開かれる運命と閉ざされる生命

統一紀元前1387年、シャルティミィギッシュ達に会うべくカウマ法国へ向かう途中の物語。

二人はキリシア王国は避けてタバルト王国を通る旅の途中で、無法なバリッシュ排斥運動の事実を知る。
その地でバリッシュを助けているスルバと知り合ったシャル達は、大勢で纏まればカウマ法国に無事に着けるからと同道を乞われる。
バリッシュ擁護の姿勢を取るトリュー伯爵の子息ファルバンの屋敷に、二人を含んだ旅集団は集まった。
そこで匿われている者達と顔を会せた その時、突然、後ろの扉に鍵が掛かり 大量の水が室内に注ぎ込まれ始めた!
ファルバンこそ、実はバリッシュ擁護を語りながら、それを闇に葬る事を繰り返して来た 反バリッシュ派だったのだ。
絶望の阿鼻叫喚の中、絶体絶命の窮地に陥ったシャルは怒りに体を震わせていた。 
それこそが、暴走の引き金に成り兼ねない一歩になるとも知らずに。








最終更新:2012年09月14日 01:41
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