ぱちゅりーの失敗-4(前編)

注意!!!
HENTAIネタがあります
「ぺにぺに」「まむまむ」あります
今回虐待はありません
独自の解釈・設定があるので超注意
時代設定とか目茶苦茶です
一種のパラレルワールドとして考えてください
作者は恥知らず ← これ重要
ぱちゅりーの失敗-3の続きです
「てめぇ、まだ書いてたのかよ!」と思った方はバックした方がよさげです





ぱちゅりーの失敗-4

あらすじ

①おねえさんがゆっくりにやられそうになったー→おばさんアッパー!
②HENTAIお兄さんに頼んでゆっくりを犯して貰った→ぬふぅ
③れいむ、加工所へ→ゆっくりできなかったよ!!!
④③からどのくらい経ったか分からない←いまここ





「さて、と」
部屋の片隅に設置した大型の透明な箱に三匹を入れる。

まりさとぱちゅりーはずっとれいむの心配をし、元気づけていた。

「おねえさん!!! どぼじででいぶをだずげでぐれながったの!!!」
「ひどいんだぜ!!! れいむにあやまってね! まりさたちにもあやまってね!!!」
「飼い主失格よ!!!」
ぎゃーぎゃー騒ぐ三体を放置し、部屋を出るお姉さん。
戻ってきたときには昨日捕獲した野生のまりさとれいむを抱えていた。

「さて、無駄な物は本来あるべき形に戻しましょうね」
「ゆ? なにいいたいのかわからないんだぜ?」

お姉さんは野良まりさを取り出し、ぺにぺにの部分に丸い型を押しつけ取り出した。

「ゆぎゃあっjfりあじゃいjfだおいうwjへfs」
うめく野良まりさ、お姉さんは野良まりさを放置し、野良れいむにも型を押しつける。
「………!!!!!!!!!」
二匹のぺにぺにのあった部分はただの穴となり、餡子が流れ出ているだけになった。

「や、やめてね! ぱちぇたちには変なことしないでね!!!」
「そ、そうなんだぜ!!! まりささまたちは…」
お姉さんは聞く耳持たずと言わんがばかりにまりさを掴み上げる。
そして、
「ゆぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああああ!!! ばりざのぺにぺにがあああああああ!!!」
まりさもぺにぺにの部分を型を使って取り出す。
ぱちゅりーも同様に。

そして野良からとったぺにぺにの部分を移植。
小麦粉を溶いた物で蓋をして、オレンジジュースをかける。

激痛に声も上げられなかった二匹はオレンジジュースで息を整えるが、それでもまだ完璧には回復していないようだった。
「お腹すいたでしょう? 今食べもの上げますね。」
お姉さんは野良二匹を手早く真っ二つに引き裂き、三匹の箱に投げ入れる。

「こんなのだべれないよおおおおおおおおおお!!!」
れいむは当然抗議する。他の二匹は抗議せずに黙っている。

「あら、他の二匹はそうは思っていないみたいですけど?」
お姉さんが指さした方ではまりさとぱちゅりーが野良の死体を貪っていた。
れいむは一週間加工所で苦しめられていたとはいえ、栄養状態だけは管理されていたので元気があるが、
残りの二匹は大した食事も取れないまま二週間暴行を受け続け、更に先ほどの手術で完全に参っているようだ。
とにかく体調を戻すためにゆっくりの死体を貪る。
やがてれいむも涙目になりながら死体を貪り始めた。

三匹が死体を貪っている間にお姉さんは部屋を出て行った。
十数分後、部屋に戻ってきた頃には、ビニール袋三つを持っていた。

「むきゅ、それはなんなの?」
「ふふ、すぐに知ることになるわ。」
お姉さんはビニール袋を逆さまにし、中身を箱の中にあけた。

「「「んほおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」」」
発情ありすである。

「「「いやあああああああああああ!!! やべでえええええええええええええええ!!!」」」

先ほどの食事で少しは回復したとはいえ、まだ体を自由に動かせるほどではない。
三匹はありす達に良いように犯されるのであった。
しかもまりさとぱちゅりーは先ほどぺにぺに、つまりまむまむを取り替えたばかりなので完全に癒着しきっておらず、
感じるのは肌を引き裂く激痛のみ。

「なんでごんなごどずるのおおおおおおお!!! だずげでよおおおおおおお!!!」
「むぎゅうううううううううううう!!! ひどいわああああああああ!!!」

「酷いことなのかしら?」
「あだりまえだよおおおおおおおおお!!!」
猛抗議する三匹。
折角、あの意地悪なじじいや加工所から帰れたのに何で? と思っている

「でも、あなた達も私に同じ事しようとしたわよね?」
「ゆびぃっ!」
「因果応報よ。あなた達は私を犯そうとした。だから、それに応じた報いを与えているのよ」
つまりは、自分がされそうになったことを人間のやり方で三匹にやり返してやった。と言うわけだ。

「んほおおおおおおおおおおお!!! すっきりー!!!」
激痛以外に感じるものがなかったぱちゅりーとまりさ以外はすっきりー宣言をする。
お姉さんはいつも通りにこにこ顔でありすを真上から木刀で突き刺した。
「ぎっひぃぃぃぃぃいぃぃぃいいい!!!」
刺さったままの状態で二匹目、三匹目と突き刺し、

「ダンゴ三姉妹♪ ってところかしら」
うるさく、またグロテスクな巨大串団子を持って行った。
れいむの頭からは茎が生え、まりさ、ぱちゅりーは胎生にんっしんっした。


「一人一つずつですよ」
お姉さんはそう宣言し、れいむの頭になった実を一つだけ残して全部切り取った

「やめでええええええ!!! でいぶのあがちゃんんんんん!!!」
「こうして間引いておけば一匹元気なのが出来ますよ?」

数時間後、れいむの頭の茎から赤ゆっくりが自然に落ちてきた。
ゆっくりちていってね!」
「ゆ"、ゆ"っぐり!! ゆっぐりぢでいっでねええええええ!!!」
出産自体は何度目か覚えても居ないし、レイプされて出来た子供であったが、
それでもれいむは自分と同じ種の赤ゆっくりが生まれたことに感激し、涙を流して喜んだ。

そして、加工所最終日のようにこの赤ゆっくりだけはきっと立派に育ててみせると誓った。
今度は加工所内ではないし、ぱちゅりーとまりさもいる。きっと大丈夫。そう思っていた。

「むきゅぅ…」
しかし、ぱちゅりーはお姉さんが自分達を虐待するために子供を産ませようとしている物だと考えていた。
そもそも、お姉さんがあのHENTAIをけしかけたせいで自分たちはHENTAIお兄さんに犯されたのだし、
それからHENTAIお兄さんの家に預けたのもお姉さん。
自分たちの自慢のぺにぺにを切り取って野良の粗末なぺにぺにを取り付けたのもありすをけしかけたのもお姉さん。
そして、ありすをけしかけたときにお姉さんは自分たちが襲った事を怒っていることを示唆した。

-あのお姉さんはもうゆっくりできないかもしれない
そうなれば、目の前の赤ゆっくりも自分たちの子供も無事で済むとは思えなかった。

しかし、れいむの出産から数時間後、お姉さんはれいむの赤ゆっくりをかわいがり、カスタードクリームを与えたりしていた。
そして翌日、ぱちゅりーとまりさも産気づいた。

「むきゅ、むきゅ! ゆううううぅぅぅぅぅぅぅうう! く、くる、しい…」
「ぽんぽんがいたいんだぜええええええ!!!」
完全に癒着しきっていない産道はめりめりと音を立てる。
そして、
めり、べりっ! ごろごろ…

「むぎゃあああああああああああ!!!」
「ゆぎゃあああああああああああ!!!」

二匹のまむまむを付け替えた箇所は赤ゆっくりと共に体外に排出された。
産道に半身をくるんだままもがく赤ゆっくり
まりさとぱちゅりーは激痛で赤ゆっくりどころではない。

れいむがのたうち回る二匹に変わり、赤ゆっくりを締め付ける産道を噛み切って自由にしてやる。

「ゆ"ぅ"う、ゆ"ぅ"う、あ"あぁ"、」
締め付けられる苦しみから解放された赤ゆっくり達は呼吸を整え、

「「ゆっくちしていってね!!!」」
苦しみもがく自分たちの親に挨拶した。
その一生懸命な挨拶を聞いて、二匹は未だ続く激痛を堪え、
「「ゆっくりしていってね!!!」」
と元気に答えた。
レイプされて出来た子供ではあったが三匹はそれぞれ自分と同種の子供を産んだ。
産むときは激痛だったし、今でも痛い。
だが、自分の産んだ子供は可愛かった。
こんな可愛い子供を見たらきっとお姉さんは自分たちが襲った事なんて忘れて前のように仲良くしてくれるに違いない。
そう思った。

お姉さんが帰って来ると、お姉さんは二匹を野良の皮を使って治療してくれた。
ただし、ぺにぺにのある部分は直さなかったので、以降胎生出産で赤ゆっくりを産むことは出来ないが、
二匹にはすでに自分によく似た赤ゆっくりがいるのでそこまで気にはしなかった。

そして、それからの生活はそれなりに快適な物だった。
庭には柵とゆっくり用の小屋がもうけられ、昼間はそこで自由に出来たし、餌もきちんと与えられた。
お姉さんは赤ゆっくりを潰したり、虐めたりすることもなく可愛がってくれる。
夜は何もない部屋ではあるがそこでゆっくり出来た。
お姉さんは赤ゆっくり意外にはあまり関心がないのかほぼ無視したが
三匹は赤ゆっくりが可愛がられて居たので特に不満はなかった。

道行くゆっくり達に馬鹿にされたりすることもあったが、向こうから侵入することも出来ないので放置した。
一週間もすると赤ゆっくり達は子ゆっくりほどの大きさに成長した。
その間親饅頭三匹はお姉さんに感謝し、襲ったことに対する懺悔をした。
前の飼い主がHENTAIお姉さんで、自分たちはその時に体を改造されたことや
本で見た官能小説に影響されて人間を襲おうと考えたこと、
痺れ薬を手に入れるために他のゆっくりを陥れたこと。等々。

お姉さんはいつもニコニコ笑顔で話しを聞いてやった。
「あなた達、今幸せかしら?」
ゆっくりしあわせだよ!!!」
三匹は同じ答えを返した。
可愛い我が子と何不自由なく過ごせるこの瞬間はとても幸せなのだろう。
たとえ、体付きゆっくり達に酷い虐待を受け、犯され、れいむに至っては加工所で生き地獄を味合わされた事実があっても


数日後

「はいこれ、頼まれてた物だよ」
「ありがとう、頼んでおきながら何ですが、誰がこんな物を作ったのかしら」
「ここからだいぶ離れた里に住んでるゆっくりの研究家が作ったそうだよ。」

「…あんまり聞きたくは無いんだけど、それを何に使うつもりなの?」
「実はですね…」


それから数時間後

お姉さんはゆっくり達を家に入れる。
その際に、予防接種だと言って、恋人から受け取った液体を親三匹に注射する。
いつもゆっくりを入れている部屋の中央に大きな透明な箱。
そして真ん中には上面に接着剤を付けた台。
ゆっくり達を箱に入れる。
サイズが大きめなので六匹入っても余裕がある。

お姉さんはまりさを持ち上げ、台の上に乗せる。
「ゆっ? なんなんだぜ?」
まりさは跳ねて降りようとしたが接着剤によりくっついているため台に固定され降りられない。
するとお姉さんは大きめの注射器をまりさに突き刺し、中の液体を注入する。

「いだいんだぜえええええぇえぇ!!!」
「やめてあげてね!! まりさがいたがってるよ!!!」
「おかあしゃんをいじめないでね!!!」
当然のように抗議するゆっくり達。

お姉さんは気にすることなく、次に包丁でまりさの頭を十時に切り開く。
「ゆぎゃあああああああ!!!」
「どおじでごんなごとずるのおおおおおお!!!」
「むぎゃああああああああ!!!」

「ゆ"べっ! ゆ"っ!」
べちゃっ! べちゃっ!
開いた部分から餡子を取り出す。
そして減った分だけお湯を注ぎ足す。

ゆっくり達の悲鳴を背に部屋を出る。
そして戻って来ると手に耐熱手袋を付け、真っ赤に燃えた石を糸につり下げ持ってきた。
焼け石を開いた頭の中に投入し、傷口を戻し、髪などを無視して水溶き小麦粉で蓋をする。

すると
「ゆ"ああ"ああ"あぁぁ"ぁ"ぁ"あ"あぁ"ぁぁ"!!! あぢゅい"いい"いい"いい"いい"い"!!!」
まりさの内部で解け合った水と餡子が焼け石により一気に温度を上げ、まりさを熱地獄にたたき落とす。

「いやあああああああ!!! ばりざああああああああ!!!」
「時にあなた達。『焼け石に水』って言葉知っているかしら?」
「ぴゃあああああああ!!! おがああしゃんんんんんん!!!」
「意味はさておいて、焼けた石に水をかけてもさして意味がないって言う事よ
だから、まりさの中に入れた石はずっとまりさを焼き続けるってことですね。ふふ、素敵!」
「ぞんなのどおでもいいから早くまりざをだずげでよおおおおおおおぉぉぉおおぉぉお!!!」

お姉さんは叫び声を全く気にすることなくうっとりとした表情で泣き叫ぶゆっくり達を見つめていた。

「ゆがががががが……」
まりさの体は所々ぼこぼこと隆起と陥没を繰り返し、中の水と餡子の混合物が沸騰していることを物語っていた。
ぐつぐつ…ぶしゅっ!!
「ぎゅぴっ!」
ついにまりさの皮を突き破り沸騰した餡子がぎゃあぎゃあ喚くゆっくり達に降り注いだ。

「あぢゅいいいいいいいいい!!!」
「もうやだ!! おうぢがえるううううぅぅぅ!!!」
「いだいいいいいぃぃぃ!!!」

目も破裂し、あにゃるや口からも沸騰した餡子が降り注ぐ。
「ぐちゃいいいいいいい!!!うんうんがあぢゅいよおおおおぉぉぉおおぉお!!!」
「ゆぎゃああああああぁぁぁぁぁぁああ!!」
「gじゃkjりおあjんぱえふりあlhgbpf;あいうwgrけhg;j」

まりさの沸騰した餡子から押し合いへし合い逃げまどう饅頭達。
まりさは体のあちこちが破裂し、そこから熱で餡子が吹き出す。
お姉さんはただ、うっとりとした表情でこの地獄絵図を見るだけ。

まりさの叫び声が聞こえなくなると、ハンドミキサー片手にまりさに近づく。
まりさの頭から糸を引いて焼け石を取り出し、ハンドミキサーを突っ込み、スイッチを入れる。
モーター音と共に沸騰した餡子がかき回され一層激しくまりさが痙攣する。

「ぼおやべでええぇぇぇぇぇええ!!!」
「ばりざ!!! ばりざあぁぁぁぁあああ!!!」

れいむとぱちゅりーは痙攣するまりさから漏れる沸騰餡子を被りながらも懇願する。
カチッ「よし、これでいいわ」
お姉さんは十分に中身をかき混ぜハンドミキサーを引き抜く。
そして、頭からオレンジジュースをかけ、台から下ろす。


次はれいむの番だ。れいむも同じように頭を切られ、餡子を掻き出され、そこにお湯を流し込まれ、
焼け石を入れられ、ミキサーでかき混ぜられた。
おそらくもう死んでいるであろう二匹のうち、
まりさはもう餡子が冷めてきたのか、ぴくりとも動かなくなっていたが、
れいむは餡子の沸騰がまだ収まらないのであろうか、体中がぼこぼこと隆起と陥没を繰り返していた。
その様子と残されたぱちゅりーと子ゆっくり達の姿に満足すると、部屋を出た
お姉さんが部屋を出ると残された饅頭達はまた悲鳴を上げ、まりさとれいむの死を悲しんだ。

しかし、その翌日
「ゅ、ぅ…」
わずかにまりさが声を上げた。
「むきゅ! きせきよ!!!」
「おかぁしゃぁああん!!!」

全員がまりさの生還を喜ぶ。その後れいむも復活した。
しばらくすると、二匹ともだいぶ回復したようで普通に会話できるようになっていた。
助かったのは、注射された加工場産の特殊な薬の為だった。

この薬を使うと、体の餡子が全て流れ出ない限り死ぬことは無い。
そのため、普通なら中枢餡子をぐつぐつに煮込まれた時点で死んでしまうが、二匹とも死を免れたのだ。
しかし、
「うごけないよおおおおおおお!!! おめべもみえないいい!!! どぼぢでえええぇぇぇぇ!!?」
「ゆぐぅぅうううう!!!」
動けない見えない。
昨日流し込まれたお湯の中には溶いた寒天があったため、それが凝固し今や二匹は皮を被ったヨウカンとなったのだ。

「むきゅ! きっといまはつかれてるからうごけないんだわ!!!」
ぱちゅりーたちは全員ですりすりしたり、ぺろぺろ舐めたりして過ごしていた。

未だ透明な箱の中ではあったが死んだと思っていた二匹の生還に喜びそのことは些細な問題であった。

しばらくすると惨劇の元凶がやってきた。
「あら、やっぱり死ななかった」
「なんでれいむとまりさにこんなことしたの!? ぱちぇおこるわよ!!!
お姉さんが酷い事しなければみんなゆっくりできたのに!!!」
ぱちゅりーと赤ゆっくり三匹は一生懸命お姉さんを非難する。
れいむとまりさは昨日の出来事から恐怖の表情を貼り付け、ぴくりともしない、いや出来なかった。

「むきゅ!!! あやまってね!!! れいむとまりさにあやまってね!!!」
「なぜ?」
「ぱちぇたちはいままでしあわせ~! に暮らしてきてたのよ!!!
お姉さんのせいでしあわせ~! じゃなくなったのよ!!!」
激昂してしゃべるぱちゅりー。

「あら、自分たちがしたことを忘れたんですか~?」
嫌みを込めて言い放つ。
「あなた達のせいで仕事を無くして、婚約者には逃げられて、
両親には縁切られて、私本当にひどいめにあったんですけどぉ?」

ぱちゅりー達を透明な箱に閉じこめている間その事実を知らせなかったため、
初耳と言うことになる。
元凶となった三匹はやっと気がついた。
自分たちがHENTAIお兄さんの家で虐待され続けたのも、
れいむが加工所で生き地獄を見せられたのも、
ありすにレイプされ、子供を産まされたことも、
生きたまま餡子を沸騰、かき混ぜられたのも。
全てこのお姉さんが自分たちに復讐している事だと。
そして、その復讐はまだ続いている、と言うことを。

このままでは自分たちだけでなく、自分たちの可愛い子ゆっくりまで虐待され、殺されてしまう。
いや、そのためにわざわざ産ませたのだろう。
「おちびぢゃんにげでえええぇぇぇぇ!!!」
出せる限りの声で子ゆっくりに逃げるよう伝えるが、今は箱の中。
どうあがいても逃げられない。


ちなみに、再就職先も見つかっている。
両親は根も葉もない噂を信じ、娘を信じなかったことを後悔し、
お姉さんと話し合い、謝罪し勘当を解いた。
元婚約者も時が経てば、噂の矛盾に気付き、お姉さんに復縁を申し込んだが、
すでにお姉さんの心が離れた後だった。
彼はこれも相手を信じてやれなかった事の結果だと受け止め、涙を飲んだ。

だから、本当はこれらのことなどどうでも良かった。
ただ純粋に自分たちのしたことで苦しめられていることを思い知らせ、
もっと苦しめてやろうと考えていたのだ。

「どうですかぁ? 理不尽に幸せを奪われるって!」
にやにやと、酷く下品な笑みを浮かべながら問う。

「いやああああああ!!!」
「おかああしゃああああん!!!」
この後自分たちがまりさとれいむのように虐待されるであろう事を想像し、
その場にいた全員が恐怖し、泣き叫んだ。

「さあ、次はお医者さんごっこをしましょうね。くすくす…」
まず子ゆっくり三匹が捕らえられ、中型の箱にしまわれた。

「ごっちこにゃいでええぇぇぇぇぇ!!!」
次はぱちゅりーに近寄る。いくら叫ぼうが、跳ねようが無駄だった。
お姉さんはぱちゅりーのナイトキャップを放り捨て、髪を掴み、

びたん! 「うべっ!」 びたん! 「むぎゃっ!」 びたん! 「ああ"ああ"あ"あ"!」

「むげぇぇぇぇえええ!!!」
何度も壁に叩きつけた。

「おがああしゃあああああん!!!」
「ばちゅりいいいぃぃぃいいい!!!」


やがてぱちゅりーが抵抗出来なくなると、底部に指を突き立て、逆さまにして顔に近づけ、
「ああ、これは酷い怪我ですねぇ。すぐに治療しないと死んでしまいますわぁ。
手術を始めましょう。私の治療は麻酔無しですよぉ…。」
にやにやしながら宣言した。

ぱちゅりーは散々壁に叩きつけられたため、体中傷だらけ、片方の眼窩は崩れ、
目玉が半分ほどこぼれている。
加えて、底部は指を突き刺され穴が開いている。
瀕死状態なのは誰の目でも明らかだった。

みりみりというゆっくりの生皮を剥ぐ音と悲鳴が木霊した。




ぱちゅりーが意識を取り戻すと、体中あちこちが傷む、近くにあった鏡で自分の姿を見ると
そこにはあちこちツギハギのように肌の色が変色していて、目の色も左右で異なり、所々金髪や黒毛が生えている自分の姿があった。
そして、周りに散らかる子供達の残骸。
「!!!!!!」
全てを悟った。子供達の皮を剥いでぱちゅりーの破れた皮の補修を行い、髪の毛もお好みで植毛、
そして目玉やまむまむも移植されたのだ。

もはや泣き叫ぶこともままならない。
愛する子供達は自分のパーツとして殺され、手下のまりさとれいむも動けなくされ、
自分も酷い虐待を受けた。
これ以上ここにいても殺されるだけ。何とかここから逃げ出さなければならない。
そう思い辺りを見回すと窓がわずかに開いているではないか。
今はお姉さんもいない。逃げるには今しかない。
ぱちゅりーは這いずって窓へ向かった。

「ぱちゅりー! れいむたちをたすけてよ!!!」
「そうだぜ! ひとりだけでにげるなんてずるいんだぜ!!!」
ちらりと見るとれいむとまりさにも小さな目が移植されていた。
ぱちゅりーはチッと舌打ちした。
この二匹に騒がれたらお姉さんが来てしまうかも知れない。
何一つ役に立たなかったくせに、邪魔だけはしてくる二匹にはもううんざりだとぱちゅりーは思った。

「役立たずな馬鹿はそこでお姉さんに殺されると良いんだわ!!! せいぜいゆっくり苦しんで殺されてね!!!」
ぱちゅりーは捨て台詞を吐き、窓から脱出した。


「ええ、予定通りですわ。今、東の方へ逃げましたから公園近辺で張っていれば捕まえられますわ」
お姉さんはこそこそと這いずって逃げるぱちゅりーを見送りながら電話先の相手にそのことを伝えた。




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最終更新:2022年01月31日 03:30
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