基本的なゆっくりの設定(ゆっくりの誕生とか)
を完全に無視したキチガイな作品です。
一応、プロローグ篇、産業革命篇、戦争篇、革命篇、
全ての終わり篇、を予定しています。
プロローグ篇。全ての始まり
今から6600万年前、恐竜「絶滅」
しかしそれは、新たなる生命の始まりだった。
そして遂に、500万年前、人間の祖先とも言える、
猿が誕生した。
長い年月が経ち新たなる種類に分岐、絶滅していった。中には無理やり住処を奪われ、居場所を失い絶滅した種もいた。
その中で、小さい洞穴に追われ、独自の進化を遂げたもの。それが、ゆっくりである。
彼らは、言語を喋り、狩りをし、そして死ぬ。
しかし、長い間洞穴に居たせいか、脳が退化し、
数が数えられなくなってしまった。
手も足も失われ、中には帽子にステータス全振りした者や、もみあげが大きくなる代わりに行動力が退化した者もいたそうだが、そういう個体は淘汰され、
いつしかゆっくりたちには、奇形児(さっき行ったようなゆっくり)はゆっくりできない、または面倒が掛かるという知識を持ったそうだ。
そして、彼らは自分達こそが一番。その他の動物は
全部奴隷という考え、いわゆる「饅頭脳」
という考えをもつゆっくりが大半で、
常識を持った個体、すなわち「善良種」は、
それこそグループのリーダーになりリーダーシップを取ったそうだ。
これは、この愚かな者たちの進化の行く末を綴った物語である。
「皆!これからかいぎを始めるよ!」
「「「「ゾス!」」」」
彼らは、ある(ゆっくりの)街の管理者。つまり四天王と王みたいな関係である。
「まず東村管理者のれいむ!れいむのむらはどうなっているのぜ?」
四天王の一人、博愛村長れいむ。
彼は、この街屈指の博愛者で、村民から慕われている。
「れいむのむらはじゅんちょうだよ!でも山かられみりゃが出てきて大変だから警備隊を少しこっちに回してほしいよ!」
「わかったのぜ!じゃあ次!北村管理者のまりさ!まりさのむらはどうなっているのぜ?」
四天王の一人、冷酷村長まりさ。
彼は、仕事こそ超有能だが、性格に関しては全くと言っていいほど優しいとは思えない。
「まりさのむらもいつもどうりだよ。新しく洞穴を開拓するから人手を少しまわしてね。」
「わかったのぜ!次!西村管理者のようむ!ようむのむらはどうなってるのぜ?」
四天王の一人、鉄壁軍人のようむ。
彼は、西村で起きていた戦乱を一人で片付けた英雄で、皆からは信頼されている。
「ようむの村は、少し心配みょん…誰かさんのせいでね!」
「何だとゴルァ!」
「お、落ち着いて!」
四天王最後の一人、
南村管理者、ありすだ。
彼は基本的にいかっている。
「あと、この会議に出席してるれいむ、まりさは、俺より強いわけ?
南村の例の地下闘技場で待ってるからよ…
ちなみにおれは敗北をしらない。土の味を知らない。逃げるなよ?^^
あとようむ君わかってるよね?(暗黒微笑)」
「落ち着きなさい」
この声の主はドスまりさ。
この街の守護者である。
「とりあえず、全員大丈夫なのぜ?」
「「「「ゾス!」」」」
「じゃあ解散!」
「「「「ゾス!」」」」
会議は終わり、ドスは自分の家に帰った。
家と言っても、ただの洞穴だ。
「ぱちゅりー!研究は終わったのぜ?」
「ああ、それについてなんだけど…」
彼はぱちゅりー。この街の研究者である。
「じつは、すごいことをはっけんしたのよ。」
「ど、どんなことなのぜ!?」
「家の作り方、よ。」
現在、家というものは洞穴のことを指し、家の作り方などとっくに知ってるよと思ったが、ぱちゅりーが言った一言で、まりさの考えは変わった。
「いままで洞穴を使っていたけど、それだと色々不便なのよ。だから、新しい家の作り方を考えたのよ。そしたら、ひらめいたの。自然を利用するのではなく、自分で家を作れば良いのよ。」
「つまり、どういうことなのぜ?」
「木と葉っぱで家を作るのよ。」
木と葉っぱ。それは基本的にけっかいに使うもので、家に使うものではないと思っていた。
しかし、ぱちゅりーの話では、洞穴は冬の時に暖かさを保てないという弱点があるという。
「じゃあ、どすが皆に知らせるのぜ!」
そして、この日から洞穴生活をやめ、木と葉っぱで作った家の生活が始まったのであった。
そこからの発展は目が回るほどだった。
道具を開発し、食料を開発し、この街はすごく発展はしたのだった。
しかし、それを悪く思わない連中もいた。
そう、隣の街の長、ちぇんだ。
「隣の街がすごく発展してるよー!わからないよー!」
「こうなったら、隣の街に戦争を仕掛けるよ!」
彼らは、このどすまりさたちと戦争をすることにしたのだ。
「大変だよ!どす!」
「どうしたのぜ!?」
「と、隣の街が戦争を仕掛けてきたんだよ!」
「なに!?今すぐ戦闘部隊をむかわせるのぜ!」
この戦いは、箔村港の戦いとして、未来に語り継がれることになる。
結果から言うと、引き分けだった。
しかし、どすまりさの街は壊滅状態になった。
ちぇんの街は破壊された。
こんなことがありながらもどすまりさの街は復興に尽力し、この出来事から100年が経過した…
つづく
最終更新:2023年08月24日 12:21