エダルノとは
カウマ教団の暗部であり、教団に逆らう者や約を違えた者に対して、懲罰と言う名の元にその者を罰する(暗殺)集団の名称である。
組織の名称から、
カウマ教団の設立に関与した
エダルノが作った事が予想される。
また
エダルノは
稀種の集団であり、
ガルーシャと似た組織である。
これは教団設立時に行われていた、教団の資金を活用して領主や王と成った者が、巡礼の約や献金の約を裏切った際に懲罰として断罪人が送られる事が通常化していた。
しかし
カウマ教団の設立と同時に、それを表だって行う事が忌諱され、裏の組織として定まったのだろうと思われる。
カウマ教団設立時は、
稀種の流入が
カウマ法国に多かったか事から、
カウマ法国内に
稀種の存在が多いのだが、それは余り公表されていない。
その者達から才ある者が選ばれ
エダルノに編入されたと思われるが、その選択基準や方法は現在に伝えられてはいない。
秘密裏に動いていた組織だが、統一紀元前1466年に起こった「クシュリニアの悲劇」事件からその存在が明るみにさててしまう。
これは
クシュリニア王国の王家に繋がる者が異教を奉った事を知った
カウマ教団が、それの懲罰としてエダルノを送ったのだが偶然が重なり、その正体が知れてしまったのだ。
各国からの批判が拡大化され、危機感を感じた
カウマ教団はエダルノの解散(実際は抹殺)を持って事を収める様指示を出し、それを各国に伝え矛を収めさせた。
だが、大半のエダルノは当時枢機卿であった者達に救われ、その忠誠を教団から個人へと変えて行った。
最終更新:2012年08月24日 15:50