舞台は一応現代です
最後の方に虐待されない
ゆっくりがでます
そして何よりぬるい
僕はゆっくりが好きだ、ゆっくりになりたい、でも人間を辞めたくない。
そんなわけで僕はある方法でゆっくりに成り済ますことを考えた。
まずは人間の頭が隠れてしまう大きさのゆっくりを探す。
まだ自信が無いのでれいむ種で試そう。
早速探すぜ・・・へへ
外をちょっと歩いていたら早速見つかった。一家で暢気におさんぽか、親れいむと赤れいむ2匹、赤まりさ1匹。
まりさがいるけど赤ちゃんだしちょうど良いな。へへへ・・・それが最後のゆっくりタイムだぜ、ちょっとばかし時間をやるよ。
僕はゆっくりでは見つけられない程度に身を隠した。
「「ゆ~♪ゆゆ~♪」」
「ゆゆっ!おちびちゃんたち!そろそろお家にかえるよ!」
「はーいみゃみゃ!れいみゅおうちかえりゅよ!」
「れいみゅおなかしゅいたよ!はやくおうちかえりちゃいよ!」
「ゆ~まりしゃまだおさんぽしたよ!」
「だめだよ!お家にかえっておとーさんをゆっくりおでむかえしようね!」
「ゆっ!まりしゃおとーしゃんおでみゅきゃえしちゃいよ!」
「じゃあおうたを歌いながらゆっくりかえろうね!」
「「ゆっくちわきゃったよ!!!」」
おっとついつい見入っちまった、ここはいつも通り
「ゆっくりしていってね!!」
「ゆっくりしていってね!」
あら・・・?赤ゆっくりがあいさつしない、いきなり声をかけたからびっくりしたのかな?
「ゆっ!ちびちゃん!ごあいさつはっ!?」
威圧的になったれいむの声にびくっとした赤ゆっくり達は忘れてないよ!と言わんばかりに早口であいさつをした。
「「「ゆ、ゆっきゅりちていっちぇね!」」」
今にも泣き出しそうな目をして少し震えている。
ふむ・・・どうやら怒らせると怖いおかーさんらしいな、このれいむは。
どれ優しいお兄さんがフォローしてあげよう
「いやーとってもゆっくりとした赤ちゃんだ!れいむは子育て上手だね!」
「ゆっへん!れいむがすごいからまりさはあんしんして狩りにいけるんだよ!」
巣で待ってりゃ良かったのにな!赤ちゃんいるし遠出はしないだろうから近くに巣があるのだろう
「れいむのお家はここから近いのかい?」
「そうだよ!おにーさんはゆっくりできるからとくべつにしょうたいしてもいいよ!」
「うれしいけどやめとくよ、それよりおにーさんのお家に来ないかい?あまあまさんをあげるよ!」
「ゆっ!まりしゃあまあましゃんほちい!」
「れいみゅおなかしゅいてるんだよ!あまあましゃんちょうだいね!」
「ゆぅ・・・おきゃーしゃんいいでちょう?いもうちょたちおうたがんばったよ?」
「ゆん!だめだよ!まりさがお家でまってるかもしれないでしょ!」
おお、あまあまさん効果はすごいな。食い付く食い付く!
さて後は親れいむだけか・・・帰りたがってるけど、まぁこの一言で落ちないゆっくりは居ない。
「なぁれいむ、狩りで疲れたまりさにあまあまさん食べてもらいたいだろう?いいじゃないか」
「ゆゆゆ・・・じゃああまあまさんもらったらすぐかえるよ!おにーさんはやくあんないしてね!」
よし、これで僕はゆっくりになれるぞ・・・!
僕の家もすぐ近くだったのでれいむは大層ご機嫌になった。
初めての人間のお家に赤ちゃんもれいむも跳ね回っている。
まいにちこようね!何て言ってたが今日で最後です。
「じゃあ赤ちゃんはここで待っててね、沢山あまあまさんあるから赤ちゃんじゃ持てないんだ」
「ゆっくち!ゆっくち!」
「ゆーん!まりしゃまっちぇ~!」
「ゆっきゅりりかいちたよ!れいみゅはここでまっちぇるよ!」
「おにーさん!はやくもってきてね!あまあまさんたくさんちょうだいね!」
「れいむはおにーさんの手伝いだよ、沢山あるからおにーさんだけじゃ持てないんだ」
返事してくれてのは親れいむと大きさ的に一番上のれいむだけか、おにーさん悲しい。
親れいむ風呂場へ連れて行く、居間のドアはきちんと閉じた。
これで断末魔は聞こえまい、もちろん声が出せないようにしておくが念には念を重ねる。
「ゆ~?おにーさっ」
れいむの口を布でぐるっと巻いて塞ぐ、んー!んー!と唸りこちらを睨む。そそられるぜ。
へっへっへ、これじゃあつまらんがしょうがねぇ早速作業開始だ。
まずはゆっくりのあんよに当たる底面を包丁で円を描く様に慎重に切る
この円が重要だ、大きさは頭が入るように事前に自分の頭周りを測っている。
ゆっくりの皮は伸びるのでほんのちょっと小さめに、丁寧に切り取っていく。
「んむ゙ーーーっ!!」
猿轡を外して聞き入りたいが我慢我慢。ゴールは近い。
底面を切り取ったら今度は餡だ、皮を破かぬように手で餡をすくっていく。
「む゙っむ゙っむ゙っ」
「ははっそりゃゆっゆっゆっか?そろそろ死ぬみたいだな、これとってやるよ。餡子があと少しだぜ?れいむ」
「ゆ゙っ・・・ゆ゙っ・・・」
「ちっ、痙攣すっから綺麗にすくえないな、まあここまで減ったら後は水で流して完成かな」
「ゆ゙・・・」
「お前の子供はおにーさんが可愛がっとくさ、安心してゆっくり死んでね!」
ふやけない程度に中を洗ったら完成!
「しかし・・・目が怖いかもな、ちょっと失敗」
「まぁいい、早速被って赤ちゃんに会いに行くよ!あまあまさん持っていくからね!」
洗面器に餡子を入れ居間へ、これ外見えねー完全に失敗だわ。
仕方ないので穴を開ける、まぁなんとかごまかせるだろ。
ガチャ
「ゆっ!おかーしゃ・・・ゆぎゃあああああああごべんなざい!ごべんなざいいいいい!」
「ばりじゃわるいごどじでないよ・・・!おぎゃーじゃんゆっぐりじでね・・・!」
「お・・・おかーしゃん、いもうちょたちとれいみゅはいいこにちてたよ・・・ど、どうちておこっちぇるの?おにーしゃんは?」
ああ、目が怖いから怒ってると思ってんのか。これじゃ普通のゆっくりライフを楽しめんぞ。
とりあえず赤ちゃんは騙せたし次は親まりさだな。
「あのじじいはゆっくり出来ない人間だったからやっつけたよ!仲間が来ないうちに早くお家に逃げるよ!」
「おきゃーしゃんゆっくちしゃべっちぇね!まりしゃききょえにゃきゃっちゃよ!
「れいみゅわかっちゃよ!おかーしゃんはにんげんをやっちゅけちゃの!」
「ゆぅぅおにーしゃん・・・おかーしゃんはやくにげようにぇ」
玄関までゆっくりと歩く、ドアを開けたらすごい褒められた。
そういえば・・・こいつらの巣がわからん、案内させるしかないか
しっかしゆっくりしゃべるってどうすりゃいいんだ?早口でしゃべった覚えは無いんだがなぁ。
「ゆっ!じじいのなかまがきたよ!おかーさんがたたかうからおちびちゃんたちは先にお家に帰っててね!」
「わかっちゃよ!まりしゃはしゃきにきゃえりゅよ!おきゃーしゃんあまあましゃんわしゅれないぢぇね!」
「ゆうぅぅぅぅ・・・ま、まりしゃまっちぇ!れいみゅもいきゅよ!」
「れれれれいみゅはいっちょにたたきゃうよ!いもうちょたちをまもりゅよ!」
二匹の赤ゆっくりは近くにある森へ向かっていた。
場所はわかったし早く追わなければ、とりあえず・・・このれいむには死んでもらおう。
なかなか優しいゆっくりだった、次は飼いゆっくりとして生まれると良いな。
「おかーしゃん?おにーさんのなきゃmゆ゙ぎゅっっ!!」
森へ向かおう、ゆっくりの集落でもあるのかな。
2匹の後をこっそりと追う、しかし2匹のペースは遅すぎる。
仕方ないので途中で横目に見えた広場のような所を僕は観察していた。
跳ねているゆっくり達が居たのでやはり集落があるようだ。
しばらくして2匹は真っ直ぐと森の奥へと跳ねだした。
そこには何と物置のようなものがあった、恐らくゆっくり狩りの時に使っていたのだろう。
見た目で判断するに人の手を離れてから結構経っているようだ。
「ゆぅ・・・ゆっくりただいまだよ」
「れ、れいむ?」
「そうだよ!れいむのことわすれたの!?まりさひどいよ!」
「れいむはきょうたいへんだったんだよ!!」
このまま押し切ろう。
とりあえず立ったままじゃ何だし座ろうかな。
「ゆっ!そんなことないよ!まりさちょっとつかれてた!」
「れいむ!こどもたちになにかあったの?すっごくこわがってるよ!」
「にんげんにだまされたんだよ!そのあとれいむがころされたよ!」
「ゆゆん!?おねーさんれいむしんじゃったの?ゆうううううう!!」
「ゆぅー!!おねーぢゃああああああああん!!!」
「おねーしゃん・・・ゆっ!おきゃーしゃん!あまあましゃんは!?まりしゃおなきゃしゅいちゃよ!」
すっかり嘗めてるなこのまりさ、さっき怒ってると思われていたときに叱っとくべきだったか。
「ちゃんともってるよ!でもまだれいむがおなかすいてないからたべちゃだめだよ!」
「ゆーん!じゃあじぇんぶまりしゃがたべりゅよ!おきゃーしゃんはたべなくちぇいいよ!」
「ゆゆっ!れいみゅにもあまあましゃんちょうだいにぇ!」
「ちびちゃん!まずはごはんをたべようね!まりさいっぱいとってきたよ!」
「ゆっ!れいみゅおにゃきゃしゅいてりゅよ!ごはんたべりゅよ!」
「まりしゃはいみゃたべちゃいの!わきゃりゃいの?ばきゃにゃの?」
「ゆう、れいむどうしよう!はやくごはんさんたべないとくさっちゃうよ!」
ビシィッ!
「ゆぎゃっ!」
赤まりさにデコピン、弾け飛ばない程度に加減したが
その体は小さい弧をえがき後ろに跳んだ後ころころと転がり壁にぶつかった。
「ゆぎいいいいい!!いぢゃいよおおおおおお!!」
「ゆううううう!!!!!れいむなにしてるの!!!?」
「そのまりさがわるいんだよ!うるさくてゆっくりできないんだよ!」
「でもぞごまでじなくてもいいでじょおおお!?あかぢゃんじんだらどうするのおおおお!?」
「死んだら?ゆっ!まりさはやっぱしばかだね!ゆっくりできないゆっくりは死ねばいいんだよ!」
「ゆっ?なにいってるの!れいむあやまってね!まりさとあかちゃんにゆっくりあやまってね!!」
「おとーしゃんおきゃーしゃんけんきゃちないでええええ!!ゆっくちちてえええ!!」
「ゆ゙ゔゔゔゔゔゔゔ!ばりざをゆっぐぢざぜないばきゃにゃおやはちにぇ!!!」
この赤まりさはなかなか根性あるな、それともただ嘗めきってるだけなのか・・・
とにかく口喧嘩は飽きた、終わらせちまおう。
バッと立ち上がり拳を上げそれを赤れいむに振り下ろす
「ゆぅぅおきゃーしゃんおしょらとんぢぇびゅうっっ!!?」
赤れいむが弾けた音と拳で地面を叩いた音が静寂を呼んだ。
「ゆ・・・?あかちゃん?どこいったの?」
ゆっくりと拳を上げる
もはや餡子の残骸となった赤れいむ、しばらく見ていたまりさ二匹はリボンで気づく。
「ゆっ・・・ゆっ・・・ゆっ!!!あがぢゃん!!!ばりざの!!ばりざのあがぢゃんがああああああ!!!」
「ゆぎゃあああああああ!!!ゆっぐぢできない!にげりゅ!!ばりしゃにげりゅよ!!!」
「でいぶうう!!!ごのゆっぐりごろじがああああああああああ!!!」
「じねえええええええええええ!!!」
まりさの体当たりをかわし外へ蹴飛ばす、そこまで強く蹴ってないから死なないだろう。
ちょうど物置から出た赤まりさは突然降って来たまりさにびくっとして一瞬止まってしまった。
ぎゅっと鷲掴み、まぁそのまま逃げていても捕まえるのは容易いけどね。
「ゆっくりできないあかちゃん!つかまえたよ!」
「ゆびゃああああ!ぐるじい!!ごべんなしゃい!ごびぇんにゃしゃい!!!まりしゃあやまっちゃかりゃゆりゅちえええええ!」
「お前が逃げなければゆっくり出来るれいむは死ななかったんだよ、お姉さんにゆっくり謝ってね」
「おぎゃーじゃんごべんなしゃい!ゆりゅちてね!まりしゃをゆるちちぇね!」
「お母さんに謝ってもしょうがないよ、お姉さんに謝ってね。そうすれば許してあげるよ」
「おっおぎゃっ・・・しゃん・・・ご、ごみぇんな・・・しゃ・・・」
「で・・・でいぶ・・・やめてね、あかちゃんをはなしてね・・・」
まりさはこちらにずーりずーりと近づいてくる、何をしてやろうか
そうだ、まりさの前で食べるか。
「お・・・おとーしゃん・・・まりしゃをたしゅけてにぇ・・・」
「れいむ!あかちゃんがくるしがってるよ!あかちゃんはなしてね!」
「いただきまーす」
「ゆうううう!!でいぶやべで!ぞれあがぢゃんだよおおおおおおお!?」
流石にそのまま飲み込めんからな、咀嚼咀嚼。
良い感じに泣き叫んでるな、多分まりさには聞こえないだろうけど。
「ゆぎいぃ!いぢゃい!いぢゃいいいいいい!」
「でいぶう!!はやくだしてあげてね!!」
「やべちぇにぇ!まりしゃおいしきゅないよ!おがーしゃんだしちぇええええ!!!」
「どおじでだじであげないのおおおおおお!?でいぶのあかちゃんでしょおおおおお!!?」
「ゆぎゅっ・・・ゆっ・・・ゆぶっ」
「あかちゃん・・・でいぶとばりざのあがぢゃんが・・・みんな・・・」
「ゆー・・・ゆー・・・ゅ・・・」
「ごちそうさまでした」
「ゆっぐううううううう!!!!ごろじでやる!!ごのぐぞゆっぐりがあああ!!!」
ここですかさず種明かし!!実は人間でした!!!
どういった反応をするのだろう?
「にんげん!!ぞのれいぶをごっぢにわだぜ!!!!」
「良いけどこのれいむもう死んでるよ?」
「うぞづぐな!!!!そいづはざっきばりざのごどもをぐっだんだ!」
「わかったわかった、ほらよ」
うーん怒りで我を忘れていたのかな?流石に気づくと思ったんだがなぁ・・・
大した結果は得られなかったしもう帰ろう。
れいむを放った瞬間まりさは飛び掛っていた、思いっきり噛み付きそのまま体重を込めて着地。
まりさは何度も何度も踏みつける
「じねっ!!じねっ!!じねっ!!」
そして運悪く、この一家の友ゆっくりが訪ねてきた。
「ゆっ・・・ゆっくりごろしよ!このまりさゆっくりごろしだわ!!!!」
最終更新:2009年01月30日 10:02