ゆっくりいじめ小ネタ419 厚みのないゆっくり

「「ゆっくりしていってね!!!」」
お決まりの台詞。もう何回この台詞を聞いたのかわからない。
黒と白で出来たその体。もう何度見たのか数えることさえできない。


今日はとても暇だった。だからだろう。自分でもとてもとても無駄な事だとわかっているのに
職人みたく新たな物を作ることもできない。それでもいい。暇さえ潰せたら。



「「虐待していってね!!!」」
二匹はおよそゆっくりとはかけ離れた事を喋っている。
そうなるように弄ったのだから当たり前なのだが、先ほどの台詞を言ったと時と
全く同じなんともいえない笑顔で言われると違和感を覚える。



手始めにまりさの顔を拳で殴ってみた。
伸びた腕がメキョっと変な音を立てながらまりさの顔に突き刺さる。
「ゆ゛っ!!!」と喋ったがそれ以上は何も言わなかった。
拳が顔面に刺さったままだからかも知れない。


拳を引き抜いて見る。顔は殴る前と同じ状態に戻っていた。
いや、よく見ると目から何かが流れているのがわかった。
そしてもう一つ。


「い゛や゛だあああ! ゆ゛っぐり、じだいいいい。」
とてもゆっくしていない発言だ。



もう一度、拳で殴ってみる。
先ほどと全く同じく、「ゆ゛っ!!!」と喋るまりさ。
これで拳を引き抜いたら先ほどとなんら変わりない。
なのでちょっと工夫してみた。


拳を引き抜いたまりさの顔は相変わらず泣き顔だった。
だが今度は何も喋らない。その代わり口からは黒だけで構成された餡子を吐き出していた。
餡子というよりは血が噴出したかのような状態である。



とりあえず、まりさはこの辺で一旦止めにしておこう。次はれいむだ。



「たすけてくれてありがとう!!!」
かわいがってくださいと書かれたダンボールのような物に入っていたれいむはそう言った。
ただ他所から持ってきただけで助けた訳ではないのだが。



箱を消してれいむだけを置いた。頭にクエスチョンマークを浮かべて、よくわからないと言った顔で
こちらを見ている。
まずは両手で頬を引っ張ってみた。
気づいたのだろう。ビックリマークが頭の上に浮かんでいる。
ちょっと強く引っ張ってみる。れいむは何も喋らないが、目からはまりさと同じように
涙が流れていた。
れいむの皮はどんどん伸びる。餃子の皮みたくなった。


「・・・・!!!」
喋れないのか何も言わなかった。ただ何を言いたいのかはよくわかった。



まりさとれいむの二人を並べてみた。
彼女らは文字通り白目で口を大きく開けながらガタガタと震えていた。
「ごめんなさい冗談だからやめて!」


そんな台詞で止めるようなら最初からやっていない。私は遠慮なく
二匹の体を横にスパッと切断した。
しかしこれだけでは終わらない。すぐさま切断面を繋ぎ合わせると
次は縦に切断した。


「ごべんなざい!!!」
「ぼうゆるぢで!!!」
縦に切り裂かれた切断面をまた繋げる。

次はれいむを縦に切断した上で、まりさの顔に包丁を刺す。
まりさは帽子がなければ顔がわからないほどにグチャグチャにされ
「ゆ゛ぎゃッ!」と哀れな声を上げていた。


れいむは切断面が見える切り方だった。
「ゆべぇっ!」と見せた中には点がたくさんあった。もしかしたらつぶあんなのかもしれない。



そうして同じような事を何回もやっていたが、いい加減飽きてきた。


「ゆっくりしていってね!!!」
まりさとれいむは最初の時と同じ顔でまったく同じ台詞を言っていた。


その上に現れたのは爆撃機。その近代兵器から落とされた何かは
町ごとまりさとれいむを爆破した。








「休日になにやってんだ俺は……」
頭を抱えながら俺はPCの画面を見た。
目の前にはゆっくりしていってね!!!のAAで一番有名なAAある。
まりさとれいむ。
なんとなく始めたAA弄りではや4時間。どうやら自分には才能がないらしい。



「スーパーいって惣菜買ってこよ。」
画面に映っているのは「うー!うー!」とうなり声を上げて上機嫌そうな顔のれみりゃ。
傍らにはりぼんと帽子が落ちている。
それもPCをシャットダウンすると消え去った。



「現実にいないかな……れいむとまりさ。」
男はノソノソと家のドアを開けた。
何かを期待しながら開けたが、何もあるはずもなく
そのままスーパーへ歩いていった。





【あとがき】
ゆうかりんに蝿王様の産卵食らわせたいです。
マリ先生とアマネ(マインドと二人)は俺の嫁。一夫多妻制さんせー。


by バスケの人

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最終更新:2009年03月19日 18:45
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