ゆっくりいじめ小ネタ347 木れみりゃ

  • 小ネタです。
  • 虐待というか変種いじめ?
  • 描写がかなり薄いです。

とある森にゆっくり達が住んでいた。人里からも遠いため人に迷惑をかけずゆっくり達は平和にゆっくりと暮らしていた。
そんなある日のことである。1頭のゆっくりれいむが行方不明になった。
ここ最近行方不明になったゆっくりの数が多くなってきたので群れは総出で捜索にあたることにした。

「れいむぅぅぅぅぅぅ……ゆふぅ、れいむどこにいっちゃったんだろう……」
森の中を跳ねてれいむを探すのはれいむの親友だったまりさである。今朝方れいむは水浴びに行っているといってそのまま行方不明になったのだった。
もしかして、れいむは川の深みにおちてしまったのかもしれない、と川伝いに探していた。
「ゆぅ、すこしつかれたからすこしやすむよ」

そういいながら、まりさは木に背(どこにあるのかは知らんが)をあずけた。

次の瞬間、ものすごい痛みがまりさを襲った。木の皮と思った場所がいきなり開き、まりさの背中に噛り付いたのだ。
「い、いたいよぉぉぉぉぉぉ!」
慌てて飛び起きようとしたが、齧られているために体が動かない。そうこうするうちにみるみる体の餡子が吸われていく。
「ゆががががが……れ、れみりゃ……」
そういってまりさは事切れた。
『う~♪』
木にれみりゃが隠れていたわけではない、まりさがのっかかった木にはどこもれみりゃが隠れれる洞などない。
木がれみりゃそのものだった。いわゆる『木ゆっくり』という奴である。
ある夜体付きふらんに遭遇してしまったこの元体付きれみりゃ、酷い怪我を負いながらもほうほうの体で逃げ出してこの森に不時着したのだった。
日光が木々に遮られていたことがれみりゃに幸いしてか、地べたに落ちていても灰になることもなく、気付いたられみりゃはこの木ゆっくりになっていたのだ。
地に根を張ったことから、ご飯を食べなくてもゆっくりできるのだが、捕食種の性かあんこが無性に食べたくなるのだ。
「かってにあまあまがくるかららくちんだどぉ~♪」
そこで、自分によっかかってきたゆっくりをこのように捕食していたわけである。皮も残さず食べていたので今までばれることもなくれみりゃは犠牲者を増やしてきていた。
「う~う~うあうあ~♪」
だがしかし、今日ばかりは違っていた。
「た、たいへんだみょん! すぐどすにれんらくだみょん!!」
行方不明になったれいむを探すために多くのゆっくりが捜索に参加していた。
このよーむもそのうちの一体。たまたま川辺を探していたときにさっきの惨劇を見てしまった次第である。

こうしてよーむから木れみりゃの存在が判明し、さっそく対策会議が始まった。

「たいあたりでいくんだぜ!」
というアホ丸出しの意見も出たが
「きにたいあたりしてもはじかれちゃうんだよー、わかるねー?」
「それにさいあくそのままたべられちゃうかのうせいもあるわ!」
と却下された。
「むきゅ、ぱちゅりぃにいいかんがえがあるわ! どすのどすすぱーくできをたおしちゃうのよ!」
という結構マトモな意見も出たが、
「どすすぱーくはへたをするともりをやいちゃうからどすはつかいたくないよ、それにきがみんなにたおれてきたらたいへんだよ」
とドス自身から反対意見が出た。こうして会議は難航していたが6日目にけーねが
「けーねかんがえたんだが、しょくぶつなんだし、ねっこたべちゃえばよくね?」
といった事から根っこ切り作戦をすることにした。

決行の日、昼寝(?)をしているれみりゃの前にみょんに先導されたゆっくり達はやってきた。
「れみりゃはねているね……(小声)」
「じゃぁみんなゆっくりしずかにあなをほろうね(小声)」
「「ゆーえすゆーえす(しつこいようだが小声)」」
数時間後、ゆっくり達は異常なスピードで掘り進み、ついに根っこまで掘り当てた。
『うー……あ、あまあまがいっぱいだどぉぉぉ!』
と上から呑気な声が聞こえてるが気にしないことにする。
根は硬いが所詮はゆっくり製の木・他の木々の根より格段に柔らかかった。
「まりさとれいむのかたきだみょん!」
と先陣をきって掘り進んでいたよーむが根に噛み付いた。

『い、いだいどぉぉぉぉぉぉぉ!!』
木れみりゃは困惑していた。あまあまがたくさんいてすっかりヘブン状態!だったのに、突然足元(れみりゃはそう感じている)から激痛が走ってきたわけだ。
天国から地獄というかヘルアンドヘヴンというか。
「れみりゃのねっこだべじゃだべだどぉぉぉぉぉ!! これいじょうだべだらおばえらをだべじゃうどぉぉぉぉ!!」
と叫んでも所詮は植物化したゆっくり。普通の捕食種だったならまだ勝ち目はあっただろうが、動かないものの威嚇など誰が聞くものか。
「うっめ、これめっちゃうめっ!!」
とただ旨いから根に噛み付いてる奴もいれば
「まりさのかたきぃ!れいむのかたきぃぃ!」
「このあいだいなくなっちゃったらんしゃまのかたきぃぃぃぃ!!」
と怒りのあまりに噛み付いているのもいる。
『ざぐや、ざぐやぁぁぁぁぁぁぁ!』
そんなこんなで数時間後には、木れみりゃの根っこは完全に食い尽くされ、れみりゃは地面に倒れていた。
『お、おなかすいたどぉ、なにかだべだいdうぎゃ!』
まだ戯けたことを言っているれみりゃの幹をドスが踏み潰した後に
「こいつはこのままほうちしといてだいじょうぶだよ! よるになったからどすからはなれないでゆっくりついてきてね!!」
「わかったよどす!!」
「くずのれみりゃはとっととしんでね!!」
と群れは帰っていった。

つい最近までしあわせな状態が続いていれみりゃの運は使い果たされている上憎い仇を助けるものなど誰もなく、木れみりゃはそのまま死んでいった。

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最終更新:2009年02月22日 00:31
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