- 初作品です、暖かい目で見てやってください
- 現代設定、バッジは付けてません
- 転落ゆん生モノ?です。
- ゆる虐め・ゲスありません、たぶん。
非血縁まりさ一家
時は平成大不況、派遣として悠々自適な生活を送っていたお兄さんは家計がピンチだった。
「しまった…誘われた時に社員になっておくんだった!!」
今日も暇な仕事を終えノー残業でしっかり退社。
狭いボロアパートの一室で夕飯を食べながら、背筋の寒くなるニュースを嫌々チェックしていた。
勤め先の工場では既に顔見知りが減ってきている。
比較的気に入られていた自分はかろうじて残っているとはいえ、いつ職を失うか分かったものではない。
そういえばスキマ妖怪に会いたいと常々言っていた仲のいい同僚は真っ先に消えていた。
幻想入りしたのだったらとっても羨ましいぞ!
「まずい、これはマズイぞ」
先の見えない不況は工場の操業期間を大幅に削減していった。
もちろん無駄な労働力は必要ないのであるからして、お兄さんのお先は比較的真っ暗。
さらに貯金はスズメの涙ほどしかない。
今クビになったら…そう考えるお兄さん。すぐにガックリとうなだれてしまった。
「「ゆっ!ゆっ!」」
と、部屋の隅から声が聞こえてきた。もちろん
ゆっくりである。
「ゆっくりおひるねしてたよ!おにーさん、ゆっくりしていってね!」
「ゆっくちしていってね!」
一匹は生体のまりさ。ゆっくちー!と煩く騒いでいるのは赤まりさだ。
二匹ともお兄さんの飼いゆっくりである。
「ああ、起きたのか。おはようお前ら…」
「ゆっくちー!」
…煩い
甲高い声は耳が痛くなるな
「おにーさんがおしごといってるあいだはたいくつだよ!」
「あーそうだな」
「ゆっくち!ゆっくち!おにーしゃんあしょんで!」
「あーどうしようかな」
知人のゆっくり愛好家にもらったモノだから詳しくは知らないが、この二匹は別に親子というわけではない。
二週間ほど前に生体まりさを引き取って欲しいと言われて了解したら、なぜか小さいのもセットだった。
飼い主が留守にした時、一匹だとすることがないため意図せず部屋を荒らすこともあるという。その対策らしい。
親子ではないとお互い認識はしているが、継母と継子のような関係は心地いいようだ。
ちなみにこの二匹、あくまで主観だが躾はかなりしっかりしている。
留守にしても特に散らかすわけでもなく、隅にダンボールで作ってやった家を「ゆっくりぷれいす」と称して日がな一日ゆっくりしている。
「まりさ、おにーさんはおしごとでつかれてるんだからむりいっちゃだめだよ!」
「ゆぅ…」
こんな風に人のことも考えられる程度には頭が良い。
生体まりさがお兄さんの不機嫌さを察していたかどうかは定かではないが。
「おにーしゃん、あちたはゆっくちできる?おちごとなの?」
赤まりさがおずおずとお兄さんに尋ねる。
「明日は休みだからゆっくりするぞ」
「ほんちょに?あしょんでくれる?」
目をウルウルさせながらこっちを見つめてくる赤まりさ。
キャンキャンうるさいがこういうとこはかわいい。
だが。
「それは無理」
「ゆっ…?」
なにせ百年に一度の大不況。今の仕事がいつまで続けられるか分からないが、早めに備えて動くべきだろう。
ハロワいってみっか…とか漠然と考えていたお兄さんは、赤まりさの願いを粉砕した。
「ゆっ…ゆっ…ゆわああああああああん!」
「ゆゆっまりさ!ゆっくりはしらないとあぶないよ!」
赤まりさはよほどショックだったらしい。
目をこんなにして→(><)泣きながらゆっくりぷれいすまでダッシュしていった。
…どう贔屓目に見てもダッシュというより匍匐前進だが。
「おにーさんひどいよ!おちびちゃんにはもうすこしやさしくいってあげてね!ぷくー!」
そういって膨れる帽子付き饅頭。
やさしくってどうしろと…。
「悪かったよ…。ほら、お前ら飯まだだろ、これ持ってって食え」
「ぷひゅるるるるる。ゆゆっ、おいしそうなおにぎりさんだね!おにーさんありがとう!」
わざわざ擬音を口に出すとこも間抜けだな。
「おちびちゃん!おにーさんがごはんをくれたよ!いっしょにたべようね!」
おにぎりを咥えてぽいんぽいんとぷれいすへ跳ねていくまりさ。
ぷれいすの中からはゆっゆっと小さく嗚咽が聞こえていたが、そのうち二匹で食べ始めたようだ。
「「むーしゃ、むーしゃ」」
「しあわせー!!」「ちあわしぇー!!」
呑気なもんだ。
お兄さんは考えことをしながら、ダンボールで作ってやったゆっくりぷれいすをボーっと見ている。
こいつらが来た時に作ってやったっけなぁ…きれいに使ってるみたいだ
ちゃぶ台の上には夕飯の残骸とテレビのリモコン。
ブラウン管の中には高そうなスーツを着たアナウンサーとゲストが美味そうな洋食を食っていた。
うぃっしゅうぃっしゅ言ってるゆっくりみたいな喋りでもイケメンはこの待遇か…
「…」
なんだか急に脱力感が…
「…」
お兄さんは電気を消すと早々に布団にもぐりこみ、何も考えないように眠りについた。
翌日、お兄さんは早々と出かけてしまった。
お仕事もないのにまったくゆっくりしていない。
最近は段々元気もなくなってきている気がする。
「おちびちゃん!ゆっくりおきてね!」
「ゆっ…ゆっくひぉきるよ…」
ゆっくりぷれいすの外から呼びかけて赤まりさを起こす。
返事は帰ってきたがまだまだ眠そうにしている。
よちよちと出てきた赤まりさはまりさと顔を合わすと挨拶をした。
「ゆっくりしていってね!」
「ゆっくちしていってにぇ!」
「ゆっくりおきてね!ぺーろぺーろしてあげるね!」
「くしゅぐっちゃいよ!おかあしゃん!」
どんなゆっくりでも望むゆっくりした時間がそこにはあった。
「おかあしゃん!つぎはまりしゃがしゅーりしゅーりしてあげるね!」
「ゆゆっ!ありがとうおちびちゃん!」
ちなみにこの生体まりさ、赤まりさを呼ぶときに癖がある。
普通に接するときは「おちびちゃん」、叱る時など少しきつい口調の時は「まりさ」と呼ぶようだ。
赤まりさは最初は「おねえしゃん」などと呼んでいたが、少し懐くと「おかあしゃん」と呼び始めた。
恐らく生体まりさがそう促したのだろう。
そのおかげか、お兄さんに番が欲しいとか子供が欲しいと言い出すことはなかった。
「ゆっくちおめめぱっちりだよ!」
「「ゆっくり(ち)していってね!!」」
今日も一日ゆっくりしよう。
以前ご飯をくれていたお兄さんの部屋より狭くて散らかってるけど、寒くもないし暑くもない、ゆっくりできない敵もいない。
よく言うことを聞く可愛いおちびちゃんがいるのだから、まりさは今とってもゆっくりできている。
おにーさんはあまり構ってくれないけど、ちゃんとご飯もお水も用意してくれるし、時々はあまあまもくれる。
まりさはなんてゆっくりしたゆっくりなんだろう。もちろんおちびちゃんもだ。
「ゆっ…おにーしゃんいないの?」
「おやすみだけどおにーさんはでかけたよ!きのういってたよ!」
「ゆぅ…」
「まりさがあそんであげるからね!ゆっくりあそぼうね!」
「ゆっくちー!」
赤まりさは随分お兄さんに懐いていた。
それはまりさに対してよりもだ。
それもそのはず、二匹の餌は全てお兄さんが用意しているのだ。
昨晩はぷれいすにいる赤まりさにまりさが持っていく形になったが、いつもは並んでお兄さんにご飯をもらう。
当然、赤まりさはご飯もあまあまも用意してくれ、まりさよりも遊びのバリエーションの多いお兄さんによく懐いた。
といっても、遊んでもらったのは最初の数日だけだったが。
まりさは若干の寂しさを覚えながらも、それも仕方のないことと割り切っていた。
お兄さんがまりさたちをゆっくりさせてくれている。
まりさも赤まりさと立場が逆なら、きっとお兄さんによく懐いただろうことはよくわかっているのだ。
二匹はお兄さんが帰ってくるまで、その日もゆっくりして過ごした。
「まずい…こんなに状況が悪かったとは…」
帰ってくるなりちゃぶ台の前で頭を抱えたお兄さんはそう呟くと、それ以降ずっと考え事をしているようで、まりさたちに全く構ってくれなかった。
対照的にゆっくり二匹は大はしゃぎである。
「おにーさん!ひまならまりさたちとあそんでね!おちびちゃんもさみしがってるよ!」
「おにーしゃん!あしょんで!あしょんで!」
「おにーさんきいてるの!?きこえないふりしないでね!」
まりさがお兄さんの横で話しかけても、赤まりさがお兄さんの周りをピョンピョン跳ねながらお願いしても、お兄さんは反応しなかった。
「ゆぅ…おちびちゃん、おにーさんはきっとおでかけしてつかれてるんだよ…。きょうはおにーさんをゆっくりさせてあげようね?」
「ゆぅー!ゆぅーっ!!」
まりさが赤まりさを諭そうとしても赤まりさは納得できないようである。
涙目になりながら顔を真っ赤にして、じたばたぷるぷると騒いでいる。
「どうちてあしょんでくれないの!?まりしゃはおにーしゃんとあしょびたいよ!」
善良な個体とはいえまだ赤ゆっくり。
遊びたい盛りの子供に我慢を覚えさせるのはやはり難しいことなのだろう。
「まりさ!わがままいうとおにーさんがゆっくりできないでしょ!」
「なんでおかあしゃんもそんなこというの!?まりしゃはたかいたかいもぷかぷかも、ずっとがみゃんしてたのに!」
お兄さんは面倒くさがりというわけではないが、基本的にゆっくりに対して興味の薄い人だった。
ゆっくりの好むものや生態についての知識は「そういえば聞いたことがある」程度のものでしかない。
そのため「手間をかけなくて大丈夫」という知人の言葉を必要以上に信用していた。
「たかいたかい!ぷかぷか!やって!あしょんでぇ!ゆあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!」
とうとう堪えきれなくなった赤まりさはボロボロと涙をこぼしながら泣き出してしまった。
サイズが小さいとはいえゆっくりの声は普段でもそれなりに大きい。
それが出せる限りの大声で泣き出したのだから、ボロアパートの壁や床など突き抜けてしまうほどである。
さすがのお兄さんもこれには反応せざるを得なかった。
「おい、お前らちょっとうるさいぞ!」
「ゆあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!ゆあぁぁぁん!!」
「おちびちゃん、なきやんでね!ないちゃだめだよ!」
「何やってんだよ…マジで…」
ドバドバと涙を流す赤まりさの足元には既に砂糖水溜まりができ始めていた。
それをみてウンザリした様子のお兄さん。
まりさは赤まりさを泣き止ませようと必死だ。
「ほらおちびちゃん、だいすきなおうただよ!ゆゆゆゆ~ゆ~ゆ~ゆっゆゆ~♪」
「ゆあぁぁぁぁぁぁん!!」
「おかあさんがおもしろいかおするよ!べろべろー!ばー!?」
「ゆあぁぁぁぁん!!」
「おちびちゃんあれみて!とってもゆっくりできるうーぱっくがとんでるよ!」
「ゆあぁぁぁぁぁぁぁん!!ゆあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!」
「ゆぅぅぅぅぅ…ないちゃだめっていってるでしょお!どぼちてなくのぉぉぉぉぉぉ!?」
泣き止まない赤まりさに業を煮やしたまりさも、とうとう大声を張り上げて怒り始めてしまった。
既に砂糖水は畳に染みを作っている。
「はぁ…あれどこにやったっけな…」
お兄さんは立ち上がると押入れをゴソゴソと探り出した。
まりさは泣き止まない赤まりさの前で、必死の形相で赤まりさに怒っている。
「まりさ!なきやまないとまりさもおこるよ!」
「ゆあぁぁぁぁん!なんでおぎゃあざんぞんなごどいうのぉぉぉ!!??あしょんでぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」
「わがままいうまりさとなんてあそんであげないよ!!ゆっくりりかいしたらなきやんでね!!!」
「ゆあ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ん!あじょんでくれないといやぁぁぁぁぁぁ!!!!」
「ゆっ…ゆっ…おちびちゃんなきやんでよぉぉぉぉぉ!!!」
既に堂々巡りである。
というかまりさも泣き始めている。
軽い混乱状態にあるゆっくりに期待するのも酷というものだろう。
それにしてもすごい量の涙だ。泣き過ぎでカラカラに乾いたりしないのだろうか。
「おっ、あったあった。」
お兄さんが押入れから目当ての物を探し当てた。
「さすがにこれじゃ騒音で文句言われかねんからな…シミもこれ取れるのか?」
そうブツブツ言いながらお兄さんは、先ほど探し当てた透明な箱の中に泣き続ける赤まりさを放り込んだ。
ちなみにこの箱はかなりの防音性能を誇っている。
そして中のゆっくりが苦しくないように通気性もばっちりだ。
しかし内部からゆっくりの涙などの液体が漏れ出てくることはない。
どうやってそれらの機能が両立されているのかは知らない。
「・・・・・・!!・・・・・・・・・・!!!!!」
「ゆ、おちびちゃん!ゆっくりなきやんだんだね!いうこときいてくれてまりさうれしいよ!」
おお、防音防音。
「ゆ?………………おにーさんたいへんだよ!おちびちゃんのこえがでなくなっちゃったよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」
おお…そうきたか…
「おぢびぢゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!おがあぢゃんがなんどがじであげどぅがらねぇ!」
「お前もかよ…箱は一個しか貰ってないんだが…」
「ゆっ!ずりずりぼでぎないぃぃぃぃぃ!!??おにーさんおちびちゃんがぁぁぁぁl!!」
「あーうっさいうっさい。ちょっと黙れって」
「ゆぎゅえっ!」
赤まりさにすりすりしようと箱に向かって突進を続ける騒音饅頭を軽く踏みつけて黙らせる。
足下でうねうね柔らかいものが動く感触は気持ちいいような悪いような…。
「おい、まりさ落ち着け」
「む゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛!!」
はぁ、とため息をつくお兄さん。
優秀なゆっくりだと思っていたが、こんなに豹変するとは聞いていなかった。
赤まりさを見つめながらも足から逃れようとジタバタ動くまりさ。
赤まりさは箱に入れられたことにも気付いていないのか、まだ泣き続けている。
と、突然
ドンドンドンドンドンとドアを叩く音が響いた。
割と尋常な叩き方ではない。
「ちょっと大家ですけど!いるんでしょ!」
ドアを叩いている人は間違いなく大家さんだ。
そして要件は間違いなく騒音だろう。
お兄さんの顔は引き攣って青ざめている。
「ゆゆゆっ!だっしゅつしたよ!」
その隙に、拘束の緩んだ足からまりさが抜け出した。
自慢の帽子が少しクシャクシャになったが気にしている場合ではない。
「おちびちゃん!いまおにーさんがなおしてくれるからね!まっててね!」
まりさが大声で赤まりさに呼びかける。
「あっ!やっぱりいるんじゃないちょっと!早くあけなさいよ!」
ドンドンドンドンドンと、ドアを叩く音がまた響いた。
このアパートはペット禁止だった。
今までの二週間は比較的穏やかに過ごしていたために気づかれることはなかった。
隣の部屋には聞こえていたかもしれないが、静かにゆっくりしているゆっくりだったので見逃されていたのだろう。
しかし、今回の騒音は流石に容認できるものではなかったようだ。
大家にもゆっくりを飼っていることがバレてしまったし、畳のシミも見つけられてこってりしぼられた。
「ゆっくりを飼った結果がこれだよってか…」
さすがにもう飼っていられない。
この不況で仕事も危ういのに、住所不定にだけはなりたくない。
手間も金もそんなにかからなかったとはいえ、お兄さんはまりさたちをあっさり手放すことにした。
まりさを譲ってくれた知人に連絡を取ろうとしたが音信不通になっていた。
「あれもこれも、不況のせい政治のせいってね。…こいつらは自業自得ってことで」
「ゆぅ…おにーさん…」
「おにーしゃん、まりしゃあまあまもっとほしいよ!!」
今日は天気が良かったので少し遠出してピクニックだ。
このあたりは街中とはいえ人通りも少なく自然も多い。
ゆっくりがゆっくりするには最高の場所だろう。
「あまあまはもうないんだ、かわりにたかいたかいしてあげるぞ?」
「ゆっ!まりしゃたかいたかいのほうがいいよ!ゆっくりあしょんでね!」
まりさは落ち着かない様子でこちらと周囲をチラチラと見回している。
辺りには捨てゆっくりと思われるゆっくりが数匹いるようだ。
こいつらはバスケットの中で眠っていたようなので知らないだろうが、ここに来るまでに数匹のゆっくりがすり寄ってきた。
「おにーさん!れいむはとってもいうことをきくよ!おにーさんのおうちでもっとゆっくりしたいよ!」
「わかるよーちぇんはやくにたつゆっくりなんだよー!だからかってほしいんだよー!」
「むきゅ…おにーさん…ぱちぇをおねーさんのところにつれていって…」
どいつもこいつも薄汚れてボロボロだった。
あまりにしつこかったのと、まりさたちが起きた時にまとわりつかれても邪魔なために蹴り潰した。
今日からまりさたちもこいつらのようになるのかと思うと複雑な思いだ。
「ふぅ、お兄さんは少し疲れたから向こうで休憩してくるよ。まりさたちはせっかくの外なんだからいろいろ探検してくるといい。」
「ゆっ!いいのおにーしゃん!?」
「ゆゆゆっ!だめだよおちびちゃん!まりさもおにーさんといっしょにいるよ!」
「ゆぅーっ!どうちて!?ぷくぅー!!」
「俺はどっちでもいいけど…いいのか?これから新しい仕事が始まるから全然構ってやれなくなるぞ?お外に来れるチャンスなんて多分ないだろうなあ」
「おかーしゃん!まりしゃたんけんしちゃいよ!」
「ゆぅ…」
結局まりさは赤まりさに押し切られる形で探検に出かけた。
「ゆっくり探検していってねー」
終わり
最後まで見ていただいてありがとうございました。
書いた人:有機野菜
最終更新:2009年02月14日 03:24