ゆっくりいじめ小ネタ270 交ゆ


「れいむ、赤ちゃんが欲しくないか?」

ボール遊びをしていたれいむが、こちらを向く。
俺の飼っている、ゆっくり霊夢だ。

「ゆ?」

ぴょんぴょんと跳ね寄り、俺の足元までやってきた。
質問の意図がよく分からないようだ。

「お前ももう大人だし、赤ちゃん産んでも死なないだろ」
「ゆ!あかちゃん!」

ようやく理解したのか、眼をキランキランと輝かせて俺を見上げている。
ああ!れいむ可愛いよぉおお!!

「赤ちゃん産んでも、ウチで飼えるから大丈夫だぞ」
「ゆー!!れいむ、あかちゃんとゆっくりしたいよ!」

今まで家ではいつも独りだったれいむ。
きっとさびしい思いをしていたに違いない。

飼育に慣れ、2匹以上のゆっくりを飼う余裕がでてきたので、そんなことを提案したのだ。

「ゆ?でも、れいむはゆっくりできるゆっくりがいないよ!?」
「ああ、それなら安心しろ。お隣のまりさちゃんがいるだろ?」

隣人はゆっくり魔理沙を飼っている。
大きさもれいむと同じくらいの大きさ。
赤ゆっくりの頃から、何度か庭で一緒に遊ばせていた。

「ゆ・・・!まりさ!・・・ゆっ・・・ゆふぅ~ん♪」

ぽっと顔を赤くしたところから察するに、れいむはまりさをお気に入りだったようだ。
もともと、隣人からの提案だったのでまりさも受け入れバッチリなはず。

「それじゃ、今週の土曜日にまりさと赤ちゃん作ろうね」
「ゆっくりりかいしたよ!」




そんなわけで今週の土曜日。

隣人宅に招かれた俺とれいむは、フローリングの部屋でお見合いをしていた。

「ゆっゆ!れれっれいむ!まりさは・・・れいむとっ!ゆっゆっくり・・・・ゆっくりしたいよ!!」
「れいむもまりさとゆっくりしたいよ・・・。いっしょにゆっくりしていってね!」

その場でプロポーズまで決まってしまった。
ああ、あんなにちっちゃかったれいむがこんなに大きくなって・・・!

でも泣かない。
だって、別に嫁に出すわけじゃない。
れいむだってそれは理解している。
いままで通り、れいむは俺の家で、まりさはここで飼われる。
結婚が目的ではなく、赤ちゃんゆっくりを産むのが目的なので新婚早々別居だ。

「まりさ、良かったね!これでれいむちゃんと赤ちゃんが作れるよ!」
「ゆゆ~おねーさんのおかげだよぉ!まりさとってもゆっくりできそうだよ!」

「れいむも良かったな。可愛い赤ちゃんを作るんだぞ」
「ゆ!おにーさんにかわいいあかちゃんみせてあげるね!」

れいむもまりさも、目がとろーんとしている。
幸せな未来を思い描いているのだろうか。

ふと、まりさがれいむに近寄り、すりすりをはじめる。

最初はいつもと同じすりすりに思えた。
しかし、だんだんとねっとりした擦りつけに変わっていく。

顔が紅潮したところで、れいむは飼い主である俺達の存在を思い出したようだ。

「ゆひっ!お、おにいさん・・・ちょっと、まりさとゆっくりするから、あっちいっててね!」

それにまりさも同調する。

「ゆ・・・おねーさんも、おねがいだよ!れいむとのゆっくりタイムをじゃましないでね!」

交尾を見られるのは恥ずかしいようだ。
しかし、俺も隣人のおねーさんも動かない。

「おっ、おねがいだよ!おにーさん、おねーさん!れいむゆっくりしたいのぉお!!」
「いじわるしないで、ゆっくりさせてねっ!ゆひっ!まりさ、すっき・・・ゆっくりしたいの!」

もちろん、動かない。
なぜなら俺達は飼い主だから。

「ダメだよまりさ。ゆっくりの交尾は、とーっても危険なんだから!」
「れいむ。もしすっきりしすぎて死んじゃったらどうするんだ。ちゃんと俺達が見てないと、何度もすっきりしちゃうかもしれないぞ!」

もう2匹は止まらない。
スイッチが入ったのに、すっきりせずに終わることは「ゆっくりできないこと」なのだ。

「おねがいいぃい!!おにーざんみないでぇえええっ!!れいむのえっぢなトコみないでぇええっ!!!」
「おねーざんもやべでぇええっ!!ごんなんじゃずっぎりでぎないぃいい!!」

ぬちょぬちょした汁と、涙、ヨダレをまき散らしながらよがり狂う2匹。
まあ人間にもこういうプレイもあるし、別にいいよね。

「ゆほぉっ!ゆふっ!!す、すっきりじじゃうよぉおお!!!」
「れいむぅうっ!!んほっ!!ほうぅっ!!ずっ!!じゅっぎりじじゃうぅう!!!」


「ずっぎりぃいいい!!!」

2匹とも、なんだか納得しない顔ですっきりした。





終わり。

作:ユユー

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最終更新:2009年01月23日 14:53
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