「お兄さん、もっともっといじめてぇ」
「はいはい」
靴下を脱ぎ足の裏で踏みつける
「はあ、はあ、お兄さんの足の裏臭くて気持ちいいよぉ」
そんなことをいわれてもまったくうれしくないんだがな
「あっ、ああっ、気持ちいいいぃ、すっきりー」
やれやれやっと終わった、相手が喜ぶ虐待はまるでゆっくりに奉仕してるようでフラストレーションがたまる、ドMのゆっくりとか反則だろ

こいつはゆっくりてんこ、以前道を歩いているときにうっかりふんづけてしまって
それ以来なつかれてしまい毎日家に通ってくる
珍しい種だったし頭もよかったので、今まで殺さずにいた

「はい、じゃあ今日はもう終わりね」
虐待でできた傷の治療を終わらせ、別れを告げる
「うん、お兄さん踏んでくれてありがとう」
ゆっくりてんこは自分の巣へ帰っていった、別にうちで飼ってやってもいいのだがてんこは子供もいるしお兄さんの迷惑になるからという理由でそれを拒否した

最初にこのゆっくりに出会ったときは、なんとかして苦しませてやろうとした
しかしありとあらゆる方法を試してもてんこを苦しませることはできなかった
火責め水攻め強制運動、絶食強姦無視殴打、どれもてんこを喜ばせるだけだった
一回子供を産ませて産まれた直後に潰したことがあったが、てんこは潰された子供たちが羨ましいというだけだった

もうこいつをいじめるのをあきらめようかと思ったが、今日職場の同僚が休憩時間に興味深いことを教えてくれた
おかげでその日はゆっくり虐めへの期待で仕事に集中できなかった、幸い明日から週末、存分にいじめることができる

仕事が終わるとすぐに家に帰った、家に着くともうてんこが家の前で待っていた
「ゆゆっ?どうしたのお兄さんずいぶん嬉しそうだね」
どうやら顔に出ていたらしい
「ああ、今日はお兄さん機嫌がいいから朝までつきあってあげるよ」
「本当?ありがとうお兄さん」
てんこの表情が輝く、うれしそうに歌まで歌い始めた、だがもう二度とこいつがゆっくりすることはできないだろう

俺はてんこを持ち上げると後頭部に指を第一関節までねじ込みかき回す
「ゆゆっ!!?」
てんこが驚いたような声を出す、
「お兄さんお兄さん痛いよ、気持ちよくないよ」

実はゆっくりてんこの後頭部にはドMからノーマルになるつぼがあるのだ

ゆっくりてんこがドMなのは成体時だけである
ゆっくりてんこにとってSMは交尾であるため幼少期にSMをすると子孫が残せず死んでしまうからだ
このつぼを押すことによって体が幼少期の状態になったと錯覚させることができるのである
このつぼは内側の微妙な位置にあるので今までの虐めでスイッチが入ることは無かった

「どうして?こういうのが気持ちいいんだろう?」
「なんかわかんないけど気持ちよくないの、はやく、はやくぬいて」
指を抜きてんこを床においてやる、初めて感じた違和感にてんこは不安そうな顔をしている、その顔が俺の嗜虐心をくすぐる

「どうしたの?体の調子が悪いのかな、今日はもうやめる?」
その体の調子の悪い原因を作ったのは自分である、我ながら白々しい
「ゆゆっ、やめないで、今のは何かの間違いだよ」
てんこにとっての一番のゆっくりはいじめられることだ、だからそれができないなんてことを認めたくないのだろう

「どうして…、どうして…」
震えた声で独り言をつぶやく
きっとこいつは今までに経験したことの無い不安を感じている、こんな不安そうな表情は見たことが無い、

「わかったよ、じゃあ次は足で踏んであげようか」
てんこに足を乗せゆっくりと力を加える
「ゆ゛っゆぎっ、ゆ゛うううっ、」
苦しそうな表情をしている、だがこれでやめてやるつもりは無い、さらに力を加える
「ゆ゛ぐうううぅ」
上面と底辺がくっつきそうなくらいに変形している

少し力を緩めリズムを取るように踏みつける
「ゆ゛っ、お兄さん゛っ、やめっ、いだいっ、いい゛っ、んぎっ」
踏みつけるリズムに合わせて悲鳴を上げるてんこはとても可愛い、もっと続けていたいがほかの拷問をする時間がなくなってしまうのでてんこから足をどける

「どうじでえ゛え゛、な゛んでゆ゛っぐりでぎな゛いの゛お゛お゛」
てんこが泣きじゃくっている間に蝋燭と串を準備する
「お゛兄ざんだずげでえええ、ゆっぐりでぎないよおおお」
「落ち着いててんこ、ほかの方法を試してみようよ、蝋燭ならきっとゆっくりできるよ」
「う、うん」
信頼している俺の言葉なので素直に従う

蝋燭に火をつけ、てんこにゆっくりと串を刺す
「いたい、やめてお兄さんゆっくり抜いて」
「てんこ、あきらめるのが早すぎるよ、ほら火であぶればきっとゆっくりできるよ、前はすごく気持ちよさそうにしてたじゃないか」

てんこを火に近づけていく
「やめてえええ、ぜっだいゆっぐりでぎないいいい、あづいよおお、おにいさんおねがいだがらやべでえええ」
こんな悲鳴を聞かされたら止めることなんてできない、興奮した俺にてんこの言葉は届かなかった
「おにいざああん、どうじでやめでぐれないのおお、でんごのぼうじが、おにいざんひをげじでえええ」
てんこの帽子に火が燃え移ってしまった、以前であれば気持ちよかっただろうが今てんこにあるのは危機感だけである

いったん蝋燭からてんこをはずし帽子の火を消してやる、帽子はすでに半分以上燃えていて帽子として使えるような状態ではなくなっていた

「おにいさん…、どうしててんこはきもちよくなれないの?どうしてさっきやめてっていったのにやめてくれなかったの?」
だいぶ余裕がなくなっているようだ

「てんこが気持ちよくなれないのはお兄さんが気持ちよくなれなくなるつぼを押してあげたからだよ」
「え?どういう…」
「それと、さっきやめなかったのはてんこの反応がかわいかったから、
最初会ったときに言っただろ?俺は虐待が好きなんだって」
俺たちは最初に会ったときに自分たちの性癖をお互いに告げている

「じ、じゃあおにいさんがてんこをこんなふうにしたってこと?」
その目は明らかに俺が否定することを望んでいる目だった
「そうだよ、最初にてんこが戸惑っている様はとても可愛かった、
初めて聞くてんこの悲鳴もすごくよかったよ」
「そんな、おにいさんが…」
そんなに俺は信用されていたのか、虐待好きなんか信用するなよと言ってやりたい

「じゃあもうきがすんだでしょ?おねがいだからもとにもどして、このままじゃすっきりできないよ」
泣きそうな声で懇願されてもこっちは興奮するだけだ
「何を勘違いしてるのかは知らないけどお前は元に戻れないよ、それに最初に言ったろ?今日は朝まで付き合ってやるって」
「いやあああ、おうぢにがえじで、もうゆるじでええええ」

てんこにとって一生で一番長い夜が始まる








窓から入る光が目に痛い、気がついたらもう夜が明け始めていた
とても充実した夜だった、もうてんこはここに来ることはないだろうが惜しくは無かった、今日の体験からすればおつりがくる
隣には瀕死のてんこが横たわっている、だが治療してやれば死にはしないだろう
「おにい…さん、もう…おわった?」
「ああ、治療してやるからちょっと待ってろ」
今回は朝までやったので、後が残りそうな傷がいくつかあったがやはり命にかかわる傷は無かった
今日で最後ということになると特に生かしてやる必要は無いのだが、そこは長い付き合いだったため命は助けてやることにしていた

「じゃあてんこはおうちに帰るよ、ここにはもう来ないからね」
「ああ、じゃあな」
そういえば…
「なあてんこ」
口元のゆがみが押さえられない、いやもう抑える必要はないのだが
「なあに?」

「お前って子供がいるんだよな」

そのときのてんこの顔は忘れることができない







ここまで読んでいただいてありがとうございました

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最終更新:2022年04月11日 00:38