ゆっくり観察記
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初作品ですが、よろしくお願いします。
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俺は最近、ゆっくりの生態を趣味で調べている。
もういっその事ゆっくりの研究者になろうかと時々考える。
そして俺は、多々種類のゆっくりを共同のスペースで飼育してみる事にした。
まずどの種類から始めようか・・・・・と考えていれば、ホラ現れた。
「おなかすいたよ!!!」
「れいむたちにはやくなにかたべさせてね!!!」
その図々しさに見ているだけで自然と殺意が沸いてくる。
これは「ゆっくりれいむ」と「ゆっくりまりさ」の種類だな。
ひぃ・・・ふぅ・・・みぃ・・・・
早速数を数える。
親が2匹、子供が7匹かな。親が1匹、子供が3匹「ゆっくりまりさ」の個体みたいだな。
「どうしたの?」
「はやくたべさせてね!!!」
「はやくゆっくりさせてね!!!」
横でやかましい声が聞こえる。
こりゃあ大家族だな・・・・・。飼育にはちと数が多いな。
俺はヒョイと子供を1匹髪を掴み上げる。
「い゛た゛い゛よ゛お゛おお゛お゛お!!!はな゛じて゛ええ゛え゛!!!」
「れいむのあかちゃんになにするの!!!」
ドンドンと足にぶつかって来るが、痛くも痒くもない。
俺はその小さなゆっくりを握りつぶす。
「ゆ゛ゆ゛ゆ゛う゛う゛う!!」
断末魔や悲鳴が聞こえた気がしたが、俺は動じず次々に潰していく。
餡子が飛び散る。後で掃除しないとな・・・・
最終的に子供のゆっくりれいむ2匹、ゆっくりまりさ1匹を潰した。
「な゛ん゛てごん゛な゛こと゛するの゛おお゛お゛お!!!」
「ゆ゛っ゛く゛りさ゛ぜてえ゛え゛え゛!!!」
叫ぶゆっくりをそのまま掴み、飼育ケースに投入する。
飼育ケースと言っても、そう特別な物では無い。
若干大きめのガラスケースに藁を敷き、小さな家と遊具を置いた物である。
ちなみに去年まで飼っていたカブト虫などの匂いがまだ残っている。
「く゛さい゛い゛い゛いい゛いい゛い゛い゛!!!」
「ゆ゛っ゛ぐし゛でき゛ない゛い゛い゛い゛いいい!!!」
そんなゆっくりをそのまま放置し、俺は新たなゆっくりを探しに森へ出かける。
しばらく探すと、「ゆっくりありす」の種類の住処を見つけた。
「ここはまりさたちのてりとりーだぜ!!!」
「おにいさんははやくたべものよこしてね!!!」
うん。ウザい。
何気無くゆっくりまりさも混じっている。残念ながらゆっくりまりさは間に合っている。
早速不要な物を処分するとしよう。
以前からゆっくりありすがゆっくりまりさを好むのは分かっていた・・・
と言う事で、今回はちょっとした道具も持ってきた。
懐中電灯
メガホン
エアーガン
出来るだけ自然の状態で飼いたいので、精神の状態は残しておきたい。
そこで、メガホンで聴覚を一時的に破壊し、懐中電灯で短い時間の目潰し。
普通の人間にはまず無理だが、ゆっくりの貧弱な組織なら充分だ。
あとはゆっくりまりさを連れ去りエアーガンで撃ち殺す。
香林堂もいろいろ置いてるなぁ・・・・しかし。
肉体は後でオレンジジュースで治すのでどうでもいい。
「じゃあとっても美味しいものをあげるね。ちょっとおめめつぶっててね~」
「ゆっ!!!おたのしみ!!!!」
そう言いつつゆっくりは目を閉じようとする・・・・
その瞬間、俺は懐中電灯でゆっくりを照らす。
こうすることで、ゆっくりは目をずっとつぶっているのと同じ感覚になる。
そして俺はメガホン目掛けて大声で叫んだ。
「ゆ・・・お・・・・あ....う・・・・あ!・・」
「ゅ!・・・・・!・・・あ゛!?」
聴覚が破壊されているので、うまく喋れない。一瞬の事であるから、この出来事にゆっくりも気づかない。
おそらく「まだかな?」とでも喋っているのだろう。
そしてすかさず俺はゆっくりまりさを住処から少し離れた場所へ連れて行く。
そしてオレンジジュースを振り掛ける。
ゆっくりの視覚と聴覚が戻る。
「ゆ?あれ?ありすたちは?」
「おにいさん、どうしたの?」
「君達だけに、特別な食べ物をあげるんだ。」
「ゆーっ!ゆーっ!ゆっくりたべさせてね!!!」
そしてエアガンで撃ち殺す・・・・・筈だったが、俺とした事が弾を忘れてしまった。
そして金髪が同じなので間違えて1匹ゆっくりありすを、しかもゆっくりまりさ達と特別仲がいいのを連れてきてしまった。
ゆっくりありすはまだまだいるし、たまたま楽しい殺し方を思いついたのでまあいいか。
そう口ずさみながら俺はゆっくりありすを木に縛る。
ゆっくりまりさ達は、ゆっくりありすに目もくれず、ワクワクしながら何か、何かと待っている。
ゆっくりまりさ達も縛る。数が多かったので入るか心配だったが、一匹潰したら入った。その時他のゆっくりが騒いでいた気もする。
そして自分はゆっくりありすに近くの川から汲みたての水をかける。
そしてその下に大量の落葉をかき集める。
そしてライターで落葉に火を付ける。ゆっくりありすは最初にかけた水のお陰でなかなか燃えない・・・・・・が
そのうちチリチリと焼けてくる。動けないゆっくりまりさ達の前でじー・・・・っくり照り焼きにでもしようと思う。
ほら・・・・チリ・・…チリ・・・・そして当然のごとくゆっくりありすは熱がる。
「あ゛づいい゛い゛い゛いい゛い゛!!!」
ゆっくりまりさ達は仲良しの悲鳴にすかさず反応する。
「あ゛り゛す゛うう゛う゛う゛う゛う゛う゛!!!!!」
助けに行こうとする。しかし縄はゆっくりの動きなどでちぎれる事は無い。
ゆっくりありすの下半分は炎に包まれている。
「お゛ね゛がい゛い゛い゛い゛いい゛!!!あ゛り゛すにお゛み゛ずかげて゛あ゛げて゛でえ゛え゛え゛!!!」
あいつに水分を与えてくれ?俺も待ち疲れた頃だ、いいだろう。水分は水分でも 「油」をな。
バシャ・・・・ァァァァァァァァ・・・・・・・・・・・・・ゴォォォォォォォォオオオ!!!!!
炎の勢いは数倍に増し、ゆっくりありすを包み込む。そして焼き尽くす。
そしてゆっくりの悲鳴が聞こえる。言葉に出来ない大合唱である。「自分をありすの元まで連れて行け」とな。
いいだろう。俺は縄を持ち、木ごと燃えているありすの元へ投げ込んだ。そしてゆっくりの悲鳴が聞こえた頃・・・・
おや? エアーガンには弾が装填されていた。もっとしっかり説明書読むんだったな。
まぁいい。俺は火だるま目掛けて打ちまくる。
バァン! バン! パンッ! 続々火だるまから焼きあんこが出てくる。
そして悲鳴が轟く中、俺は住処に戻り、ゆっくりありすを連れ、家へ帰った。
おやおや 早速ゆっくり達が交尾を始めて繁殖を始めているな。
次は肉食のゆっくりでも投入するかな。ゆっくりの繁殖能力は恐ろしいしな。
END
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―あとがき―
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こんにちは。
こんな僕の処女作ですが、ご覧に入れていただいた貴方に感謝です。
たぶん続き書きたいと思います。
最終更新:2009年05月04日 00:42