その他　FireYukkuri

　Ｆｉｒｅ　Ｙｕｋｋｕｒｉ

（じゃーんじゃーじゃ
　じゃーんじゃーじゃじゃー）

　ユックーリ暦49730年
　-ありえざる糖分-

　ぐぃっちょぐいっちょぐいっちょ
「おい、グアダラハラ！　グアダラハラはどこだ」
「はい、お嬢様」
「「「ゆっくりしていってね！！！」」」
「……グアダラハラ、これは何」
「お屋敷の通風孔から、入りこんだようでございますね」
「経路を聞いているのでは「おなかがすいたよ！」
「食料を、求めているようでございますね」
「目的を聞いているのでも「ゆっくりとやってきたよ！」
「ゆっくりと、来たようでございますね」
「そんなことを聞いているのではないわ、グアダラハラ！」
「ちなみに、私の名前はゲデヒトニ」
「あなたは口を挟まないで、ガダラの豚」
「申し訳ございません」
「ゆっくりさせてくれる人？」
「ゆっくりころころするよー」
「微妙にイラつくけれど、かわいらしくないこともないわね」
「さようでございますね」

「はやくご飯にしてね！」
「ゆっくりとあそんでほしいな！」
「ゆっくりできるおふとんはどこー？」
「グアダラハラ、グアダラハラ！」
「いかがいたしましたか」
「この者たちはいつまでいるのだ」
「通風孔は、あそこにございます」
「高いわね」
「高うございますね」
「出られないということかしら」
「そうかと、存じ上げます」
「……」
「……」
「まあ、屋敷は広いから構わないわ」
「じつに、寛大なお言葉でございます」
「私はフリューゲル家のドロッセ」
「おっしゃらないほうが、よろしいかと」
「……そうね」
「さようでございます」
「ゆっくりしていいの！？」
「わあい、いっぱいゆっくりするね！！！」

「ゆっくりとおなかがすいてきたよ！」
「ゆっくりしていられないよ！」
「はやく何か食べさせてね！！！」
「グアダラハラ、なにをしている！」
「食事を、作っております」
「私は食事など必要ないわ！」
「この者たちの、でございます」
「この者たちの？」
「さようでございます」
「私を差し置いて？」
「いかにも、でございます」
「それは不遜というものではないのか？」
「お嬢様の、ご命令でございます」
「……」
「ご命令で、ございます」
「おじさん、手が止まっているよ！」
「ゆっくりしすぎだよ！」
「ゆっくりするのもたいがいにしてね！！！」
「おねえさんはじゃましないでね！！！」
「ここはれいむたちのおうちになったんだからね！！！」

　ﾌﾞｯﾁｰﾝ　×　２

「グアダラハラ」ぐしゃっ
「なんでございましょう」べちょっ
「ちょっと前、寝言を言ってしまった気がするわ」ぶちゅっ
「わたくしは、何も耳にしておりませんが」べしょっ
「ならよいのだ。私は何も言わなかった」どべっ
「さようでございますとも」ばぢゅっ

「ゆっぐりざぜでぇぇぇぇぇ！！？」

「足を拭いてちょうだい」
「何の汚れでございましょうね」

（ででーっでっでっでー）

Created by WA***U A***AWA

With the Voice Talents of
Gedac***is a.k.a. Tauri 34 TO** *KAWA
Dr***el a.k.a. Juno-XIV ***UKI KAW****
YUKKURIs ?????

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