「これは一体……?」
ヴォルケンリッターであり烈火の将シグナムは呟く。
意味はわからないが謎の会場に居て男が喋り始めたと思えば首が飛ぶ。
おまけにあの会場にはたくさんの殺気や威圧を感じさせる兵ばかり。
自分が何故あんな所に居たのか。さっぱり理解できない。
とりあえずバックに手を伸ばし名簿を取り出す。
「なのは、テスタロッサにヴィータもここに……」
彼女らも此処に居るのか。
あの三人が居るならば何とも心強い。出来るなら合流したいものだ。
そして――――
「主はやて――――」
彼女が居るならば
守るのが使命
そしてレヴァンティンを構え
バリアジャケットを展開する。
前方より飛ばされた緑の気弾を横に跳んで避け発射点に走り出す。
後方に飛んでいった気弾は大きな光と共に弾け飛ぶ。そして周りの樹は消えた。
それほどの力を持っていたのは大柄な金髪の男だった。
こちらに敵意を持っているのは明らか。ならば斬るのみ。
「俺はこっちだぞ?」
「ッ!?」
さっきまで目の前にいた男は突然自分の後ろに居る。
これも魔法の一種か?いやそんな事を考える余裕はない。
男の振り上げた拳をレヴァンティンて防ぐ。
「なんだ?こんなものかッ!!」
シグナムは豪快に吹き飛ばされるが何とか受身をとり体制を整える。
敵は土地を破壊する遠距離攻撃に力も強い。
だがこんな所で負ける訳にはいかない。
「ん!?」
男に鞭のように繋がった刃が巻きついた。
シュランゲフォルム――レヴァンティンの形態の一つ。
それで拘束を行いそのまま締め付ける。
無数の刃は男の身体に刺さり血を流す。だが
「なんだこれはッ!」
腕の力だけで拘束を解き放ちソレを投げる。
そして手を翳し気を高めそれをシグナムへと放つ。気弾は大きさを増し一直線に飛んでくる。
対するシグナムは男の強さに驚きながらも冷静に対処する。
レヴァンティンを振り上げる。
力に対するにはこちらも力で対応するしかいない。全力で。
「飛竜一閃ッ!!」
レヴァンティンを振り下ろし紫を纏う魔力が男へと突き進む。
緑と紫が衝突し辺りは光に包まれ轟音が響く。
力は均衡しているがシグナムの技が段々と押され始めた。
「なッ!?」
シグナムは敵が自分以上の力の持ち主に驚き、そして
再び目の前に現れた事に再度驚愕する。
「下等戦士にしては頑張ったなァ!!」
拳が自分に叩きつけられ大きく吹き飛ぶ。
この拳は魔力など関係無しにシグナムに突き刺さる。
「……ぐっ、……!!」
豪快に木々を吹き飛ばしシグナムはやっと止まる。
バリアジャケットは一部崩れ傷も深く血も大量に飛び散り意識が薄れていく。
朦朧とする中一人の影が見える。
「死ねぇい!!!!」
再び気弾が目の前に現れ光が身体を包んでく。
死ぬ。そう感じた。
あきらめ目を閉じるとそこには友の姿
彼女達はどうしたろうか
敵を倒したのか
仲間を見つけたのか
弱者を守っているのか
その命を散らしたのか
それはわからない
だが友を思い浮かべると自分だけが惨めに死ぬ訳にはいかない。
満身創痍のシグナムは力を振り絞り剣となったレヴァンティンを構える。
この男は他の人にも危害を加える。ならここで倒さなければならない。
「紫電――――」
思い浮かべるは最愛の存在。
(主はやて――――)
「一閃!!!」
そして決着はついた。
シグナムは負けた。
今は展開も解け意識を失い倒れている。
結果として一エリア分飛ばされ重傷の傷を背負った。
状況は一刻の猶予もない状態だった――――
【A―5/1日目・深夜】
【シグナム@魔法少女リリカルなのは】
【状態】 重傷、すぐに処置しないと死ねる状態、気絶中
【装備】 なし
【持ち物】 なし
【思考】
基本: 合流し脱出
1: 気絶中
2:
3:
【備考】
※持ち物「レヴァンティン、バック」はA―4に落ちてます
※参戦時期は不明。書き手さんにまかせます
「まずは全員血祭りにあげてやる!!」
そして悪魔は獲物をもとめ彷徨い歩く
【A―4/1日目・深夜】
【ブロリー@ドラゴンボール】
【状態】 胸に裂傷(シグナムに最後斬られた傷)
【装備】 なし
【持ち物】 一式、ランダム
支給品1~3
【思考】
基本: 全員殺す
1: 全員を殺し主催もころす
2: 特にカカロットやべジータは絶対に
3:
【備考】
※惑星破壊レベルは制限されています
※参戦時期はお任せします
※A―4の一部木々消滅
最終更新:2014年07月29日 22:28