竜の巣で暴走が抑えられて一年、安定した
シャルは自由気ままに、竜だけに囲まれて過ごす時間を心から楽しんでいた。
そんなある日、竜達が突然 騒ぎ出す。
どうやら
竜の巣に人が紛れ込んだらしい、それと知った竜達は許されざる侵入者を排除する為に、急ぎ空へと飛び上がって行く。
あまり外界に関わりたくは無い
シャルだったが、人が竜の炎で焼かれるのも無体であると思い それを止めに行く。
するとそれは
トルシャの暴走が始まった事を伝えに来た
ガルーシャ(組織)の者であった。
暴走の恐怖は自分こそ良く分かる。
トルシャ! 友人の窮地を知り、
シャルは
竜の巣から 再び人の住む世界へと戻る覚悟を決した。
最終更新:2012年09月14日 10:34