ゆっくりいじめ小ネタ351 敬いお兄さん

○ゲスまりさ

「ゆっへっへ・・・ここはまりさまのおうちだぜ!」

いきなり、我が家に1匹のゲスまりさが入って来た。

「まりさ様はゆっくりしているのでしょうか?」
「あたりまえだぜ!すごくゆっくりしているんだぜ!」
「そうですか、でしたらそんなゆっくりしたまりさ様におうちなんていらないでしょう」
「ゆゆっ!?」
「まりさ様ならおうちなんてなくてもゆっくり出来るのでしょう?」
「あたりまえだぜ!じゃあ、たべものとあまあまとのみものをもってくるんだぜ!」
「まりさ様ほどゆっくりしているならどれもなくてもゆっくり出来るでしょう?」
「ゆゆっ!あ、あたりまえなんだぜ!?」
「流石まりさ様。凄くゆっくりしていらっしゃる。ところでまりさ様・・・」
「な、なんなんだぜ?」

まりさは明らかに怯んでいる。

「まりさ様ほどゆっくりしているなら動く必要もないのではないでしょうか?」
「ど、どういうことなんだぜ?」
「まりさ様ほどのお方を攻撃する馬鹿などいないでしょう?」
「あたりまえだぜ!まりささまはさいきょーなんだぜ!」
「それに雨だって平気で耐えられるはずですよね?」
「あ、あたりまえなんだぜ!」
「ところ、まりさ様」
「な、なんだぜ?」
「お帽子をいただいても宜しいでしょうか?」
「いやだぜ!おぼうしがないとゆっくりできないぜ!」
「そんなことはないでしょう。まりさ様ほどの方ならお帽子なんてなくてもゆっくり出来るはず」
「ゆ、ゆぅ・・・そ、そのとおりなんだぜ!」

というわけで、帽子をひったくって燃やした。

「ゆぅ・・・まりさのおぼうしがぁ・・・」
「おや、まりさ様ほどのお方がお帽子に未練をお持ちなのですか?」
「そ、そんなわけないんだぜ・・・!」
「ところで、まりさ様?ご家族はいらっしゃいますかな?」
「ゆっへん!まりさにはすてきなはにーのれいむとかわいいあかちゃんがいるんだぜ!」
「では、その家族を殺してしまいましょう」
「どほぢでぞんなごどいうのおおおおおおおお!?」
「家族などいても面倒を見なければならない分ゆっくり出来ないだけでしょう?」
「でも、あかちゃんがいるとゆっくりできるんだぜ・・・」
「いなくてもゆっくり出来るでしょう。まりさ様はとてもゆっくりしているのですから」
「ゆぐっ・・・もうやだ!おうちかえる!?」
「おや、まりさ様ほどのお方が動くなどというゆっくり出来ないことをなさるのですか?」

私は出て行こうとするまりさの正面に回りこんだ。

「うるざい!ゆっぐぢぢね!?」
「まりさ様ほどのお方なら私など死ななくてもゆっくり出来るでしょう?」
「ゆがああああああああああ!うるざいうるざいうるざああああい!?」
「ではこうしましょう。まりさ様がおうちに帰るのに私も同行いたします」
「づいでぐるなああああああああああああ!?」
「そしてまりさ様をゆっくり出来なくしてしまうかもしれない家族を殺して差し上げましょう」
「ゆがーん!」
「それと、先ほどから仕掛けておられる体当たりですが・・・とてもゆっくりしているので痛くもかゆくも御座いません」
「ゆ゛っ!ご、ごべんなざい!ば、ばりざはぜんぜんゆっぐぢでぎないごみぐずでずうううううう!?」
「そうですか。でしたらゆっくりするためにもなおさら家族を殺す必要が御座いますね、まりさ様?」

そう言いながら道を譲ったが、まりさは出て行かなかった。

「なるほど、おうちに帰らなければご家族は死にませんね。もっとも、れいむ種の片親ではそのうち子どもが飢えて死ぬだけでしょうが」
「ゆうううううううう!どうずればいいのおおおおおお!?」
「良かったではありませんか、家族のことなど考えずに永久にゆっくりしているだけでよいのですから」




○ゲスれいむ

「れいむはしんぐるまざーなんだよ!かわいそうなんだよ!だからあまあまさんもってきてね!」
「「「もっちぇきちぇね!」」」
「そうで御座いますか。ですが先ほど見た別のれいむは子どもが目を失っていてもっと可哀相でしたよ?」
「ゆっ!れ、れいむのほうがかわいそうなんだよ!しんぐるまざーなんだよ!」
「そのれいむもシングルマザーでしたよ?」

翌日。

「れいむはおめめのみえないあかちゃんをつれたかわいそうなしんぐるまざーなんだよ!だからあまあまさんもってきてね!」
「「もっちぇきちぇね!」」
「ゆぅ・・・おめめがみえにゃいよぉ・・・」
「そうで御座いますか。ですが昨日見た別のれいむは皆が見えないようでとても可哀相でしたよ?」
「ゆうぅぅぅ!れ、れいむはおめめのみえないあかあちゃんをつれたかわそうなしんぐるまざーなんだよ!?」
「ですが1匹だけでしょう?」

また翌日。

「れいむはおめめのみえないあかちゃんをつれたかわいそうなしんぐるまざーなんだよ!だからあまあまさんもってきてね!」
「「「ゆえーん・・・おみぇみぇがみえにゃいよぉ・・・」」」
「そうで御座いますか。ですが、先日見た別のれいむの子どもは歩けないものもいてもっと可哀相でしたよ」
「ゆううううううううう!れ、れいむはおめめのみえないあかちゃんをつれたかわいそうな・・・」
「ですが自力で歩ける子どもばかりでしょう?」

更に翌日。

「れいむはおめめがみえなくてあんよもうごかないあかちゃんをつれたかわいそうなしんぐるまざーなんだよ!」
「「おみぇみぇがみえにゃいよぉ・・・」」
「ゆぅ・・・れーみゅあんよしゃん、うごいちぇよぉ・・・」
「そうで御座いますか。ですが先日見た別のれいむは皆歩けないようでもっと可哀相でしたよ」
「ゆうぅぅぅぅぅぅうぅうぅぅぅ!?れ、れいむはおめめがみてなくてあるけないあかちゃんをつれたとってもかわいそうな・・・」
「ですが1匹だけでしょう?」

またまた翌日。

「れいむはおめめがみえなくてあんよもうごかないあかちゃんをつれたかわいそうなしんぐるまざーなんだよ!」
「「「おみぇみぇもあんよみょゆっくちできにゃいよぉ・・・」」」
「そうで御座いますか。ですがさっき見かけた別のれいむは我が子を失ったらしく、落ち込む姿はもっと可哀相でしたよ」
「ゆあああああああああああああ!?れ、れいむのほうが!もっどがわいぞうだよ!?」
「子どもが生きている分マシでしょう?」

んで、翌日。

「れいむはこどもをなくしたかわいそうなしんぐるまざーなんだよ!だからあまあまさんをもってきてね!」
「子どもが死んだ時点でシングルマザーではないでしょう?」


---あとがき---
「ゆゆっ!れいむはみぼうじんなんだよ!かわいそうなんだよ!」
って普通に続きそうな気がしないでもないが・・・まあ、いいか。

byゆっくりボールマン

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最終更新:2009年02月22日 00:25
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