変装

登録日:2018/06/06 Wed 19:53:39
更新日:2024/03/28 Thu 12:56:14
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フハハッ、よくぞ見破った!



変装とは技術の一つ。探偵怪盗の両方が得意とする技。

「全くの別人になりすまし、相手の目を欺く」という技術である。


リアルな変装術

別に犯罪者でなくても、後ろ暗いことをやっている人なら普段とは違う恰好をする程度ならば普通にやっているだろう。

また、ドッキリ番組で「普通の人が実は〇〇だった」という題材の際に用いられるケースも多く、実はけっこう身近な存在。


が、あまりに厳重に顔を隠してしまうとかえって不自然で他人の目に残ってしまうもの。
特に季節が夏だと、厚着をすること自体が違和感の塊なので、顔を隠すということが非常にやりにくい。

というわけで、割とどんな季節でも通用するバレない変装術というのは、大体以下のようなものになる。

  • 服装
これが一番手っ取り早く印象を変える手段だろう。
特に既に捕捉され追跡されている場合、急にそれまでと服装が変わると顔などをはっきり確認しないと案外見逃してしまうものである。無論その場の雰囲気から逸脱しない範囲での話だが。
典型的なのは私服を着こんで民間人に紛れた私服警官や便衣兵だろう。
敵兵に扮して諜報活動を行うという手口もあるが、これは偽装兵装と呼ばれジュネーヴ条約に違反する戦争犯罪として扱われる。

  • 眼鏡
普段かけている人は外す、普段かけていない人は着ける。
これだけでもだいぶ印象が変わるものである。
ただし、サングラスはあまりにもサングラス自体の印象が強くかえって人目を引きやすいのでお勧めはできない。

  • 帽子
眼鏡と同じく、これも印象を変えるのに効果的。
だが他人の視線を気にしすぎてあまりに目深に帽子を被るのも目立つ。

  • 髪型
ウィッグなどを着けて普段より髪量を増やすと特に別人のように見える。
そこまでせずとも、普段とは別の髪型にするとかなり印象は変わる。
とはいえ、「別の髪型にする」ことにこだわり過ぎて奇抜な髪型にしてしまうのもそれはそれで問題である。

  • 化粧
普段と違う印象の化粧をすれば、かなり別人に見える。
しかし、そもそも男性だと技術がないので難しいかもしれない。

案外盲点なのがここ。服は変えることに意識が向くが、靴はいつものものを履いてきてしまってバレる、ということはよくある。
人間は意外と足元を良く見ているので、靴も普段使いとは別のものを履くようにしよう。
事実「全日空857便ハイジャック事件(函館ハイジャック事件)」では、単独犯のハイジャック犯が複数犯に見せかけるために上着を何度も着替えていたが
靴だけは履き替えなかったために乗客からの情報提供で単独犯であると断定されてSATの突入作戦による犯人確保が実行された。

  • 付け髭・つけ黒子
ネタのようだが、これはあえて覚えやすい目立つ特徴を顔に追加することでその部分に注目を集め、逆説的に他の部分の印象を薄くする効果がある。
「どんな顔でしたか?」と訊かれると人間は咄嗟に一番印象的だった部分のことを中心に語ってしまいがちなのだ。
またそうして「髭(あるいは黒子)のある人物」という情報が前提になってしまうと髭や黒子のない人物は捜索網から外れやすくなる。

  • 仮装
敢えて人目を引くような格好や奇抜な姿をすることでストリートパフォーマーやキャンペーンのアルバイト等に紛れ込む。
例えば着ぐるみなら体格や顔といった重要な特徴を隠すことができ、場所によってはスーツアクターか何かだろうと判断されるため看過されやすい。
ただしその性質上持ち場を離れればとたんに不自然になるため、特定の場所から動かない対象を定点監視する用途にしか利用できない。


そして服装よりも何よりも重要なのは、 態度 である。
あまりに不安げにキョロキョロと周囲を探るような行動を繰り返しているようでは、変装どうこう以前に不審者と見られてしまう。
「自分は変装なんてしていないんだ」と周りに印象付けるように堂々とした態度で振舞うことが何よりも重要になる。


フィクションにおける変装術

「とりあえず自分ではない誰か」に変装し人目を誤魔化すことが大多数のリアルな変装とは異なり、
特定人物に完璧に変装する という技術がフィクション界隈では発達している。


変装がばれるか、必要なくなった際は顔に張り付けた謎素材(材質が明かされているものだとゴム製)のマスクをビリビリと剥がすのがお約束*1
「自分ではない誰かであると思わせられればそれでOK」の変装術に比べ、「特定個人に成りすます」の変装術となれば要求されるレベルは格段に上がる。
完璧に相手の声をコピーし、それを演じ続ける変声術はもちろんのこと、演技力も観察力も尋常ではないものが要求される。

何より厄介なのは体型である。
特に「自分より小柄な人」に変装するのは困難を極める。
大柄な相手であっても30センチも違う人にシークレットブーツで誤魔化すのは無理がある。
そのため「小柄な○○には変装できないだろう」という推測のもと進む作品も少なくない。……学習漫画だと軽く無視される場合が多いが

そういう細かいことに関しては大抵は「変装のプロだから」で済まされ、作中ではあまり詳細に説明されないことが多い。
「義足なので足の長さが可変」「肉襦袢等で体型をごまかす」といったネタもしばしば使われるが、実際にやったら前述の問題は一応クリアできても身体のバランス等で違和感は拭えないだろう。
まぁ「フィクションだから」で受け止めてしまうのが正解なのかもしれない。

「特定人物への変装」と書いたが、上記の通り誰かに成りすまそうとすると無茶も多いため、リアル路線の作品では変装した上で架空の人物・身分を演出する……つまりオリジナルが存在しないタイプの変装がほとんど。


もちろん、服装や眼鏡などによるリアルな変装をする展開も多い。
その際のお約束として簡易すぎてどうみても本人だったり、逆にやり過ぎてどうみても不審者だったり、女装男装と異性に化けることが多い。


ちなみにフィクションの中には「変身」に当たる行為の名称として「変装」を使っている例も少なからずある。
有名どころとしては「チャージマン研!」の泉研などか。



主な変装の達人たち

シャーロック・ホームズ

ワトソンが「彼が探偵になってしまったために、演劇界は優秀な役者を1人失ってしまった」と評するほど変装技術に優れ、
全くの別人に成りすまして様々なところに潜入するのがお決まりのパターン。
また、老人に成りすましてワトソンをびっくりさせたりと悪戯にも使っている。*2
とはいえ、小柄な老人に何時間も変装するのは辛いらしく、変装を解いた後に「何時間もこんな体型に変装するもんじゃない」と語っている。
また、いかなる時も相手の変装を見破れるように、相手の顔を見る時は余計な付属物は全部切り離した顔を想像できるように訓練しているとも語っている。
その才がいかんなく発揮されたのが「ボヘミアの醜聞」と題されたエピソード。
このエピソードでは馬車の御者・神父と次々変装してまんまとターゲットの懐に潜入することに成功する。
が、最後の最後にホームズは最初で最後の手痛い敗北を味わうこととなる。
+ 顛末
ターゲットの自宅に隠された「ある物」の在処を突き止めた後、待機していたワトソンと合流し、ベーカー街の自宅へと意気揚々と引き上げるホームズ。
その途上、ホームズは見知らぬ紳士に「こんばんは、ホームズさん」と挨拶されるが、ホームズはその紳士に心当たりがなく困惑する。
翌日、「ある物」を回収すべくターゲットの自宅へと向かうホームズだったが、そこは既にもぬけの殻。既にターゲットはあの日自宅に招き入れた神父がホームズであったことを察して居所を引き払っていた。
そしてホームズに声を掛けたあの謎の紳士こそ、ホームズに騙された意趣返しに変装してやってきたターゲットその人だったのである。あろうことかホームズは自身の変装を看破された挙げ句自身が変装に騙されおまけにターゲットを取り逃す完全敗北を喫したのだった。

アルセーヌ・ルパン

意外かもしれないが、「卓越した変装術」という描写はあまりない。
どちらかというとルパンが重要視するのは演技力と観察力であり、「顔や服装を変える」ことよりも「普段の行動を全くの別人のものにする」ことに重点を置いている。

怪人二十面相

名前からして「二十の顔を持つ怪人」であり、凄腕の変装の名人であることが度々描写される。

明智小五郎

で、二十面相のライバルたる彼もまた変装の達人。
演技力・ギャップ・腹話術など変装テクニックを最大限活用し、二十面相から黒蜥蜴まで巧みに騙し不意を突いてきた。

ルパン三世

アニメにおける変装の達人筆頭。他人を変装させる事にも長けており、銭形以外の警官をルパンに変装させ撹乱させた事も。
また実は彼の素顔は不明。すなわち我々が普段よく知る猿顔も変装である。

怪盗キッド

まじっく快斗』の主人公及び『名探偵コナン』の登場人物。
お宝を盗むために、その関係者にすり替わって変装することが多い。
見た目だけでなく声色も老若男女問わずそっくりに似せることができ、江戸川コナンでも見破るのは困難である。
唯一身長を変えられないデメリットがあるが、一度だけあるトリックで小学生の小嶋元太に変装したことがある。
何故か『コナン』では女性に変装することが多く、コナンにも指摘されている。

ベルモット

名探偵コナン』の登場人物。その変装術はキッドに勝るとも劣らずで、平然とコナン達の身内に変装しても正体が殆どバレない(蘭に若干怪しまれた程度)という何気に凄い事をしている。
黒の組織の一員としてスパイ活動などをする為に変装をする事が多いが、それとは無関係に変装してコナン達の身内になりすます事もあり行動が読めない。

怪盗紳士

金田一少年の事件簿』に登場する、殺人事件が殆どの本作において珍しい殺しなしの怪盗。
その気になれば性別すら偽り、どんなときでも捕物から逃れ美術品を頂いていく。

ばいきんまん

変装というか、 仮装 というか。
どこからどう見ても一目でわかるだろ、お前 と言いたくなる 騙される方がどうかしている ような変装を度々披露しているが、アンパンマンたちは毎度律儀に引っかかっている。
なお、これはやなせたかし曰く、「疑わないことがアンパンマン世界でのお約束」ということ。あのバレバレの変装にもちゃんと理由があったのだ*3

ムサシ&コジロウ&ニャース

ポケットモンスター』に登場する、バレバレな変装でおなじみの悪役2号。
あの特徴的な赤と青の髪を真っ先に隠せよお前ら、と説教したくなる。
ニャースは自身の頭身を上げるためにソーナンスに下に入ってもらうことがある。

子鬼トリオ

彼らがバレバレな変装でおなじみと考えるアニヲタ諸君も多かろう。
毎回おじゃる丸の注意をそらすなどの目的で様々な着ぐるみを披露するが、大抵「今日のアタイたちは○○だよ!」と宣言するなど本気で変装する気あるのかは微妙なところ。

シックス

魔人探偵脳噛ネウロ』のラスボス。 あまりにも残酷すぎるとんでもない変装術 を披露しつつ颯爽と登場。よく少年誌に出せたな、コイツ……。
ちなみに「怪盗XI(サイ)」の方は「変装」ではなく自身の体細胞を組み替える「変身」で、 老若男女どころか種族の壁を越えて犬にすら偽装可能 。こっちもこっちでとんでもない。

般若

るろうに剣心』の登場人物。 あらゆる顔に成りすますために自ら鼻を削いで顔を焼いた という恐るべき執念を持つ変装のプロ。

ロイド・フォージャー

SPY×FAMILYの登場人物。
スパイとしての訓練を受けており、変装術をはじめとした格闘術などを獲得している実力者。
特に並外れた記憶力、情報処理能力を持っているため、前述したメイクによる容姿の成り済ましだけではなく、声や人格に扮する事が可能。
表向きは精神科医としての役職をつとめており、同僚や患者からは信頼を得ている。
本人によれば体型などの限界内なら女性でも変装できるとのこと。


スリの銀次

桃太郎電鉄シリーズ』おなじみのキャラ。毎度世相を反映した変装で登場する。
ちなみに「スリッ娘」というアイドルグループに扮した際は 複数人に分裂&女装 していたこともある。一体どういう変装術なんだ。

デコイ・オクトパス

メタルギアソリッド』に登場するFOXHOUND隊員で、変装の達人。
彼の特徴は、外見のみならず自身と対象の血液まで入れ替えるという荒業にある。当然ながら変装相手は死ぬ。
メタルギア世界の兵士はナノマシンを体内に取り込んで自己強化&仲間の識別を行うのが一般的なため、一見無駄なようだが効果は大きい。
血中ナノマシンの信号も含めて見事にスネークらの目を欺いてみせた。

デューク東郷

ゴルゴ13』の主役である凄腕狙撃手。
仕事で必要とあれば度々変装しているが、バレバレです、はい。達人じゃないって?まぁそう言わずに。
読者視点でもバレバレというだけでなく、物語的にも「学者を名乗る割にはガタイが良すぎる」「学者のくせに銃の扱いが手慣れ過ぎている」などの理由で怪しまれる。
変装する職業の知識は徹底的に叩き込んでいるので知識の欠如で怪しまれることはないのだから何とも言えない。
本人も自覚があったのか、近年は変装する際は専門のプロを雇って特殊メイクをしている。でも握手を断ったり、不慮の事故で顔(メイク)に傷がついても血が流れなかったりで怪しまれる。

キュアミューズ

スイートプリキュア♪』で最後に仲間入りするプリキュア。
敵サイド幹部である実父と争わなくても済む方法を探す傍ら、彼の部下と闘うキュアメロディたちの補佐役を務める。
そういう事情から本来はフワッとした黄色い衣装の幼女だが、やむなく物語後半まで黒いぴっちりスーツと仮面を着けた大人っぽいお姉さんに成りすましていた。
声はどうしようもないため相棒のドドリーが全部代弁していた(おかげで言わんでもいい本音を暴露されることも……)。
明らかに体格が異なるが竹馬並みのシークレットブーツで対応していたことが後に発覚する。
実は変身前の姿も元々は変装である。
これのおかげで後期メインビジュアルが作られないなど一部販促に影響が出たのは有名な話。もっともミューズ本人は一応販促対象外キャラクターだが。


遠山の金さん

悪党の悪事の決定的な証拠をつかむために遊び人の金さんとして桜吹雪を見せつけて
お白洲で「お前らの罪はこの桜吹雪が~」ともろ肌脱いで俺がこの目で見てきたんだ!と突きつけるわけだが
毎度毎度、ほっかむりひとつで遠山様と金さんが全くの別人だと認識されている。
悪党が罪に問われないために、同一人物と認識していながらとぼけている可能性もあるが
大抵はお白州では善人も一緒に「そうだ、金さんが全部知ってる」と言っていることから、この説は信憑性が低い。

徳川吉宗(暴れん坊将軍)

市井に出る際は城内で身に着けるような立派な着物ではなく、お忍びの身分である「貧乏旗本の三男坊」に疑われない程度の着物に着替えている。
もっとも、江戸時代の将軍様は天上人なので一般市民が顔を知らなくても不思議ではない。
しかし、ほとんどの悪人は徳川の豪華な着物と名馬に跨り現れても「余の顔、忘れたか」と言われるまで将軍様を認識しない。
なお、同様に徳川吉宗が登場する「大岡越前」の場合、訪問先が大岡の屋敷程度のためか、外出用の着物程度で、高貴な身分だとわかる格好である。

Mr.2ボン・クレー

超人系(パラミシア)悪魔の実「マネマネの実」の能力者で、手で顔を撫でると記憶にある他人の顔・体格・声等の特徴を完璧に模倣して成り済ますことができる。
記憶したパーツを組み合わせて全く新しい顔を作ることも可能。
模倣できるのは身体的特徴のみで性格といった内面はコピーできないが、本人の卓越した技量で演技面は補っている。あとオカマなので男女どちらも演技できる。
部下たちは普通に「変装のエキスパート」で、海軍も「麦わらの一味」と誤認したことがある。近づくと流石に微妙だが、双眼鏡から遠目に見るレベルでは十分にクオリティは高い。

ジョジョの奇妙な冒険のスタンド使い達

イエローテンパランス」…本体が纏うことで身体的特徴はおろか、服や装飾品まで変幻自在である。また、攻撃能力も高い。
クヌム神」…本体の顔を自在に変えられる。ただし、服などは別途調達が必要な上にスタンド自体の戦闘能力は皆無なので正直「イエローテンバランス」より弱い。
エンプレス」…本体に肉を纏うことで擬態が可能。本編で披露した美女以外にも化けられるかは不明。
ジャスティス」…幻覚を操り廃墟を街に見せかけたりすることが可能。
アース・ウインド・アンド・ファイヤー」…他人にどころか、ワイヤーや小さなサイコロ複数個にも自在に変身可能。
シンデレラ」…他人を変身させることが可能。ただし有効時間は通常30分間だけ、引き伸ばしても丸一日が限界。

左文字進(TBS版)

水谷豊演じる元警官の探偵で、専属の特殊メイクアーティストによるマスク型の変装を使い潜入捜査を行う。
…が、なぜか妙に女装にこだわる節があり、しかも実写の都合上声などに補正が働かないので不自然(作中でも大山ドラ声家政婦に化けた時体格の違いを少し不審がらせた)。
現時点でのシリーズ最終作ではなんと老けたメイドさんコス家政婦変装すら行った。身近にいる秘書(オーピンク→アンパンマン)を使え。
…元々は藤岡弘、が演じるような正統派探偵だったのに、どうしてこうなった。


バーサーカー(Zero)

他人に完璧になりすませる宝具『己が栄光の為でなく(フォー・サムワンズ・グロウリー)』を所持している。
しかしバーサーカー時は劣化しており、普段はステータス情報を隠蔽するだけに留まっている。
令呪を使う事で本来の能力を発揮でき、劇中ではライダーに変装。最後まで正体がバレることなく任務を遂行し、追っていたセイバーを本物のライダーと戦闘させるという副次効果ももたらしている。
他クラスでは最初から本来の能力を使用でき、『FGO』でセイバーとして登場した際も本編で1回、イベントシナリオで1回使用しており、二度とも正体がバレていない。ただしイベントで使用した際はマシュに怪しまれた。

ライブハウスクラッシャーズ

ガンシャドウとのコンパチであるヘビメタガンダムや、ブラックベレーガンダムの変装であるブラックガンダムを始めGアームズの工作員としての顔を持ち
劇場アニメ『機動戦士SDガンダム祭り ファイナルフォーミュラーVSノウムギャザー』では
メンバー全員が「ペナルティキックオールディーズ」に変装してコスモザタリオンに反抗している
…が、観客にはバレバレどころか変装とすら認識できずアニメ版では衣装と名前が違うと勘違いした人も少なくないとか…

ファーザー(神聖モテモテ王国)

ナオンにモテる為や、キャプテン・トーマスを倒す為に様々な変装やコスプレを疲労する。
ただし、下半身はいつも白ブリーフ一枚に裸足なうえに、クオリティーも低いので毎回必ずバレてしまうが、本人は絶対的な自信があるのかバレないと思っている。

エージェント47HITMANシリーズ)

敵地に出入り・常駐しているスタッフや暗殺対象と接触する人物の服を奪って変装する事が可能。円滑な潜入を果たすためには必須の行為となる。
変装と言っても服を着替えているだけで本人の強面や渋い声そしてバーコードハゲは取り繕ったりしないのだが、
あまりにも堂々とした態度でいる事に加えオペレーターのダイアナ曰く「人の目は顔よりも服装に向けられがちだから」問題ないらしい。
トイレに行った同僚が突然ハゲになって戻ってきても気にされない。
変装の仕様は作品によってまちまちだが、近年の作品では「その場に合った格好をして怪しい行動を取らなければOK、しかし変装を見破るNPCも少数いる」となっている。
さらには変装をして特定の場に立つと、場に溶け込むために様々なアクションを取る事ができる。
例を挙げると
「有名ファッションモデルに扮してランウェイを歩く(暗殺対象に接触するために必要な行為でもある)」
「フラミンゴを模したショッキングピンクの着ぐるみ(何故か顔が丸出しのデザイン)を着てキレッキレのダンスを披露する」
「板前に扮して死ぬほど美味しい寿司を振る舞う(これで暗殺対象を怪しまれずに殺す事が可能)」…etc
本シリーズがシリアスなストーリーでありながら馬鹿ゲーとしての一面をも持つ要因でもある。「暗殺以外何でもできる男」と呼ばれる事もあるとか



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最終更新:2024年03月28日 12:56

*1 実際にあのような変装マスクはあるが、ビリビリと勢い良く剥がすのは危険。接着剤で張り付いているため、ゆっくり少しずつ剥がさないといけない。

*2 ワトソンも付き合いが長いのである程度はホームズの変装を見破れるのだが、本気で変装されると手も足も出ない模様。

*3 だが、稀にばいきんまんの変装を見抜くことができるキャラクターが登場する場合もある。