!ゆっくりしていってね!!」
「気にしなくていいよ、じゃあねー」

ふぅ、これであの子ゆっくりも両親の所に帰れるだろう。
今日はよく遊んだ充実した日だったな、めでたしめでたし。

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最終更新:2008年11月08日 10:59
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