ポッケリオ

概要

樹木のような体を持ち、植物を操る術を使う魔物の子。
ブラジルアマゾン川周辺の密林にて、ブラゴによって倒される。

作中の出番は噛ませキャラそのもので、シェリーも言っていたように「力の差は歴然」。
戦闘シーンはしっかりと描かれていたものの、ポッケリオ自身は台詞を発した場面がなく*1、おまけに名前すら明かされないまま倒された。
とはいえ、ブラゴを相手に3日間も逃げ続けていた事が示されている。
密林というフィールドと「ジュルク」の相性が良かった事が関係していると思われるが、あのブラゴ相手に逃げ続けられただけでも評価に値するだろう。
ちなみに、原作では第54話(ガッシュ・ベル達がイギリスから帰宅する回の次)の登場だが、アニメでは第12話(キャンチョメ初登場の次)と時期が大幅に変更されている。

ガッシュTCBにおいては、全ての属性の術を使えるというのが特徴。
しかし、属性の術の選択肢は少なく、その中で実用性のある術となると尚更限られる。
更に競合相手としてスギナにも全ての属性の術が使用可能になる春彦《抑えた力》があるので、差別化含めて用途はかなり考えさせられる事になる。
ポッケリオ専用要素となるペリコ《逃げて逃げて逃げまくれ》の守備力を活かすのを基本とし、相手の攻撃を防げる属性術も取り入れて、原作さながらに逃げに徹するのが主戦法になるか。

なお、原作では「ジュロン」を使っていたが、ポッケリオの術としてのカード化はしていない。
もしガッシュTCBで「ジュロン」を使わせたいのであれば、《植物の魔物》の効果でスギナS-014 ジュロンを借りる必要がある。


代表的なカード

魔物カード

他の魔物の属性の術を使える効果を持つ。
前述のように、選択肢はかなり厳しいものとなる。
比較的優秀な術としてはカルーラの術のS-230 バズ・アグローゼスとなるか。
逃げに徹するならS-014 ジュロンS-153 ディオジュガロも選択肢には入るかもしれない。

パートナーカード

捨て札にすると、このターン中、相手は「術」で攻撃ができなくなる。
【ステイ】なので解除効果には弱いが、魔物を対象に取らず、術による攻撃を全て封じられるので守りの選択肢としては考えられる。

術カード

―第3の術「ジュルク」
MP1で自分のターンに使う非バトル術で、コインを投げてオモテなら次のターンのエンドフェイズまで、自分の魔本と魔物はダメージを受けなくなる。
逃げに徹するのであれば選択肢に入るが、コイントスを必要とする点には注意。
また、ペリコ《逃げて逃げて逃げまくれ》同様に【ステイ】なので解除効果も苦手とする。

相性の良いカード

S-014 ジュロンS-153 ディオジュガロS-041 ジュルクといった守備寄りの属性術はコイントス判定を必要とするものばかりなので、コイントスサポート効果の併用が考えられる。
また、それらの術及びペリコ《逃げて逃げて逃げまくれ》は【ステイ】(あるいは【スタンバイ】)効果なので、メジャーな解除効果に対してメタを張っておくのも有効と言える。

関連カードリスト

+ 魔物カード
―魔物カード
+ パートナーカード
―パートナーカード
+ 術カード
―術カード

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最終更新:2024年04月20日 19:40

*1 台詞があったのはパートナーのみ。また、アニメ版でもポッケリオは笑い声しか発さなかった。