ゆっくりいじめ小ネタ226 最近の日常

目を覚ますと、そこは家の中でした。
どうやらこたつの中でうたた寝していたらしい。俺は起き上がろうか
それとも炬燵の持つ気持ちよさをまだ堪能していようか迷っていた。
枕元からは
「でいぶをまぐらがわ゛り゛にじないでえ゛え゛え゛!!! さっざどどいでえ゛え゛え゛!」
なんていう声が聞こえる気がするが、気のせいだろう。俺は枕の感触を確めるために、何度か頭を枕にボンっと叩きつけた。
「ゆげぇ!」という声が聞こえる。人が寝ている時は静かにするのがマナーだと思う。

結局こたつで温まることにした俺が寝ながら蜜柑を頬張っていると、ドタドタと誰かが近づいてきた。
まりさだった。
「おにーさん! たいへんなんだ・・・ってなにじでるのお゛お゛お゛お゛!!! でいぶがいだがっでるでしょおおおおお!!!」
いきなり騒ぎ出したせいで何が大変なのかはわからないが、よほど大変な事態が起きたらしい。
とりあえず話を聞くとしよう。
「まあまあ。とりあえずコーヒーでも飲もうや。蜜柑食べる?」
「いいがらでいぶがらどいでよねえええええ!!!!」


「んで、どうしたの一体。」
まりさとれいむはこたつの上で美味しそうに蜜柑を頬張っていた。俺はココアを飲みながら話を聞くことにした。
「ハフッ! ハッフウ! たいへんなんだよおにーさん! きばめーりんがやってきたんだよ!」
「誰だよ騎馬めーりんって。牙一族か?」
「なにいってるの? ばかなの? きばめーりんはスィーにのったざんぎゃくひどうなめーりんなんだよ。」
「まりさ達の言う残虐ってアレだろ? 飾りを奪って下水に捨てたりとか、ファーストキスを奪うとかそんなんだろ?」
「れいむたちをばかにしてるの? しぬの? おにーさんはほんとうにさいていのくずだね!」
「きばめーりんっていうのはね・・・・」

話を纏めるとこうだ。どうやら騎馬めーりんはめーりんが進化した種類のようだ。
スィーを乗りこなし、枝や石などで武装するという。
自分で殺したゆっくりの髪飾りを帽子の切れ端などを髪に結びつけ、自らの強さをアピールするらしい。
各地でゆっくりの群れを襲い、子供を奴隷として連れてかえるなど残虐なんだとか。たまに飼いゆっくりも被害に合うらしい。
人間に友好的な連中らしいが、飼いゆっくりに手を出すのは不味いだろう。
中々ファンキーな連中だ。
「んでそいつらがどうしたんだい?」
「このまちにもやってきたんんだね! ゆっくりできないめーりんはゆっくりしぬべきだね!」
「そーですねー。」
「おにーさんやるきをだしてね! いまからめーりんたちのすをさがしてゆっくりしゅうげきするよ! ・・・おにーさんが
ね!」
「そうだね! めーりんたちをやっつけてどれいたちをかいほうするよ! ・・・おにーさんがね!」
「「ゆっくりがんばってねおにーさん!!!」」

「ギャラクティカファントム! どっかーん!」
大きく振りかぶった渾身の一撃をまりさの顔にお見舞いした。まるでゴムまりのように吹っ飛んで行った。
「いぎゃ・・・いぎゃいよおにーしゃん・・・まりちゃもういや・・・」
「ばりざああああああああ!!!! じっがりじでええええええ!!!!」
さてと、たまにはゆっくりを救うのも悪くないだろう。



そんなこんなで街中をうろつくズッコケ三人組。すると6体の騎馬めーりんを発見した。
どうやられみりゃ(胴無し)の家族を襲撃しているようだ。
「うー! うー!」
「JAOOOOOOOON!」
「JAOOOOOOOOOOON!」
おお、すごいすごい。
あっという間に子供は連れて行かれ、親のれみりゃは無残にも食われてしまった。
「ゆゆ・・・ざんぎゃくなんだぜ。」
「まるでおにーさんだね・・・っていだいよおにーさん! ほっべをづねらないでね!!!」
さあ追跡開始だ。

それから30分。めーりんの住処にたどり着いた。そこは町から少し離れた所にある朽ちた空家だった。
どうやら空家とその周りに住んでいるらしい。よく見ればめーりんとは種類が違うゆっくり達が働かされている。
「ゆゆ・・・もうやだ・・・ゆっきゅちちたいぎゃいよ!」
「JAOOO!!!!」
「どうちてゆっきゅちちないのおおおおおおおおお!!!!! ごんなのどがいばじゃないわあああああ!!!」
ゆっくりしている子どもは情け容赦なく轢いてしまうめーりん達。

この光景にどうやら相棒2名はショックを隠しきれないらしい
「ゆゆゆ・・・・・・」
「れいむにげようよ・・・・」
「だいじょうぶだよ! おにーさんならきっとなんとかしてくれるよ!」
やっぱり俺頼りなんですね。まあいいけど。


策など用意してるはずもなく、大した道具も持ってきてない俺は堂々と住処に入っていった。
めーりんたちはこちらを見るとガヤガヤと騒ぎ始めた。するとどこからか何かが飛んできた。
それは俺の目の前にスッと降り立った。
「どうも清く正しいきめぇ丸です。こちらに人間が訪れるとは一体どのy「そぉい!!!」
俺は片手でれいむを掴むと、れいむをきめえ丸の頭に叩きつけた。
「ゆぎゃああああああああ!!! でいぶのあんよがいじゃいいいいい!!!!!!」
「なにやっでるのおにーざああああああああああん!!!!!! ばかなのおおおおおおおお!!!!!!」
「いや俺さ。きめえ丸はどうもあんまり好きじゃないんだよね。」
「ぞんなごどきいでないでしょおおおおおおお!!!! どうじででいぶでなぐっちゃうのおおおおおおお!!!!」
「れいむの強さなら問題ないさ。」

「いぎゃいよお・・・・・ もういやおうぢがえる・・・・・」
「おお、無傷無傷。」
「あれ・・・効いてねえな?」
「だがらいっだでじょおおおおおおお!!!」

とまあこんな事をしていると空家から何かがやってきた。
様々な色の帽子を身につけためーりん。おそらくボスなのだろう。
「JAJA、JAOOOOOOOOOOOOOOOON!」
「人間よ、何故ここn「だからお前はいいって言ってんだろうおおおおお!!!!」
まりさと共に繰り出したアッパーはきめえ丸を大きく吹っ飛ばした。
「おお、敗者敗者」

         リタイヤ
きめえ丸再起不能

やっとすっきりした俺はこいつらの話を聞くことにした。
「よーし、お前ら話があるなら聞いてやるよ。」
「・・・ねえおにーさん。きめえまるがいないのに、どうやってめーりんたちのはなしをきくんだぜ?」
まりさがボソリといった。
「いやお前ら分かるんじゃねーの?」
「なにいってるの? めーりんのはなしなんてわかるわけないでしょ? ばかなの? しぬの?」
「だってお前らみょんの、"チーンポ!!"だの"ビックマラペニス!!"だので通じてるじゃん。」
「みょんはちゃんとしゃべってるよ! めーりんといっしょにしないでね!!!」
訳分からん。気にしたら負けなのだけは分かるのだが。


さて、もう話し合いでは解決できない領域に来てしまったようだ。
仕方がないので力づくで行こう。俺は携帯で電話をかけた。
その間、めーりん達は俺達を包囲しつつある。
「ああ、もしもし。はい俺です。お久し振りです先輩。・・・ええ、実はですねえ。」
「JAJAJA、JAJA、JAOO」
「JA、JAJAJA、OOOOJA」
「JAJAJAJA」
「はい場所はそこです・・・はい。わかりました。んじゃ今度飲みに行きますか。ええでは。」
携帯の電源を切ると、俺は二人を連れて帰ることにした。
「ゆゆ? どうしてかえるのおにーさん?」
「いやさあ、加工所の人たち呼んだから帰っても大丈夫だろ。すぐ来るってさ。」
「ゆー? かこうじょたよりとは・・・おにーさんもゆっくりおちたものだね!」
「まりさのいうとおりだね!」
「まりさ・・・こやつめハハハッ!」
「ゆぎぃ? おめめにゆびをづっごまないでえええええええ!!!! いぎゃいでずうううううううううう!!!!」
「だがらなにじでるのおにーざんんんん!!!!!」


結局、騎馬めーりんの一団は加工所行きとなった。
わざわざ少人数で戦う必要もない。戦争の基本は物量である。
100数体ほどいたらしいが、勝ち目などない。誇り高き血を引く珍しい彼女らはこれから加工所の職員の玩具になるのだろう。
そして騎馬めーりんに対する対策もいずれ出来るだろう。それは別の話なのだが。
悲しいけど、これって戦争なのね。





「と、そんな訳で今日の夕飯はチーズフォンデュなのだが、美味しいかいまりさ?」
「あづいよおおおおおおお!!!! おべべにはいっじぇぐるううううううううう!!!!」
俺はテーブルの上に用意したチーズフォンデュ入りの鍋にまりさの顔面を押しつけてあげた。食べやすいだろう。
「美味しいかいまりさ?」
「あぢゅぐでぇそれどごろぶぎゅ!」
「むーしゃ! むーしゃ! しあわせー!」
れいむは幸せそうにチーズが絡まったじゃがいもを食べていた。
「そういやチーズ餡子とはどんなものなんだろうな。」
「あぎゃあ!」
そういってまりさの頬を千切ってチーズにからめ取る。
パクリと一口
「まずい。」
「まりざのがおをたべておいてひどいよおにーさん! ゆっくりしんでね!」
「ゆっくりしんでね!」
「んじゃ次はれいむが食べる番かな。」
「まりさはゆっくりたべられてね!」
「でいぶうううううううう!!!!」


【あとがき】
続きます。次はめーりんオンリーです。
そして貯まる未完成SS

by バスケの人

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最終更新:2008年11月16日 11:54
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