ゆっくりいじめ系1495 虐鬼

 ※虐待お兄さん注意
 ※パロディネタ注意
 ※設定のいい加減さ注意
 ※妙なノリ注意
 ○上記を見ても気にならない方は、お手数ですが下へスクロールをお願いいたします。




































 虐待お兄さんとか鬼さんとか何とか言われてる僕ですが、そんな事はないんですよ。
 ただ、ゆっくりとか呼ばれてるあの生き物をズタズタにするのが好きなんです。
 それだけなんです、マジで。





 『虐(待)鬼(さんとか呼ばれて迷惑してる男の話)』





 目を覚ますと、いつもの天井が見える。
 頭が痛いのは多分二日酔いだろう。昨日はデカイのを潰した嬉しさで、甘酒一気飲みしちゃったからなぁ。
 今の発言で分かるだろうけど、僕は酒に弱い。
「ふぁ……」
 あくびをかみ殺して起き上がると、ちょっとよろけた。
 そのままの勢いでゴスっとすねをちゃぶ台にぶつけてうずくまる。むっちゃ痛い。
 でも我慢する。流石に情けなすぎるしね。
 さて、今日もゆっくりを潰そうかな。


「今日はいねぇよ」
「あ、そ」
 加工所……もとい、ゆっくり潰しの会の受付は、僕の顔を見ると同時に嫌そうに顔をしかめて言ってくれた。
 受け答えがとってもシンプルだネ♪一文字変えたらサンプルになるネ♪
……まぁ、実際にここはゆっくりを実験動物として扱ったりもしているから、サンプルってのもあながち間違ってはいないのかもしれない。
 いや、だからどうしたって言われたら、僕自身も意味分かんないけど。
「つーか、マジでいないの? 奴ら」
「つーかって、何が……まぁいいや。とりあえず、小さいのならいるぞ。2とか3とかのがちらほらと」
「そういうのはいいや、昨日は10のを潰したし」
 2とか3とか10は、ゆっくりの大きさの事。
 潰す奴らの種類なんぞ気にする必要はないとの事で、便宜的にそう呼んでいる。
 僕もどうでもいいから、この呼び方は好きだ。
「いないんなら仕方ないや、今日はやめとく」
「そか、じゃあな」
 ひらひらと手を振って答えるけど、受付はすでに別の仕事に集中していた。
 僕が嫌われてるのは分かっているが、その対応はどうかと思う。
 そんな社会人として問題ありまくりの受付におつかれー、などと適当なあいさつを残して外に出ると、はるか彼方に小さい丸が一つ。
 アレはゆっくりだ。
 しかもかなりでかそうだ。
 そう思った瞬間、僕は駆け出していた。

 全速力で走る。走る。足が千切れる位に走る。
 小さかった点がみるみる大きくなり、僕の背を簡単に通り越していく。
 15mはある巨大な丸い物体が、僕の目の前でニヤニヤと不快な笑いを浮かべていた。
『ゆっくりしていないとおもったら、にんげんだね! れいむがゆっくりさせてあげるよ!』
 腹の底に響く大声で叫ぶゆっくり。
 そのまま、こっちに向かって突進してくるのは、僕を潰そうとしているからだろう。
 横っ飛びに避けると、ゆっくりは5m位向こうまで行ってからゆっくりと振り向いた。
『よけないで、ゆっくりしてね!』
「避けなかったら潰れるだろ」
 あごの下辺りに付いている赤いシミは、避けなかった奴らの末路だろう。
 どこの野生動物かは分からないけど、間抜けな被害者に対して、とりあえず手を合わせる。
 ナムナム……今度はゆっくりなんぞに殺されるなよ。

『ゆっゆっゆ……ゆっくりがなにかわかったみたいだね! ひとおもいにゆっくりさせてあげるよ!』
 手を合わせたのを、命乞いか何かだと思ったらしいゆっくりは、笑みを更に深めた。すげーキモイ。
 僕は、なるべく目を合わせない様にしつつ、無言でクロスボウを取り出した。
 塩矢(しおや、矢全体に塩が塗り込められている。ゆっくりに大ダメージを与える)は既にセット済み。後は引き金を引くだけだ。
「残念、死ぬのはお前の方だ。あと、一思いには殺してやらん」
 ていうか、こんなにでっかいのを一思いに殺す方法があるなら教えて欲しい。
 ニヤリと笑う僕を見て、巨大ゆっくりはニヤケ面を呆然とさせ、徐々に顔を赤くしていった。
『ゆうううう……まだゆっくりしないつもりだね! ゆっくりしていってもらうから、こんどはおとなしくしてよね! ぷんぷん!』
 激怒の声を辺りに響かせるゆっくりに狙いをつけて、そのまま引き金を降ろす。
 トントントン、と軽快な音を立てて、塩を塗り込められた矢がゆっくりの巨体に突き刺さった。

『……ゆ?』
 信じられない、とでも言いたそうな顔をして、自分に刺さった矢を見るゆっくり。いや、多分アレは見えてないな。
 見やすい様に、膨らんだ部分を狙って更に一本撃つと、笑っているのか泣いているのか分からない微妙な表情でこっちを見てきた。
『おにいさん……これ、なに? すっごくいたいよ!』
「当たり前だろ、お前を殺すための矢なんだから」
 脂汗を流しながら問いかけてくるゆっくりに、キモイと思いつつも答えてやる。
『ゆぎゃぁぁぁ!!! どうじでごんなごどずるのぉぉぉ!!!』
 だらだらと流れる脂汗のせいで、余計にキモくなった顔をぶるんぶるんと振りながら、信じられないという表情で訴える。

「楽しいから……もとい、それが仕事だからさ」
 今度は目を狙って引き金を引く。
 ぶりょん、とか奇妙な音を立てて、僕の身長ほどはありそうな眼球からドロっと白アンが流れ出した。
 縮尺が違うせいか、グロいを通り越してシュールに見える。
『いじゃい! いじゃいよぉぉぉ!!! ゆぎゅあああぁぁぁ!!!』
 先ほどまでとは比べ物にならないほどの痛みなんだろう。ごろごろと転がりながら痛みを訴えている。
 多分矢を排出するために転がっているんだろうけど、転がる事で逆に深い部分に刺さるという事は考えもしないという辺りは、流石アンコ脳といったところか。
『ゆぎゃあ”あ”ぁぁぁ……ぅぅぅう”う”う”!!!』
 15は、そのまま愉快な悲鳴を上げつつどこかへと転がって行ってしまった。
 このまま死ぬなら見逃しても良い。でも、多分それはない。
 ゆっくりは下膨れの饅頭型だから、方向を変えたりしない限りは弧を描いて戻ってくる。
 あいつはバカっぽかったから、多分転がれば逃げられると考えるだろう。
 でも、逃がすつもりはない。
 あれは僕の獲物だ。


 案の定、巨大ゆっくりはたっぷりと数分間転がり続けて戻ってきた。
「おかえり」
『どうじでもどっでぎぢゃっだのぉぉぉ!? おうぢがえるっていっだのにぃぃぃ!!!』
 にこやかに迎え入れた僕からじりじりと距離を取ろうとする15。てか、おうちかえるとか言ってたのか。
「ここに戻ってきたかったから戻ってきたんじゃない?」
『ぞんなごどおもっでないよぉぉぉ! れいむはおうぢにがえりだいんだよぉぉぉ!!!』
「ダメだよ、チャンスはさっきの一回だけだったんだから」
『ぞんなのぎいでないよぉぉぉ! おねがいだがらみのがじでぇぇぇ! ゆっぐりでぎないよぉぉぉ!!!』
 金輪際ゆっくりさせる気なんてない。
 耳鳴りがするほどの大声で騒ぎ立てるゆっくりに向けて、無言のまま矢を向けた。
 眼・口・ほほ・あごと、みるみる矢でいっぱいになっていく15は、まるでハリネズミだ。
 トントンという音は、絶え間なく響いている絶叫にかき消される。


『ごべんなざい……ゆるじでぐだざい……れいむがわるがっだでず……』
 しゃくりあげながら許しを請うハリネズミに、笑顔を向ける。
『ゆぅ……ゆるじでぐれるんだね、ありがどぉぉぉ!!!』
 ごうごうと凄まじい音を立てて、子供の様に泣き出すゆっくり。
 あの受付辺りなら理解して全速力で逃げるだろう僕の笑顔も、こいつには許しの笑顔に見えたのだろう。
 まぁ、どう受け取ろうと僕の知ったこっちゃない。
 そのまま、狙いを定めて引き金を引いた。
 塩矢は、吸い込まれる様に残りの目へと突き刺さる。
『ぎゃあ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”ぁ”ぁ”ぁ”ぁ”ぁぁ!!!』
 今日一番の絶叫に、思わず耳を押さえてしまった。
 キーンと耳鳴りが聞こえる。ちょっと涙出た。

 決めた。
 こいつは、もっともっとなぶってから殺してやろう。
 口元に笑みが浮かぶのを、押さえる事が出来なかった。












 3日後、僕は20位あるでかいゆっくりを100匹ほどなぶり殺した化け物って事になっていました。
 どうやら、一昨日のゆっくり殺しを、おしゃべりで評判の喫茶店の看板娘さんに見られてたみたいです。
 あーあ……。




 おしまい。







 何も考えずにただ書くとこうなるんです。
 塩矢なんてものは現実には存在しませんので悪しからず。
 ……ないよね?
 bycyc=めて男



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最終更新:2008年11月14日 04:27
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