ゆっくりいじめ系3159 ゆっくり考察 その1:病気 2

注意!俺設定満載です。

前編の方(ゆっくり考察 その1:病気 1)を見ないとわけが分からないです。

かなり無茶な設定とかこじ付けとかがあります。

散々引っ張った挙句虐待成分が少なめです。

作者は?なので、文法的or学術的誤りがあると思います。

以上の事を許せる人は、ゆっくりしていってね!!


1日目

さーて、一体ゆっくり達にどのような変化が訪れたのやら・・・。
オラワクワクすっぞ!期待を胸に秘めながら私は実験室の扉を開けた。
空けた途端、いきなり足元にまりさのタックルを食らった。好戦的だな。
「このくそじじいいいいいいぃぃ!れいむのかおをもとどおりにしろ゛ぉぉ!!」
「かゆいよ・・・。ムズムズするよ・・・おじさんは早くれいむのかおをなおしてね・・・」
れいむのほうはなんだか元気が無い様だった。まりさだけは相変わらずだったが。
さすがにそんなに早く効果が出るわけもないか。ま、数日待てばいいだろう。
私はれいむに近づき、おもむろに顔を触ってみた。がさついている以外は特に変わりないようだ。
「ゆ゛ぅ・・・なんかへんだよ・・・おじさん、ゆっくりしないでやめていってね!」
何だ、まだそれだけしか進んでないのか・・・少しがっかりした私は、れいむの後ろに目をやった。
するとどうだろう。れいむの髪の毛の下にでかいほくろが出来てるじゃないか!
間違い無い、これはただのほくろではなく、コールタールの副産物だと確信した。
れいむのほうはうまくいっていることを確かめた。まりさの方はまだ少し時間がかかるだろう。
今日も昨日と同じく、クッキーの山とオレンジジュースを置いて、私は実験室を後にした。

2日目

今日はれいむの顔が昨日以上に暗い以外は変化が無かった。
ほくろも心なしか少し大きくなっていた。
うーむ、やはり大きな変化は三日目以降からしか現れないのか・・・。
明日に思いを馳せつつ、実験室を後にした。

3日目

ようやくれいむとまりさに大きな変化が訪れた。
「ゆぅ・・・れいむのきれいな白い歯が・・・みんな、なくなっちゃたよ゛ぉぉ!!」
「じじいぃぃ!!今すぐまりささまをおうちに帰すんだぜぇぇぇ!!あとまりささまの体も治すんだぜぇぇ!」
「君達のようなでたらめな生物の体なんて治せるわけないだろう」
「あまあまさん食べたいのに食べれない゛ぃぃ!これじゃゆっくりできないよ゛ぉぉぉ!!」
「いぎぎ・・・れいむ、大声だすなだぜ!まりささまの頭にひびくんだぜ!」
事態は好転した。れいむの歯が全て抜け落ち、まりさの方は頭痛を感じているようだった。
歯が抜け落ちたのは間違いなく「皮膚ガン」によるものだろう。歯肉に当たる部分が軟化しているようだ。
時期に髪も抜け落ちるだろう。最後は顔面崩壊するかもしれない。ああ、かわいそうなれいむ・・・(棒)
一方、まりさとミュータンス菌の共同生活は順調のようだ。早速餡子に食らいつき始めたようだ。
虫歯特有のあのズキズキとした痛みをほぼ24時間感じていたようで、非常に気が短くなっている。
肉体的にも精神的にもまりさを確実に蝕んでいるようだった。
「ゆ?れいむ、なんでお前にくろいはん点が出来てるんだぜ?」
まりさは早速れいむの後ろにあったほくろのことを指摘した。正確に言えば、無数のほくろのこと、だが。
昨日は一個しかなかったほくろも、今日では五つほどまでに増えていた。
「はんてん?どこにあるの?れいむをあまり驚かさないでね!」
「おまえのうしろにあるんだぜ!なんだかものすごくみにくいんだぜ!これからバケモノれいむってよんでやるんだぜ!」
「どぼぢてぞんなごというの゛おおぉぉぉぉぉ!?」
まりさの容赦無い一言がれいむの心に突き刺さったようだ。このまりさ、思った事を直ぐに口に出す性格のようだ。
まだバケモノと呼ぶには気が速すぎるような気もするのだが・・・。まだまだ劇的ビフォーアフターが待っているぞ。
とりあえず、部屋の4隅に監視カメラを設置することにした。これで夜も観察可能だ。

4日目

ゆっくり達はますます衰弱していった。
れいむはあちこち斑点だらけで、ろくにクッキーも食べれず、ひたすらオレンジジュースを飲んでいる。
そのためか、うんうんの量よりもしーしーの量のほうが圧倒的に多い。固形物が食べれないせいか、やせ細っている。
まりさもまりさで、ろくにクッキーが食べれなかったようだ。どうやら、典型的な破傷風の症状、「開口障害」が出始めたようだ。
破傷風にかかると筋肉が痙攣し始め、まず最初にそれを実感するのがあごの筋肉である。
ゆっくり達に筋肉はおそらく無いが、似た様な器官が同じ役割を果たしているらしい。
そのせいか、うまくろれつも回らないようだ。更に虫歯菌のほうの活動も順調で、
まりさは四六時中痛みを訴えていた。この調子なら一週間で実験が終わりそうだ。
「ゆぐっ・・・じじい、もうまりささまは・・・おまえをゆるさないんだぜ・・・」
「れいむ・・・おうちにかえりたいよ・・・もうおじさんといっしょにはいられないよ・・・」
「ゆぎぎぎ・・・ゆぎゃあああああああああああああああああああああああああ!!!!!」
「ゆ!?どうしたの、まりさ!?」
まりさが突然絶叫し始めた。虫歯菌による激痛が身を確実に蝕んでいるようだ。
糖分の塊とも言えるゆっくり達にとって、虫歯菌は天敵だろう。度重なる激痛の嵐に、まりさは正気を保つのに必死だ。
「ゆぎゅううぅぅ・・・じじい、まりささまをはやくなおすんだぜ・・・もう・・・たえられないんだぜ・・・」
「おじさん!ゆっくりしないでまりさを速くなおしてあげてね!れいむはいいから、まりさをなおしてあげてね!」
その一言に私とまりさは驚いた。つい昨日まで自分を「バケモノ」と呼んでいたまりさを助けようというのか。
それも自分の身を徹して。まりさは途端に泣き始めた。
「れいむ゛ぅぅぅ・・・ありがとうなんだぜぇぇ・・・!!昨日のこと、ゆるしてくれなんだぜぇぇぇ・・・!」
「いやはや驚いたよ。まさか君がこんなこと言うとは・・・この期に及んで命乞いしてくるなんてねぇ」
私は寧ろ今更生に醜くすがり付くゆっくり達に嫌気が差し、直ぐに実験室を去った。
後ろから「待ってーーー!」と呼ぶ声があったが、気にせず扉を閉めた。
今日は夜も監視してみるか。

四日目・夜

まりさは痛みのせいで眠ることが出来ないらしい。れいむはまりさのとなりに寄り添い、
必死に寝かしつけようとした。まるで親子のようだ。つい四日前までは赤の他人だったというのに。
これがつり橋効果というものか?まあそんなことは置いておいて。
「ゆぅ・・・れいむたち、こんなところでずっとゆっくりしたくないよ・・・おうちにかえりたいよ・・・」
「ゆっ゛・・・あのクソジジイのせいで、まりさたちはこんなめにあったんだぜ・・・」
「でも・・・にんげんさんには勝てないっておかあさんからきかされてきたよ・・・」
「わかってるんだぜ・・でも、やられっぱなしはまりささまの性にあわないんだぜ・・・」
そんな他愛も無い事を話しながら二匹は眠りについていった。本当の地獄はこれからだというのに、
もう泣き言を言い始めるとは・・・。もっとも、私が彼らと同じ状況だったらとっくに発狂しているが。
寝ているだけとは面白くないな。そう思ってモニターの電源を切ろうとした瞬間。
「ゆぎゃああああああああああああああっぁぁぁっぁっぁああああ!!!」
「ゆ!?まりさ、どうしたの?ゆっくりしていってね!!ゆっくりしていってね!」
「あたまが・・・われるんだぜえええぇぇぇぇ!!!」
「だいじょうぶだよ!れいむがここにいるよ!ゆっくりしようよ!」
れいむの励ましもろくに耳に入っていないようだ。まあそれも当然のことか。
虫歯菌が恐らく中区餡に達したらしい。中区餡とは、いわばゆっくり達の脳みたいなもので、
多数の神経(?)が通っているらしい。そのため、虫歯菌にここを侵されると人間にとっては
頭が割れるほどの激痛を感じるらしい。ここに虫歯菌が移動すればもうまりさは死んだも同然だ。
痛みのあまり、まりさは壁に向かって猛烈な勢いで体当たりし始めた。自傷行為によって、痛みを忘れようとしているらしい。
結局、れいむが止めを入れるまでまりさは体当たりし続けた。餡子が漏れ出していた。
その日から、まりさの心は次第に壊れ始めた。

5日目

まりさの目に濁りが見えてきた。意識が混濁しているのだろう。
話しかけても素っ気無い素振りしかしない。少し前までこちらを煽っていたのが嘘のようだ。
昨日の自傷行為で受けた傷はオレンジジュースの力によって塞がっていた。
れいむの方はというと、頭頂部に円形脱毛ができていた。髪が抜け落ち始めたのだ。
さらに、皮膚に多数の出来物が出来ていた。明日には瘡蓋となり崩れ始めるだろう。
れいむ自身もその異変に気づいたらしく、今朝は盛大に悲鳴を上げたらしい。今はもうすっかり自暴自棄になっている。
クッキーには誰も手をつけなかったらしい。まりさはろくに口を開ける事も出来ず、れいむに至っては歯がない。
私がオレンジジュースを補充してる間も終始無言だった。諦めが付いたのか。
しかし、いざ私が実験室を出ようとするとれいむがこちらに話しかけてきた。
「ゆ・・・おじさんは、何でれいむたちにこんなことするの・・・?」
その唐突な質問に驚いた。この実験の真意を知りたいのか。
「こんなゆっくり出来ない事をするにも、りゆうがあるんだよね・・・?」
「そりゃぁまあ、ね。一言で言ってしまえば、君たちの事をもっとよく知りたいのさ」
「・・・どういう意味・・・?」
「君達ゆっくりは謎の存在だ。お兄さんのような人間さんとは全く違う。だから、もっとよく知りたいと思ったのさ」
れいむが唖然としている。私の言った事がうまく飲み込めなかったようだ。それとも全てを理解して絶望しているのか。
「わからないよ・・・なんでこんなにゆっくりできないことするのか・・・れいむたちのことが嫌いな、にんげんさんなの?」
「寧ろその逆さ。君たちに関心があるこそこういった実験に貴重な時間を使っているのさ」
私なりの答えをくれてやった後、実験室を後にした。まるで何も分かってないような顔をしたれいむを尻目に。

6日目

ひどい有様だった。
れいむはもはやイボだらけの怪物と化し、完全に禿げてしまっている。
目が完全に濁り、オレンジジュースを飲む力さえ残っていないようだった。
まりさの方は更に哀れだった。目は明後日の方向を向き、うわ言を言っている。
試しに手に持った懐中電灯でまりさを照らしてみた。すると予想通りの反応を見せてくれた。
「・・・いびゃあああっぁぁぁっぁぁっぁぁぁ!!!くぁwせdrftgyふじこlp」
「・・・まりさ?まりさ!?まりさ!!ゆっくりしていってね!ゆっくりしていってね!
おじさん、ゆっくりやめていってn・・・ゆががががが!!」
れいむの舌が腐れ落ちた。どうやら舌癌にもかかってしまったらしい。ということはガンが飛び火しているのか?
まりさの方はというと、容赦なく突きつけられた懐中電灯の光によって、体が弓形にしなり、こわばっている。
重度の破傷風患者の症状である。もはやまりさは生ける屍と化していた。
照らすのをやめてやると元に戻る。光の刺激さえなければいつもどおりだ。
こうなってしまえばあとは心配停止を待つのみとなる。
今夜も観察することにした。せいぜい余命12時間程度といったところか。

6日目・夜

「ゆ〜♪ゆっゆゆ〜♪ゆゆゆ〜ゆ〜ゆ〜♪」
「あいさ・・・ゆっおうっういいやっあんあえ・・・(まりさ・・・ずっとゆっくりしちゃったんだね・・・)」
まりさは上の空で鼻歌を歌っている。正気を失ってしまったようだ。
れいむは舌を失い、ろくに喋る事も出来なくなってしまった。相当衰弱してるようだ。
正気を失った友人を哀れに思ったのか、慰めようとそっと寄り添う。しかし今の状態でそんな事をすればどうなるか。
「ゆぎゃああああああああああああああぁぁぁ!!えいうお・・・えいうおおあややぁ!!(れいむの・・・れいむのお肌がぁ!!)」
「ゆぐぁああああああ!!くぁwせdrftgyふじこlp!!・・・ゆ゛っ、ゆ゛っ、ゆ゛っ、ゆ゛っ」
そこは阿鼻叫喚だった。れいむの肌が崩れ始め、どんどん中身が露出していく。眼球も腐り、饅頭だったとは思えなくなった。
何とかあちこち皮が残っているものの、れいむの苦しみはまだ始まったばっかりだった。
「ゆ゛あああああああああああああああああ!!いあい、いあいよ゛ぉぉぉーー!!(痛い、痛いよぉーー!)」
「ゆ゛っ、ゆ゛っ、ゆ゛っ、ゆ゛っ、ゆ゛っ、ゆ゛っ・・・」
まりさは死んだ。正確に言えば、中区餡が完全に機能停止したのだった。
かろうじて今は生きてはいるものの、ただの饅頭になってしまった。生物と呼べる要素が全て無くなったのだ。
れいむはまりさ以上に苦しんだ。驚くことに、餡のほうにもガンが転移していたのだ。
餡子はグズグズになっていて、死ぬのも時間の問題だった。相当な激痛を感じているだろう。
すると、れいむは監視カメラの一つに話し始めた。
「ゆ゛っ・・・おいあん・・・おう・・・うういえ・・・(おじさん・・・もう・・・ゆるして・・・)」
残念だが、これも全ては私の好奇心を満たすため。ゆっくり達に救いの手を差し伸べる者などこの世にはいない。
たとえそれが、全知全能の神であっても。
れいむの反応が無くなった為、私は静かにモニターの電源を切った。

7日目

そこには饅頭だったであろう物体が二つ並んでいた。
まりさだったものは体中の穴という穴から体液を出して、しかしそれでも安らかな顔で死んでいた。
一方れいむだったものは顔面のあちこちの皮が破れ、どろどろになった餡が顔を見せていた。
その餡はまるでタールのような色をしていた。
結局のところ、二匹の死因は中区餡の破壊だったようだ。
れいむはガン細胞によって、まりさは破傷風毒素によってだ。
今回の実験で、ゆっくり達は確かに病気にかかることが判明した。
しかし、自然界ではまず有り得ないだろう。れいむはまだしも、まりさは実験だったからこそ成功した。
刺激説による悪性腫瘍発生は自然界でも十分有り得る。しかし、まりさの様なケースは有り得ない。
なぜなら、ゆっくり達には細菌やウィルスが宿れるような細胞も微生物もいないからだ。
病気というのは抗原がある体細胞に寄生して初めてかかる。宿主が居なければ寄生することは出来ない。
今回破傷風菌がうまくまりさを死に至らしめてくれたのは、培養液に浸かっていたからだった。
この実験の当初の目的は、ゆっくりたちが病気にかかるかという疑問を晴らすことだった。
しかし、いざ終わってみると、ある矛盾にたどり着いた。
「なぜ病気にかからないのに破傷風菌の毒素が効いたのか?」という点である。
口纏疫ウィルスのように、牛にしか聞かないウィルスも居る。そうかと思えば、H1N1型インフルエンザウィルスのように
豚にもヒトにも効くウィルスも居る。それは豚と人間が比較的近い動物だからだ。
では、ゆっくりもまた、人間に近い生物だとでも言うのだろうか?
鬼威山的見解からすればまず無い。しかし、だとするとこの実験の結果の説明が付かない。



ゆっくりとは本当にわけの分からない生き物である。まだまだたくさんの実験を積み重ねなければ。
そして、またこのような体験が出来ると思うと、自然と私の口が釣りあがってしまう。


ああ、やはり私には鬼威山の血が流れているんだなぁ。




あとがき:
色々と酷いです。ここはゆ虐wikiなのに虐待成分が少ないとか。
次はやっぱり徹底的な虐待SSでもかこうかねぇ・・・。
なんと言うか鬼威山のセリフばっかりになってしまいました。改良せねば。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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最終更新:2012年01月12日 22:55
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