※この作品独自の設定があります
※細かいことは気にしないでください
※うでまりささんとは一切関係ありません
ある森の奥深くに、今まで人目に触れたことのない
ゆっくりの集落があった。
その群れはドスや希少種のような有力者こそいなかったが、他に類を見ない特長によって発展し続けてきた。
その群れの特徴。それはその群れの構成員の大半が「手」を使うことが出来るという点だ。
「みんな、ゆっくりよういした?」
「「「「「ゆっくりよういしたよ!」」」」」
「それじゃあ、ゆっくりかりにいくよ!」
「「「「「ゆーゆーおー!」」」」」
そんな掛け声とともに意気揚々と群れの巣の密集地から飛び出したのはまりさをリーダーにした6匹の成体ゆっくり。
彼女たちのうち5匹の手には尖った石やこれまた尖った刺突用の木の枝数本など、思い思いの武器が握られている。
もっとも、人間や胴付き、一部の特殊な種のように本当に手が生えているわけではない。
「おちびちゃんたち!みんなといっしょにおはなさんのかんむりをつくるよ!」
「「「ゆっくちがんばるよ!」」」
「ぱちぇとれいむがやりかたをおしえてあげるから、ゆっくりみてなさい!」
と、子ども達に指示を出しながらもぱちゅりーは揉み上げを巧みに操って花の冠を作り上げていった。
そう、この群れのゆっくり達は皆、自分の髪の毛の一部を手のように扱うことが出来るのだ。
おかげで植物でものを結えるという技術を習得しており、簡単な道具を作る技術を持ち合わせていた。
「まりさはかわさんをわたってくささんをさがしてくるよ!」
「むきゅ〜、ぱちぇたちはかわさんをわたれないからきをつけてね!」
「ゆっへん、えださんがあるからだいじょうぶだよ!」
元より揉み上げを操る個体のいたれいむ種はもちろん、ぱちゅりーやまりさも髪の毛を手として使うことが出来る。
まりさに限っては手が一本しかないことになるが、その分他の個体よりもずっと力強く発達したため、彼女らの劣等を示すものではない。
何より、たった一本の手でも水上に漕ぎ出すことのあるまりさ種にとっては水上移動の面で画期的な進歩をもたらした。
「ちぇんはきにのぼってくだものさんをおとすよー」
「ちーんっぽ!まらまらっ!」
「みょんははんれいでくだものさんをうけとめるんだねー、わかるよー」
もともと尾のあるちぇんもまた器用さでは敵わないながらも自分達の得意分野である身のこなしを武器に群れで十分な地位を確立している。
みょん種は手こそないものの、「はんれい」と呼ばれる浮遊する何かを自在に操ることで様々な作業をこなすため、群れには欠かせない存在だ。
手と、道具という新しい概念は巣穴の強度や巣のカモフラージュを大幅に向上させ、ゆっくり達の暮らしを、文化を大きく変えた。
「おちびちゃんたち、おともだちとす〜りす〜りしようね!」
「「ゆっくちりかいちたよ!す〜りす〜り・・・」」
「ゆーっ!とってもゆっくりしたす〜りす〜りだよ!」
親の指示に従って初めてあった仲間とす〜りす〜りをするのは子れいむと子まりさ。
しかし、彼女たちのすりすりはほかの群れのものとは大きく異なっていた。
本来なら頬同士をこすり付け合うのだが、彼女たちは自分の手で相手の頬を撫でている。
「ゆゆっ、ありすがおとりになるわ!」
「ゆっくりりかいしたよ!ありすはおててがないからゆっくりきをつけてね!」
「みんなもいつもどおりにやるよ!ゆっくりじゅんびしてね!」
「「「「ゆー、ゆー、おー!」」」」
先ほど狩りに出かけたあの集団は威勢良く叫んだ。
作戦は至ってシンプルで、ありすが囮になって動物をおびき寄せ、残りの5匹が相手に攻撃を仕掛ける。
今回のターゲットはネズミ、ゆっくりにとっては手がなければまず勝てない最大級のターゲットだ。
「ねずみさん、ゆっくりでてきなさい!」
「ちぅ・・・」
「いなかもののねずみさん!ありすをつかまえてごらんなさい!」
そう言って、口に含んだ石をネズミ目がけて飛ばす。
その一撃は見事に命中するが、ネズミにとって大したダメージではないようだ。
が、幸いにも挑発としては十分だったらしくぽよんぽよんと跳ねて逃げるありすを猛烈なスピードで追いかけ始めた。
「ゆゆっ、ねずみさんなんかに、つかまら・・・ゆひぃ!?」
「ちぅ・・・ちぅ・・・」
「ゆぐっ!や、やべでっ、やべなざいよぉ!?あでぃずのあ゛んよおおおお!?」
そして、あっという間にありすに追いついたネズミは彼女の下に潜り込むと力任せにひっくり返して底部を齧る。
幸いにもまだカスタードは漏れ出していないが、かなり広範囲にわたって底部に傷をつけられた。
もし生き延びることが出来ても、しばらくの間ありすは狩りに行くことが出来ないだろう。
「いまだよ!ゆっくりいくよ!」
「「「「ゆうううううう!!」」」」
「ちぅ!?」
ありすがいっそう大きな悲鳴を上げた直後、物陰に潜んでいた5匹が一斉にネズミ目がけて殺到。
手にした尖った枝を全力でネズミに突き立て、怯んだ所でリーダーまりさの石による殴打が頭部に直撃した。
それでもネズミはまだ意識を手放さないが、これだけの傷を追ってはたとえ相手がゆっくりでも逃げることは叶わない。
そうこうしている内に、力尽きたネズミはまりさ達に捕獲された。
「さあ、みんな!ゆっくりかえるよ!」
「れいむはねずみさんをはこぶよ!」
「まりさもねずみさんをはこぶよ!」
「じゃあ、のこったみんなはありすをはこんでね!」
リーダーの号令の下、4匹はネズミとありすを引きずって群れの巣穴の密集地へと戻った。
一応、3匹がかりで運ばれるありすだったが、ゆっくりの力で彼女を持ち上げての輸送など出来るはずもない。
したがって、彼女は仰向けになった格好でずるずると引きずられて巣への帰ることになった。
巣についた頃には髪が砂で汚れ、酷く痛んでしまっていたことは言うまでもないだろう。
同刻、群れのお医者さんのぱちゅりーのおうちにて・・・
「ちーんっぽ!!」
「わがだだいよぉー!?」
「むきゅ、ふたりともおちつきなさい!」
先ほど果実を収穫していたみょんとちぇんが医療担当のぱちぇの治療を受けていた。
正確に言えば、みょんに連れられてぱちぇの下にやって来た底部に傷を追ったちぇんが治療を受けていた。
本来、落下したちぇんを受け止めるのもみょんの仕事なのだが、果物をキャッチした直後のことだったため、それが出来なかったらしい。
「このはっぱさんをすりつぶしてぬりぬりすればすぐによくな・・・」
「ぱちゅりーせんせー!あ、あ・・・ありしゅのいもーとがああああ!?」
「ゆひぃっ!?い、いぢゃいぃぃぃぃ!?ありぢゅのときゃいはにゃ、あ゛んよぉ・・・!?」
妹と思しき赤ゆっくりサイズのありすを引きずった子ありすがぱちゅりーのおうちに飛び込んで来た。
子ありすは顔面蒼白で、何とかこらえているのだろうが目にいっぱいの涙をためている。
妹ありすは底部からカスタードを漏らし、涙をこらえることもせずゆんゆんと泣き叫んでいる。
「むきゅ、ひきずってきちゃだめでしょ?」
「ご、ご・・・ごべんなざいいいい!?」
「おこってないからそんなにこわがらないでね!」
と、ぱちゅりーはありすに微笑みかけるとみょんにすり潰した葉をちぇんの傷口に塗るように指示した。
同時に、その薬はとても苦いから口内を切っていてもそこには塗らないように言い含めて。
みょんが元気良く返事したのを聞いたぱちゅりーは急いで妹ありすの治療のための薬の準備を始める。
「あ、ありしゅもてつだうわ!」
「だめよ、おくすりさんはみんなにがにがなのよ」
「ゆぐっ・・・!?」
子ありすの申し出を断ったぱちゅりーはさっきとは異なる葉をせっせとすり潰している。
その間、子ありすは妹ありすの底部を一生懸命舐めていた。
もっとも、カスタードが漏出するほどの怪我には効果のないのだが。
「ぱぱ、ぱちゅりー!れいむのおぢびぢゃんがああああああ!?」
「むきゅ、おちつきなさい!れいむはおとなでしょ?」
「ゆひぃ・・・ゆぐっ・・・おかーぢゃ、ゆぐぅ・・・」
焦るれいむを一喝すると同時に、ぱちゅりーは考えた。
困ったことに人手が足りない、と。
が、即座に策を見出した彼女はれいむに指示を出す。
「れいむ、ありすのあんよにくすりをぬりぬりしてあげてね!」
「ゆぅ、どうして?」
「てがたりないからよ!ぬりぬりなられいむもできるでしょ?」
「ゆっくりりかいしたよ!」
他のゆっくりでも出来ることは他のゆっくりに任せ、自分の出来ることに専念する。
ぱちゅりーの判断は非常に正しいと言えるだろう。
そして数分後、無事治療を終えたゆっくり達は安堵のため息を漏らした。
「むきゅぅ・・・れいむはたべれないくささんをたべちゃっただけよ。もうたべちゃだめよ?」
「ゆっくちりかいちたよ!」
「ところで、ありすはどうしてあんよをけがしたの?」
「おそとであそんでたら、いししゃんをふんだのよ!」
ぱちゅりーが職務の一環で姉の子ありすに妹ありすの怪我の原因を尋ねると、姉ありすは笑顔でそう答える。
瞬間、ぱちゅりーとれいむとみょんとちぇん、つまりその場にいた成体全員が口を開いて絶句した。
それから、静かに、だが有無を言わせぬ口調でぱちゅりーは姉ありすに説教を始める。
「どうしてそんなちいさなこをおそとにつれていったの?」
「そうだよ!ちいさなこはおそとにでたらあんよをけがするよ!」
「けがさんはゆっくりできないよー」「ちーんぽ!」
そう、赤ゆっくりはある程度大きくなるまで巣の中で過ごさねばなければならない。
また、彼女達が退屈して外に出て行かないようにするのは姉や近所のまだ狩りにいけない子ゆっくりの仕事だ。
それなのに赤ゆっくりを外に連れ出したというのは、ある意味で群れに対する背信である。
「ゆぐっ・・・だって、だってぇ」
「だってじゃないでしょ!おねーちゃんでしょ?」
「でも・・・いもーちょが、おう゛だとおぢゃべりだけぢゃ・・・ゆっぐぢでぎだいっで・・・!?」
彼女の涙ながらの言葉を聞いて、れいむとみょんとちぇんは首?を傾げた。
一方、ぱちゅりーは事情を把握できたらしく、ゆっくりにしては神妙な面持ちを浮かべている。
「もしかして、ありすのおかーさんはまりさかしら?」
「ゆっぐ・・・ぢょーだよ。どこが、いっぢゃだけど・・・」
「おかーさんのありすに“すりすりはとかいはじゃない”っていわれてるのね?」
今のやり取りを簡単にまとめると以下の通り。
ありすの両親はまりさ種とありす種で、まりさの方は子ども達を捨てて、あるいはありす種だけを捨てて出て行ってしまった。
おそらく、そのまりさはありすとつがいになることを望んでいなかったのだろう。
「しょーだよ・・・!おででぢゃないずりずりは・・・ずっぎりーとおんなぢだがら、はぢだないって・・・」
「かぞくとならほっぺですりすりしてもぜんぜんおかしくないよ!」
「でぼ、でぼぉ・・・ま゛ま゛がぁ・・・ゆえええええええええん!」
そして、まりさがありす達を捨てて出て行った理由。それは・・・
彼女達には手が、あるいは手の代わりになるものがないから、ただそれだけだった。
今更ではあるが、この群れについていくつか話をさせてもらう。
この群れのゆっくりは冒頭で述べたように大半が手に相当する極めて器用な器官を有しており、それによって高い生活水準を獲得している。
道具を使うことで小型の哺乳類を狩ることが出来たり、葉っぱをすり潰して効果を大きくしたりというのが例だと言えよう。
とはいえ、その他の要素において手を持たないゆっくりと彼女達の差異はあまりない。
食料は大半の群れがそうであるようにおおむね自給自足で、他のゆっくりの所有物が欲しければ物々交換するしかない。
奪い取ることも可能ではあるが、そんなことをすれば当然群れから弾き出されてしまう。
そうなってしまうと、外敵の脅威が大幅に増す上に皆でゆっくりすることが出来なくなるので精神的にもダメージが大きい。
それに、単独では狩れない手ごわい獲物には当然手が出せなくなるし、かつての仲間に狩りの邪魔をされることだってあり得る。
何にせよ、一利のために百害を甘受するような馬鹿は滅多にいない。
他には手があるために赤ゆっくりの世話がしやすく、彼女達の世話を子ゆっくり達が行う点も特徴的だ。
ゆっくりの巣にある危険物などせいぜい狩りの道具くらいで、それも両親が巣を空けている時はたいてい持ち出されている。
また、手があるからといって特別行動範囲が広がるわけでも俊敏になる訳でもないので手のある赤ゆっくりの世話の手間は従来の世話と同じ。
よって両親が留守のときは姉や近所の子ゆっくりが巣に上がって、赤ゆっくり達の世話をする慣例が生まれたのだ。
赤ゆっくりの育児に関連することでもあるが、ゆっくり同士の遊びのレパートリーが増えた点も見逃せない。
仲間同士で手を叩き合ったり、高い高いをしたり、綱引きのような遊びをしたり、チャンバラごっこをしたり・・・
口の代わりに手を使っているだけのものもあるにはあるが、間違いなく口や頬だけでは出来ない遊びがたくさん増えた。
その一方で失われた遊びもいくつか存在する。
例えば頬ずりをお互いを舐めあうといった類の遊びが手を用いた類似の遊戯に取って代わられた。
結果、スキンシップを図る機会が減り、それに伴ってそれらの行為は親密なもの同士での特別な愛情表現になった。
同時に、それらの行為を外で行うことは非常にはしたない行為になってしまった。
人間でいうならば、往来の真ん中で女性の胸を揉むようなものだろうか。
もっとも、これらの変化が認められるのは手やその代替を持つ種のみであり、それ以外の種は他の群れとまったく変わらないのだが。
変化してしまった者達の目には、変化する前の習慣は珍妙な、あるいは異常な、あるいは淫猥なものとしてしか映らない。
また、手がない種が群れのために出来る貢献は能力差によって、あるいは頬や口で手の代替とすることへの多種の持つ嫌悪感によって少なくなってゆく。
そして、比較的数の多い通常種の中で手の代わりになるものを持たないのはありす種だけだった。
とかいはを自称する彼女達が、皮肉にもただ一種、進化と発展に取り残されてしまった。
再びお医者さんぱちゅりーの巣にて・・・
「ぱちゅりー!あ、ありすのあんよさんが!?」
「むきゅ、またなの!?」
「ゆぅ・・・ゆゆっ!ままーっ!?」
担ぎ込まれてきたのは先ほどネズミ狩りの際に囮になって負傷した成体ありす。
どうやら先ほど治療を受けたありす姉妹の母親だったらしい。
姉ありすは妹のそばを離れて、葉っぱの上に寝かされているありすの傍へ跳ねていった。
「ままー!ゆ、ゆっくりだいじょうぶ!?」
「ありすはだいじょうぶよ!ありすはとかいはなのよ!」
「むきゅ〜・・・でも、このけがじゃしばらくはかりにいけないわ」
人間ならば眉間にしわを寄せていそうな表情で呟くぱちゅりー。
その傍らではリーダーまりさのつがいだったらしいれいむが、彼女に「どこのありす?」と尋ねている。
まりさは小声で「むれのはずれのおうちのありすだよ」とだけ答えると再びアリスの様子を伺った。
「おちびぢゃん・・・まま、とってもとかいはなねずみさんをつかまえたわ」
「でぼ、でもぉ!?そんなげがぢだらゆっぐぢでぎないよぉ!?」
「そんなこどいっぢゃだめよ!とかいはにしでたら、だーりんがかえってきてくれるのよ!?」
彼女を気遣って泣きじゃくる姉ありすに向かって、母ありすはヒステリックに叫んだ。
だーりんのまりさに帰ってきてもらうためには、手がなくてもとかいはのゆっくりを得られることを証明しなければいけない。
いつかだーりんが帰ってくればきっとゆっくり出来る、と。
「ねえ、まりさ・・・どうしてありすをかりにつれていったの?」
「ゆぅ・・・まりさはおててがないとあぶないよ、っていったよ。でも・・・」
「むきゅ、みんなゆっくりだまってなさい!ちりょうのじゃまよ!」
ぱちゅりーは不毛な都会派語りを繰り広げるありすと、不愉快な内緒話をするれいむ・まりさを一喝。
その一声で巣の中はしんと静まり返り、ぱちゅりーが葉っぱをすり潰す音だけが響き渡る。
やがてその音も消え、今度はありすの底部に薬を塗る、音とも呼べない静かな音だけが場を支配する。
「・・・まりさはもうおうちにかえるよ!ぱちゅりー、ありすをよろしくね」
「ゆゆっ、れいむもかえるよ!まりさー、ゆっくりまってね!」
「ちぇんたちもおうちにかえるよー」「ちーんっぽ」
そうこうしている内に、間が持たなくなった4匹はそそくさとぱちゅりーの巣を後にした。
巣の中にいるのは3匹のありすとぱちゅりーだけ。
「むきゅ〜、ちりょうはおわったわ。でも・・・これじゃごはんさんがあつめられないわ」
「ゆゆっ、だいじょうぶよ!ありすはとかいはなんだから!」
「ままーっ!もう、とかいははいいよ・・・さんにんでゆっくちしようよ!」
それでも母ありすは必死にすがりつく娘の言葉を突っぱね、あまつさえ「そんなこはありすのこどもじゃないよ」とまで口にする。
彼女にとって、まりさが居るということは、とかいはであるということはそれだけ大事なことなのだろう。
いたたまれなくなったぱちゅりーはゆっくりと外に出てると夕日に照らされて朱に染まる空を眺め、ため息をついた。
この群れでは他の種族がありすとつがう事は基本的にあり得ない。
というか、ありす種は群れの巣の密集地から離れた場所に住んでいるため出会う機会そのものが稀。
極端な場合には本来本能で知っているはずの種の名称からありす種だけ抜け落ちていることさえあった。
もし、つがうことがあるとすれば・・・群れを追放されたゆっくりが群れへの未練からありす種達の巣に厄介になった時くらいだろう。
ぱちゅりーにはそんなゆっくりに、一利のために百害のリスクを背負う馬鹿なゆっくりに心当たりがあった。
「まりさ・・・あなた、ぜんぜんはんせいしてないのね・・・」
つづく
−−−あとがき。いや、なかがき?−−−
「はんれい」が無理やりすぎるとか、「シャンハイ・ホーライは?」なんて突っ込んではいけない
当初は手がないことを理由にありすがひたすら差別される話だったのに、
いつの間にかお医者のぱちぇが主役になってやがる・・・・・・だと?
このSSにいったい何があったというのだ!?
そして、続く予定がなかったのに続くってどういうことなの!?
わからないよー
最終更新:2011年07月29日 02:57