出荷

各出荷先の特徴は以下の通り。

■農協出荷(系統出荷)-個選

自分で箱詰めまでして農協に出荷(正確には販売委託)する形態。
市場出荷などと比べ規格をしっかり守る必要があるが、出荷数量の制限がなく、比較的高い価格で引き取ってもらえる。
出荷調整に時間が掛かる。
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新たに、加工ねぎ用の規格ができた。
加工ねぎ

■農協出荷-共選

収穫だけして出荷調整は農協に任せる形態。
出荷調整時間が省けるのは大きいが、その分手数料を取られる。
個選では出荷が間に合いそうもない場合や価格の高い時期だけ利用する人もいる。
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■市場出荷

独自の契約などがなければ、規格や荷姿は比較的自由に決められる。
そのため、農協規格外のものができたしまったときだけ利用する人もいる。
ねぎの価格が高いときは農協と同じくらいの価格が付くが、安いときは農協よりもさらに安くなる傾向があるように思う。
出荷資材費や手数料は農協よりも安い。

■直売所

店頭に作物を直接置かせてもらい、売れた分だけ収入となる形態。
一般的に農協出荷に比べ手数料は少ないが、売れ残りのリスク、作物の入れ替えの手間などが掛かる。
包装、作物の形態、価格など独自に工夫できる部分は多い。

■契約栽培

販売店や飲食店に直接卸す形態。
手数料を取られない、荷姿(結束の有無や箱の種類など)を話し合いで決められるメリットがある一方、確実に契約に応えられる生産体制が必須となる。
契約先を見つける営業努力も必要。

■ネット販売

インターネットを介して消費者に直接販売する形態。
楽天などの出店サイトを使うならばサイト作成の知識や手間は必要ない。
送料をプラスした価格で買ってもらえる販売戦略、注文にすぐに応えられる体制が必要と思われる。

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最終更新:2019年04月14日 12:21