サダオ - Chaos支部うぃき

サダオ
栗色もさもさな長めミディアムヘアの男性。
EGOは星の音
年齢29歳、身長181cm、体重63k
【一人称】おれ
【二人称】あんた、～さん～くん～ちゃん
【好き】勝負事、肉じゃが、綺麗な女性、お酒
【嫌い】頭と体を動かす事、タバコ

性格はめんどくさがりで後輩の面倒見が良い性格。
良くポケットに手を入れており、照れたりすると首を掻く癖がある。
口癖の「やりたくない」を連呼するあまり、やりたくない男として支部内で周知されている為、一部からよくやりおと呼ばれている。
常に疲れた顔をしており、仕事ができるのにも関わらずやりたくない人。
毎日仕事をやりたくないと言ってるのにも関わらず、働かされてる支部一番の働かされ者。
小話はPixivのSS「アブストラクトアート心理」にて記載。
金持ちの家で育った彼は、カジノで暇を潰していた元ニート。
しかし、とある事情にて財産を全て使ってしまった責任を背負い、自らこの会社へ訪れた。
母は遠い国の人であり、非常に強い訛りで話す。サダオはわざと標準語で話しているが、時々出てしまう事も。
タバコが嫌いな理由は、昔泥酔時に吸った事で吐いてしまった為、臭いを嗅ぐだけでも吐き気がすると言う程嫌いになった。

「やりたくない」の意味

兄のヒロフミとの関係は余り良くは無く、ヒロフミは全てにおいて優れている為、良くない事を仕事にして大金を得ている。
若い頃、同じく頭の切れる弟のサダオに、手伝わせようとしたり唆したり自慢したりしていた。
喧嘩で兄には勝てない故に逆らいきれず、母に迷惑を掛ける訳にもいかず、悪い考えをずっと押し付けられていた。
その為、仕事をしようとすると悪い考えが常に彼の思考を過ぎるようになり、何れ兄のような人に成るかもしれない、という事態を恐れて避けて生きるようになった。
L社に来てから自分の身を守りたいが故に、その思考回路は酷くなる一方で「やりたくない」という理由を口に出す事で自分を保とうとしている。

浮かない顔の女性

上層部に所属していたメイドという女性が、自分と同じ部に配属された。
彼女の表情がカジノで助けた女の子に似ていた為、声を掛けたのが切っ掛けで次第に彼女の事を気にしだす。
最初は彼女の笑った顔が見てみたい、という理由で頻繁に話し掛けていた。
何処か儚く可憐で、しかしながら気高い彼女に密かに恋心を抱くが、自分は釣り合わない存在だと思っている。

唯一度の笑顔

ある日サダオは、疲弊により熱を出し運ばれる事があった。
小話はPixivのSS「回路シンドローム」にて記載。
泣き出したサダオを慰める時に、初めてメイドは人前で笑顔を見せた。
笑った顔が見てみたいと思っていたサダオは、彼女の不意な笑顔に心を一瞬にして奪われていた。
その後、メイドはサダオの事でサンチェスに相談すると、今までサダオが受け持っていた仕事をサンチェスが受け持つようになり、その補助役として動く事になった。

記憶の混在

存在しない記録にて、目の前でメイドが死ぬという状況が何度かあった。
それがトリガーとなったのか、メイドに関してサダオの行動や発言に記憶混在が見られる記録がある。
実際にメイドを救った記録も存在しない記録内に残されている。

「おれは何回救えなかった・・・？」

過去

父の財産と兄が大金を稼いでいた為、母との2人暮らしは裕福な生活を送ってた。
兄弟で頭が良く、運動以外はそつなくこなせてしまう為、あまり好きじゃない兄と一緒にされたくなかったサダオは、母と2人でのんびり暮らす事を選ぶ。
彼は学校を中退し、各仕事も一週間で辞めて殆どニート生活を送る。母の手伝いをしつつ暇つぶしにカジノに行くようになった。
頭が良い彼は、勝てない勝負は挑まず、散財をする事は無かった。
カジノに通うようになってからは、友達も恋も充実した日々だった。
しかしある日サダオは酔っ払い、貧民街に迷い込んでいた。一人の女性が男性複数に絡まれてるのを見かけるも、その場は手に負えず去ってしまう。
その後、カジノに訪れたその女性は、大金を稼がなければ自分と家族を売られるという話を聞く。
泣きながら怯える彼女に「おれと勝負しよう」と誘い、大金を賭けてわざと負けた。
そこへ今度は通っていたカジノに危機が迫る。
土地が悪名高い連中に売られるという事態。働く場所が無くなる上に、ここも治安が悪くなるとオーナーは頭を悩ませていた。
サダオにとっては随分とお世話になった場所であり、知人達やご近所、母にまで被害が及ぶと予想し、家にある全財産で何とか土地を買収する。
カジノは継続経営となり、土地一帯の営みや暮らしは今まで通り変わらぬものとなった。
しかし全財産を無断使用した責任を背負ったサダオは、家にずっと放置されていた招待状を手に、母を置いて一人L社へと向かう事となる。

カジノの女性

女性の名前はカミラ、カジノを去った後、カミラは男共の手から逃れる事ができ家族を失わずに済んだ。
暫くして、カミラの住む貧民街一部がL社からの支援により、活気を取り戻した事でサダオの住む地へ引っ越す。
彼がわざと負けた事を知っていた為、御礼を言いに再びカジノへ訪れるも、サダオの姿はなかった。
カミラは彼に会える日をずっと恋焦がれているのである。