「うわぁ~~~~♪可愛い~~~~♪」」
E-1地点のとある森の中。プリキュアに変身した明堂院いつきは自分に支給されていた
可愛らしいぬいぐるみをディバッグから取り出して目を爛々と輝かせていた。
この娘、幼いころから病弱な兄に代わって武道を続けていた反動で可愛いものに目がない。
現在の金髪ツインテールとフリフリなヘソ出しファッションはその心情の表れであるとも言われている。
そんな明堂院いつき=キュアサンシャインは周囲を伺うようにキョロキョロと見回す。
「うん、誰も見てないね。よし!」
そう気合を入れた後、手に持ったピンク髪のマフラーを巻いた少女のようなぬいぐるみを
思いっきり抱きしめた。
「あ~~~!可愛いなぁぁぁぁぁ~~!ねぇ!キミの名前はなんていうんだい?」
ぎゅう、とキュアサンシャインは幸せそうに力いっぱい抱きしめる。
ふわふわした感触が最高に心地いい。
すると、ぬいぐるみの口が開き、中から何か黒いものが絞り出されてきた。
「え?」
ぱくっ!
唐突にキュアサンシャインの視界がブラックアウトし、同時に意識も永久にフェードアウトした。
◆ ◆ ◆
(不味ッッッッ!!!!これチーズじゃないのダワ!!
騙されたのダワ!!詐欺なのダワ!!)
キュアサンシャインのディバッグに入っていたお菓子の魔女シャルロッテは
怒りに任せて頭部のない明堂院いつきの死体をぺしぺしと何度も蹴とばした。
その圧倒的な黄色さから絶対チーズに間違いないと確信して嬉々としてかぶりついただけに
そのキレ方は半端ではなかった。
(ふー、ふー、落ち着くのダワ。)
シャルロッテは周囲の様子をキョロキョロと見回す。
(ここは結界の中じゃないのダワ。新天地なのダワ。ここを探せばきっと
おいしいチーズが見つかるのダワ。たまには使い魔に任せないで自分で動いてみるのもいいのダワ。)
そう考え、シャルロッテはキュアサンシャインから奪ったディバッグをずるずると引き摺りながら
小さな足でとてとてと歩き出した。
(チーズ♪チーズ♪チーズ♪病気で死にかかってたお母さんが食べたがってたチーズケーキ♪
病気を治してやった方がよかったカシラ?でもそういう問題でもないのダワ♪)
かつて、厳密に一つきりのチーズケーキをキュウべぇに願って魔法少女になった
とても強い魔女は、何故そんなに求めるのか思い出せないまま会場を彷徨う。
【明堂院いつき@ハートキャッチプリキュア! 死亡】
【E―1森/1日目・深夜】
【お菓子の魔女@魔法少女まどかマギカ】
【状態】 魔女化(シャルロッテ)
【装備】
【持ち物】 ランダム
支給品1~2、基本支給品一式
【思考】
基本: チーズが食いてぇ
1: まずは腹ごしらえなのダワ
2: 参加者に見つかったらぬいぐるみのふりをする
最終更新:2014年07月30日 23:10