全体に通用する、作業を効率化させるための忘れがちな発想。
■ケースのほうを移動させる
たとえば、一気に皮はぎをしたいとき、手前のケースがいっぱいになったら奥のケースに置くということをするぐらいなら、手前のケースと奥のケースを入れ替えて、常に近くに置くようにしたいところです。
人間が移動する、あるいは手を遠くに伸ばすのではなく、ねぎやケースを手元に移動してくるという発想も大事です。
■ひきずり、ころがしで運ぶ
持ち上げて運ぶより、ひきずって運ぶほうが楽で、転がして運べばもっと楽です。たとえば、ねぎの入ったケースをずらすとき、すべりやすい台にしたり、車輪付きのケースにすることで持ち上げなくて済む場合が考えられます。
■回転台を利用する
置くときはこっち向きが良く、使うときはこっち向きが良いという場面は多々あると思います。そのたびに持ち上げて向きを変えるのが手間ならば、テレビの下などに置く回転台を利用して楽に向きを変えることも考えられます。
回転するだけのスペースが必要になるので、配置にも影響が出る場合はありますが。
■台を傾ける
ねぎを置く台を傾けることでナメを出す、あるいは皮はぎ横の台を傾けることでねぎを掴みやすくするなど、台を傾けたほうが有効な場面もあります。
■ねぎ置き場をメッシュ
皮を剥いだ後のねぎを置く台やケースに砂が溜まるとねぎにも付きます。ねぎを置く場所をメッシュにすることで解決できます。
■1つの場所で複数の作業をする
できるだけしないに越したことはありませんが、作業場が狭いなら、1つも場所を複数の目的で使用することも考えたほうがいいかもしれません。
たとえば、
根切りねぎを置いて置くスペースを次は皮はぎねぎを置くスペースにするなど。
最終更新:2019年02月07日 08:43