ゆっくりいじめ系2341 ゆっくり地球防衛軍 前編 その1

ゆっくり虐めSS   ~YDF~ ゆっくり地球防衛軍2017   前編 その1




   【前書き】
これが初SSとなります。
所々改行とかが変な所があったりするでしょうがどうぞよろしくお願いします。
元ネタはPS2、XBOX360の地球防衛軍シリーズです。
[[ゆっくり]]がでかいです、ハイスペックです。
[[ゆっくり]]が人間を捕食します(設定だけです、描写はないです)。
各シリーズのネタが入り乱れてますがそこんとこには目をつぶって下さい。
あるキャラが喋りません、喋るけど喋りません。原作でも喋らないので、台詞を入れるのは無粋だと思い喋らせませんでした。
楽しんで頂ければ幸いです。





《2013年》 異星生命体のものと思われる飛行物体が確認される。
      「ゆっくりしていってね!」と奇声を発する異星生命体を「ゆっくり」と呼称

《同年》  ゆっくりへの接触を試みるも彼らは呼びかけに応じず

《2014年》 様々な努力にも関わらずゆっくりについてはすべてが不明もまま

《2015年》 最新鋭の装備を持つ連合地球軍「YDF(Yukkuri Defense Force)」が設立される

《2017年》 ゆっくりの大群が飛来、はたして彼らの目的は・・・





この国の首都、東京に巨大なゆっくりが近づいていた。
私はまだそれの名前を知らないが、後に『まりさ』と呼ばれる種であった。
そのゆっくりは外見こそ通常種のそれであれ普通とは明らかに違っていた。
まず、まりさ種であるのに飛行していた。れみりゃ種やふらん種のように羽もないのに、である。
そして最も異質なのが、遠目からでも分かるその大きさである。何m、とかそういう問題ではない。
一体、何kmはあろうか、大きい、大きすぎるのだ。
私はその馬鹿でかい顔面を眺めながら、昔に観た巨大隕石が地球に落下してくる映画のことを思い出した。
その生首は大きく口を開けてそのサイズに似合った大声でこう言った。

「ドスの名前はドスまりさだよ!ゆっくりしていってね!!」
「「「「「ゆっくりしていってね!!」」」」」

ドスまりさの後に続いていくつもの重なり合った声で彼らの『挨拶』が聞こえてくる。
そしてドスの帽子から何十匹もの生首が飛び出してくる。
こいつらの大きさはせいぜい5~6メートルだろう、でかいことに変わりはないが。
なんだか明らかに帽子の体積より多い量が出てきているのだが・・・。
ドスはまた大きく口を開け、

「この星さんは強いどすのおうちだよ!!弱くてゆっくりしてない人間さんたちは早くここから出て行ってね!」
「「「そーだよ!!このゆっくりしたほしさんはれいむたちのものだよ!おいしいはっぱさんもみずさんもぜーんぶれいむたちのものだよ!」」」
「「「ゆへへ!そうなんだぜ!よわっちいにんげんはゆっくりしないではやくしぬべきなんだぜ!」」」
「「「むきゅきゅ!よねんかんもようすをみてわかったわ!こいつらはぞくにいう『ざこきゃら』よ!かんたんにたおせるわ!」」」
「「「うふふ!ゆっくりとしたとかいはなありすにふさわしいうつくしいまちね!いなかもののにんげんはわたしたちの『えさ』になってね!」」」
「うー、うーあそことあそこにきれいなごーまかんがあるんだどぉー!おぜうさまのものなんだどぉー!」
「「「うー、うー」」」
ゆっくりしね!」
「「「しね、しね!」」」
「おぉ・・・」ヒュンヒュン

ほとんど同時に喋るから何を言っているのかよく分からないが要するに「死ね、出て行け、地球をよこせ」ということらしい。
「ゆっくりしていってね」と言っているのに早く出て行けとは・・・わけが分からない。
しかしこのままでは地球の危機なのだ、子供の時に毎週観ていた3分間しか変身できないヒーローの番組。
私はヒーローに変身できる主人公ではなく、あれの司令官に憧れていた。まさか現実になるとは思いもせずに。
手元のマイクを握り、『緊急放送』と書かれた赤いボタンに拳を叩き付けた。

「YDF!空軍・ストームチーム・レンジャーチーム攻撃開始せよ!他は第一級警戒態勢をとれ!!」




世界各地にとつぜん現れ、地球を侵略し始めたゆっくりたち、全世界のYDFは総攻撃を開始した。
だがしかし間の抜けた外見とは裏腹に、彼らは極めて恐ろしい戦闘能力を持っていたのだ。


「こちら結城!現在ゆっくりと交戦中!うわっ、何だこれは・・・ゆっくりの体液か?。違う、これは・・・あ、餡だーーーっ!」
「ゆっふっふっふ、よわいにんげんさんはれいむのあんこさんでゆっくりしんでね!」
「ゆぺぇっ、ゆぺぇっ!げらげらげら!またしんだね!」
「隊長がやられた!司令官!応援をください!このままでは・・・うわ、うわぁぁぁぁぁぁぁ!!・・・・・」
「ゆへへ、このゆっくりしたてがらはまりささまのものなんだぜ!ありさんをつぶすのとおんなじなんだぜ」
「なにいってるんだぜ!まりさのほうがおおくころしてるんだぜ!」

「総員、注意しろ!ゆっくりが吐き出すのは強力な酸(を含んだ餡子)だ!」


「早く!早くしろ!囲まれるぞ!」
「隊長!もうだめです!もう囲まれてます!・・・・ぎゃぁぁぁぁぁぁぁ!!」
「新入りがやられた!もうもたない!カバーしてくれ!」
「むきゅきゅきゅ、ちてきなぱちゅりーのさくせんのおかげでゆっくりしょうりはまちがいなしね!」
「さすがはどすの『さんぼう』なだけはあるわね、おなじゆっくりぱちゅりーとしてはながたかいわ!」

ある時は単純なはさみうちにかかり、部隊を1つ丸ごと死なせてしまった。


「うわああぁぁぁ う ご け な い!」
「アッハッハッハッ、アーッハッハッハッ 死ぬ、カスタードにまみれて死ぬんだよ!アッハッハッハ!」
「アーマーが溶けるぅ!」
「あらあら、くるっちゃうなんていなかものにもほどがあるわね、ゆっくりしてないからこうなのね」
「ほんとね、ありすほどのとかいはにはうんどうにもならないわ!んんん・・・なんだかからだがあついわね・・・」
「「んんんんん・・・んほぉぉぉぉぉぉ!   すっきりーーーーーっ!」」
「敵は油断しているぞ!戦闘開始だ!撃て!撃てっーー!」
「ゆぐっ!なに!?」
「こっちに気づいたぞ!」
「「「「とかいはなすっきりをじゃまするいなかものはしねーーーっ」」」」
「ひるむな!撃ち続けろ!」
「だめだ!敵の数が多すぎる!」

そして何よりも一番恐ろしいのがその数によるごり押しだ。
どれだけ作戦本部が頭を捻った作戦でも圧倒的な数の差をひっくり返すには至らない


そして同じころ、空軍も苦戦を強いられていた

「「「「うー、うー」」」」
「左主翼破損!墜落する!」
「ううー!ううー!にぱー!」
「くそっ、動きが読めない!」
「俺がやる!ミサイル発射!」
「うー?う、うがぁぁぁぁぁ」
「やった!撃墜したぞ!これで7匹目だ!」
「流石だな!ん、おい、また来てるぞ!」
「しね、しね!」
「なんだこいつ!、さっきの奴らとはケタちがいに速いぞ!」

質より量でせめてくるれみりゃ(胴なし)、量より質の精鋭ふらん(胴なし)
そして・・・

「こちらバゼラートチーム(戦闘機隊)!ドスまりさを一気に叩く!全機俺に続け!」
「「「「「了解!!」」」」」
「ゆっ?なんだか周りがうるさいよ?」
「むきゅ、あれは『ひこうき』よ。ゆっくりしてないのりものよ。ほっとくとこうげきされていたいいたいされるわよ!」
「ゆ、そうなの?じゃあうるさいはえさんたちはゆっくりつぶすよ!」
「ドスまりさの口内に高エネルギー反応!こっちを向いています!」
「あれはまさか・・・、まずい!離れろ!ドスの側面に回れ!」
「だめです!間に合いません!」
「ドススパーーーク!!」

訂正・・・空軍は壊滅状態に追い込まれた。


「ゆゆっ!全部おちたね!まりさに逆らうからこうなるんだよ、ゆっくり身の程を知ってね」
「むきゅきゅ、このちょうしでいけばこのほしがぱちゅりーたちのおうちになるのもゆっくりじかんのもんだいね!!」
「そうだねみんな!このままばかなにんげんさんをたおしてこのほしをゆっくりまりさたちのおうちにするよ!えいっえいっゆーーーっ!!」
「「「「「えいっえいっゆーーーっ!!」」」」」
「ここはまりさのゆっくりぷれいすだよ、ゆっくりできない人間さんは出て行ってね!!!」
「「「「「ここはれいむのゆっくりぷれいすだよ、ゆっくりできない人間さんは出て行ってね!!」」」」」
「「「「「ここはまりさのゆっくりぷれいすだよ、ゆっくりできない人間さんは出て行ってね!!」」」」」
「「「「「ここはぱちゅりーのゆっくりぷれいすよ、ゆっくりできない人間さんは出て行ってね!!」」」」」
「「「「「ここはありすのゆっくりぷれいすよ、ゆっくりできないいなかものは出て行ってね!!」」」」」
「「「うー!!うー!!」」」
「「「しね!しね!」」」
「・・・」
「「「「「「「ゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラ!!!!!」」」」」」」



空軍がなくなってしまった今、YDFに残っているのは陸軍のみだ。
陸軍は主に、いくつかのチームに分けられている。


 【スカウトチーム】
正式名称「偵察隊スカウトチーム」
主な任務はに偵察、情報収集を目的とした斥候部隊である。彼らは必要最低限の装備しか持たず、戦闘には向かない。
人数は2番目に多い。

 【レンジャーチーム】
正式名称「強襲歩兵隊レンジャーチーム」
YDFの中で最も人数が多い。
部隊ごとにアサルトライフル・ショットガン・ロケットランチャー・スナイパーライフル・ミサイル・グレネードランチャーなど
1つの装備で固定されていたり、1つの部隊にさまざまな装備を持った隊員がいたりと最も前線で活躍するチームである。
隊長は赤いヘルメットを、隊員はグレーのヘルメットを着用している

 【ストームチーム】
正式名称「特殊遊撃隊ストームチーム」
最も数が少ない、その代わりに精鋭揃いのエリートチームである。
1部隊の人数こそ少ない(たった1人の時もあるのだ!)が、それを補うだけの実力を持っている。
技術部の開発した新兵器の実戦でのテスト使用なども彼らが行っている。


すなわちこの3つのチームこそ、YDFに残された最後の希望である!


[スカウトチームによる[[ゆっくり]]のレポート]
ゆっくりは雑食で、動物、植物、人間など有機物は大体捕食できるようだ。
人間にとっての毒や劇物などは彼らにとっても有害らしく、食べない(食べた場合餡子を嘔吐し、あまりその量が多いと死に至る)。
攻撃方法は巨体を生かした体当たりと強酸餡子のようである。
ゆっくりの体が何で出来ているかは未だ不明である。
しかし地球上の物質でいうと最も近いのは饅頭の皮と、強酸が含まれていることを除けば餡子とカスタードクリームらしい。
れみりゃ、ふらん種は口から餡子ではなく特殊な光線を発射するようだ。
ロンドンで確認されたティガれみりゃという巨大な個体により、光線が「フヤジョウレッド」という名前だということが分かった。
ふらん種については「死ね!」としか言わないので不明である。
そして、ドスによるおうち宣言の時にのみ確認された、高速で頭(体?)を振り回す個体についてはまだ何も分かっていない。
尚、技術部は戦闘後に彼らの死骸を回収し、新しい武器や防具を開発中とのことである。
                                          [YDFレポート 終]


     その2に続く

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最終更新:2022年01月31日 02:35
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