注意
一応現代設定。
某映画のパロです。
一部の人間がゆっくりにではありません)打ちのめされます。(精神的に)
ぬるいです。
ある日のこと、俺は友人のA宅ですることもなく根っ転がってマンガを読んでいた。
するとAがなにか木のはこのようなものを持ってきてこう言った。
男A(以下A)「なあこれやらねぇ?」
男B(以下B)「なにそれ?」
A「すごろくらしいぜ、なんか蔵の置くにしまってあった。」
B「ふ〜ん・・・ってオイ、それなんか御札はってねえか?大丈夫かよ。」
A「ああ、なんか呪われてるらしいぜ。」
B「お前軽く言うなよ。ん〜・・・でもまあやることねぇしな、やるか」
A「お前のその向こう見ずで適当な所、俺は尊敬するよ。」
B「喧嘩売ってんのか?ところでそれなんか書いてあるな。見せてみろよ。」
A「ホイ。」
B「え〜と、汚ねぇ字だな・・・ゆ、ゆぅ?まんじゅ・・・ああ、こう書いてあるのかコレは・・・」
タイトル
『ユマンジュゥ』
どうやらユマンジュゥと書いてあることがわかると二人は御札をはがし二つ折りになっていた箱を開いた。
B「ふ〜んホントにすごろくだなこりゃ。」
そこにはスタートから始まりゴールまでいくつかのマスでつながった絵が彫られている。
A「へぇこうなってたのか・・・お、コマとサイコロもあるな。」
B「お〜ホントだ・・・ってなんでぜんぶゆっくりの形してんだ?まあいい、じゃ俺はこのまりさを使うぜ。」
A「じゃあ俺は折角だからこの赤いリボンのれいむを選ぶぜ!」
B「なにが折角なんだか。ほれ早くサイコロ振れよ。」
A「わかったよ、ほいっと。・・・3か。」
すると男が選んだれいむのコマが勝手に三つ進み、中央の淡い光を放っていた玉にうっすら文字が浮き出た。
B「流石呪いのすごろく、勝手に動くか。ところでこの字みたいのは・・・また読みにくいな・・・
『なにもしらないまんじゅうにひきとってくわれてさあたいへん』か?」
するとAのうしろから
「「ゆっくりしていってね!!!」」
の合唱、ゆっくりれいむとまりさだ。
A「ん?なんだゆっくりか・・・どっから入ったんだ?」
B「おいおい、戸締りくらいしとけや。」
「ゆ!ここどこ!!れいむたちもりでゆっくりしてたのに!!」
「れいむ、きっとこのおじさんたちがまりさたちをつれてきたんだぜ!!やいじじぃたちまりささまをさっさとおうちにかえすんだぜ!!」
A「まあいいか、調度腹減ってたんだわ。お前もどう?」
B「オゥ、まりさくれ。」
「ゆゆ!!やめるんだぜ!!はなすんだぜくそじじぃ!!ゆぅ〜おそらを・・・ゆびぃぃぃぃ!!
やべるんだぜぇぇぇ!!まりさはたべものじゃないんだぜぇぇぇ!!」
「ゆ!まりさ!!やめてねはなしてあげてね!!おじさんまりさを・・・あああああああああ!!
ままままま、ばりざぁぁぁぁぁぁぁ!!おじさんばりざをだべないd・・・ゆ"ゆ"ゆ"ゆ"ゆ"ゆ"!!」
B「ごちそうさん、じゃあ次は俺の番だなそれっ・・・1か、クソっ。」
さっきと同じように男が選んだまりさが勝手に動き、玉に字が浮き出る。
A「なになに・・・『きょうもなかいいゆっくりおやこおおきいおうちにおひっこし』。」
Aがそれを読み終えるや否やとなりのへやからどったんばったんと大きな音が聞こえてきた。
B「なんだ?賊か?」
A「いや、たぶん“アレ”だろ・・・やっぱり。」
「「「「「「「ゆっくり(ち)していってね!!(ちていっちぇにぇ!!)」」」」」」」
「おにいさんここはれいむたちのゆっくりすぽっとだよ!!かってにはいらないでね!!
ゆ!やめてね!おちびちゃんをはなしてね!はなさないとれいむおこるよ!!ぷんぷん
- あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"でいぶのおちびじゃんがぁぁぁぁぁ!!」
「おにいしゃんはやきゅでちぇいっちぇにぇ!!ゆ!おしょらを・・・ゆべしっ!!」
「れいみゅのいもうちょぎゃああ・・・ゆぎょ!」
「たしゅけちぇぇぇぇおきゃーしゃーん!!まりしゃおにぇーちゃーん!!・・・ゆぶっ!!」
「もっちょ・・・ゆっくち・・・ゆ・・・」
B「とんだ災難だったな・・・」
A「まったくだあのクソ饅頭共。」
体中に餡子をこびりつかせながら二人は愚痴る。
B「だからとじまりはちゃんとしとけっていったろ。」
A「いやあそこの窓が開いてたとは・・・なんか俺が言い出したのに悪いけどもうこれやめたくなってきた・・・。
俺損ばっかりしてる気がする。あっそうだ!お前の家でやらないか?いや、他意はないんだ信じてくれ。」
B「全力で断る。まあまあ大丈夫だって、もう戸締りは確認しただろ。」
A「まあな。・・・あ〜もうこなりゃやけだ!サイコロ振るぜ!ダイスロール!!・・・っしゃあ!!6!!」
『きをつけろ!やつらはむれでやってくる』
B「なあ、さっきから薄薄気づいていたんだがもしかして・・・」
A「言うな。俺も考えないようにしてたんだから。」
B「でもそれだとこれ結構やばいんじゃないか?」
A「まあさすがにこの家にいっぺんにきたらなぁ・・・」
B「もうさっさと振ってさっさと終わらしちまおうぜ。」
A「ああそうしちまおう。お前の番だぜ。」
B「よし、そいっ・・・5。」
しかしコマは動かず浮き出た文字も消えない。
A「マジかよ・・・ちゃんと指令をこなせってことか・・・」
〜一方村のはずれ付近〜
「なんでぇぇぇぇぇ!!れいむはそっちにいきたくないのにぃぃぃ!!」
「あしさんゆっくりとまってねぇぇぇぇぇ!!」
「いやなんだぜぇぇぇぇぇ!!そっちはみずが・・・ごぽごぽごぽ・・・」
「ゆぎいぃぃぃぃぃぃおきゃーしゃん!!まりしゃちゅかれちゃよぉぉぉぉ!!どきょまではしりぇびゃ・・・ゆげ!!」
「ゆ?なんかふんだよ。」
「ゆぎゃあああああああ!!れいむのおちびちゃんがぁぁぁぁぁああああ!!」
なんと大量のゆっくりが村に向かってはねてきていた。
それを見た村の男達は
「おお!なんだありゃ?大量にゆっくりが跳ねて来るべ!!よ〜し全部とっちめて今日は饅頭尽くしだんべ!!なあ、みんな!!」
「「「「「「 ウ オ オ オ オ オ オ オ オ !!」」」」」」
勇ましく声を上げる屈強な農家の人々。
「「「「「やべでぇぇぇぇぇぇ!!ゆっくりできなぃぃぃぃぃぃぃ!!」」」」」
〜二十分後〜
あの二人は最初こそ身構えたり窓の外を見たりしていたが一向に何も怒る気配が無いので寝転がったりマンガを読んだりしていた。
A「なぁ〜どうよ?なんかきた?」
B「んにゃ、なんも。文字も相変わらずだし・・・ってあれ消えてるな。」
A「あ〜じゃあもういいんじゃねえの?振ってみろよ。」
B「よっしゃ、・・・2。」
すると今度はコマは動き文字も出た。
A「動いたな。なんだったんだ?」
B「さぁな、どれ今度は・・・『どすまんじゅうかくれてないででておいで』」
〜一方村のはずれ〜
ここはひどい有様であった。大量に潰されたゆっくりの残骸で真っ黒に染まっていた。
しかし人々は捕まえた大量のゆっくりに満面の笑みを浮べていた。
「いやぁ〜そろそろ駆除にいこうと思っていたけんどこいつらからやってきてくれるたぁ〜な〜。」
「そうだなぁ〜だが食うには多すぎるなぁ〜まあ加工場に売れば結構な銭になんべ。」
などと暢気なことを言っていると森からどすんどすんと大きな音が聞こえてくる。
『ゆぅぅぅぅぅぅ!!なんでぇぇぇぇ足さんが勝手に動くよぉぉぉぉぉ!!』
「オイ、こりゃあ・・・」
「ああ、やつを呼んでこよう!」
しばらくして森からドスまりさが姿をあらわした。
『ゆぅぅぅぅぅぅ!!なにごれぇぇぇぇぇ!!なんでみんな潰れてるのぉぉぉぉぉぉ!!』
そこに広がる惨状を見て声を上げるドスまりさ。
『ゆ!!人間さん達がやったんだね!!ゆっくりを殺す人間は許さないよ!!』
そう言うとドスはドスパークの溜めに入った。
「ひとーつ人の世ゆっくり生きて・・・」
『ゆ!こ、この声はまさか・・・』
ドスが思わず溜めを中断して声を出す
「ふたーつ不埒な悪行三昧、みっつ醜い浮世のゆっくりを退治してくれよう虐待お兄さん!!」
『ゆげぇぇ!!お、お兄さん!!』
「こやつめ、ハハハ!いつも俺が森に行くとどこかに隠れやがって!!だがついに俺に虐待される決心がついたようだな!!」
『ぢがぅぅぅぅぅ!!まりざはがっでにごっぢきじゃっだのぉぉぉぉぉぉぉ!!みのがじでぇぇぇぇぇ!!』
「ハハハハハハ!!ことわーる!!おとなしく縛につけぃ!!」
『ゆぎゃあああああああああああああ!!』
と、まあ二人はこの後もレイパーありすやらちぇん等の襲撃を受けることになるのだが・・・
長いので省略。
そしてついに・・・
A「はぁ・・・流石に疲れたな・・・5。」
B「5っと・・・おお!!オイ!ゴールだ!!」
A「おおマジだ!!てことはやっと終われるのか!!はぁ〜長かった。」
すると突然音楽が鳴り響き壁になにかが浮き上がる。
A「・・・なにコレ。」
B「スタッフロールかな。」
監督
虐待お兄さん
音声
虐待お兄さん
照明
虐待お兄さん
etc.
A「全部虐待お兄さんじゃないか・・・」
B「飛ばせないのかこれ。」
長いスタッフロールが終わりfinの文字が浮き出た
A「終わったな。」
B「そうだな。」
A「片付けようか」
B「そうだな・・・。」
するとどうだろう盤上のコマのゆっくりたちがプルプル動き出しそして・・・
「「「「「ゆっくちちていってね!!!」」」」」
声を上げた。
呆然とする二人の男。
すかさずゆっくりたちが声をかける。
「ゆぅ〜おじしゃんたち、れいみゅたちのにょろいしゃんちょいちぇくれちぇありがちょうね!!」
「「「「ありがちょうにぇ!!!」」」」
さらに壁になにかが映る。
虐待お兄さん(以下 虐)「はははは!!私は虐待お兄さん!!・・・まあもうお兄さんって年でもないんだが・・・
ところでどうかなキミタチ!私の作ったユマンジュゥは楽しんでいただけたかな?」
やっと正気に戻った二人は壁の男に話しかける。
A「あ、あの〜これってあんたがつくったの?」
虐「そのとおり!!ゆっくり虐待を極めた私が私の生涯をかけて作ったのがこのユマンジュゥ!どうだったかな?」
ふたりはしばし顔を見合わせる。そしてにやける二人。
A「はい、とってもおもしろかったです!!」
B「いやぁ〜こんなのがつくれるなんておっさん天才だな!!」
虐「そうか!いやぁ〜おじさんほっとしたよ!!」
A、B「ははははははは!!」
虐「???」
A「うそだよバ〜カ!」
B「帰ってプ○ステやろうぜ!!」
A「セ○なんてだっせーよな!!」
出て行く二人
虐「ああああ、待ってくれキミタチ。」
バタン
そして残されたのはうなだれる虐待お兄さん(おじさん)の映像。
呪いの解けた赤ちゃんサイズのゆっくりだけだった。
あとがき
三作目です。
いままで重い感じのばっかだったんで軽い気持ちで書いてみました。
お気づきの方もいるでしょうがある名作映画のパロです。
オチ酷いですね。これはとあるCMのパロです。セ○にも湯川○務にも恨みはないのであしからず。
後、今回から甘党と名乗らせてもらいます。
これからもよろしくお願いします。
これまで書いたもの
- ゆっくりコールドスリープ
- ゆっくりを効率的に全滅させるには。
がっくりとうなだれる虐待おじさん。それを見つけたゆっくり達。
「ゆ!あのおじしゃんはまりしゃたちをゆっくちできなくちたひとだよ!
とっととまりちゃのゆっくちぷれいちゅかりゃでていっちぇにぇ!!」
「「「「いっちぇにぇ!!」」」」
虐「ふふふ・・・そうか・・・俺はまだまだだったんだな。」
なにやらぶつぶついっている虐待おじさん。
「にゃにぶちゅぶちゅいっちぇりゅの!!はやきゅでていっちぇ・・・」
虐「ハハハハハハ!!そうか!!俺はすでに虐待道を極めたつもりだったがどうだ!!俺はまだまだ甘かった!!
これは死んでいる場合じゃないぞぉ!!」
「ゆ、ゆぅ?」
虐「はぁはぁ・・・じゃあさっそくそこに転がってるちび饅頭どもから・・・ヒャッハー!!たまんねえ!!虐待だぁあああ!!」
「「「「「ゆぎゃああああああああああああ!!」」」」」
その後Aが帰宅すると床にはどうやったのか想像もつかないほど痛めつけられたゆっくりと、
真ん中の玉が割れたユマンジュゥが転がるのみだった。
最終更新:2022年05月03日 23:47